花咲ける騎士道

Fanfan la tulipe




 

恋を忘れたすべての人に贈るゴージャス・ラブ・アドベンチャー

名作『花咲ける騎士道/ファンファン・ラ・チューリップ』公開50周年。
若くして散ったジェラール・フィリップに捧げ、リュック・ベッソンが贈る<幸福>の一大エンタテインメント。

 

リュック・ベッソンが掲げた<幸福の白旗>!

若くしてこの世を去りながら、今なお燦然と輝き続ける大スター、ジェラール・フィリップに捧げ、彼の代表作である名作『花咲ける騎士道』を完全リメイク。かつて本国フランスで670万人の観客を動員し大ヒットを記録した作品だ。恋と冒険がつまった心憎いまでのこの名作を、現代風の様々なアプローチを重ね、時にスピーディに、時にロマンティックに、瑞々しくリメイク。そして、かつて旧作が披露されたカンヌ国際映画祭の、記念すべき第56回オープニング作品として、華々しく公開された。

 

ペネロペ・クルス & ヴァンサン・ペレーズ、夢の競演!

大ヒット作『インドシナ』ではカトリーヌ・ドヌーヴ、『王妃マルゴ』ではイザベル・アジャーニと大胆なラブ・シーンを演じ、“瞳でハートを盗む”という異名と共にセンセーショナルな登場を遂げたヴァンサン・ペレーズ。彼が“チューリップの騎士”ことファンファンに挑む。
対するのは、感動作『オール・アバウト・マイ・マザー』から、トム・クルーズと運命的な競演を果たした『バニラ・スカイ』まで、トップスターの座に駆け上がったペネロペ・クルス。親友ヴァンサンの熱望により競演が実現した。
さらに、『青い夢の女』『恋ごころ』で若手女優として注目を浴びるエレーヌ・ド・フジュロルが妖艶な魅力を振りまき、名優ジャン・ロッシュフォールのトボけたナレーションが映画に厚みを加える。

      

監督は、ラブ・ストーリーに初挑戦するジェラール・クラヴジック。『WASABI』『TAXiA』『TAXiB』で磨き上げたスピード感のある演出力を遺憾なく発揮し、さらに繊細な美意識も垣間見せる。脚本は、演劇界の重鎮ジャン・コスモスとリュック・ベッソンの共同により、伝統と新鮮さが見事に融合。さらに大掛かりな美術を大作『インドシナ』でセザール賞を受賞したジャック・ビュフノワール、600着を超える衣装を『王は踊る』のオリヴィエ・ベリオが手がけ、華やかでゴージャスな世界を一層盛り上げている。


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