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フレッシュアイ「映画音楽」掲示板 Part 1
1 ■
「映画音楽」の掲示板へようこそ!
2000年11月15日 22:49
Varrick
はじめまして。
この掲示板の管理人を担当します阪上と申します。
ハンドル名は「Varrick」です。
アクション映画のファンの方ならご存知かもしれませんが、このヴァリックというのはドン・シーゲル監督の傑作「突破口!」という映画で主演のウォルター・マッソーが演じた役名です。
この「突破口!」の音楽を担当したのはラロ・シフリンで、私の大好きな作曲家です。
「燃えよドラゴン」「ダーティ・ハリー」「(TV)スパイ大作戦」等の音楽で有名な人です。
皆さんもお気に入りの映画音楽についてどんどん書き込んでください。
私のお気に入りのサントラ盤や作曲家については、「素晴らしき映画音楽作曲家たち」という私のHPをご覧ください。
この掲示板ページの右上にある「管理人のHP」をクリックするとリンクされています。
Varrick
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2 ■ はじめまして!
2000年11月15日 22:28
Takumi
こんにちはっ、はじめまして!
お初で何を書いていいのやら(困)。
とりあえず、私のおすすめを♪
私のおすすめ映画音楽は、「クロウ〜飛翔伝説〜」のサントラです。
ブルース・リーの息子が不慮の事故死を遂げたことで有名な映画です。
あとは、「生きてこそ」の最後の流れたアヴェ・マリアも良かったっす。
みなさんのおすすめはなんですか???
■ はじめまして
2000年11月15日 23:04
Varrick
Takumiさん、お初の書き込みありがとうございます!
「クロウ 飛翔伝説」の作曲家はGraeme Revell、
「生きてこそ」はJames Newton
Howardですね。
2人ともアクションやサスペンス系の映画音楽を多数手がけている人だと思います。
私はJ.N.Howardだと「ワイアット・アープ」「ウォーターワールド」「逃亡者」なんかが好きです。
ディズニーのお正月映画「ダイナソー」の音楽も彼ですね。これもいいです。
Varrick
■ おおっさすが!
2000年11月16日 22:28
Takumi
さすが詳しいですねぇ!
「生きてこそ」知ってる人がなかなかいないので、
嬉しいです♪
>私はJ.N.Howardだと「ワイアット・アープ」「ウォーターワールド」「逃亡者」なんかが好きです。
>ディズニーのお正月映画「ダイナソー」の音楽も彼ですね。
>これもいいです。
「ダイナソー」手がけてるんですかぁ。
観に行ってみようかな。
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3 ■ スペースカーボーイ
2000年11月16日 10:28
yokukikina
イーストウッドの最新作いいですね。
ラストシーンのフランク・シナトラの「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」がとても切ないけど、人生の最後に夢を果たした男のいきざまのすがすがしさみたいなものも感じられて、最近の映画ではとても印象に残る場面でした。
「マジソン群の橋」「許されざる者」など最近のイーストウッド映画の音楽はとても好きです。
この2本の映画のメインテーマはイーストウッドが作曲したそうで、音楽家としても才能あるんですね。
■ スペースカウボーイ
2000年11月16日 11:23
Varrick
こんにちは。
あのシーンはまさに「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」流したいがために作ったような見事なはまり方でしたね。イーストウッドは音楽の使い方が上手い監督だと思います。
Varrick
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4 ■ 死刑台
2000年11月16日 20:28
モトシュク
はじめまして、モトシュクです。
映画音楽といえば、ヘンリー・マンシーニやエンニオ・モリコーネが思い浮かびますが、管理人さんはその辺もお詳しいのでしょうか?
私が音楽で印象に残った映画は、マイルス・デイビスの「死刑台のエレヴェータ」と、音と映像だけで、とてつもなく美しい映画「幻の光」と、ぶっ飛び映画「ワイルド・アット・ハート」です。
あ、あとニール・ヤングの「デッドマン」も音楽が効果的ですよね。
ニール・ヤングは「死刑台」のマイルスみたく、映像を見ながらイマジネーションを働かせて即興で弾いたみたいですが、
どう考えてもテキトーに弾いてて、曲になってないのに、なにやらすごい、という。
「ワイルド・アット・ハート」は、ニコラス・ケイジの「ラブ・ミー・テンダー」がなぜか泣けるんですよね。
■ はじめまして
2000年11月17日 01:46
Varrick
こんにちは。
映画音楽の話題でモリコーネやマンシーニははずせないと思います。
マンシーニは惜しくも亡くなってしまいましたが、モリコーネは現在でも新作を発表し続けており、息子のアンドレア(1964年生まれ)までデビューしてますます大活躍ですね。
モリコーネでは「海の上のピアニスト」が最近のヒットだと思います。
「死刑台のエレベーター」や「デッドマン」も音楽が効果的でしたね。
ジム・ジャームッシュは音楽の使い方がすごく上手い監督だと思います。
今後ともよろしくお願いします。
Varrick
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5 ■ はじめまして
2000年11月17日 01:26
ian
掲示板開設、おめでとうございます。
映画音楽関連のHPでも、ここは質・量ともに充実していて、なおかつ更新もマメで、ほとんど毎日のように遊びに来ていました。管理人さんの映画音楽、そして映画そのものへの造詣の深さに恐れ入るばかりです。
私は特にコレクターというわけでもない、フツーのスコアファンです。
現代の大御所ジョン・ウィリアムズとジェリー・ゴールドスミスが好き(ありがちですみません)で、彼ら以後の映画音楽を聴いています(それ以前の偉い人たちの音楽を知らない(^_^;)。
最近のお気に入りは、「アンナと王様」で出会ったJ・フェントン、「アイアン・ジャイアント」で出会ったM・ケイメンです。「X‐メン」は劇場では騒々しく感じましたが、CDは買いでしょうか?
何はともあれ、管理人さま、そして皆さま、よろしくお願いします。
■ はじめまして
2000年11月17日 01:38
Varrick
こんにちは。
私もゴールドスミス、ウィリアムスの大ファンです。
ジョージ・フェントンも素晴らしいですね。
彼のスコアでは「狼の血族」とか「永遠の愛に生きて」がお勧めです。
ケイメンの「X−メン」はかなり伴奏に徹した音楽であまり華やかさがないですが、「アイアン・ジャイアント」がお好きであれば良いと思います。
ケイメンでは「陽のあたる教室」をお勧めします。
私はこのスコアを聴いて泣きました。
今後ともよろしくお願いします。
Varrick
■ 恥ずかしい
2000年11月17日 23:03
ian
>ジョージ・フェントンも素晴らしいですね。
ジョージはJじゃなくてGですね。いきなり間違えてお恥ずかしい (^_^;)。
==
6 ■ 切ない映画音楽
2000年11月17日 02:12
sode
(http://www2m.biglobe.ne.jp/~sodechin/)
みなさんはじめまして。
メジャーな映画音楽は大体聴いているつもりですが、
最近は切ない感じの曲が好きです。
『シェルブールの雨傘』あたりは超有名ですが、
ピアノで弾いてみたりすると自分でイッちゃいます。
かなりやばいです。
『007カジノロワイヤル』の「恋のおもかげ(The Look of
Love)」なんかは、切なさに色気も入っててかなり好きです。
映画自体はかなりダメダメですけど。
同じ理由で『ベティ・ブルー』なんかも最高。
こちらは映画自体も最高。
ではまた。
■ 切ない映画音楽
2000年11月17日 10:08
Varrick
こんにちは。
私は切ない音楽というとジョン・ウィリアムスの
「シンドラーのリスト」が思い浮かびます。
彼のベストの1つだと思います。
バカラックの「カジノロワイヤル」も好きなスコアです。
主題歌もいいですが、軽いノリのメインテーマが結構気に入っています。映画自体はわけがわかりませんが。
「ベティブルー」のガブリエル・ヤレも美しい音楽を書く人ですね。
ベネックス監督の「IP5」とか「カミーユ・クローデル」などもお薦めします。
Varrick
■ 切ない映画音楽
2000年11月17日 23:10
ian
sodeさんはじめまして
好きな曲をピアノで弾けるなんていいですね。うらやましい。
切ないといえば、フランシス・レイの「黒い瞳」…。
物語も切なかった…。
■ ニーノ・ロータ
2000年11月17日 23:25
yokukikina
sode さんは書きました:
>みなさんはじめまして。
>
>メジャーな映画音楽は大体聴いているつもりですが、
>最近は切ない感じの曲が好きです。
切ないといえば、ニーノ・ロータがいいですね。
あまりにメジャーですが。
「太陽がいっぱい」が特に好きです。
■ ニーノ・ロータ
2000年11月18日 00:26
Varrick
>切ないといえば、ニーノ・ロータがいいですね。
>あまりにメジャーですが。
>「太陽がいっぱい」が特に好きです。
ニーノ・ロータはメジャーだと思いますよ。
私は「ゴッドファーザー PART
II」が素晴らしいと思います。
Varrick
■ ニーノ・ロータ
2000年11月18日 02:18
sode
ニーノ・ロータ自信は「太陽がいっぱい」はどうも気に入っていないらしいですね。名曲なのに。
「ゴッドファーザー」もいいですし、「ロミオとジュリエット」も切ないですね。
というか、かなり悲劇的。。。
フェリーニとのコンビが有名ですが、むしろそれ以外の方が人気が高いかも。
■ フランシス・レイ
2000年11月18日 02:24
sode
>好きな曲をピアノで弾けるなんていいですね。うらやましい。
>切ないといえば、フランシス・レイの「黒い瞳」…。
>物語も切なかった…。
弾けているつもりになっているだけですよ。
ルグランのような家庭に生まれていればもっと上達していたんだろうなぁ。
フランシス・レイはキャッチーなメロが多いですね。
まだ聴いたことないんですが「黒い瞳」もそうなんでしょうか。
今度聴いてみますね。
==
7 ■ ジョーズ
2000年11月17日 04:12
yokukikina
映画音楽と言えば、ジョン・ウイリアムスかな。
彼の一番は「ジョーズ」だと思いますね。
映画を盛り上げるのが映画音楽の役割ならば、ジョーズのあのテーマ音楽を超えるものはなかなかないのではないでしょうか。
小学校2年生の時に「ジョーズ」を見た私のいとこは、しばらくあの曲がテレビやラジオでかかっただけで、母親の元に飛んでいって震えていました。
■ ジョーズ
2000年11月17日 10:18
Varrick
「ジョーズのテーマ」は最も有名な映画音楽の1つでしょうね。
ウィリアムスからあのテーマをピアノで聞かさせたスピルバーグは最初冗談だと思ったそうですが、シンプルで強烈なインパクトがある音楽だと思います。
Varrick
■ 「ジョーズ」完全版
2000年11月17日 15:18
Harman
「ジョーズ」といえば、最近完全版のサントラCDが発売されましたね。過去に出てたサントラの収録分数がわずか35分しかなかったのに、今回の完全版は51分。やりい。
個人的には後半のサメとオルカ号の追っかけっこあたりからの躍動感たっぷりの音楽が大好きです。いやあ、盛り上がる盛り上がる。
■ 「SW エピソード1」完全盤
2000年11月17日 16:22
Varrick
ウィリアムスの完全盤といえば「スター・ウォーズ エピソード1」の完全盤CDが発売されましたね!
2枚組120分収録で映画で使われた全ての音楽がシークエンス順に入っています。
TowerやHMVといったメジャーな輸入盤CDショップでは既に並んでますよ。
Varrick
■ 完全版CD
2000年11月17日 17:05
Harman
Varrick さんは書きました:
>ウィリアムスの完全盤といえば「スター・ウォーズ
>エピソード1」の完全盤CDが発売されましたね!
「ジョーズ」もそうなんですけど、完全版のCDは、ジャケット(というかケースというか)が変形版でラックへの収納で困ることがありますよね。
「エピソード1」のTHE ULTIMATE EDITIONは、また分厚いんだ、これが。
(「SW」の完全版サントラCDはいつもFOX映画のファンファーレから始まるところがおもしろいですね。あれも作品の一部なんだなあ)
■ 変形ジャケット
2000年11月17日 17:37
Varrick
>「ジョーズ」もそうなんですけど、完全版のCDは、
>ジャケット(というかケースというか)が変形版で
>ラックへの収納で困ることがありますよね。
「未知との遭遇」と「スーパーマン」の完全盤CDも変形でしたね。ああいうのはよけい製造コストがかさむと思うのですが・・・。
>(「SW」の完全版サントラCDはいつも
>FOX映画のファンファーレから始まるところが
>おもしろいですね。あれも作品の一部なんだなあ)
FOXのファンファーレはアルフレッド・ニューマン作曲ですね。マックス・スタイナー作曲のワーナー・ブラザースのファンファーレが入っているアルバムも時々あります。
Varrick
■ ジョーズ
2000年11月17日 23:29
ian
確かに変則的なジャケットは戸惑いますね。「ロストワールド」など、完全版でもないくせに…(^_^;)。 あれ、何となく開けたくないんだよなぁ。
「SW/EP1」完全版は国内盤を待ちたいです。神尾氏の解説も楽しみだし。
「ジョーズ」は映画音楽の傑作であるばかりでなく、ウィリアムズの音楽にとってもターニングポイントになった重要な作品だと思います。
完全版は嬉しかったけど、やはり「一番銛」がアップテンポだったり、「檻の用意!」がカッコよかったり、「鮫のごちそうたち」がフルだったりする旧サントラの方に愛着があるのは私だけでしょうか?
■ 変形ジャケ
2000年11月18日 16:56
SOW
どうも、掲示板の案内ありがとうございますm(_ _)m
>「未知との遭遇」と「スーパーマン」の完全盤CDも
>変形でしたね。ああいうのはよけい製造コストがかさむ
>と思うのですが・・・。
『スーパーマン』は普通のジュエルケースにカバーがかかっているだけじゃありませんか? 『スター・トレック』と同じです。あ、ブックレットがついてましたか。
製造コストもかかりますし、増版が難しいので、通常は限定版とか初版だけですね。『ロスト・ワールド』は安く上げようとして大量に作って余ったのか、DVDのBOX版には特典として同じサントラがついてきます(^_^;)
SOW
■ 変形ジャケ
2000年11月18日 18:40
Varrick
>どうも、掲示板の案内ありがとうございますm(_ _)m
よろしくお願いします。
>『スーパーマン』は普通のジュエルケースにカバーがかかっているだけじゃありませんか? 『スター・トレック』と同じです。あ、ブックレットがついてましたか。
> 製造コストもかかりますし、増版が難しいので、通常は限定版とか初版だけですね。『ロスト・ワールド』は安く上げようとして大量に作って余ったのか、DVDのBOX版には特典として同じサントラがついてきます(^_^;)
「スーパーマン」は確かに変形というほどじゃないですね。
一番困るのはTurnerから出てた「ベン・ハー」の完全盤みたいにタテに長いやつで、しまっておく場所がない!
Varrick
■ 変形ジャケ族
2000年11月18日 19:37
SOW
>一番困るのはTurnerから出てた「ベン・ハー」の完全盤みたいにタテに長いやつで、しまっておく場所がない!
