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フレッシュアイ「映画音楽」掲示板 Part 3

■ 2001年
2001年1月1日 00:44
Varrick

新しい年、新しい世紀を迎えましたね。
本年もよろしくお願いします。

2001年の最初に聴く音楽は「ツァラトゥストラはかく語りき」・・・ではなく、アレックス・ノース作曲のDestroyed Versionの方でしょう、やっぱり。

Varrick

■ 2001年
2001年1月2日 23:58
amber

明けましておめでとうございます。

2001年の1曲、僕はやっぱり『ツァラトゥストラ』にしました。

ただし、ベーム指揮では「いかにも」なので『フックト・オン・クラシックス vol.3』というアルバムに入っているものです。

ただ、これはテンポがとても速いので、せわしない21世紀の幕開けとなってしまいました。

このアルバムには、ロジャース&ハマースタインのメドレーが収録されていて、これが秀逸でした。

■ 本年もよろしくお願いします
2001年1月3日 19:04
k.m

2001年と言うと私は、「美しき青きドナウ」です。
映画の方もマイ・ベストの1本です。アレックス・ノース盤は現在も手に入るのでしょうか。「小熊物語」は結局、私の元に参りました。
(曲も良いし、ジャケの写真がなんとも良いです)

■ よろしくお願いします。
2001年1月3日 23:36
Varrick

>2001年と言うと私は、「美しき青きドナウ」です。
>映画の方もマイ・ベストの1本です。アレックス・ノース盤は現在
>も手に入るのでしょうか。

ノース作曲盤(ゴールドスミス指揮ナショナル・フィル)は1993年にVarese Sarabandeレーベルから出ていたものですが、現在は廃盤だと思います。

「小熊物語」は結局、私の元に
>参りました。
>(曲も良いし、ジャケの写真がなんとも良いです)

私もこのフィリップ・サルドのスコアは好きです。フランス盤のジャケットのイラストも良いですよ。

Varrick

■ フックト・オン・・
2001年1月3日 23:40
Varrick

本年もよろしくお願いします。

>ただし、ベーム指揮では「いかにも」なので『フックト・オン・
>クラシックス vol.3』というアルバムに入っているものです。

一時期話題になったアルバムですね。
私もVol.1から3まで持ってます。これをやってるルイス・クラークという人は選曲やアレンジがなかなか上手いですね。

Varrick

■ 2001
2001年1月3日 23:53
SOW

Varrick さんは書きました:
>>2001年と言うと私は、「美しき青きドナウ」です。
>>映画の方もマイ・ベストの1本です。アレックス・ノース盤は現在
>>も手に入るのでしょうか。
>
>ノース作曲盤(ゴールドスミス指揮ナショナル・フィル)は1993年にVarese Sarabandeレーベルから出ていたものですが、現在は廃盤だと思います。

VARESE SARABANDEのサイトを見ると、まだあるようですよ。ゴールドスミスのものはそう簡単に廃盤にはしないでしょう。

SOW

■ 失礼しました。
2001年1月4日 10:15
Varrick

>VARESE SARABANDEのサイトを見ると、まだあるようですよ。ゴールドスミスのものはそう簡単に廃盤にはしないでしょう。

確かにまだ売ってますね。失礼しました。
TowerやHMV等にも在庫があるかもしれません。

Varrick

■ 2001年宇宙の旅
2001年1月4日 19:57
k.m

この映画、IBMとHALの話、手塚氏がキューブリックに誘いを受けたとか興味はつきません。この映画は音楽なしでも成立しえる作品だと思いますし、その意味からもノースのオリジナル音楽は気になります。

