作曲：ローラン・プティガン
Composed by LAURENT PETITGAND
（スペインQuartet Records / QR168）
Date of Birth: 1959/9/28
Place of Birth: Nancy, Meurthe-et-Moselle, Lorraine, France
Mini Biography:
Laurent Petitgand is multi-instrumentalist (guitarist, pianist, saxophonist), singer, author, composer and also actor for the cinema. Raised in a 9 children family, he sang between 7 and 14 years old in a religious choir before undertaking his self-taught artist career, alone first, then within different bands he created like "Sale Affaire Patron" and "Dick Tracy". With the latter, he composed his first movie soundtrack for "Tokyo-Ga" by Wim Wenders, which marks the starting point of a rich collaboration. Along with writing songs he interprets, what takes most of his time today, he composed for theatre and dance, particularly for the Angelin Preljocaj's ballet, where he met his wife, dancer and actress, Katia Medici. He wrote lyrics for Alain Bashung ("Les Grands Voyageurs"), chords arrangements for Christophe ("Comme si la Terre Penchait") and Daran ("L'Eau", with Florent Pagny). He played the role of the Alekan Zirkus' conductor in "The Wings of Desire", and he played in the movies of Solveig Dommartin, Kim Massee, Christophe Le Masne… He is the father of two little girls, Margot, born after the projection of "Faraway, So Close" and to whom the CD of the soundtrack is dedicated, and Louise, born on the 7th of March 2002.
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セバスチャン・サルガド／地球へのラブレター THE SALT OF
THE EARTH: A JOURNEY
WITH SEBASTIAO SALGADO 作曲：ローラン・プティガン |
2014年製作のフランス＝ブラジル＝イタリア合作映画（フランス語題名は「LE SEL DE LA TERRE」／日本公開は2015年夏）。監督は「パリ、テキサス」(1984)「ベルリン・天使の詩」(1987)「夢の涯てまでも」(1991)「時の翼にのって／ファラウェイ・ソー・クロース！」(1993)「リスボン物語」(1995)「エンド・オブ・バイオレンス」(1997)「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(1999)「ミリオンダラー・ホテル」(2000)「パレルモ・シューティング」(2008)「Pina／ピナ・バウシュ
踊り続けるいのち」(2011)等のヴィム・ヴェンダース（1945〜）とジュリアーノ・リベイロ・サルガド。脚本はジュリアーノ・リベイロ・サルガド、ダヴィッド・ロジエールとカミーユ・デラフォン。撮影はユーゴ・バルビエールとジュリアーノ・リベイロ・サルガド。“神の眼”を持つと呼ばれるブラジルの写真家セバスチャン・サルガド（1944〜）の活動を描いたドキュメンタリー。サルガドは30代から40年間、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ等を回り、貧困、飢餓、過酷な労働、難民、内戦といった根源的なテーマを撮影し続けた。本作では、サルガドの長男ジュリアーノとヴェンダース監督が、2004年から始動した、地球上で最も美しい場所を求めてガラパゴスやアラスカなど12箇所を撮影するプロジェクト「ジェネシス」を通して、希代の写真家サルガドの足跡を解き明かしていく。2014年度カンヌ国際映画祭のエキュメニカル審査員賞と「ある視点」審査員特別賞を受賞。
音楽は、ヴィム・ヴェンダース監督と「東京画」(1985)「ベルリン・天使の詩」(1987)「都市とモードのビデオノート」(1989)「時の翼にのって／ファラウェイ・ソー・クロース！」(1993)「愛のめぐりあい」(1995)でも組んでいるフランスの作曲家・歌手・ギタリスト、ピアニストであるローラン・プティガン（1959〜）。「The Salt of the
Earth」は、メランコリックかつ幻想的な曲。「Papu's
Song」は、セリフや民族音楽のコーラスを織り込んだ叙情的な曲。「Serra
Pelada」は、パーカッシヴで躍動的な曲。「Wrangel
Island」「Exodus」「Zoe's」は、ギターのソロをフィーチャーしたメランコリックな曲。「Sick
Soul」「The Photographer」も、叙情的なタッチの曲。「Black Kuwait Fire」「Human
Spirit」は、ワイルドでストイックなタッチの曲。「The End of The Road」「Nenets」「The
Last Trip」は、幻想的な曲。「Back To
Brazil」は、ピアノ・ソロをフィーチャーしたストイックなタッチの曲。「Genesis」は、躍動的かつ叙情的な曲。ドラマティック・アンダースコアというよりはメディテーション・ミュージック。ローラン・プティガンは音楽家としての活動に加え、ヴィム・ヴェンダース監督の「ベルリン・天使の詩」や、ソルヴェーグ・ドマルタン（ヴェンダースの元妻）、クリストフ・ル・マスネの監督作品に俳優として出演もしている。
ローラン・プティガンが手がけた映画音楽には
「東京画（Tokyo-Ga）」(1985)
「ベルリン・天使の詩（Der
Himmel uber Berlin）」(1987)
「都市とモードのビデオノート（Aufzeichnungen zu Kleidern und
Stadten）」(1989)
「（未公開）Arisha, der Bar und der steinerne
Ring」(1992)
「時の翼にのって／ファラウェイ・ソー・クロース！（In weiter Ferne, so
nah!）」(1993)
「（未公開）A cran」(1995)
「愛のめぐりあい（Al di la delle
nuvole）」(1995)
「（未公開）Die Gebruder Skladanowsky」(1995)
「（未公開/TV）Le mas
Theotime」(1995)
「（未公開/TV）Le secret de Julia」(1996)
「（未公開）Fette
Welt」(1998)
「（未公開）Memoire(s)」(1999)
「（未公開）Les
inevitables」(2001)
「（未公開）Naturellement」(2002)
「（未公開）Mes
copines」(2002)
「（未公開）Cowboy Angels」(2006)
「（未公開）Et
alors」(2007)
「（未公開）The Inner Life of Martin Frost」(2007)
「（未公開）Un dernier
silence」(2007)
「（未公開）Contre nature」(2008)
「（未公開）Les gueules
noires」(2008)
「（未公開）Ein Sonntag im Winter」(2008)
「（未公開）Ice
People」(2008)
「（未公開）Gamines」(2009)
「（未公開/TV）Les amants
naufrages」(2010)
「（未公開）12 ans d'age」(2013)
「（未公開/TV）Les
deferlantes」(2013)
「（未公開）Sexy Dream」(2014)
「セバスチャン・サルガド／地球へのラブレター（The Salt
of the Earth）」(2014)
「（未公開）Repas de
famille」(2014)
等がある。
（2015年1月）
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