ま、あそこまで形が違うとかえって気持ちがいいです(^_^;) 『風と共に去りぬ』とか"GETTYSBURG"とか、後『スター・ウォーズ・トリロジーBOX』とかですね。
それよりもいやなのは紙ジャケで、CDケースも紙に突っ込むタイプのものです。『ロストワールド』もそうでしたが、取り出すのが危険。
SOW
■ 変形ジャケ族
2000年11月19日 16:49
Varrick
> それよりもいやなのは紙ジャケで、CDケースも紙に突っ込むタイプのものです。『ロストワールド』もそうでしたが、取り出すのが危険。
あれは確かにすぐ傷みそうですね。製造コストをケチってるんでしょうかね。
通常の規格と違うものを造るとかえってコスト高になると思うんですが。
Varrick
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8 ■ はじめまして!
2000年11月17日 15:13
Harman
お初です。よろしくお願いします。Harmanと申します。
「突破口!」と聞いて思わず顔を出してしまいました。
あれは面白かったですよね。今でもたまにテレビ放送でやるときは、チェックしてしまいます。
ちなみに私のハンドルネームは、「突破口!」でのアンディ・ロビンソン(「ダーティハリー」では殺人鬼<さそり>でしたね)の役名ハーマン・サリバンからです。(バーナード・ハーマンではありません)
ところで、「突破口!」の音楽担当も「ダーティハリー」と同じラロ・シフリンだったと思うのですが、この音楽を聞くことができるCDは発売されてないんでしょうか。
聞きたいなあ・・・。
■ ラロ・シフリン
2000年11月17日 16:16
Varrick
こんにちは。
>ちなみに私のハンドルネームは、「突破口!」での
>アンディ・ロビンソン(「ダーティハリー」では
>殺人鬼<さそり>でしたね)の役名ハーマン・サリバン
>からです。(バーナード・ハーマンではありません)
バーナード・ハーマンはHerrmannですね。
>ところで、「突破口!」の音楽担当も「ダーティハリー」と
>同じラロ・シフリンだったと思うのですが、この音楽を
>聞くことができるCDは発売されてないんでしょうか。
>聞きたいなあ・・・。
残念ながら今のところ「突破口!」の入ったCDはありません。
ラロ・シフリンは自分の運営するAlephというレーベルを持っており、ここから「ダーティ・ハリー」「鷲は舞い降りた」「ブリット」等のサントラを出しているので、このレーベルから出る可能性はあります。
詳しくは私のHPのリンク集にシフリンのサイトへのリンクがありますので、そちらを参照してください。
Varrick
==
9 ■ よろしくお願いします
2000年11月17日 20:58
amber
こんにちは。amberと申します。
映画音楽は素晴らしいですね。サントラを通して、いろいろなジャンルの音楽に親しむことを教えてもらいました。
最近の自分の中でのヘヴィローテーションは、Roy
Buddの作品群です。一気にCD化されて、文字どおり嬉しい悲鳴をあげてました。
近年のJerry FieldingやMichael J.
Lewisなど、突発的に個人のCD化ラッシュが起こりますね。ファンにはたまりません。(財布もたまりませんが……)
というわけで、今後とも宜しくお願いします。
■ はじめまして
2000年11月18日 00:36
Varrick
こんにちは。
>映画音楽は素晴らしいですね。サントラを通して、いろいろなジャ
>ンルの音楽に親しむことを教えてもらいました。
まさにおっしゃる通りで、私も映画音楽を通じて様々なジャンルの音楽を知りました。特にいろんな国の作曲家による民族音楽が聴けるのは素晴らしいと思います。
>最近の自分の中でのヘヴィローテーションは、Roy Buddの作品群
>です。一気にCD化されて、文字どおり嬉しい悲鳴をあげてました。
>近年のJerry
FieldingやMichael J. Lewisなど、突発的に個人の
>CD化ラッシュが起こりますね。ファンにはたまりません。
>(財布もたまりませんが……)
私もBuddやFielding、Lewisの大ファンです。
最近は作曲家自身によるPromotional CDが多数出るようになったので追いかけるのが大変ですね。値段も高いですし。
Varrick
==
■ マイケルJ・ルイス
2000年11月17日 22:41
k.m
はじめまして、時々拝見しておりました。こちらのHPでマイケルJ・ルイスを知りまして・・最近北海ハイジャックを購入、自分でジャケを作りました。木琴?のリズミカルな音色がたまりません。死の脱走山脈やメデューサ・タッチもなくならない内にぜひ買いたいと思っております。(2枚ともジャケは字だけなんですよね、写真もほしいです)よろしくお願いします。
■ M.J.ルイス
2000年11月18日 00:31
Varrick
こんにちは。
マイケル・J・ルイスのHPがあるのはご存知ですか?
www.classicfilmmusic.com
私はこのサイトでルイスのCDを購入したのですが、彼の直筆のサイン入りCDが届きました。私のお気に入りの作曲家です。
Varrick
■ マラソン・マン
2000年11月18日 11:17
k.m
マイケル・J・ルイスのHP見てきました。
彼の作品集、中古で手にいれた時は小躍りしてしまいました。HPの中で他のCD(死の脱走山脈など、見当たりませんが・・)
私、歯医者に行くと「マラソンマン」をいつも思い浮かべてしまうんです。先生に「マラソンマン」って知ってるなんて聞いたことも。
ホラーなんかもいいです、特にB級のエッセイでB級SF・ホラー映画、期待しています。
最後にリンクさせてもらってよいでしょうか?
http://www.iris.dti.ne.jp/~kmi7499 (MyHP)
■ HP見ました
2000年11月18日 13:20
ian
k.m さんはじめまして
さっそくHP拝見しました。ゴールドスミスのコーナー、ジャケ写+寸評の一覧表がとても楽しかったです。ところで、「世界が燃えつきる日」のサントラはCD出ているのでしょうか?
■ マラソンマン
2000年11月18日 14:18
Varrick
k.m さん
>マイケル・J・ルイスのHP見てきました。
>彼の作品集、中古で手にいれた時は小躍りしてしまいました。
>HPの中で他のCD(死の脱走山脈など、見当たりませんが・・)
彼のHPで販売しているのはPEN
DINASという彼のレーベルから正式に出ているCDだけのようです。「死の脱走山脈」等の1枚もののPromotional
CDは一応非売品ということになっているので自分のHPでは大っぴらには売れないのでしょう。
>私、歯医者に行くと「マラソンマン」をいつも思い浮かべてしまうんです。先生に「マラソンマン」って知ってるなんて聞いたことも。
>ホラーなんかもいいです、特にB級の
>エッセイでB級SF・ホラー映画、期待しています。
「マラソンマン」、痛かったですね。あれの続編で「ブラザース」という小説(著者は同じウィリアム・ゴールドマン)があるのをご存知ですか? 映画にはなってませんが。
>最後にリンクさせてもらってよいでしょうか?
>http://www.iris.dti.ne.jp/~kmi7499 (MyHP)
リンク、よろしくお願いします。こちらもリンク集に入れさせていただきます。
Varrick
■ 世界が燃えつきる日
2000年11月18日 14:25
Varrick
>ところで、「世界が燃えつきる日」のサントラはCD出ているので
>しょうか?
正規盤はありません。音質の悪いBootleg(海賊盤)で一部このスコアを含むものがありました。あと、Goldsmith自身の指揮による「Frontiers」というSFもののコンピレーションに1曲だけ入ってます(日本盤もあり)。
Varrick
■ M.J.ルイス
2000年11月19日 09:33
amber
マイケル・J・ルイスは僕も大好きです。
過去に「Cirano!」という舞台ミュージカルに音楽を書いていますね。軽快なルイス節にあふれた傑作だったと記憶しています。
CDは未発売だったと思いますが、一連のCD化の一環で出してくれないものでしょうかね。
■ 世界が燃えつきる日
2000年11月19日 11:03
ian
Varrick さん、ありがとうございました。
ぜひ正規盤が出て欲しい。子供のころ、この作品でゴールドスミスと出会いました。ちなみに私の田舎では「シンドバッド虎の目大冒険」と二本立てでした。
==
■ はじめまして&「イルカの日」
2000年11月18日 21:06
ド・るりゅー
Varrick氏のHPとリンクしていただいている、ド・るりゅーです。
まずは掲示板開設おめでとうございます。
普段、インターネットには週1回程度のペースでしか巡回していないので掲示板には書き込みはしない人間なのですが、今月22日に「イルカの日」のCDがビクターから発売されるので、ちょっと嬉しくてお知らせにきました。
今度のサントラCDにはイルカ君の声が入るそうで、昔々FMラジオでイルカの声とセンチメンタルなテーマ曲がミックスされたバージョンを聴いてジョルジュ・ドルリューのファンになった人間には、たまらないCDになりそうです。
■ イルカの日
2000年11月19日 16:33
Varrick
ド・るりゅー さん、こんにちは。
よろしくお願いします。
イルカの日のCD、楽しみですね!私の大好きなスコアです。
Varrick
■ 「イルカの日」をたずねて三千里(^^;
2000年11月24日 20:40
ド・るりゅー
こんばんは、ド・るりゅーです。
今日24日にやっと手に入れました。紅葉見物がてら京都の大型ショップに行ったのですが店頭にも無ければ在庫にも無い有様で4件目でやっと入手。
皆さん店頭に無くてもちゃんと発売されていますよ。
CDの内容は以前ビクターから発売されたLPと同じカバーデザインに同じ収録曲、&ボーナストラックとしてイルカの声入りテーマ曲が収録されています。
解説は柳生すみまろ氏。
改めてこのCDを聴いて、あまりに美しいサウンドトラックの数々に1ヶ月早いクリスマスプレゼントを貰ったような気分です。
■ 僕も買いました。
2000年11月25日 22:24
ノリヒコ
僕も「イルカの日」買いました、でも結構簡単に買えましたよ(笑)。
本当に美しい曲ばかりですよね。トラックの3の再会なんかトリュフォーの「アメリカの夜」だし、テーマ曲もトリュフォーの映画に使われてもおかしくない音楽ですよね。だからとてもうれしくなってしまうのです、こういう言い方するとこの映画には大変失礼だと思うのですが。僕の好きなドルリューは馬鹿の一つ覚えみたいですが「軽蔑」です。
あのテーマ曲はほとんど奇跡的だと思います。あと「わが命燃えつきるまで」「1000日のアン」の辺りや、ベルトリッチの「暗殺の森」も好きです。でも晩年の作品はどうも印象に残っていないです。それに武満徹がドルリューは僕の真似をするとか言っていたけどどうなんでしょうかね、そんなこと言う武満の晩年の作品は印象に残らないというよりも酷いのばかりでしたけど。
NHKのドルリューのドキュメンタリは御覧になりましたか?オリ−バー・ストーンやケン・ラッセルとか出てきて雰囲気壊していましたけど、なかなか面白かったですね。
ノリヒコ
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■ ビバ!映画音楽
2000年11月19日 07:14
ノリヒコ
皆さんはじめまして、ノリヒコです。
最近映画音楽への関心が高まりうれしい限りです。
僕はミクロス・ローザ、モーリス・ジャール、そして勿論ジュリー・ゴールドスミスが好きです、ゴールドスミスの再来日コンサートは行けなくて残念でした、ワックスマンの「サンセット大通り」などもプログラムにあり本当に残念、初来日に時は「パピヨン」のCDにサインをしてもらい感激。ローザも最近衛星で「ジュリアスシーザ」と「ボヴァリー夫人」を見れてあらためて関心しました。そういえばショスタコが音楽を担当した「リア王」と「ハムレット」もやっていましたね。
それからヒッチコックの「白い恐怖」で流れていた電子音楽皆さん覚えていますか、テルミンという楽器ですがそのテルミンについてまとめた本が出版されました面白いのでお勧めです。
僕は最近日本の映画音楽への関心が高まっています、真鍋理一郎、黛敏郎、林光さんのCDアルバムを買いましたがとにかく素晴らしい、もっともっと彼らの仕事を評価すべきです。日本の映画音楽家は武満だけではないのです。ついでに鏑木創や渡辺岳夫さんもぜひアルバムを。今ユーロスペースで増村保造特集をやっていて、予習のつもりで「盲獣」を見ました、林光のタイトルテーマがすごく切なくて泣けます、ピアノで弾いてみましたが弾いていて涙がでそうです。
ところで映画音楽についても監督や撮影と同じようにもっと理論的に研究して欲しいですね。ハーマンやドルリューや武満についてはNHKでドキュメンタリーがありあましたが、今ごろやっとという感じですね。
それからこれを見ている人で知っている人がいたら教えていただきたいのですが、ベルクの「ルル」というオペラの劇中に映画音楽という表題の音楽がありますが、あれってどういういきさつであのオペラに使われたのでしょうか、それからジル・ドゥルーズの「シネマ」のフェリーニの分析のところにニーノ・ロータを取り上げてリトルネロとギャロップというタームで分析しているのですが、あれって他の映画音楽にも応用が効くんでしょうかね。
それではまた
ノリヒコ
■ こんにちは
2000年11月19日 16:45
Varrick
ノリヒコ さん、こんにちは。よろしくお願いします。
>僕はミクロス・ローザ、モーリス・ジャール、そして勿論ジュリー・ゴールドスミスが好きです、ゴールドスミスの再来日コンサートは行けなくて残念でした
3度目の来日コンサートが実現するといいですね。
> それからヒッチコックの「白い恐怖」で流れていた電子音楽皆さん覚えていますか、テルミンという楽器ですがそのテルミンについてまとめた本が出版されました面白いのでお勧めです。
ミクロス・ローザの「白い恐怖」は傑作スコアですね。
> 僕は最近日本の映画音楽への関心が高まっています、真鍋理一郎、黛敏郎、林光さんのCDアルバムを買いましたがとにかく素晴らしい、もっともっと彼らの仕事を評価すべきです。日本の映画音楽家は武満だけではないのです。ついでに鏑木創や渡辺岳夫さんもぜひアルバムを。今ユーロスペースで増村保造特集をやっていて、予習のつもりで「盲獣」を見ました、林光のタイトルテーマがすごく切なくて泣けます、ピアノで弾いてみましたが弾いていて涙がでそうです。
私も林 光氏のファンです。あの日本の映画音楽作曲家のコンピレーション・シリーズはいいですね。
> ところで映画音楽についても監督や撮影と同じようにもっと理論的に研究して欲しいですね。ハーマンやドルリューや武満についてはNHKでドキュメンタリーがありあましたが、今ごろやっとという感じですね。
>それからこれを見ている人で知っている人がいたら教えていただきたいのですが、ベルクの「ルル」というオペラの劇中に映画音楽という表題の音楽がありますが、あれってどういういきさつであのオペラに使われたのでしょうか、それからジル・ドゥルーズの「シネマ」のフェリーニの分析のところにニーノ・ロータを取り上げてリトルネロとギャロップというタームで分析しているのですが、あれって他の映画音楽にも応用が効くんでしょうかね。
NHKで放映されたハーマンやドルリューのドキュメンタリーは海外で製作されたもので、日本での放映前にビデオ(輸入もの)が出てました。あと、ゴールドスミスのドキュメンタリー・ビデオも昔ありましたね(TV放映はされてないと思いますが)。
ベルクの「ルル」、ジル・ドゥルーズの「シネマ」については勉強不足でわかりません。どなたかおわかりの方いらっしゃいますか?