■ おめでとうございます
2001年1月4日 23:33
ノリヒコ

今年もよろしくお願いします。
ところで「2001」ってそんなにいいですか、キューブリックに形而上学が描けるともおもえないし。作品の意図とは別にいろいろあとづけできるできる作品なのかもしれませんが。
ノースの音楽もどうなんでしょうか? 「クレオパトラ」「華麗なる激情」「スパルタカス」、あとヴァティカンものの映画と同じ系列だと思うのですが、ノースの音楽で映画があそこまで成功したかどうかは疑問です。彼のジャズっぽい部分がどう映像にくっつくか興味深いですが、ツァラトゥストラ風のテーマ曲もおなじパクッタものでもロータの「ナイル殺人事件」のほうが面白かったと思いました。この映画劇場で見たことないというよりも、見れないので、作品の本当のよさは分かりませんが、キューブリクに一杯食わされているような感じです。僕は「バリー・リンドン」は個人的に手放しで賞賛しますが、「2001」は美術意外はどうもイマイチです。言い意味でも悪い意味でも既成曲はうまく合って使っていると思いますが。映像的にもいろいろやっているようですが、「ライト・スタッフ」の方がイヤミなく、見ていて苦痛になりませんでした(僕は知りませんでしたが「ライト・スタッフ」もかなり映像的実験をしいるそうですね)。
でもこの2001年新年にツァラトゥストラを聞きたい気持ちは同じですが。
それにノースのはやっぱ幻の映画音楽なんでしょね、ハーマンの「引き裂かれた」のように。
実際曲は書かれませんでしたが「アラビアのロレンス」も最初ロージャースだったことは有名ですが、イギリス音楽界をたらい回しにされてブリテンにまで話がいって、ハチャトリアンも候補だったそうですね。
それでは
ノリヒコ

■ 2001年宇宙の旅?
2001年1月5日 21:49
k.m

人類のあけぼの、猿人のシ-ンは退屈。骨が宇宙船になり・・
モノリス発見、HALの反乱あたりまではドラマ性は低いものの、あまりにもリアルな出来。(機械とか宇宙に興味がないと退屈かも)光の洪水(睡魔が・・)で最後の白い部屋、エンディングはスターチャイルド。わけがわからない。(これが最初の感想)
その後、本読んで、TVで見て、ビデオで見て、4、5回は見てるが、未だにわからない。だからまた見る。別に理解する必要もないが今の娯楽アクションとは違います。ど派手なシーンもないし・・
あの、デイスカバリー号やら宇宙服を見たいが為にまた見る。
普通の映画って1度見ちゃうと何回もみようとは思わないし、つぎつぎと新作がでるし、2001年って絵画的な映画だと思うんです。

■ 絵画的な映画
2001年1月6日 05:09
ノリヒコ

絵画的な映画という言い方は多分良い意味で使っていると思うのですが、僕の場合逆で紙芝居みたいな映画になってしまうのです。
紙芝居みたいな映画でも別に良いわけですが、僕がこの映画を好きになれない理由はそこかもしれません。
絵コンテをいっぱい使っても紙芝居にならない映画もあるわけで、そういう映画は具象的な機能に還元されないで映像という特殊な性格が考慮されているんだと思います(上手く言えませんが)。「2001年」も絵画的でなく映画的ななにかがあリ、それによって絶大なファンがいるんだと思っていましたが、絵画的な理由で見られつづけているのがむしろ本当の理由かもしれませんね。
ただ「2001年」も非具象的(うまく言えなくてごめんなさい)なものを含んでいると思うのですが。
「謎」の提示の仕方もあくまでも図像学的で、「市民ケ−ン」以降の現代的映画(ドゥルーズ的に言えば時間的映画)と比べてすごく説明的な気がします。モノリスの謎は何だか説明がつきそうですが、ローズバットは橇の模様とかそういう意味でなくわからないままですよね。
何だか上手く言えなくてごめんなさい。
ノリヒコ

==

■ 「パン・タデウシュ物語」
2001年1月2日 20:05
Varrick

HPのレビューにも書きましたが、このヴォイチェフ・キラールの新作スコアはお薦めです。
非常にリッチな劇音楽が楽しめました。
日本盤はVOLCANOレーベルから出ています。

Varrick

■ ワイダ
2001年1月14日 00:28
ian

キラールの新作、要チェックですね!
しかし、ワイダの映画ですか…ちょっと腰が引ける(^_^;)
この監督も元気ですね。コンスタントに作ってますね。怒り続けてるんでしょうかね。もう結構な年齢のはずなのに。

■ ワイダ
2001年1月14日 00:35
Varrick

>しかし、ワイダの映画ですか…ちょっと腰が引ける(^_^;)
>この監督も元気ですね。コンスタントに作ってますね。怒り続けてるんでしょうかね。もう結構な年齢のはずなのに。

