ボン・ヴォヤージュ

Bon Voyage




 

1940年6月14日
騒乱のパリから激動のボルドーへ
時代が変わる 愛がはじまる
そして、運命が旅立っていく

『シラノ・ド・ベルジュラック』でセザール賞を制覇すると共にアカデミー賞5部門にノミネートされ、世界的な大成功を収めたフランスの巨匠ジャン=ポール・ラプノー。彼の8年ぶりの新作が遂に完成した。

イザベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデュー、ヴィルジニー・ルドワイヤン、イヴァン・アタル、グレゴリー・デランジェールといったフランスを代表する豪華スターが競演。時代に、使命に、そして愛に翻弄される人々を壮大に描き、2004年のセザール賞では最多11部門にノミネート。最有望新人男優賞、最優秀撮影賞、最優秀美術賞を受賞する快挙を成し遂げ、第12回フランス映画祭横浜2004では華々しくオープニング上映を飾り、惜しみない拍手喝采を受けた。撮影20週間、合計1400カット、エネルギッシュかつダイナミック、フランスの才能を総結集した豪華絢爛な大作の誕生である。

 

本作では、『イヴォンヌの香り』などで知られるパトリック・モディアノとジャン=ポール・ラプノーとの共同脚本が実現。撮影は、本作でセザール賞最優秀撮影賞を受賞した『レオン』『フィフス・エレメント』のティエリー・アルボガスト。音楽は、『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ、グラミー賞を受賞したガブリエル・ヤレド。衣装と美術監督はカトリーヌ・ルテリエが担当し、本作でセザール賞2部門にノミネートされ、見事美術賞を受賞している。また、エルメス、ランバン、ランセル、ヴァンクリーフ&アーペルといったメゾンが撮影に協力した美しい衣装・小道具の数々も見所の一つとなっている。

     

 


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