Varrick
==
■ モリコーネ
2000年11月19日 17:29
ノリヒコ
「ニュー・シネマ・パラダイス」以降なのかどうか
最近の「海の上のピアニスト」もそうだけど、なんかモリコーネの音楽っておとなしくなった気がするんですけど。それはそれでいいんですけど。僕は「ラ・カージュ・オ・フォーレ」とか「オルカ」とか「遊星からの物体X」なんか好きです。「エクソシスト2」もいいですね。「遊星」と「エクソシスト2」はCDでも見つからなくて、CD化されているんでしょうかね。「遊星」はあったかな?
モリコーネのコンプリート版がいくつか発売されていてそれを聞いてびっくりしたんですけど、NHKの「ルーブル美術館」でつかわれたいくつかの曲って別の音楽のを本当にそのまま使ってるんですね。使いまわしはよくあるけど本当にマンマなのです。それから彼が以前ヘンリー8世を題材にしたオペラを書いたとかという噂を聞いたのですが、どうなのでしょうか。ご存知の方いらっしゃいませんか。
ノリヒコ
■ モリコーネ
2000年11月19日 18:19
SOW
『物体X』はCD化されてますし、DVDにはスコアが収録されています。が、『エクソシスト2』はLPだけですね。結構欲しがっている人は多いと思うんですが、なかなかCD化されません。モリコーネについてはもっと詳しい人がいると思いますが、日本に入ってくる作品がおとなしいだけかもしれません。もの凄い多作な人で、半分は日本では公開されていないくらいですから。
■ SOWさんありがとう
2000年11月20日 00:09
ノリヒコ
ありがとうございます。
「物体X」あるんですね。探してみます。
「エクソシスト2」本当に欲しいです、だって「エクソシスト1」の後の開き直り方としては最高ですよね、
なんか場違いなほどメランコリックな曲で。「ラ・カージュ」あれ「Mrレディー」というタイトルでしたっけピアノスコア−とかあればいいのですがね。
僕はモリコーネの大ファンというわけではないのです、CD集めるだけでも大変ですからね。でもいい曲だけはと思っています。
未公開作品多いですよね、エロ映画ものなんかが多いからですかね。
何かおもしろいお勧めがあったら教えて下さい。僕は最近の落ち着いた作風はあまり興味がありませんがSOWさんはいかがですか。
ニーノ・ロータも結構知られていないものが多いですね。
それでは
ノリヒコ
■ モリコーネ
2000年11月20日 00:17
Varrick
SOWさん、ご回答ありがとうございます。
モリコーネについては最近の作品も一応聴いていますが、確かに作風が均一化してきて、「エクソシスト2」のようなブっ飛んだスコアがなくなりましたね。
「ルーブル」についてはもともと彼の過去の作品をそのまま使う、というコンセプトだったと思います。ちょうど彼の美しい曲を集めた作品集みたいになっていますね。
「ヘンリー8世」のオペラというのはちょっとわかりません。CDが出ていれば気付くと思うのですが・・・。
何年か前にサイレント映画の「リチャード三世」に付けた音楽というのがありましたけど。
Varrick
■ モリコーネのぶっとび
2000年11月20日 00:29
ノリヒコ
そうですよね、もっともっとぶっとんで欲しい!!!!
「ルーブル」はそういうコンセプトだったんですね。ただイタリアの情報って入りにくいですね。「ヘンリー8世」はどうなんだろう。ただ映画音楽の作曲家でもオペラを書く人が時々いますよね。有名なコルンゴルドとか(彼はもともとですが)、映画音楽に携わっていたと言った方がいいのかなプレヴィンとか、「オリエント急行殺人事件」の音楽が忘れられないリチャード・ロドニー・ベネットもオペラを書いていて、演出をジョン・ヒューストンがやったものがあるそうですね、なんらかの形で残っていればいいのですが。
ノリヒコ
■ ベネット
2000年11月20日 13:47
Varrick
>「オリエント急行殺人事件」の音楽が忘れられないリチャード・ロドニー・ベネットもオペラを書いていて、演出をジョン・ヒューストンがやったものがあるそうですね、なんらかの形で残っていればいいのですが。
ベネットのオペラというのは興味がありますね。彼はジャズピアノのアルバムとかピアノを弾きながら自分で歌ってるアルバムとかが出てましたね。
ただ、彼のフィルムスコアと比べるとあんまり面白くないですけど。
Varrick
■ オリエント急行殺人事件
2000年11月21日 00:04
ノリヒコ
ベネットのオペラ見てみたいですね。でもベネットって「オリエント」以外何か面白いのありますか? いくつかビデオで見たけどあまり印象ないんですけど。以前ロータのオペラをCDで聞いたのですが、音楽的に全然面白くなかったのです。オペラだから見ないと分からないのでしょうけど、曲がヨク言っても気の抜けたプッチーニのようで。
ノリヒコ
■ ベネット
2000年11月21日 10:29
Varrick
>でもベネットって「オリエント」以外何か面白いのありますか? いくつかビデオで見たけどあまり印象ないんですけど。
ベネットのフィルムスコアでは「ニコライとアレクサンドラ」と「レディ・カロライン」が好きですが、残念ながらこれらはLPのみで今のところCD化されていません。
今CDが手に入るものでは「エクウス」とか最近復刻された「遥か群衆を離れて」とかがありますが、かなり地味な内容です。
Varrick
==
■ クリスマスといえば
2000年11月19日 23:48
amber
amberです。
街のCDショップも、早くもクリスマスモードに突入していますね。
『ダイハード』を観て以来、僕にとって、クリスマスといえば、Vaughn Monroeの"Let it snow! Let it snow! Let it
snow!"が定番になりました。といっても、CDは未だ入手していないのですが。『ダイハード』のアルバムには、確か収録されていなかったですよね。
■ ダイ・ハード
2000年11月20日 00:22
Varrick
「ダイ・ハード」(1作目)のサントラCDというのは正規には出ていません。かつてスコア(Michael
Kamen)を収録したBootleg(海賊盤)がありましたが、これにモンローの歌は入っていません。2作目、3作目は正規のサントラがありますが、これらにも入ってません。確かモンローによるこの歌にはいくつかバージョン(録音の年)があって、「ダイ・ハード」で使われたのと全く同じバージョンのCDは出ていなかったと思いますが・・・。
Varrick
■ Let it snow!
2000年11月20日 10:37
amber
そうですね。僕も少し調べてみたのですが、いくつか出ているヴォーン・モンローの録音も、いずれも『ダイ・ハード』の作中で使われたものではないようです。
曲自体はスタンダードナンバーなので、この時期、いろいろなバージョンを耳にしますけれど。
==
■ 日本人映画作曲家
2000年11月20日 00:18
ノリヒコ
日本人の映画作曲家に興味ある方いらっしゃいませんか。
本でも以前秋山邦晴さんのぐらいしかないような気がするのですが。
最近CDでいろいろ聞けるようになりましたが、出来ればもっとという感じです。林光、真鍋理一郎、黛敏郎のコンプリートアルバムは素晴らしかった。個人的には鏑木創や伊福部昭、佐藤勝も好きです。芥川もいいですね。増村が監督した「盲獣」を見ましたが、林光が音楽でタイトル曲が気に入ってピアノで弾いてみました、弾いていて切なくなる曲です。「砂の器」のピアノスコア−なんか販売されていないのでしょうか。どなたかご存知の方いらっしゃいませんか。
ノリヒコ
==
■ ゴールドスミス
2000年11月20日 00:39
ノリヒコ
ゴールドスミスの「ラスト・ラン」CDになりましたね。
やっぱりすごい! あの蓮実重彦も何かの本でこの音楽について誉めていましたね、音楽についていい感性持っている人ではないと思うけど。
後はリチャード・フライシャーのこの映画を見るだけなんだけどビデオになっているのかな。ゴールドスミスのキリストをテーマにしたコンサート用のカンタータを最近聞きました、ミクロス・ローザみたいになるのかな。
ノリヒコ
■ ゴールドスミス
2000年11月20日 01:28
SOW
>ゴールドスミスのキリストをテーマにしたコンサート用のカンタータを最近聞きました、ミクロス・ローザみたいになるのかな。
それってTSUNAMIから出ている海賊盤ですか? かなり現代音楽的な作品ですよね。2年前の来日時に神奈川フィルが演奏したようです。私はあいにく行けませんでしたが。ゴールドスミスは映画音楽以外の曲をあまり書いていないので、そう言う意味では貴重です。なんでもSACDで録音したらしいので、その内出るかも。
■ 返事ありがとうございます。
2000年11月20日 02:43
ノリヒコ
確かにTSUNAMIのです。これ海賊版だったんですね。そんなに音が悪くなくて気がつきませんでした。ナレーターがチャールトン・ヘストンなんですよ。ただ現代音楽的かと言われると、一昔前のというおまけが必要かもしれませんね、無調っぽい曲で、例えば合唱に囁き声で歌わせたり、トーンクラスターとかの現代音楽の手法を使っています。でも打楽器の使い方がなんか「猿の惑星」だったり、合唱の旋律が「オーメン」っぽかったりとファンは楽しめます。それに盛りあがりますよ本当に。2年前のコンサート僕は五反田のへ行きましたがその時はこの曲は演奏されませんでした、多分横浜公演でやったのでしょう。今回の再来日は行かれませんでしたが、2年前の初来日のとき「パピヨン」のCDにサインをしてもらい感激しました。でも正直なところ映画音楽作曲家がコンサート用の曲を書くとどうもイマイチという感じが僕にはしてしまいます。バーナード・ハーマンの「白鯨」を題材にしたカンタータやその他オーケストラ曲を聴きましたがあまり関心しませんでした、その逆もまたしかりでは。コルンゴルドや「レッド・ヴァイオリン」のコリリア−ノは例外で両方の才能があると思います。
TSUNAMIという会社は海賊版のレーベルなんですか? 僕はいくつか持っていますけど、例えばノースの「クレオパトラ」とか珍しいものがあって重宝しているレーベルです。
ノリヒコ
■ TSUNAMI
2000年11月20日 03:10
SOW
正確に言うと、TSUNAMIはルクセンブルグのレーベルで、かの地では版権が25年で自由に出来るという(他は50年が標準)メリットがあったので、それを利用して他の国では出せないものを出していたのです。今は50年に変更されたので、TSUNAMIは消滅しました。ゴールドスミスのものは本人の承諾のない海賊盤です。他にもLP落としのひどい音のものなどが多く、サントラファンの間では嫌う人が多いのです。
で、そのゴールドスミスの曲ですが、本人指揮のコンサートで演奏されたのではなく、その前に神奈川フィルのコンサートで取り上げられたのです。本人は前の席に座って鑑賞したそうです。
SOW
■ TSUNAMI
2000年11月20日 10:29
Varrick
>他にもLP落としのひどい音のものなどが多く、サントラファンの間では嫌う人が多いのです。
確かにこのレーベルは音質がいいかげんなものが多いですね。その割にライナーノーツがやけにしっかりしていたりして可笑しいですが。
Varrick
■ 映画音楽作曲家の書くコンサート曲
2000年11月20日 10:25
Varrick
> でも正直なところ映画音楽作曲家がコンサート用の曲を書くとどうもイマイチという感じが僕にはしてしまいます。
私も映画音楽作曲家が映画を離れて交響曲とかを書くと突然つまらなくなるという気がします。話題になっているゴールドスミスの曲もあまり印象に残ってないですし、ジョン・ウィリアムスやバーナード・ハーマンもいまひとつ感心しません。
なぜでしょうね?
もともとクラシック音楽の作曲家であるウォルトンやコルンゴルトは別ですが。
Varrick
■ コンサート曲
2000年11月20日 12:57
SOW
ゴールドスミスの『ファイヤー・ワークス』は映画音楽そのまんまという感じで、おもしろいと思いますが。
SOW
■ コンサート曲
2000年11月20日 13:36
Varrick
>ゴールドスミスの『ファイヤー・ワークス』は映画音楽そのまんまという感じで、おもしろいと思いますが。
あ、あの曲は私も今回の来日コンサートで初めて聞いてすごく楽しめました。
ウィリアムスのオリンピック・ファンファーレやリバティ・ファンファーレなんかも彼のフィルムスコアに近いタッチで好きです。
イベント的な曲だと映画音楽のノリで書けるけど、交響曲や協奏曲となったとたんに肩に力がはいってつまらなくなるのかも・・。
Varrick
■ 「ファイヤー・ワークス」
2000年11月20日 23:56
ノリヒコ
「ファイヤー・ワークス」はCDで聞けますか。是非聞いてみたいです。
たしかにVarrickさんがおっしゃるようにイベント的な曲だとおもいしろいですね。特にファンファーレ物なんか。日本でも万博ものの曲なんか堅物の日本人作曲家でも面白いのがありますね。でもカンタータ物なんか映画音楽作曲家など面白いのが書けそうですが、イマイチですね。黛なんかは映画音楽でいろいろやっておもしろい宗教曲を書いてますよね。ほとんど市販されないのが残念ですけど。まさが宗教団体に入るわけにもいかないし。モーリス・ジャールのバレエ曲もダメでした。
ウォルトンは僕は映画音楽の方が好きです、交響曲や「ベルシャザールの饗宴」なんか悪くはありませんが。その点ショスタコは両方いいのでは、コンサート用の曲であんないガンガン鳴らしているけど、映画音楽は鳴らしていながらも、結構鳴らさないところとの対立がいいと思います。ヘンツェやオーリックなどおもしろそうな人は何人かいますね。
ノリヒコ
■ ファイヤー・ワークス
2000年11月21日 01:23
SOW
残念ながらCDでは聴けません。ロンドン・フィルで録音したのですが、まだ発売のメドは立っていないようです。でも、出るとしても、SACDの可能性が高いので、ハードを買う必要があるかも。同時にカンタータなどの非映画音楽も収録されます。
■ ありがとうございます。
2000年11月21日 05:51
ノリヒコ
それは残念です。ところで恥ずかしいのですがSACDというのは何ですか。
ロンドン・フィルはよく映画音楽を録音しますね。武満はそういうロンドン・フィルをヘタになったと言っていたけど、そんなことないと思うのですが。最近ではゴールドスミスとかローザの曲はプラハ交響楽団が演奏しますね。
SOWさんはところでどんな作曲家がお好きですか?それからゴールドスミスやモリコーネでは何がお好きですか?