74歳だそうです。
そう言えば年始に三谷幸喜がビリー・ワイルダー監督に会いに行くという番組がありましたが、ワイルダーはなんと94歳で、でも元気そうにしゃべってましたね。

Varrick

■ ワイダ
2001年1月14日 22:39
ノリヒコ

ワイルダーの本は面白いですね、でも三谷の番組はあきれました。わざといいかげんに作っているんでしょうかね。
キラールの音楽は楽しみですが、ワイダ監督は腰が引けるどころか、個人的には嫌いです。内容については分かりませんが、映画的には優れていると決して思わないけど。そもそも演出力がある人とは思えません。
「悪霊」とか「ナターシャ」は本当に酷かった、
去年かその前アカデミー特別賞をとりましたが地味でしたね。
今回の映画ですがああいう文芸大作描けるんで人なんでしょうかかね?
ノリヒコ

■ ワイルダー
2001年1月14日 23:19
Varrick

>ワイルダーの本は面白いですね、でも三谷の番組は
>あきれました。わざといいかげんに作っているんでしょうかね。

私自身ビリー・ワイルダー監督の大ファンなので、単純に三谷氏がうらやましかったです。

Varrick

==

■ 聴き初め
2001年1月4日 23:31
Mockingbird

2001年の聴き初めは、やっぱり「アラバマ物語」にしました。

エルマー・バーンスタインのこの曲が大好きで、ハンドルも原題にちなんでつけました。
メインタイトル、西部劇の音楽のように派手じゃないけれど、なんだか優しい気持ちになれるんです。俳優ヘンリー・フォンダを「アメリカの良心」と評しているのを見た記憶がありますが、映画音楽の分野での「アメリカの良心」という感じがします。

MB

■ アラバマ物語
2001年1月5日 12:17
Varrick

>2001年の聴き初めは、やっぱり「アラバマ物語」にしました。
>
>エルマー・バーンスタインのこの曲が大好きで、ハンドルも原題にちなんで
>つけました。

私も「アラバマ物語」はバーンステインのベストスコアだと思います。
本人も気に入ってるみたいだし。

Varrick

■ アラバマ物語
2001年1月8日 02:50
ノリヒコ

「アラバマ物語」は傑作ですよね。
黒人問題とその対極にある父と子の話を美しいリリカルなピアノのスコア-で表現していて。
タイトル・クレジットも忘れられません。おもちゃを真横から写した変わったものでしたよね。
でもバースタインっていいものとそうでないものがハッキリしていませんか。けっこう外れも多いような気がします。
イマイチ捉えられない作曲家なんです、実は。
「十戒」なんてとんでないもの書いちゃうし。
でもこの「十戒」って新録でませんね。
でてもよさそうなのに。実はあるとか?
ノリヒコ

■ 十戒
2001年1月8日 22:03
Varrick

>「十戒」なんてとんでないもの書いちゃうし。
>でもこの「十戒」って新録でませんね。
>でてもよさそうなのに。実はあるとか?

サントラ以外の再録音という意味では、バーンスタイン自身が指揮したアルバム(LPのみ)が昔United Artistsレーベルから出ていました。
あと、1993年に日本のDENONレーベルから「エルマー・バーンスタイン自作自演集」というコンピレーション(バーンスタイン指揮RPO POPS)CDが出ていて(型盤: COCO-75288)、これに約8分の「十戒」のスコアが入ってました。
(このコンピレーションには「アラバマ物語」も入ってます)
おそらくもう廃盤だと思いますが・・。

Varrick

■ バーンステイン
2001年1月9日 15:50
amber

バーンステインの『アラバマ物語』は名曲ですね。

同系列の曲としては "Amazing Grace and Chuck" というのがありましたね。邦題は忘れましたが。グレゴリー・ペックが大統領をやっていた。

こちらも、美しいスコアで80年代の『アラバマ物語』といった風情で良かったです。

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■ ロブ=グリえ
2001年1月6日 05:13
ノリヒコ

ロブ=グリエがミシェル・ファーノという作曲家と面白いコラボレーションを映画でやっているそうですが見たり、聞いたりした人いらっしゃいますか?
ロブ=グリエ之映画って「囚われの美女」以外見ることが出来るのですか?
ノリヒコ

