ダニー・ザ・ドッグ

Danny the Dog




 

5歳の時に母親から引き離され、悪漢バートに育てられたダニー。

彼はバートの金儲けの道具として、闘うことしか知らずに生きてきた孤独な殺人マシーン。首輪をつけられ、地下に閉じ込められて生きてきた。

彼の心を動かす唯一のものはピアノ。ピアノによる旋律の記憶が頭から離れない。

ある時、盲目のピアニスト、サムと出会う。

音楽、そしてサムと彼の養女、ヴィクトリアに触れ、ダニーは初めて、人を愛することを知る。

そして明かされるダニーの母親を巡る衝撃の過去。

過去を取り戻すため、愛する人を守るため、ダニーの最後の戦いが始まろうとしていた……。

      

主演には数々のアクションシーンで魅せてきたジェット・リー。俳優人生で初めて挑戦するラブシーン、そして一滴の涙は、観る者の心をわし掴みにする。

盲目のピアニスト、サムには2005年度アカデミー賞助演男優賞を受賞した名優モーガン・フリーマン。ダニーを音楽、そして愛の力で闇から解放する男を力強く演じ、感動を呼び起こす。

悪漢バートには『モナリザ』でアカデミー賞にノミネートされた重鎮ボブ・ホスキンス。

そしてケリー・コンドンが、ダニーに恋心を抱く少女ヴィクトリアを初々しく演じる。

監督は『トランスポーター』で切れ味鋭い演出を印象づけたルイ・レテリエ。脚本には、『レオン』から10年、久しぶりに心突き刺す感動のアクション映画を誕生させたリュック・ベッソン。迫力のファイトシーンの武術指導には『マトリックス』のユエン・ウーピン。そして美しい叙情性と緊張感溢れる音楽を“カリスマ”マッシヴ・アタックが担当している。


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