もしよろしければ教えて下さい。
カンタータといえば「オーメン」が大好きです。
ゴールドスミスの「インヴィジブル」とモリコーネの「宮廷料理人ヴァルテール」を映画館で見ようと思っています。
ノリヒコ
■ SACD
2000年11月21日 11:17
SOW
>ところで恥ずかしいのですがSACDというのは何ですか。
SUPER AUDIO
CDです。ソニーとフィリップスが開発した次世代オーディオで、今までのCDではカットされていた音域も録音・再生できるという代物。アナログを越えたと言われています。ただ、従来のCDとは互換性がありません。すでにソニーからプレーヤーが発売されてます。DVDオーディオとの競合品ですが、SACDの方が音質は優れています。ゴールドスミスはSACDにぞっこんで、記者会見でも詳しく話してました。
>ロンドン・フィルはよく映画音楽を録音しますね。
間違えました。ゴールドスミスが録音したのはロンドン・シンフォニーの方でした。すみません。
> SOWさんはところでどんな作曲家がお好きですか?
ゴールドスミスが一番です。他はベイジル・ポルデュリス、ブルース・ブロートンなど。モリコーネはあまり得意じゃありませんね。『ミッション』は別格ですが。
SOW
■ ありがとうございます。
2000年11月21日 23:43
ノリヒコ
SACD分かりました、でもCDとの互換性がないっていうのはひどいですね。音がよくなるのはいいけど。
ブルース・ブルートンは「ロスト・イン・スペース」を見ました、アポロ440のテーマ曲の方が有名になってしましましたが、ブル−トンのスコア−も素晴らしいと思います。ゴールドスミスの後継者っぽかったジェームズ・ホーナ−が以外に期待はずれだったので、ブルートンは楽しみですね、でも僕は他にどういう曲を書いているのか全然知らないのですが、何かおもしろいのありますか。
ベイジル・ボルデュリスについては全然しらないのですが、どういった作品がありますか。ゴールドスミスは「THE 13th Warrior」とか「インヴィジブル」とか相変わらず快調で映画の方も是非見たいと思っています。前者は見れませんが。
「ミッション」は僕がはじめてモリコーネという名前をリアルタイムで意識して買ったCDです。とにかくあのオーケストレーションと内容と残酷にまで対比する甘美なメロディーにぶちのめされました。今度「ミッション」と同じ監督、音楽の「宮廷人」を見ようと思っています。CDは聞きましたが、「ミッション」の感動再びならずです。
ノリヒコ
■ ブロートン
2000年11月22日 00:23
SOW
ブルース・ブロートンです。
お薦めは『トゥーム・ストーン』ですね。この人もあまりサントラのでない人なので、難しいです。でも、ホーナーよりもキャリア長いんですよ。もう55歳です。
ベイジル・ポルデュリスもブロートンと同じ年齢のベテラン。『コナン・ザ・グレート』や『青い珊瑚礁』『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』が有名ですね。こちらはサントラが今でも手に入りやすいです。
SOW
■ ブロートン
2000年11月22日 10:04
Varrick
私もブロートンは好きです。
「ヤング・シャーロック」「シルバラード」「ザ・ターゲット」なんかがお気に入りです。「ヤング・シャーロック」は残念ながら1枚もののCDがまだありませんが。
Varrick
■ トゥームストーン
2000年11月24日 01:29
ノリヒコ
今度「トゥームストーン」のビデオ見ようと思います。ビデオ化されていますよね。コスマコス監督のようですね、ゴールドスミスの「カサンドラクロス」は好きです。「シルバラート」はイーストウッドですか、それから「ヤングシャーロック」はスピルバーグ印でしたよね、後者は見たような気がするのですが、あまり出来のいい作品でなかったような気がするのですが、どうでしたっけ。
ボルデュリスは「スターシップ」「ロボコップ」なんですね。両方とも映画好きです。「スターシップ」は特に好きです。でもバーホーベンだからゴールドスミスだったらどんな感じになるのかなーというのが多分見たときの感想だったかも、「ショー・ガール」も含めて。
コスマコス(コスマトス?)もバーホーベンもきっとゴールドスミスないしはゴールドスミスタッチの信奉者なんでしょうね。
ノリヒコ
■ ブロートン
2000年11月24日 10:26
amber
ブロートンは良いですね.
はじめて『シルバラード』を聴いて,とても感心しました.気に入っているのは『ヤング・シャーロック』です.最近『ミリィ』がCD化されましたね.これも,好きです.
■ トゥームストーン
2000年11月24日 11:44
Varrick
>今度「トゥームストーン」のビデオ見ようと思います。ビデオ化されていますよね。コスマコス監督のようですね、ゴールドスミスの「カサンドラクロス」は好きです。
コスマトス監督は「カサンドラ・クロス」と「オフサイド7」が面白かったですね。
「オフサイド7」はラロ・シフリンの音楽も良かったです。
スタローンと組んだ「ランボー2」や「コブラ」はちょっとガクっときましたが・・・。
>「シルバラート」はイーストウッドですか、
ローレンス・カスダンが監督して、ケヴィン・クライン、ケヴィン・コスナー、スコット・グレン、ダニー・グルーヴァーなんかが出たウエスタンです。
> それから「ヤングシャーロック」はスピルバーグ印でしたよね、
スピルバーグの製作で監督はバリー・レヴィンソンでした。映画の出来はまずまずでしたが・・・。
Varrick
■ ミリィ
2000年11月24日 14:16
SOW
>最近『ミリィ』がCD化されましたね.これも,好きです.
私も好きですが、海賊盤で『赤ちゃんのお出かけ』とのカップリングじゃないですか? CDは正規盤が元からあります。もっとも今や入手困難ですが。
SOW
■ ブロートン
2000年11月24日 16:31
Varrick
>最近『ミリィ』がCD化されましたね.これも,好きです.
「ミリィ」にタッチが似たスコアで、最近WOWOWで放映されていたディズニーのアニメ「ビアンカの大冒険/ゴールデン・イーグルを救え!」というのもいいですね。
サントラCDが手に入りにくいのが難点ですが。
Varrick
■ ブロートン
2000年11月24日 23:21
ian
「ドラキュリアン」(原題:モンスター・スクワード)も確かブロートンじゃありませんでしたっけ?
スコアに泣いた記憶があるのですが。こちらは映画も隠れ名作です!
■ ドラキュリアン
2000年11月25日 00:10
SOW
MONSTER
SQUAD(スカッドですね)はビデオで観ました。ユニバーサルのホラー映画タッチのテーマとか、心温まる感動のエンディングなんかバラエティがありましたね。
マイナーなので言うと、ブロートンは他にも『スペース・パイレーツ』や『マイケル・ジャクソンのムーンウォーカー』なんかも初期に担当してます。『プレシディオの男たち』と『カナディアン・エクスプレス』ではハイアムズ監督と組んでますが、ほとんどサントラは出てませんね。最近では『ロスト・イン・スペース』くらいかな。
■ 「ハリーとヘンダーソン一家」
2000年11月25日 00:59
ian
>MONSTER SQUAD(スカッドですね)
失礼しました…(^_^;)
「ハリーとヘンダーソン一家」の流麗でハートウォームなスコアでブロートンを知ったのですが、これもサントラは出ていないのでしょうか?
■ ハリーとヘンダーソン一家
2000年11月25日 11:32
SOW
当時、LPが出ていましたが、正規盤のCDは出てませんね。LPから落とした海賊盤が出ていたようですが。あの頃は、スピルバーグ一家に見初められたのでブロートンの前途は洋々だと思っていたのですが……。
SOW
■ ハリーとヘンダーソン一家
2000年11月25日 14:31
ian
やはり出ていないのですか…。
> あの頃は、スピルバーグ一家に見初められたのでブロートンの前途は洋々だと思っていたのですが……。
私もあの頃は「ポスト・ジョン・ウィリアムズが現われた」と楽しみにしていたのですが…。
■ トゥームストーン
2000年11月25日 21:41
ノリヒコ
「トゥームストーン」CD買いました。バリエーションに富んでいてすごく良い曲ばかりですね。映画も是非見たいと思っています。でもブルートンのCDって(ロスト・イン・スペース、ロボコップを除いてですが)なかなか見つかりませんね。「ヤングシャーロック」もありませんでした。渋谷には「ゲーム」というのがありましたが、アニメーションのようなのでやめました。
ゴールドスミスはホーナーの「タイタニック」をあまり誉めていなかったように思うのですが、ブルートンやボルデュリスについてはどう思っているんでしょうかね。
それにしても「トゥームストーン」はすごい、ゴールドスミスの「墓石と拳銃」(でしたっけ?)も好きですが、「トゥームストーン」はもっと音の広がりがあるような気がしました。SOWさん教えてくださってありがとうございます。
それから「ミリィ」というのは最近でたのですか?
あとゴールドスミスの「ラストラン」の映画を御覧になった方いらしゃいますか? 音楽はCDで聞いてすごく気に入っているのですが、映画が見れないので、感想でもお聞かせ下さい。
余計なことですが、ジョン・ウィリアムズの曲とゴールドスミスの曲って全然違うタイプのものだと僕は思うのですが皆さんどう思われますか。ホーナーは結局ウィリアムズで、ブルートンやボルデュリスはゴールドスミス派だと思うのですが、こういう言い方はブルートンやボルデュリゥには大変失礼だと思いますが、どう思いますか。
ノリヒコ
■ ブロートン
2000年11月26日 01:19
SOW
『ヤング・シャーロック』の正規盤CDはありません。CDで今も比較的簡単に手に入るのは『シルバラード』『トゥームストーン』『ロスト・イン・スペース』くらいじゃないでしょうか。ゴールドスミスは『トゥームストーン』がスケジュールの関係で担当できなかった時に、ブロートンを推薦した経緯がありますので、評価していると思います。ホーナーやジマー辺りはまったく評価していないと思われます。
■ ハリーとヘンダーソン一家
2000年11月26日 01:39
Varrick
> あの頃は、スピルバーグ一家に見初められたのでブロートンの前途は洋々だと思っていたのですが……。
確かブロートンへのインタビューで、スピルバーグは「ヤング・シャーロック」のスコアは気に入ったが「ハリーとヘンダーソン一家」のスコアを嫌悪した、と言っていたような記憶があります。
■ ミリィ
2000年11月26日 17:34
ノリヒコ
「ミリィ」のCDがあるとか、これは日本語題でも同じですか?
監督や出演者はだれでしょうか、教えて下さい。
ノリヒコ
■ ミリィ
2000年11月26日 19:40
SOW
>「ミリィ」のCDがあるとか、これは日本語題でも同じですか?
『ミリィ』は邦題です。原題は"THE BOY WHO COULD
FLY"です。CDは廃盤ですね。海賊盤は出てますが。スタッフ・キャストなんかはIMDB(http://us.imdb.com/)や日本ならSTINGRAYシネマガイド全洋画(http://www.stingray-jp.com/index.htm)なんかで調べるのがいいですよ。
■ ありがとうございます
2000年11月26日 23:51
ノリヒコ
「ミリィ」も廃盤なんですね。SOWさんに教えていただいた「物体X」も廃盤だそうです。残念。
ノリヒコ
■ ざぶとん
2000年11月27日 13:11
Varrick
この話は書き込みが多かったので第一発声者のノリヒコさんにざぶとんを進呈します。
Varrick
==
■ サントラLPの頃
2000年11月20日 21:26
k.m
Varrickさんのすみやの紹介文で「サントラ収集はここから始まった・・」と書かれておりますが、私もそうなんです。当時職場が渋谷だったので、ちょくちょくと、もちろんLPの時代です。あまり情報もなく気に入った作曲家の名前とジャケのデザインなんかで買っておりました。120枚は買ったと思いますが、今、手元に残っていたら宝の山だったかも。あと、リンク有難うございました。
■ サントラLP
2000年11月20日 23:56
Varrick
私は出身が関西なのですが、「すみや」さんからは通販でサントラLPをよく買ってました。あと、当時「映画宝庫」という雑誌でサントラの特集本があって、それを随分参考にしたものです。学生時代にL.A.に住んでいた時にもHollywoodのMelrose
Ave.あたりにあるレコード屋でサントラLPを買い漁りましたが、それらは今も保管してあります(聴くことはありませんが)。つい最近仕事でL.A.に行った際にレンタカーでMelrose界隈を走ってみましたが、かつてのレコード屋はそこにはなく、Sunset
Blvd.の方に移転していました。今はInternetで海外のShopからサントラCDを手軽に買えるので便利になったもんです。
Varrick
■ サントラLP
2000年11月24日 10:33
amber
関西でサントラ通販といえば,神戸にシルクロードという店がありました.
僕も何度か購入したことがあります.送ってくれるニュースレターが,独特のタッチで面白かったのを覚えています.
■ サントラLP
2000年11月24日 11:46
Varrick
>神戸にシルクロードという店がありました.
ありましたね。この店を知っている人がどれくらいいるのかちょっと興味があります。
Varrick
■ シルクロード
2000年11月24日 14:12
SOW
LPが出なくなった頃にCDは扱わないとか、これからはLDにスコアがついてくるとかふざけた事を抜かしたので縁を切りました(^_^;) 何度か意見を言った事もあります。サントラ市場を守ろうとする心意気は良かったんですけどねえ。
SOW
■ シルクロード
2000年11月24日 16:20
Varrick
確かにこの店のOwnerは結構言いたい放題でしたが、私の場合こちらから縁を切ったというよりいつの間にか向こうが自然消滅したという感じです。どうなってしまったんだろう?
Varrick
■ シルクロード
2000年11月24日 18:35
SOW
あの経営じゃいつ潰れてもおかしくなかったですからねぇ。
SOW
==
■ 「トワイライトゾーン」&「アンダー・ファイア」
2000年11月22日 13:13
Varrick
ジェリー・ゴールドスミスの80年代の傑作スコア2作品が日本のワーナーからCD化されました(HMVに入荷してました)。どちらもお薦めのスコアです(映画・音楽の詳細は私のHPをご参照願います)。比較的廉価で発売されましたので、ファンにとっては嬉しいリリースですね。
Varrick
■ アンダー・ファイヤー
2000年12月1日 23:52
ノリヒコ
「アンダー・ファイヤー」聞きました。近所の普通のCDショップで売っていました。僕は今までコンプリート版ででしか知らなかったのですが、オリジナルは全然違っていいですね。
ノリヒコ
■ アンダーファイア
2000年12月2日 21:48
Varrick
ノリヒコさん
>僕は今までコンプリート版ででしか知らなかったのですが、オリジナルは全然違っていいですね。
すみません、ここでおっしゃっている「コンプリート版」とはどれのことですか?