■ ロブ=グリエ
2001年1月6日 19:30
Varrick

ロブ=グリエとファノの二人が組んでいる作品というのは知りませんが、過去の作品には以下のようなものがあるようです。
監督や作曲家名から作品を検索するには「全洋画オンライン」(http://www.stingray-jp.com/allcinema/)が便利です(日本語の場合)。

アラン・ロブ=グリエ(Alain Robbe-Grillet)
生年■1922/8/18
出身地■フランス/ブレスト
囚われの美女 (1983) 監督/脚本
危険な戯れ <未>(1975) 監督/脚本
去年マリエンバートで (1960) 脚本

ミシェル・ファノ(Michel Fano)
爪と牙 (1976) 音楽

Varrick

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■ ハッド
2001年1月6日 08:48
fufuu

1963年作、ポールニューマンの「ハッド」を知っていますか?
遠い昔、ドーナツ版(懐かしい言葉ですね)を買って、夢中になって聴いた記憶があります。
映画は見ていないけど、すごくかっこいい音楽で繰り返し聞いたものです。でも、あれだけ夢中になったのに、今、どんなメロディーだったのか、思い出すことが出来ません。
いつの間にかレコードも紛失して。。。
作曲者は誰だったのでしょう。
いつも、心に引っかかっています。
どんなものでも手に入る豊かな世界になったのに、忘れ去った遠い思い出を蘇らすことは出来ません。
だれか「ハッド」を知っていますか。
今、聴くことが出来るのでしょうか?
僕の遠い青春の思い出です。

■ ハッド
2001年1月6日 19:32
Varrick

「ハッド」HUD (1962)(監督:マーティン・リット、主演:ポール・ニューマン)の音楽はエルマー・バーンステインですが、サントラCDは出ていないと思います。

Varrick

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■ スタディオ・ボイス
2001年1月8日 02:34
ノリヒコ

この雑誌は前も何回か映画音楽を特集していましたが、今回の「JAPANES COMPOSER」もすごく面白い題材なのですが、できればもっともっと詳しくと思ってしまいました。でもこの特集を組んだ編集部には尊敬。
ノリヒコ

==

■ 北条時宗
2001年1月8日 02:41
ノリヒコ

今回の大河ドラマの作曲家は栗山和樹という人ですが、
だれですか? 民族音楽を使った音楽ですが、最初富田勲かと思いました。CGのタイトルクレジットは期待はずれでしたが。
ノリヒコ

■ 栗山和樹
2001年1月8日 22:18
Varrick

>今回の大河ドラマの作曲家は栗山和樹という人ですが、
>だれですか?

私もよく知らない人ですが、以下のような作品を手がけているようです。

「カッパの三平」
「陽炎3」
「極道の妻たち 決着」
「陽炎IV」
「カンゾー先生」

Varrick

==

■ かわうそ物語
2001年1月8日 21:11
k.m

かわうそ物語は、TV題名「野生のミジー」だったと思いますが?
CDはどこから入手されたのでしょうか。
中古未開封でロイヤル・フィル・ポップスのSFテーマ集を買ってしまいました。(サンダーバードのテーマがあったので)音はいいんでしようが、演奏がポップで・・
やはり荒々しいサントラの方が、音が悪かろうが好きです。

■ かわうそ物語
2001年1月8日 21:52
Varrick

>かわうそ物語は、TV題名「野生のミジー」だったと思いますが?
>CDはどこから入手されたのでしょうか。

「野生のミジー/愉快なかわうその物語」というのがTV放映時の題名です。
出演者が「野生のエルザ」の主演コンビだったので、これに便乗して付けたようですね。
CDは海外の通販で買いましたが、アーネスト・ゴールドの「愚か者の船」と同じレーベル(Artemis)なので、「すみや」には入荷すると思います。

Varrick

■ CD
2001年1月9日 20:00
k.m

S・A・Eのトップ・ページに写真入りでありました。$18
「PASSAGE」などとオーダー済み。

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■ ベストキッド4
2001年1月9日 07:51
シャムウェイ

「ベストキッド4」のエンディングの曲(女性ヴォーカル)がすごい素敵でずっと探していたんですけど、この映画サントラ出ていないんで全然分かりません。
どなたかこの曲の情報(歌手・曲名)ご存知の方教えてください。
サントラの中ではお勧めの曲です。いい曲です。
この映画の主人公のヒラリー・スワンクにぴったりって感じで♪