Varrick
■ アンダー
2000年12月3日 01:21
ノリヒコ
ゴールドスミスの似顔の書いてあるやつです。シルバー何とかだったような。やっぱりオリジナルで全曲聞くのと抜粋とでは感動が違いますね。
ノリヒコ
■ それはコンピレーション盤
2000年12月3日 01:59
SOW
タイトル通りです(^_^;) もしくはスコア再録音盤とでも言いましょうか。
SOW
■ あーーーーーーーー
2000年12月3日 03:14
ノリヒコ
あー−−−−−−−−−−、僕は何を書いたんだろう。ごめんなさい。
以上です管理人さん
■ なるほど。
2000年12月3日 15:13
Varrick
わかりました。
■ アンダー
2000年12月4日 01:06
ノリヒコ
でもいい曲ですね。それからこのジャケットの絵なんですけど、この画風サントラでよくみませんか? 確認の仕様がないんですけどゴールドスミスの「キング・ソロモン」とか、モーリス・ジャールの「タイパン」とか「危険な道」(?)とかもこんな絵でなかったですか。
ノリヒコ
■ ストルザン
2000年12月4日 12:10
SOW
ドリュー・ストルザンですね。『インディー・ジョーンズ』シリーズや『スターウォーズ』シリーズもそうです。映画のポスターでは多分一番有名な人じゃないでしょうか。
SOW
■ 追加訂正
2000年12月4日 12:22
SOW
あ、でも、『スターウォーズ』旧トリロジーのサントラでは使われてませんね。『インディ・ジョーンズ』も1作目はアムゼルのイラストでしたから違います。でも、ポスターは全部ストルザンです。他にも『グーニーズ』『ランボー』なんかもそうですね。
SOW
■ アムゼル
2000年12月4日 12:51
Varrick
私もアムゼルのイラストは好きです。
ドリュー・ストルザンはアムゼルのタッチに少し似てますね。
あと、映画のポスターで有名なのはボブ・ピークですか。
日本だとなんと言っても生頼範義氏ですね。
Varrick
■ お願いです
2000年12月4日 20:00
ノリヒコ
すみませんが、それぞれの人の代表作をまとめて書いていただけますか。
面倒ですみませんが、途中で話しについていけなくなりました。
ノリヒコ
■ ポスターアート
2000年12月4日 21:27
SOW
アムゼルは『レイダース失われた聖櫃』
ストルザンは『スターウォーズ』全作、『インディ・ジョーンズ』
ボブ・ピークは『スタートレック』
生頼範義は『ゴジラ』シリーズや書籍イラストで有名
SOW
■ ポスターアート
2000年12月5日 00:25
Varrick
ボブ・ピークはたくさんありますね。
古くは「モダン・ミリー」「電撃フリント」シリーズ、「007/私を愛したスパイ」「地獄の黙示録」「エクスカリバー」等。独特のエアブラシの使い方をする人です。Varese
SarabandeのCDジャケットもいくつか手がけてますね(ドルリューのLondon Sessionとか)。
生頼氏は早川文庫のジャック・ヒギンズの小説のカバーとか、映画のポスターでは「テンタクルズ」「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」「ミラクルマスター/7つの大冒険」とかを描いています。
Varrick
■ 生頼
2000年12月5日 00:38
SOW
>生頼氏は早川文庫のジャック・ヒギンズの小説のカバーとか、映画のポスターでは「テンタクルズ」「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」「ミラクルマスター/7つの大冒険」とかを描いています。
全部日本だけのポスターというのがなんとも(^_^;) 『帝国の逆襲』も公式とは言いながら、ほとんど日本国内だけのポスターだったようですし。
■ 生頼
2000年12月5日 13:15
Varrick
> 全部日本だけのポスターというのがなんとも(^_^;) 『帝国の逆襲』も公式とは言いながら、ほとんど日本国内だけのポスターだったようですし。
彼独特の毒々しい色彩感覚や迫力ある筆のタッチは日本人ばなれしていると思うのですが、ちょっとゴテゴテしすぎてGlobalにはあまりアピールしないのかも。
Varrick
■ ゴジラ
2000年12月5日 14:06
SOW
>彼独特の毒々しい色彩感覚や迫力ある筆のタッチは日本人ばなれしていると思うのですが、ちょっとゴテゴテしすぎてGlobalにはあまりアピールしないのかも。
『ゴジラ』シリーズなんかは映画見ないで描いているので、現物よりも迫力がありますね(^_^;)
そういえば、明日は大島ミチルの『ゴジラ×メガギラス』が出ますね。
SOW
■ ゴジラ×メガギラス
2000年12月5日 14:44
Varrick
> そういえば、明日は大島ミチルの『ゴジラ×メガギラス』が出ますね。
大島ミチル氏の音楽はなかなか迫力ありましたね。映画自体は私のHPのレビューにも書きましたが結構笑えました(ファンには失礼かもしれませんが)。
Varrick
■ ゴジラ
2000年12月5日 22:04
ノリヒコ
大島氏の「ゴジラ」はやはり伊福部とは全然違いますか?大島氏はたしか「極道の女」の音楽とかやっていますよね。
■ ゴジラ
2000年12月5日 22:18
Varrick
>大島氏の「ゴジラ」はやはり伊福部とは全然違いますか?
>大島氏はたしか「極道の女」の音楽とかやっていますよね。
伊福部のテーマ音楽はやはりQuoteしていたと思いますが、印象としてはより戦闘的でパワフルな感じでした。大島ミチルは「極道の女」シリーズや「失楽園」とかを手がけてますね。
Varrick
==
■ 「アンジェラの灰」
2000年11月23日 01:11
ian
サントラばかりが先行していましたが、ようやく観て来ました。
暗い!
ジョン・ウィリアムズの音楽も単独ではよかったのですが、映画と一緒に聴くと相乗効果でかなり辛くなってしまいました。
同じような映画でもビレ・アウグストの「ペレ」はもっと清々しい感動があったような気がします。
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■ サントラLP・?
2000年11月24日 20:12
k.m
LPの時代は終わったと思い、プレーヤーが壊れたのをきに処分したのですが、あのジャケット類せめて、スキャンしとけば(当時パソコンなかったんですけどねー)石丸で9800円のプレーヤーとか、レコファンでアメリカからLP大量入荷とか、レコードマップ、買ったんですが、お店、けっこうありますね・・
■ サントラLP
2000年11月24日 21:28
Varrick
以前にも書きましたが私は昔買ったLPは一応全部とってあります。
でも針も通していないしかなり長い間ジャケットから取り出してもいないので、カビはえちゃってるかも・・。
最近でもCDと一緒にLPが発売されるアルバムが時々ありますが、ああいうのは需要があるんですかね?
Varrick
==
■ スティング
2000年11月25日 12:36
M.Kikuchi
はじめてこの掲示板覗きました。
私はポールニューマン主演の”スティング”の曲が大好きですがみなさん、いかがでしょう?
■ スティング
2000年11月26日 01:50
Varrick
M.Kikuchi さん、こんにちは。
「スティング」はラグタイムの既製曲を見事に使った映画だと思います。
私はメインテーマの「エンターテイナー」よりも「ソラース」という曲が気に入っています。
映画自体もジョージ・ロイ・ヒル監督の傑作ですね。
Varrick
==
■ モリコーネ
2000年11月25日 22:08
ノリヒコ
モリコーネの「物体X」は廃盤になってしまったそうです。
本当に残念です。
すごく悔しくてTOWERレコードのお勧めコメントに乗せられてモリコーネの「GLI OCCHI FREDDI DELLA PAURA」というのを買ってしまったのですが、これがすごくいい拾い物でした。サイケジャズっぽくてとにかくカッコイイのです。ラロ・シフリンをもっとシャープにそしてディープにした感じです。ところでこの映画知っている人いますか。
監督はENZO G.
CASTELLARIとかいう人で、フェルナンド・レイも出ています。知ってるわけないですよね。
ノリヒコ
■ モリコーネ
2000年11月26日 01:46
Varrick
>監督はENZO G.
CASTELLARIとかいう人で、フェルナンド・レイも出ています。知ってるわけないですよね。
映画は見たことありませんが、このエンツォ・カステラッリという監督はマカロニ・ウエスタンやB級アクションとかを多数撮っている人ですね。
Varrick
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■ Eric Demarsan
2000年11月25日 22:33
ノリヒコ
ジャン=ピエール・メルヴィル監督にちなんだCDシリーズが新しく出ており、その中の「仁義」を聞きました。アラン・ドロンとイブ・モンタンが主演しています。このDemarsanについては全然知らないのですが、とにかくこのCDを聞いているとメルヴィルのあの殺風景な場面が思い浮かびます。
ノリヒコ
■ 「仁義」 & 「影の軍隊」
2000年11月26日 01:42
Varrick
エリック・ドマルサンの「仁義」と「影の軍隊」のCDのレビューをHPに載せましたので、ご参照願います。
Varrick
■ 仁義
2000年11月26日 17:43
ノリヒコ
HP拝見しました。そういうシリーズだったんですね。
「サムライ」や「リスボン特急」も同じ人だと思っていましたが、それぞれ違うんですね。この二つもCD化望みます。
でもルグランが最初に音楽を書いたとは意外、やっぱり軽快で華やか過ぎたのかな?
ノリヒコ
■ メルヴィル
2000年11月26日 19:02
Varrick
>「サムライ」や「リスボン特急」も同じ人だと思っていましたが、
>それぞれ違うんですね。この二つもCD化望みます。
「サムライ」と「リスボン特急」はいずれもコンピレーションに含まれていますが、1枚もののCDはないですね。
ド・ルーベの「サムライ」はもともとCD1枚分も音楽がないかもしれません。
Varrick
==
■ 売れっ子ホーナー
2000年11月27日 20:21
Harman
ロン・ハワードの新作「グリンチ」の音楽担当は、「アポロ13」「身代金」に続いて、売れっ子ジェームズ・ホーナーですね。
あのメガヒット作「タイタニック」でブレイクしたんだからしょうがないんですけど、どうも昔「宇宙の7人」や「スタートレック2」あたりで、「どっかで聞いたことがあるような軽い曲を書くやつ」と感じていたもので、現在の売れっ子ぶりに納得できないものを感じてしまいます。
「ジュラシック・パーク3」もやるらしい。
ちなみに「グリンチ」は日本版のサントラも発売されましたけど最近よくあるポップス曲との混交サントラ。こーゆーのもなんだかなあ。
■ ホーナー
2000年11月28日 01:38
ian
>「ジュラシック・パーク3」もやるらしい。
ええっ、そうなんですか!?
ああ、ジョー・ジョンストンだと気心知れてるんでしょうね。
でも、何か…やだなぁ。
初期のもろパク時代はまだ可愛げがあったけど、最近は何だか巨匠扱いで、「違うだろう」という気がします。
「モンスター・パニック」とか、もとネタの持ってきどころが好きだったのですが…。
■ ホーナー
2000年11月28日 10:08
Varrick
>初期のもろパク時代はまだ可愛げがあったけど、最近は何だか巨匠
>扱いで、「違うだろう」という気がします。
ホーナーは賛否が分かれる作曲家ですね。彼のサントラなら何でも買うという根強いファンもいるようですし。0
私もあまり彼を信用していませんが、時々「ほぉ〜」と思うスコア書いたりするので無視できません。ただメジャーになった後も「何これ?」というスコアを書くのが困ったもんだ。
ホーナー大好き、という方いらっしゃいますか?
Varrick
■ ホーナー
2000年11月28日 14:21
SOW
『宇宙の七人』からリアルタイムで聴いていますが、あんまり評価は私の中では変わってませんね。
『パットン大戦車軍団』が聞こえてきた瞬間から評価は「まがい物」でしたから。ゴールドスミスの後釜などという誇大な声が上がった時も、それは違うだろうと思ってましたし。それでも聞き続けているのは、SFやファンタジーものという私の分野が多いせいです。
『タイタニック』以降は慢心したのか、作品数を極端に減らしてますね。その割にどれもぱっとしませんが。
『グリンチ』はコンピレーションですが、子供向けの絵本の映画化なので、この構成は仕方がないのでは?
SOW
■ ホーナー
2000年11月29日 02:54
ノリヒコ
苗字忘れましたが、何とかすみまろさんがホーナーをゴールドスミスの後釜とか言っていましたよね。
「エイリアン」もゴールドスミスの方がずっとずっと綺麗だし(比べちゃ悪いですよね)、僕は「ニューヨーク八番街の奇跡」とかでもうどうでもいい人になってしまいました。ジョン・ウイリアムズもあまり好きではありませんが、彼は「おしゃれ泥棒」とか「イーストウィックの魔女」とかちょっと洒落た曲を書けて、僕もそういうのが好きだけど、ホーナーの例えば「ニューヨーク」はどっちつかずで僕はいただけませんでした。イイのがあれば聞いてみようとおもいますが、ありますか?
ノリヒコ
■ 柳生すみまろ
2000年11月29日 12:22
SOW
>苗字忘れましたが、何とかすみまろさんがホーナーをゴールドスミスの後釜とか言っていましたよね。
柳生すみまろさんですね。映画音楽の解説や本では有名な方です。この方はジョルジュ・ドルリューの大ファンで、ドルリューが亡くなってからは映画音楽の解説なんかをやらなくなってしまったようです。この前、『イルカの日』のサントラが再発した時に久しぶりに解説を書いておられました。
SOW
■ ホーナー
2000年11月29日 22:02
k.m
10枚ばかり買って、最近は買いたいものがないです。
お気に入りは、刺激的な「ブレイン・ストーム」です。
イージーリスニングなら「戦火の勇気」代表作はやっぱりブレイブ・ハートあたり。
■ 柳生すみまろ
2000年11月29日 22:36
ノリヒコ
柳生すみまろさんですよね、最近全然名前を見ないと思ったら
そういうことだったんですね。なんやかんや言っていろいろ読んだりしてお世話になった人です。「イルカの日」もイイですね、トリュホーで鍛えたドルリューが手遊びで書いた感じが好きだけど(コンな言い方しかできなくてごめんなさい)。
ホーナーの「ブレイブ・ハート」とか聞いたことないので、聞いてみますね。
ノリヒコ
==
■ バレーズのサントラCD
2000年11月27日 20:29
Harman
情けないことに最近気がついたのですが、バレーズのサントラCDの背中がいつのまにか白くなってましたね。
前は阪急電車色(なんじゃそれは、要はアズキ色?)の地色に白文字だったのに。今は白地に黒い文字だ!
うわあ、全然気づいていなかった。
すみません。しょーもないネタで。
■ Varese
2000年11月28日 10:00
Varrick
私も以前の阪急電車色(関西出身者しかわからない?)のバックが好きでした。
今のデザインもすっきりしてていいと思いますが。ただVareseのCDはライナーノーツが何もない映画のスティルだけの手抜きジャケットが時々あるので困ったもんです。
ドイツのMarco
Poloというレーベルが出しているクラシックフィルムスコアのCDなんかは、比較的安価なのに収録時間も長いしライナーノーツも気合を入れて読まないと読破できないくらいビッシリ書かれていてなんか得したような気がします。
Varrick
■ VARESE SARABANDE
2000年11月28日 14:15
SOW
MARCO
POLOなんかのクラシックサントラレーベルと比べるのは酷と言うものでしょう。新作とクラシックじゃ音楽も写真も版権料がまったく違いますから。それにライナーを頼めば原稿料もかかりますからね。
SOW
■ Varese Sarabande
2000年11月28日 20:02
Varrick
>MARCO POLOなんかのクラシックサントラレーベルと比べるのは酷と言うものでしょう。
なるほど、確かに権利料の差は大きいでしょうね。
ただ、Marco
Poloの場合、古いスコアをわざわざリコンストラクトして新たに録音し直しているわけですから、それなりにコストはかかっていると思います。
Reuse
Feeの安そうなモスクワのオーケストラとか使って工夫しているのでしょうが。
あと、Varese
Sarabandeは割と最近のスコア(ラスト・オブ・モヒカンとか)を新たに録音したアルバムをシリーズで出していますが、ああいうのはどうかと思います。
商売として儲かるのでシリーズを続けているのでしょうが、ちゃんとサントラが存在しているスコアを(未発表曲を追加しているとはいえ)わざわざ録音し直して出す意味があるのでしょうか? どうせならサントラが存在していないスコアを出してほしい。ゴールドスミスがアレックス・ノースのスコアを指揮したいくつかのアルバムは素晴らしいと思いますが・・・。
Varrick
■ 再録音
2000年11月28日 20:12
SOW
>あと、Varese Sarabandeは割と最近のスコア(ラスト・オブ・モヒカンとか)を
>新たに録音したアルバムをシリーズで出していますが、ああいうのはどうかと思います。
『ラスト・オブ・モヒカン』のサントラはすでに廃盤なんですよ。多分、権利関係の問題もあるので再版されないかもしれません。確かに、『ある日どこかで』などのように今でも入手が簡単なサントラを再録音したものもありますが、ほとんどはサントラよりも収録曲が多く、手に入らない作品です。
SOW
■ 再録音
2000年11月28日 20:52
Varrick
もちろん好きなアルバムもあります。
前述したノースのスコアや、ハーマンの「ハリーの災難」とかも良かったし、ステュー・フィリップスが自分で指揮した「宇宙空母ギャラクティカ」なんかはサントラより良いくらいでした。
「スーパーマン」と「ジョーズ」については完全盤サントラCDの発売とほぼ同じ時期に再録音版を出したのには首をかしげましたが・・・。
Varrick
■ 再録音
2000年11月28日 21:01
SOW
>「スーパーマン」と「ジョーズ」については完全盤サントラCDの発売とほぼ
>同じ時期に再録音版を出したのには首をかしげましたが・・・。
これも裏があるんですよ。『ジョーズ』はスピルバーグが修正版映画を作るという話があったのですが、それがなくなってDVDとサントラが同時に25周年記念盤として出ることになったのです。『スーパーマン』は音源や譜面が紛失していたのでリストアした譜面で録音するしかないというので、VARESEがスタートしたものです。つまり、どちらもサントラよりも先に再録音の話があったのです。中止する訳にもいかないでしょう。
SOW
■ 訂正
2000年11月28日 21:14
SOW
『ラスト・オブ・モヒカン』のサントラは一時なくなってましたが、今は簡単に手に入りますね。
SOW
■ モヒカン
2000年11月28日 22:54
Varrick
>『ラスト・オブ・モヒカン』のサントラは一時なくなってましたが、今は簡単に手に入りますね。
私もどこかで最近見かけました。
再録音盤が売れてるのでサントラの方も再版したのでしょうかね(そりゃないか)。
Varrick
■ 再録音
2000年11月28日 22:57
Varrick
なるほど。
でもジョン・デブニー指揮の「スーパーマン」はサントラに匹敵する名演奏との評判ですね。
Varrick
■ デブニー指揮
2000年11月29日 00:06
SOW
>でもジョン・デブニー指揮の「スーパーマン」はサントラに匹敵する名演奏との評判ですね。
そうですか? 結構評価が低いような印象を受けましたが。私もデブニーの指揮は他の再録音を聴いても荒いような感じがして評価低いんですけど。マクニーリーの方がきっちりとやっているように思います。ただ、ハーマンの再録音は荒々しさがなくなって、オリジナルの迫力がまったくなくなってしまうのがマイナスですが。マクニーリーという作曲家の性格でしょうか、ちょっと小さくまとまってしまいがち。
SOW
■ おじゃまします
2000年11月29日 02:36
ノリヒコ
最近再録音が多いですよね、需要があるのかなやっぱり。
僕はジョン・ウイリアムズは何ともコメントがないのですが(彼の曲てとにかく大きな音だせば良いような気がするのですが、こんなこと言ったら怒られますか、だからN響での演奏は面白くなかった)。
でも本当に本当にSOWさんが言ったように、まさしくハーマンの再録音って期待はずれのものが多いですよね、どうしてだろうどうしてだろうと思っていたのです、一応大きなオケだし、丁寧な演奏だした(これが悪かったんですね)。本当に迫力がないし、それにハーマンの官能さというか、恍惚感を引き起こす迫力さがないんですよね。僕もマクニーリので聞いたのですが本当にそう思います。最近でた「マーニ−」も納得いきませんでした。エサ=ペッカ・サロネンがロス・フィルで演奏したハーマンは逆に迫力だけで、色気ゼロゼロゼロでした。誰が指揮したか忘れましたが「華死451」もダメダメ。オリジナルのフィリップスの「めまい」やユニコーンの「北北西」をどうして超えられないのだろうと思ってしまいす。これだったらデカかどこかから出ていたハーマンの自作自演の方がやっぱりいいし、演奏はヘタでしたが、「知りすぎていた男」のカンタータ(ハーマンの作曲ではなかったですよね、ベンジャミンだったかな)が聞けるエルマー・バースタインの方がイイかな。
でもハーマン作品の本当にイイ演奏で再録音は欲しい!!!
VARESではないけど、ニック・レインとかいう人がプラハ交響楽団を指揮したゴールドスミスの作品集はいかがですか(シルバースクリーンレコードとかいうところから出たゴールドスミスの似顔絵のやつです)? 合唱付きで期待したのですが、迫力が全然ないと思ったのですが、同じプラハ交響楽団でKENNETH・ALWYN・BATMAN、ニック・レイン指揮のミクロス・ローザはすごく迫力があって面白かったのですが、でもこの両方のCDはどういう主旨で製作されたんだろう。
ノリヒコ
■ ハーマンの再録音
2000年11月29日 10:08
Varrick
> そうですか? 結構評価が低いような印象を受けましたが。
私自身はデブニー版の「スーパーマン」は聴いてないので評価できません。何かの批評の受け売りでした。
マクニーリーの「ハリーの災難」は、もちろんハーマン自身がロンドン・フィルを振った演奏には遠く及ばないですが、それでもこのスコアの全貌を聴くことができたという意味であのCDは評価しています。(これはハーマンがヒッチコックと組んだスコアの中でも個人的に好きな作品なので)
ハーマンのスコアでサントラを超える演奏というのはちょっとあり得ないでしょう。
ハーマン自身が晩年に指揮した再録音版もサントラには及ばないと思います。
ブロートンが指揮した「アルゴ探検隊の大冒険」なんかはかなりいいとは思いますが・・・。
Varrick
■ 再録音
2000年11月29日 12:01
Varrick
> 誰が指揮したか忘れましたが「華死451」もダメダメ。
これもマクニーリーです。
> オリジナルのフィリップスの「めまい」やユニコーンの「北北西」をどうして超えられないのだろうと思ってしまいす。
ユニコーンの「北北西」というのはローリー・ジョンソンが指揮した再録音版ですか?
「北北西に進路を取れ」はTurnerからハーマン指揮のサントラが出ています。
> 同じプラハ交響楽団でKENNETH・ALWYN・BATMAN、ニック・レイン指揮のミクロス・ローザはすごく迫力があって面白かったのですが、でもこの両方のCDはどういう主旨で製作されたんだろう。
ケネス・オルウィン、ポール・ベイトマン、ニック・レインはイギリスのSilva
Screenレーベルがスコア盤を出す時の常連指揮者ですね。ニック・レインはジョン・バリーのスコアの再録音をよく手がけていますが、「レイズ・ザ・タイタニック」なんかは良かったですよ。
この手の特定の作曲家の過去の作品を集めたスコア盤は、既にそれらのサントラを保有しているコアなファンにとってはあまり意味がないかもしれません(ただ、そういうコアなファンにも受けるように未発表曲を数曲含める場合が多い)が、より大きなマーケットを考えた場合、その作曲家の主要な作品をまとめて聴くことができるという魅力があるので、需要はあると思います。
Varrick
■ SILVA SCREEN
2000年11月29日 12:18
SOW
> VARESではないけど、ニック・レインとかいう人がプラハ交響楽団を指揮したゴールドスミスの作品集はいかがですか(シルバースクリーンレコードとかいうところから出たゴールドスミスの似顔絵のやつです)? 合唱付きで期待したのですが、迫力が全然ないと思ったのですが、同じプラハ交響楽団でKENNETH・ALWYN・BATMAN、ニック・レイン指揮のミクロス・ローザはすごく迫力があって面白かったのですが、でもこの両方のCDはどういう主旨で製作されたんだろう。
SILVA SCREENはイギリスのレーベルで(SILVA
AMERICAというアメリカ支社もあり、そこからも単独で出す場合あり)、日本盤をVARESEを出しているVOLCANOが出してます。顔イラストは日本盤のみです。2曲だけ収録曲も入れ替わってます。
オリジナルスコアではなくて、多くがリコンストラクション――つまりサントラを聴いて楽譜を作り直したものですので、演奏の善し悪し以前に楽譜が違うので、雰囲気だけ味わうのが精一杯というところです。しかも、新しく録音された訳ではなく、半分以上は以前に他のコンピレーションに収録されたものを再利用してます。ここらへんがSILVAのみみっちい(^_^;)ところです。
SOW
■ リコンストラクション
2000年11月29日 22:27
ノリヒコ
楽譜に起こしなおして、演奏して、CDとして売り出すのって著作権の問題には引っかからないのですか。一応編曲扱いになるのかな。ゴールドスミス自体は何とも思っていないのかな。でも酷い話しとおもうのですが。
ノリヒコ
■ リコンストラクション
2000年11月29日 23:20
SOW
権利上の問題はクリアしての事です。オリジナルスコアは数百万の金がかかりますので、難しいのですよ。オリジナルスコアを使ってのコンサートが難しいのも同じ理由です。
SOW
==
■ ショーン・コネリーとゴールドスミス
2000年11月28日 17:57
amber
最近、BSでショーン・コネリー(とオードリー・ヘプバーン)主演作を特集していますね。僕のところは地上波のみなので、見ることができないのですが。
考えてみれば、ジェリー・ゴールドスミスの傑作のいくつかは、コネリー作品ですね。多作のゴールドスミスにしてみれば当たり前かもしれませんが。
『風とライオン』『ファースト・ナイト』など、やはりマイルストーンでしょう。Varrickさんも挙げておられましたか。
毛色は異なりますが『ロシアハウス』のメインタイトルのサックスもなぜか、耳に残るんですよね。
■ コネリー=ゴールドスミス
2000年11月28日 19:50
Varrick
>考えてみれば、ジェリー・ゴールドスミスの傑作のいくつかは、コネリ
>ー作品ですね。
あと、「オスロ国際空港」「大列車強盗」「アウトランド」「ザ・スタンド」とかもそうですね。
俳優と作曲家の組合せでこれだけ共通の作品が多いのは珍しいかも。
Varrick
■ コネリーとゴールドスミス
2000年11月28日 20:13
SOW
個人的な知り合いというのも無関係ではないでしょう。
SOW
■ 髪型
2000年11月29日 02:05
ノリヒコ
「ザ・スタンド」の髪型ってゴールドスミスの真似をしたとか初来日のタワーレコードでのトークショウで言っていた様が気がします。でも「風とライオン」が一番好きです。
ノリヒコ
■ 髪型
2000年11月29日 12:19
SOW
>「ザ・スタンド」の髪型ってゴールドスミスの真似をしたとか
>初来日のタワーレコードでのトークショウで言っていた様が気がします。
この辺りの発言は私のサイトで全部読めますよ。
SOW
■ アドレス
2000年11月29日 22:19
ノリヒコ
SOWさんのサイトあるんですか?
全然知らなかった、早く教えてもらえば良かったです。
アドレス教えていただけますか。
ノリヒコ
■ アドレス
2000年11月29日 23:22
SOW
発言者の下に家のマークがあると思いますが、それがサイトへのリンクになっているようですよ。
SOW
■ HP
2000年11月30日 10:21
Varrick
フレッシュアイに登録する際にホームページのURLを記入して公開すれば家のマークが付くようです。
SOWさんのHPは私もいつも参考にさせていただいてます。
Varrick
■ 燃えるっ!サントラ
2000年11月30日 12:11
ian
書き込んだことはありませんが、私もSOWさんのHPは楽しく読ませてもらってます。
特に「燃えるっ!サントラ」コーナーは抱腹絶倒で面白い!
「ロスト・ワールド」のコメントなど、しばらく笑いが止まりませんでした。
■ ホームページ
2000年12月1日 01:00
ノリヒコ
nori150@hotmail.com
SOWさんありがとうがおざいます。
HP拝見しました。読みこんでしまいました。
一応書きこみもしました。
ノリヒコ
==
■ このサントラは買い?
2000年11月29日 22:09
k.m
迷っているサントラがあります。「小熊物語」「ナイル殺人事件」見本盤1000円「鬼畜」これ全部廃盤ですよね・・
■ 1000円
2000年11月29日 22:40
ノリヒコ
見本盤って何ですか? 廉価盤とは違うのですか。
全曲は入っていないのですか? 「鬼畜」って芥川のですよね。
「ナイル」は是非欲しいし。
ノリヒコ
■ 見本盤
2000年11月29日 23:16
SOW
見本盤というのはCDショップなどに商品見本として送られる非売品です。宣伝として店で流したりして販促に使ってくださいという事です。中身は別に編集する場合もありますが、大半は実際の商品とまったく同じで、どこかに「見本」とシールが貼られています。店が売り払ったものが中古市場に出ているのですね。中古屋を見ていると、サントラに限らずよくありますよ。
SOW
■ 1000円なら買いじゃないですか?