==

■ ハート・オブ・ウーマン
2001年1月12日 16:18
Varrick

メル・ギブソン、ヘレン・ハント主演のロマンティック・コメディを見てきました。
実に他愛ない話で、ギブソンはミスキャストですが、映画としては楽しめました(ちょっと長いですが)。
スコアは、監督のナンシー・メイヤーズと「ファミリー・ゲーム/双子の天使」でも組んだアラン・シルヴェストリですが、彼はこの手のコメディの音楽が得意ですね(この映画では劇伴音楽が非常に少なく、あまり目立ちませんが)。

Varrick

■ ハート・オブ・ウーマン
2001年1月13日 16:40
Harman

Varrick さんは書きました:
>メル・ギブソン、ヘレン・ハント主演のロマンティック・コメディを見てきました。
>実に他愛ない話で、ギブソンはミスキャストですが、映画としては楽しめました(ちょっと長いですが)。
>スコアは、監督のナンシー・メイヤーズと「ファミリー・ゲーム/双子の天使」でも組んだアラン・シルヴェストリですが、彼はこの手のコメディの音楽が得意ですね(この映画では劇伴音楽が非常に少なく、あまり目立ちませんが)。
>
>Varrick

サントラCDを聴いてみましたが、最近よくあるパターンで、ポップス中心で、最後の1曲のみA・シルベストリのスコア曲でした。
シルベストリは、もうすぐ「キャスト・アウェイ」も来ますし、売れてますね。

■ アラン・シルベストリ
2001年1月13日 16:52
Harman

すみません。さっきの発言、操作を間違えて、同じコメントを2回も送ってしまいました。

ところで、シルベストリの曲って好きなんですけど、いくつかサントラ未発売の作品がありますよね。
「ロマンシング・ストーン」とか「ナビゲイター」とか。
(「ロマンシング・ストーン」は作品集CDの中に1曲だけ入ってたかな?)

Harman

■ シルヴェストリ
2001年1月14日 00:21
Varrick

>ところで、シルベストリの曲って好きなんですけど、いくつかサントラ未発売の作品が
>ありますよね。
>「ロマンシング・ストーン」とか「ナビゲイター」とか。
>(「ロマンシング・ストーン」は作品集CDの中に1曲だけ入ってたかな?)

「ナビゲイター」(Flight of the Navigator)は1995年にSuper TracksというレーベルからCDが出ていました(STCD 499)。
「ロマンシング・ストーン」はプロモーション盤CDがありましたね。

Varrick

==

■ バトルロワイヤル
2001年1月13日 18:19
ian

あけましておめでとうございます(遅え〜)。
新世紀はさわやかにいきたかったのですが、上映終了が迫っていたため初映画は「バトルロワイヤル」になってしまいました(^_^;)
しかし、これはいいですね。斜に構えていたのが恥ずかしい。傑作と言い切っちゃいます。私は切なく泣きました。ヒットしてくれてよかった。海外でも上映してほしいです。
新機軸にして打ち止めの感あれど、極論でしか現代は斬れないということでしょうか。
天野さんの音楽はどこまでテンプでどこまでオリジナルなのか素人には分かりませんでしたが、すごく作品に合っていて効果的だと思いました。ラジオ体操の音楽は権利的に使えないのでしょうか? それともギャグ?

■ BR
2001年1月13日 19:55
SOW

>ラジオ体操の音楽は権利的に使えないのでしょうか? それともギャグ?

権利関係のようです。天野さんが自分で編曲したとおっしゃってました。しかし、あれでも盗作と呼べないと言うのは編曲ってなんなんでしょうね(^_^;)

SOW

■ バトル・ロワイヤル
2001年1月14日 00:29
Varrick

>あけましておめでとうございます(遅え〜)。

よろしくお願いします。

>新世紀はさわやかにいきたかったのですが、上映終了が迫っていたため初映画は「バトルロワイヤル」になってしまいました(^_^;)

先週号の「Time」でもこの映画と最近の日本での青少年による凶悪犯罪を絡めた記事が出ていましたね。
これを見た中学生が「原作を読んでもっと激しい暴力描写を期待していたのにそうでもなくてがっかりした」とコメントしたとか・・。