2000年11月30日 10:17
Varrick
フィリップ・サルドの「子熊物語」、ニーノ・ロータの「ナイル殺人事件」、芥川也寸志の「鬼畜」が全部1000円だったら買いだと思いますよ。
個人的に見本盤は中古でもあまり買いたくないですが・・・。
Varrick
■ 見本盤
2000年11月30日 15:29
SOW
>個人的に見本盤は中古でもあまり買いたくないですが・・・。
でも、見本盤だと未開封の場合が多いので中古というより新古という感じで得したような気になりませんか? どっちにしてもアーティストの利益にはまったくならないので、基本的に廃盤以外は中古では買わないようにしています。
SOW
■ 見本盤
2000年11月30日 17:49
Varrick
おっしゃる通りアーティストに何のロイヤリティも入らないという点が海賊盤と同じで一番の問題点だと思いますが、そもそも無償で頒布されているものに値段をつけて売って利益を得ている輩がいるというのが何となく納得できません。
(でも、どーしても手に入れたかった廃盤アルバムを中古で見つけたら買っちまいますが・・・)
Varrick
■ サンプル他
2000年11月30日 21:42
k.m
正式盤と違うのは、シールがあるのと盤にサンプルの印刷。
帯もライナーも付いています。パリは燃えているかとアラモは買いました。他にも有り。SONYの92年のシリーズ10枚など
鬼畜は新品なので定価です。千代田区です。詳細は直メールにて・・
■ 見本盤
2000年12月1日 00:58
ノリヒコ
僕はサントラはタワーかHMVどかでしか買わないのですが、具体的に見本盤はどこで売っているのか教えていただけますか、都内でお願いします。あとどこかいいサントラの店あったら教えて下さい。最近というか、もう6年以上すみやへは行っていませんが、今どうなっているか知っていますか。実際問題タワーとか品ぞろいがいいから大変だろうなーと思うのですが。
■ すみや
2000年12月1日 01:13
SOW
見本盤は中古屋でたまに見かけるくらいですので、どこにあるかというのは特定できません。
すみやは今も同じところで営業しています。最近は海賊盤やプロモーション盤が多くて、ますますマニアの店になってますが。サイトもやってますよ。
http://www.sumiya.co.jp/ts/find.html
SOW
■ 見本盤
2000年12月1日 10:34
Varrick
SOWさんのコメントの通り、見本盤は普通のCDショップにはなく、中古盤店に時々あります。
中古盤のお店は都内のあちこちにあるので、「レコードマップ」のような本で調べると場所がわかると思います。ただ、概してサントラ盤を大量に置いているところはあまりないので、探している廃盤アルバムを見つけるにはかなりこまめに足を運ぶ必要があると思います。(私個人は暇がなく、最近はほとんど行ってません)
「すみや」の品揃えのTowerやHMVとの大きな違いはプロモーショナル盤や海賊盤を扱っている点ですが、この手のCDは単価がかなり高めなのでのめり込むと大変かも・・。
SOWさん:
管理人のレスポンスが遅く、いつもご回答いただきありがとうございます。
Varrick
■ レスポンス
2000年12月1日 11:41
SOW
>SOWさん:
>管理人のレスポンスが遅く、いつもご回答いただきありがとうございます。
管理人がこまめにコメントしようとすると、疲れてきて続かなくなりますので、周りの活発な発言にある程度まかせておいた方が長続きしますよ(^_^;) 長年(って10年だけど)のネット経験から言うと。
SOW
■ レスポンス
2000年12月1日 12:51
Varrick
SOWさん:
気が楽になりました(笑)。
しかしネットの世界で10年というとリアルの世界の70年くらいに相当するのでは?(若干誇張気味)
今後ともよろしくおねがいします。
Varrick
■ サントラの買い方
2000年12月1日 20:38
k.m
メジャーな新しいサントラはブックオフや秋葉あたりの中古で買います。中古で出そうもないものでライナー不要なら、海外通販でまとめ買いが安上がりです。浮いた資金でBOOTやPROMOを買います。
イタリア盤などは値段と送料を考えると国内で買った方がよいと思います。(中古も時間や交通費を考えると、アレですが)
■ ホームページ
2000年12月1日 23:47
ノリヒコ
k.m さんのHP拝見させてもらいました、写真付きで安心します。
綺麗にまとまって見やすいです。僕も「パリは燃えているか」好きです、ピアノのハンマー奏法とかジャールの楽器の使い方がさえていますね。「ベン・ハー」僕の永遠のベスト1です。「十戒」でバースタインは凄いと思って、いろいろ買うと失敗しますね。「犬神」イイですよね、ライナーノート見て知ったのですがこれ主題歌があったんですね、それも入っていて欲しかった。「イルカ」綺麗ですよね、でも再会って「アメリカの夜」のテーマとよく似ていませんか、全体的にトリュホー的といったら悪いかな、だから好きです。モリコーネも好きです、ウエスタンはあまいよくわかりませんが、この前モリコーネのヘンなCD買ったらすごくよかったので、これからはまりそうで怖いです。
書き込みが出来なさそうだったのでこの掲示板をお借りしました。すみません。
それから管理人さんへ、SOWさんが言うように、もっとリラックスしてこの掲示板運営してください、本当にこまめに返事下さるので恐縮しています。
■ よろしくおねがいします。
2000年12月2日 21:46
Varrick
>それから管理人さんへ、SOWさんが言うように、もっとリラックスしてこの掲示板運営してください、本当にこまめに返事下さるので恐縮しています。
ありがとうございます。
色々と書き込みしていただいており、助かっています。
■ RE・HP
2000年12月2日 23:13
k.m
掲示板をお借りします。>ノリヒコさんご来場ありがとうございます。掲示板はかなりの知識がないとできないです。ベンハー2枚組はお持ちでしょうか(私はまだですが)サントラにのめりこんだのは、モリコーネのマカロニ・ウェスタンからです。私の一押しは「殺しが静かにやって来る」です。神秘的なテーマが心に染みます。
最近、芥川也寸志の世界を買いまして、日本映画の旧作も集めたい感じです。映画を見て買うんじゃなくて、作曲者を気に入って、他の作品にも手を出していく感じです。2つぐらいハズレだと違う人へ・・
■ 芥川
2000年12月3日 00:22
ノリヒコ
モリコーネの「殺しが」は国内版があるのですか? 今度聞いて見ます。でもあの当時のモリコーネは質量ともすごいですね。「宮廷料理人」にはがっかりでした。
K.Mさんはハズした作曲家はだれでしたか? ちなみに「ベン・ハー」の縦長のやつですよね。もう宝物です。
僕はレコードからCD変わった時、一番最初に買ったのが、オペラでも交響曲でもなく、「ミクロス・ローザ三部作」でした。
この縦長のは海外に行ったとき買ったのですが、日本で見つけた時やられたと思いました。日本で買えないものないですね。
芥川いかがでしたか? 僕は凄く気に入っています。もう何回も聞きました。すごく美しいワルツを書く人だと思います。「猫と正造」とか「八つ墓村」とか、ライナーノートもいいですね。「鬼畜」は音楽ともよくできた映画だと思いますが、内容が残酷過ぎてもう見る気になれません。僕は林光、黛敏郎もお勧めです。林の「秋津温泉」のメロディーには泣けます。大学院で映画を研究している吉田喜重好きの友人に「秋津」は音楽がイイねと言ったら、そうだっけといわれショックでした。
それから黛は本当に実験的なことをいろいろやっているのがこのCDからでも分かります。なにしろ彼はジョン・ヒューストンの「天地創造」みたいなおよそ日本人だと感じさせない傲慢な曲を書く人だから納得です。
皆さん黛の「天地創造」なんかどう思われますか?
日本人のサントラもどんどん出して欲しいですね。
ノリヒコ
■ 八つ墓村
2000年12月3日 23:04
k.m
「殺し、」国内盤は廃盤です(マカロニ国内は全滅)
私的に外したものはトレード・コーナーに出しております。(ライン上のものがあと十数枚ありますが、)モリコーネはマカロニ物が強烈すぎるのか、ミッション、ウルフ、ビックマン等いまいちでした。
シシリアン、狼の挽歌は中古なら買いますけど・・
NHK大河ドラマ2枚組み買って、芥川と来たのです。「煙突の・・」がほのぼのしていて気に入りました。今日「八つ墓村」1000円でゲット。LPは持っていたんですが・・これ名盤だと思います。
「鬼畜」は、あのジャケの絵が強烈。で砂の器を探そうと思っています。「天地創造」は?です。あと「乱」は廃盤ですよね?つぎは武満です。(このような内容は個人メールのほうがよいのかな・・)
■ 八つ墓村
2000年12月3日 23:17
Varrick
>(このような内容は個人メールのほうがよいのかな・・)
別に掲示板への書き込みでも構わないと思いますが。
「八つ墓村」は私のHPでも紹介していますが、名盤ですね。
芥川は「八甲田山」をCD化してほしいです。
Varrick
■ 武満
2000年12月4日 00:57
ノリヒコ
「八つ墓村」良いですよね。あのCDのジャケットも好きです、小川真由美と萩原健一の絵の雰囲気が映画以上に良いですね。この映画の音楽について岩井俊二とかいうバカ監督が古臭いとか言っていて、本当にむかつきました。「煙突」もいいですし、僕は「五弁の椿」も「雪の丞」も好きです。大河ドラマでは彼が担当したのは「赤穂浪士」だけでしたっけ? でも今じゃこの番組見れないし。後にも先にも「赤穂」の芥川オスティナートとビシィというアクセントを超えるものないですね。佐藤勝や富田のものも好きですけど。意外なのは武満のがあまり印象の残りませんでした。
「砂の器」はCDで見たことありますけど、もう品薄なのかも、でもあれって芥川が音楽監修で菅野光亮という人が全部作曲しています。彼は「天城越え」や「鬼流院花子の生涯」とかもそうじゃなかったですか、もう死んでしまったのですよね。そうでしたよね管理人さん。ラフマニノフ節のすごくアナクロニズムな曲ですが、やっぱり好きです。とにかくこの曲の楽譜が欲しいのです。
黛の「天地創造」はイタリア盤というのが出回っています。本当に好きな一枚です。
武満の「乱」はフランス盤と国内盤両方とも出回っているとおもいますよ、岩城の指揮で札幌交響楽団だったとおもいます。
武満は「武満徹 映画音楽」というのが6枚組(分売可)があります。友達も買おうとしたのですが現在大島渚の巻がどこにもないとか。このシリーズが出たとき、本当に随分前ですが、草月ホールで彼の担当した映画上映とトークショウが何回かあり(企画が発売記念かどうかはわすれましたが)、僕も随分通いました。彼が死んだ時だったか、僕はちょうドイツに留学していて、彼の追悼でかなりの本数を特集上映しヨーロッパ中を周っていました。ただ気の毒なのは海外の死亡記事のほとんどが映画音楽作曲家という肩書きでした。
武満は滝口修造の実験工房の流れを汲んだすごく前衛的な面と、日本的な情緒というかロマンティシズムという2面性があるとおもいます。
だからすごく実験的(その当時)な曲とすごくリリカルな曲とがあり、そして僕は彼のリリカルな面に強く感動します。最初は逆でしたが。勿論劇中ではいろいろやりますが。前衛的な音楽が小林正樹とか勅使河原宏の作品で、リリカルなのが中村登とかの多くの松竹映画です。中村の「紀ノ川」とか成瀬の映画の彼の音楽はすごく好きです。そして勅使河原の「他人の顔」のすごくメランコリックで残酷なほどリリカルのテーマ曲は暗い作品をいたずらにあざ笑っているようで出色な出来です。あと映画はひどかったですが、「天平の甍」は音楽だけで満足できます。
ただ僕は「乱」がどうもダメです。でも聞いてみてくださいね。
「乱」、吉田の「嵐が丘」、今村の「黒い雨」はすごく苦手です。
それに晩年の作品はカウフマンの「ライジング・サン」も篠田の「写楽」も聞いていて悲しくなりました。
武満と大江の共著の岩波のオペラについての本は自慢話と二人のあまりのオペラに対する知識のなさに飽きれました。最低最悪の本でした、後で友人に聞いたのですが岩波の担当者も呆れ果てたとか。それに遺作だったかコンサート作品のチェロ協奏曲がもう気の抜けたドビュッシーのようで、この人はもう死ぬだけだと思っていたら、その後2,3年したら死んでしまいましたね。
一応僕のアドレスです。nori150@hotmail.com
ノリヒコ
それから「八甲田山」も以前はCD化は絶対無理だなと思っていたけど、最近の復刻CDを見ると望み薄ではないような気がするのですが。
いかがですか。ぼくは全然関係ないけど「細雪」をお願いしたいですね。なんか佐藤勝の「ルパン3世」とかCDになりましたね。
■ 「乱」
2000年12月4日 01:11
ian
以前、黒澤明監督作品の映画音楽BOXセットが出て、当然それには鈴木〜池辺までずらーっと網羅されていたわけですが、あれはもう廃盤になってしまったのでしょうか?
■ 黒澤
2000年12月4日 03:34
ノリヒコ
そういえばあのBOXどうしたんでしょうね。かなり前ですよね。分厚い解説書がついていて、あれは「影武者」までで、全作品ともすべてCDに入っていましたっけ?でもどうして買わなかったんだろう。佐藤勝の全集が出るとかで買わなかったのかな。映画とも評判の悪い池辺の「影武者」なんかすごく欲しいのですが。「虎の尾を踏む男達」は入っていましたっけ?佐藤勝が担当したのは彼の全集の黒澤の巻で聞けますが、それ以外の黒澤の音楽ってどうだろう? 早坂文雄もぼくはどうも。鈴木とかはもう古過ぎてわかりませんね。
「乱」については武満は後になってから本当にいろいろ言っていますね。掛け声だけで音楽を作りたかったとか、結局マーラー風の曲を書けって言われたのが気に食わなかったんですよね。それならば勝新太郎みたいに途中で止めればいいのに、彼はすごく芸術至上主義者みたいな印象をうけるけど、すごく権威主義だと思います、黒澤の音楽をいろいろ言われてもやっておけば必ず良いことがあるという計算が含まれていたんだと思います。そのおかげで海外の新聞でもクロサワの音楽を担当したタケミツが死んだという書き方でした。もし「どですかでん」だけだったらあれほどの知名度にはならなかったと思いますよ。一時彼にこっていろいろ彼のエッセイとか読みましたけど、読んでいくうちに彼の言説は大嫌いになったことがあります。
でも良い作品があるので全面否定できないのがつらいのですが。
それから黒澤関係で西村なんとかさんが書いた「黒澤明 音と映像」(確かこんな題だったような)はすばらしい研究書だったと思いますけど、読まれましたか?
ノリヒコ
■ 黒澤
2000年12月4日 12:55
Varrick
黒澤のBox Setは確か彼が他界した時に追悼版として再発されたような気がします。
私はそれ以前にリリースされた最初のBox
Setを買いましたが、彼の作品は一通り収録されていたと思います(手元にないので確認できませんが)。
私も武満の「乱」はあまり感心しませんでした。
■ 黒澤BOX
2000年12月4日 15:38
ian
「姿三四郎」から「八月の狂詩曲」まで全作品の音楽が網羅されていました。当然「乱」も。
>結局マーラー風の曲を書けって言われたのが気に食わなかったんですよね。
黒澤監督は「生きたテンプ・トラック」みたいなところがありましたからね。「赤ひげ」にしても、あれは…(^_^;)「乱」の第一予告編は、まんまマーラーが使われておりました。
>それから黒澤関係で西村なんとかさんが書いた「黒澤明 音と映像」(確かこんな題だったような)はすばらしい研究書だったと思いますけど、読まれましたか?