Varrick

■ バトルロワイヤル
2001年1月14日 03:24
ian

>権利関係のようです。天野さんが自分で編曲したとおっしゃってました。しかし、あれでも盗作と呼べないと言うのは編曲ってなんなんでしょうね(^_^;)

ほとんどあてつけ半分のパロディ、ということなんでしょうか(^_^;)

>これを見た中学生が「原作を読んでもっと激しい暴力描写を期待していたのにそうでもなくてがっかりした」とコメントしたとか・・。

つらいとこですね。渦中の子供たちにはそんなリアクションが出てくるのも当然かと思います。その発言が逆説であることを祈りたいですね。

■ 深作
2001年1月14日 22:48
ノリヒコ

深作ってそんなに激しい暴力描写できますかそもそも?
「バトル」は見ていないので分かりませんが、例えば「仁義」なんかは手持ちカメラでオスティナーの音楽を流せばそう見えるんじゃないかな、それに肝心なシーンになると画面が静止しちゃうし。
東映にはまだ激しい人がいましたよね。
深作は最近クラシック使うけど、あれは止めてほしいですね。
「バトル」もう終わってしまいましたか? 見ようと思っているのですが。
ノリヒコ

■ 深作
2001年1月14日 23:28
Varrick

>深作ってそんなに激しい暴力描写できますかそもそも?

私はアクション映画が大好きなのですが、彼のアクション演出はあまり好きではありません。

>深作は最近クラシック使うけど、あれは止めてほしいですね。

何年か前の「四谷怪談」の映画でカルル・オルフの「カルミナ・ブラーナ」を極めて安易に使っていたのにはうんざりしました(映画も訳がわかりませんでしたが)。
この曲はほんとに安易に使われる(最初はジョン・ブアマン監督の「エクスカリバー」あたりでしょうが)。

>「バトル」もう終わってしまいましたか? 見ようと思っているのですが。

劇場は昨日より東映洋画系からMove Overしましたが、まだやってますよ。

Varrick

■ ムーブオーヴァー
2001年1月15日 09:57
SOW

>>「バトル」もう終わってしまいましたか? 見ようと思っているのですが。
>
>劇場は昨日より東映洋画系からMove Overしましたが、まだやってますよ。

他にやる物がない(^_^;)松竹東急系が26日までやることになったようです。

SOW

==

■ ザ・ウォッチャー
2001年1月15日 19:00
Varrick

キアヌ・リーヴスが殺人鬼を演じる新作スリラーを見ました。
彼を追うFBI捜査官をジェームズ・スペイダー、彼に狙われる精神分析医をマリサ・トメイが演じています。
役者は皆なかなか好演しているのですが、あまりにも素人っぽい脚本と演出がいけません。
音楽はホラー系で最近売り出し中のマルコ・ベルトラミで、シンセ主体の効果的なサスペンス音楽ですが、あまり特徴のないスコアでした(この手の映画のスコアで特徴を出す方が難しいでしょうが)。

Varrick

■ ザ・ウォッチャー
2001年1月15日 22:40
SOW

サントラを聴く限りは、他の同種映画とはひと味違うおもしろいスコアだと思いましたが。映画がの方はあまり芳しい評を聞きませんね。

SOW

==

■ オーロラの彼方へ
2001年1月15日 23:25
ian

これも素晴らしいですね! いやもうただただ…(T_T)
気が狂いそうなほど沢山のアイデアが詰まってますね。脚本、演出ともによくさばいたと思います。G・ホブリットという監督はまったくノー・マークでした。「真実の行方」などは、むしろヤな感じの映画だったのですが…。クライマックス、分かっていても泣けますね。
関係ないけど、「タイタニック」に泣いた女の子たちはこの映画観て泣くかなぁ(ホントに関係ない)。
音楽はM・ケイメンでした。この人の音楽はCDで聴くと好きなんですけど、スクリーンではほとんど認識できなくて厄介です。密着しすぎ。それだけ劇伴に徹しているということなのでしょうが。「アイアン・ジャイアント」は例外だったのかな。

■ ケイメン
2001年1月16日 01:37
SOW

『アイアン・ジャイアント』も肝心なところ以外はアンダースコアに徹していますからね。彼のスコアで前面に出てきたのは『ハイランダー』とか『リーサル・ウェポン』とか、他人の手が加わった作品の他は、『奇蹟の輝き』とかくらいでしょうか。

SOW

■ オーロラの彼方へ
2001年1月16日 10:11
Varrick

この映画は脚本が実によく練ってあると思います。
こういうエレガントな脚本に巡り会うと嬉しくなります。
でも男女のラブストーリーではないのであまり女の子には受けないのでは?