雄一郎さんでしたっけ? 加筆前の初版を読みました。面白かったですね。
確かしめくくりのところで「私には見える、黒澤という巨人のもと、早坂、佐藤、武満の三人の武将が立っているのを」(うろおぼえ)みたいなドラマチックな記述があって、要するに池辺がほとんど無視されてたんですけど、以後池辺が「夢」「八月〜」「まあだだよ」と連続登板して武満の本数を追い抜いてしまったものだから、加筆補強を余儀なくされた、のではないでしょうか(いや、補強版は読んでないんで、当て推量なんですが、これ)(^_^;)。
■ 西村雄一郎
2000年12月4日 16:56
SOW
『シネマ・ミーツ・クラシック』という著書(音楽之友社刊行)もおもしろいですよ。題名の通り、映画に使われたクラシックを扱った本ですが、コラムや索引も充実しているので、読んでいて楽しいです。
■ 黒澤
2000年12月4日 20:17
ノリヒコ
僕は「赤ひげ」はイイと思うんですよね。それに「影武者」もただ「乱」が嫌いなのは、選曲というか黒澤とマーラというか後期ロマン派の曲とは全然合わないのではないかと思います。やはり彼が育ってきた過程でマーラはふっと飛び込んできた作曲家で、黒澤はやっぱりベートヴェンとかブラームスとかハイドンとか、それから「ウィリアム・テル」とか「天国と地獄」とか「ペール・ギュート」とかそういうクラッシク教室で聞くような曲を聞いて育ったんだと思います。だからそういう曲は私見ですがどう使おうが彼の映画の画面と合うような気がします。
ノリヒコ
■ 佐藤勝
2000年12月4日 23:40
k.m
「乱」は足軽のテーマ?そんなような曲が記憶に残っています。
で佐藤勝を買ってきました。(用心棒めあて)「御用金」「湖の琴」「故郷」あたりが良いです。インタビューもおもしろい。
「パリは燃えているか」ビデオで見直したんですが、ドイツ軍、レジスタンス、パリの街を見事に表現していると思います。オールスターでドキュメント・タッチなので場面が飛ぶし、ドラマ性が低いので、音楽が前面にでしゃばって正解かなと、あとで音楽だけでも楽しめるし(芥川さんが映像と音楽のかかわり合いみたいなことをインタビューで話しているのですが、こちらもおもしろい)
ベンハー2枚組はいつになるやら・・・
■ 黒澤
2000年12月4日 23:46
ノリヒコ
僕は「赤ひげ」はいいと思います、「影武者」も好きです。
「乱」が好きになれないのは、黒澤とマーラーというか後期ロンマン派の曲との相性がどうもしっくりこなような気がします。それになぜかマーラーの俗っぽい部分でなく(石井輝男の「さくら判官」の予告編には確かマーラーの2番が使われていて結構格好良かったです)、厭世的な部分に惹かれているようで。そもそも彼の音楽感にマーラーという存在は突然ふっと飛んできたような感じではないでしょうか。
彼の音楽過程ってやっぱりベートヴェンとかブラームスとかハイドンとか、あるいは「ウィリアム・テル」とか「天国と地獄」とか「ペールギュート」とかいったクラシック教室で聞くような曲からなっていて、だからそういう曲だったらどう編曲しようが、一応は画面との相性がいいんだと思います。なんか西村さんと同じこと言っているようですが。
それに「乱」以降「夢」とか「まあだだよ」とか映画自体とんでないところにいってしまたっし。
ノリヒコ
■ 佐藤勝
2000年12月5日 00:15
ノリヒコ
ごめんなさいボタン間違えて同じ物を2回送ってしまった。
五社のは「御用金」も好きですけど、これ見たことないんですよね。
他のものも大好きです。やっぱり「ようきろう」も。篠田の「無頼漢」の音楽も面白いので見たいのですが、ビデオになっていないようですね。
山田洋次のは僕は作品が全般的に受け付けないので、パスしちゃっています。「湖の琴」も曲は凄くいいですね、ただ映画はイマイチでした。
サントラの入っている舞踏シーンはそれなりの面白かったですが、やっぱり「五番町夕霧廓」なんか良くありませんか? あのメロディーは泣けます。映画もなんやかんや言う人も入るけど、好きで好きでしかたありません。でも考えてみれば「五番町」は最初聞いた時あまり印象に残らなかったけど、映画みたらどうしようもなく好きになった曲です。
あと岡本喜八とか山本薩夫とのコンビも他に追随を許さぬものだと思いますよ。
「湖の琴」とか「五番町」ビデオあるので何かの機会があったらお貸しします。
そういえば佐藤勝「ルパン3世」がCDで出ましたね、びっくり。
ノリヒコ
==
■ 「宮廷料理人ヴァテール」「タイタス」
2000年12月2日 00:02
ノリヒコ
モリコーネが音楽です「ヴァテール」。バロックオペラブームに乗ってか乗らないかという感じです。モリコーネ!でもどうしたんだろ。手抜きじゃないよね。ルイ14世の話しにヘンデルとか時代考証のあっていない曲使うなら、全部モリコーネが書けばいいのに!でも彼の名前で人が呼べるのか外国のポスターにも彼の名前がでかでかと書いてありました。
「タイタス」現代音楽の人が書いた曲です。それらしき曲はありませんが。
ノリヒコ
■ タイタス
2000年12月2日 01:34
SOW
>「タイタス」現代音楽の人が書いた曲です。それらしき曲はありませんが。
現代音楽――まあ、確かに出自はそうですし、バレエ音楽で『オセロ』とかもやってますが、『バットマン・フォーエバー』とか『エイリアン3』などの方が記憶に残りますね。宗教的な感じが多いです。どうも個人的には乗り切れないんですけど、ゴールデンタールは。『タイタス』は奥方が製作かなんかをやっていたんじゃなかったかな?
SOW
■ ゴールデンタール
2000年12月2日 05:16
ian
「タイタス」はゴールデンタールなんですか。
私はいつもゴールデンタールとクリストファー・ヤングがごっちゃになってしまうのですが、音楽的には随分違うのでしょうか?
どなたか教えて頂けると嬉しいです…。
■ タイタス
2000年12月2日 11:21
ノリヒコ
本当ですね、「バットマン・フォーエバー」「エイリアン3」「ペットセメタリー」とか書いていますね。でもそんなに映画音楽やった人には思えませでした。「タイタス」に限ってはただバリエーションに富んでいるだけとしか言いようがありません。本当にいろいろやっていますよ。でもおそろしいほど個性がないというのは失礼かな。それにみんなどかこで聞いたことあるよな曲でした。
今時「ベン・ハー」みたいなアナクロニズムな曲を期待する僕が悪いのでしょうか。
「グラディエータ−」(誰でしたっけ)もそうでしたが、最近の史劇映画の音楽って随分変わりましたね、わざと時代を感じさせない音楽ばかり付けますね。
クリストファー・ヤングは例えば何を書いていますか。
そういえば「タイタス」のCO−PRODUCERにヨシザキミチコという名前を見ました。
ノリヒコ
■ タイタス
2000年12月2日 11:43
SOW
『タイタス』は史劇は史劇でも、舞台劇の映画化なので、『ベンハー』とかとは違う感じだと思いますよ。『グラディエーター』の方が『ベンハー』に近いでしょう。まあ、音楽はハンス・ジマーなんで全然違いますが。
クリストファー・ヤングは『ヘルレイザー』や『フラッド』『スピーシーズ』なんかが有名です。ゴールドスミスに憧れて映画音楽をやり始めたというので、初期の作品にはゴールドスミスそっくりのスコアがあったりしますが、最近ではベテランになりましたね。なかなか大作に当たりませんが。
■ ゴールデンタールとヤング
2000年12月2日 11:52
SOW
音楽的な事はわかりませんが、ゴールデンタールは前衛的なバックグラウンドがあるせいか、耳障りな音やはったりをかました音なんかをよく使います。それに作品毎に音楽の特徴がえらく違う、つまり、個性がわかりにくいと感じます。『バットマン』の続編をやるとエルフマンの音楽にそっくりにしたり。
ヤングは映画音楽がやりたくてこの世界に入ったので、自分の個性を出しながら、映画に合わせた音を作り出しているように思います。
SOW
■ ゴールデンタール
2000年12月2日 21:50
ian
SOWさんありがとうございます。
いつも「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」で、「あれ、どっちだっけ?」と混乱していました(ゴールデンタールでしたね)。
ヤングがホラーを多く手がけているのと、ゴールデンタールが、
>作品毎に音楽の特徴がえらく違う、つまり、個性がわかりにくいためかも知れません。
うーん。最近の中堅(?)って音だけでは見分けがつけにくい。
ウィリアムズもゴールドスミスもバリーもモリコーネも、一聴して分かる個性を持っているというのに。
きっとホーナーがいけないんだ!(違うか)
■ ゴールデンタールとヤング
2000年12月2日 21:57
Varrick
>音楽的な事はわかりませんが、ゴールデンタールは前衛的なバックグラウンドがあるせいか、耳障りな音やはったりをかました音なんかをよく使います。それに作品毎に音楽の特徴がえらく違う、つまり、個性がわかりにくいと感じます。『バットマン』の続編をやるとエルフマンの音楽にそっくりにしたり。
> ヤングは映画音楽がやりたくてこの世界に入ったので、自分の個性を出しながら、映画に合わせた音を作り出しているように思います。
私もエリオット・ゴールデンタール(大体名前がゴールデンタールなのかゴールデンサルなのかはっきりせん)のスコアをいくつか聞いたのですが、どうもこの人の音楽には魂がこもっていない気がして好きになれません。「タイタス」も非常に仰々しくハッタリばかりで感心しませんでした(ジュリー・テイモアの演出もいまひとつ・・・)。
クリストファー・ヤングはデビューしたての頃の「High
Point」とか「ヘルレイザー」「フライII」なんかが面白かったですね。「フラッド」「エントラップメント」とかを担当してメジャーになるのかと思いましたが、依然としてマイナーな印象がある人です。でも個人的には好きです。
Varrick
■ 誰がわるいのか?
2000年12月3日 01:01
ノリヒコ
確かに今の中堅作曲家は個性がないですね。僕もホーナーには個性がなさ過ぎるような気がしますが(最近のもの)。
顔もなんかそこら辺にいそうですよね。
ゴールデンタールは本当にハッタリ屋ですね。「タイタス」しか見ていないけどもういいです。最近の現代音楽がいろいろな手法をごちゃ混ぜにするのが流行っている(いた?)から、どうにでも表面的に曲が書けるのでしょうね。映画もひどかった、ごめんなさい、あまりよくありませんでしたね。女流監督の演出は小沢の指揮サイトウ記念オーケストラのストラヴィンスキーの「エディプス王」が良かったですが、「ライオン・キング」は一部をのぞいてたいしたことなかったので心配でしたが、予想どおりでした。
シェークスピアだとオーソン・ウェルズの「オセロ」「マくべス」、ソ連の「リア王」「ハムレット」、黒澤の「蜘蛛の巣城」、ゼッフィレッリの「じゃじゃ馬ならし」とかあったので余計「タイタス」が出来が悪く見えてしまいました(時代考証うんぬんの問題でなく)。いろいろやりたい気持ちは分かりますが、それらしくみせるカメラワークが良くなかったような気がするのですが、まあ私見ですので気にしないでください。
朝日新聞でこの映画をフェリーにとかパゾリーニっぽいとか書いていたけど、どういう感性しているんだろう。
でも正直いってヤングもあまり印象に残っていないですね。僕が全然注意して聞いていなかったからでしょうけど、「エントラップメント」は見ましたが、どうだっただろう。
「グラディエータ」はハンズ・ジィマーだったんですね。スコットは「リジェンド」「エイリアン」「白い嵐」とかで嫌いでない監督でしたが、これは映画ともども好きになれませんでした。
ノリヒコ
■ 現代音楽
2000年12月3日 04:12
ian
ノリヒコ さん
ホーナーが悪いというのは冗談としても(^_^;)どうもねえ。もっと積極的にCD買いたくなるような「その人じゃなきゃ聴けない音楽」「思い出せる音楽」を書いて欲しいですね、中堅の人たち。
あと現代音楽で言うと、ポランスキーの「ナインスゲート」が確か現代音楽畑の人の手によるものだったと思いますが、これはなかなか良かったですよ。誰だっけ、どなたかご存知ありませんか?
> 「グラディエータ」はハンズ・ジィマーだったんですね。スコットは「リジェンド」「エイリアン」「白い嵐」とかで嫌いでない監督でしたが、これは映画ともども好きになれませんでした。
「だったらオーケストラ使えよ!」と言いたくなるようなシンセサウンドでしたね。<「グラディエーター」>小室の「天と地と」を彷彿としました。
「レインマン」「デイズ・オブ・サンダー」の頃はわりと好きだったのですが。
数々の仕打ちを鑑みるに、スコットはゴールドスミス・ファンの仇ですね。
■ LOST SOULS
2000年12月3日 11:27
SOW
ポーランドのJAN A.P.
KACZMAREKですね。私もこれは良いと思いました。オカルトですが、メインテーマが希薄なのがちとマイナスでしたが。
『グラディエーター』は音がどうだとかメロディがどうだとか言う以前に、あそこまでホルストの『火星』をそのまんま使って一言のコメントもないというのが、クリエーターとして最低だと思うので大嫌いです。
昨日のフィギュアスケートでどこかのペアのチームが使ってましたね。
■ Ninth Gate
2000年12月3日 15:11
Varrick
>あと現代音楽で言うと、ポランスキーの「ナインスゲート」が確か
>現代音楽畑の人の手によるものだったと思いますが、これはなかなか
>良かったですよ。誰だっけ、どなたかご存知ありませんか?
ポーランドの作曲家でヴォイチェフ・キラールという人です。
映画音楽も「ドラキュラ」「死と処女」「ある貴婦人の肖像」とかを手がけています。「ナインス・ゲート」の音楽は良かったですね。
>> 「グラディエータ」はハンズ・ジィマーだったんですね。スコット
>は「リジェンド」「エイリアン」「白い嵐」とかで嫌いでない監督で
>したが、これは映画ともども好きになれませんでした。
「グラディエーター」はリチャード・ハリス、オリヴァー・リード、デヴィッド・ヘミングスといったイギリスの古顔が脇で出ていたのが面白かったですが、スコットの作品としては水準以下ですね。
■ キラール
2000年12月3日 16:30
SOW
キラールにコメントしようとして、全然関係ない事を書いてしまいました(^_^;)
キラールは『指輪物語』の作曲家として候補が挙がっていましたが、結局ハワード・ショアになりましたね。『ナインス・ゲート』の雰囲気ならおもしろいとおもっていたのですが。まあ、ショアも『セル』を聴いているとかなり近い曲も書けますけどね。
SOW
■ キラール
2000年12月3日 18:58
ian
SOWさんVarrickさんありがとうございました。
ヴォイチェフ・キラール、覚えました。
「ドラキュラ」「死と乙女」はあまり印象に残っていないのですが、「ナインスゲート」でビビッと来まして。
■ グラディエータ?
2000年12月3日 22:38
ノリヒコ
オリバー・リードの遺作だったのでは、彼が死んだ後見たので、すごく悲しかったです。僕があまり好きではなかったのは、ラッセル・からすの心象風景とそこにかかるジィマーの女性ヴォーカル付きの曲です、ああいうのがすごく苦手でした。ただリヴァ−・フェニックスの弟のフォアキン・不死鳥がよかったです、からすを食っちゃていましたよね。ジィマーも小品だとそれなりにいいのがあるのに。SOWさんのHPに書いてあったのかな、スコットはあまり音楽にどうのこうの言う人でないそうだけど、彼もゴールドスミスと上手くやっていればもう少し愛される監督になったのにと思います。
でも「タイタス」でシャークスピアは何を書こうとしたのでしょうか。「熊谷陣屋」みたいな感動をねらったのか、それともジャコビアン演劇的と言うかサム・ライミ的衝撃をねらったのでしょうかね。
ノリヒコ
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