マイケル・ケイメンでは「陽のあたる教室」のスコアが結構派手に鳴らしまくってて好きです。
あと派手めなのは「ロビン・フッド」とか「三銃士」とかですね。

Varrick

■ 奇蹟の輝き
2001年1月16日 10:17
Varrick

>彼のスコアで前面に出てきたのは『ハイランダー』とか『リーサル・ウェポン』とか、他人の手が加わった作品の他は、『奇蹟の輝き』とかくらいでしょうか。

「他人の手が加わった作品」とは「他人に編曲された」という意味ですか?

「奇蹟の輝き」は音楽は良かったですが、映画自体はなぜか全く感動できませんでした。原作は私の大好きなリチャード・マシスンなのですが、マシスンのこの手の作品では「ある日どこかで」の方が良かったですね。ジョン・バリーの音楽もいいし。

Varrick

■ ケイメン2
2001年1月16日 11:27
SOW

Varrick さんは書きました:
>>彼のスコアで前面に出てきたのは『ハイランダー』とか『リーサル・ウェポン』とか、他人の手が加わった作品の他は、『奇蹟の輝き』とかくらいでしょうか。
>
>「他人の手が加わった作品」とは「他人に編曲された」という意味ですか?

いえいえ。クイーンやクラプトンなどが作曲に参加した作品です。

SOW

■ 奇跡の輝き
2001年1月16日 13:22
ian

>この映画は脚本が実によく練ってあると思います。
>こういうエレガントな脚本に巡り会うと嬉しくなります。

ニューラインシネマのミュージック部門の社長が書いた脚本だとか。
何だかなぁ。でも、ホントに脱帽ものでした。脚本に恐れ入ったのは「L.A.コンフィデンシャル」以来かな。

>「奇蹟の輝き」は音楽は良かったですが、映画自体はなぜか全く感動できませんでした。原作は私の大好きなリチャード・マシスンなのですが、マシスンのこの手の作品では「ある日どこかで」の方が良かったですね。ジョン・バリーの音楽もいいし。

「ある日どこかで」は映画、音楽ともに名作ですね(^。^)
「奇跡の輝き」は映画館では観ていないのですが、ブラウン管だとあの極彩色に目が痛くなってしまいました。これのケイメンは良いですか? 聴いてみようかな。
ところで、現在マシスンの本はどれだけ入手可能なのでしょうか? 探すんですけど、なかなか見つけられなくて…。あと、あつかましいですが、マシスン作品でオススメなどありましたら、教えて頂けると嬉しいです。

■ リチャード・マシスン
2001年1月16日 16:01
Varrick

>ところで、現在マシスンの本はどれだけ入手可能なのでしょうか? 探すんですけど、なかなか見つけられなくて…。あと、あつかましいですが、マシスン作品でオススメなどありましたら、教えて頂けると嬉しいです。

もともとTVの「ミステリー・ゾーン」の脚本を書いていた人なのでホラーやサスペンスを得意とする作家です。
「ある日どこかで」や「奇蹟の輝き」はむしろ彼にとっては異色だと思います(因みにこの2本の映画版はプロデューサーが同じです)。

マシスンの小説で今でも翻訳が手に入るのは:

「激突!」短編集(早川文庫) 同名映画の原作含む
「地獄の家」長編(早川文庫) 「ヘルハウス」の原作
「地球最後の男」長編(早川文庫) 「オメガマン」の原作
「奇蹟の輝き」長編(東京創元社)同名映画の原作

あと、おそらく絶版で古本屋で探すしかないのは:

「縮みゆく人間」長編(早川文庫) 同名映画の原作
「ミステリーゾーン(3)」短編集(文春文庫) 同名TVシリーズの原作
「ミステリーゾーン(4)」短編集 同上
「13のショック」短編集(早川書房)「異色作家短編集」シリーズの1冊
「モンスター誕生−魔女からエイリアンまで」短編集(朝日ソノラマ)
「機械仕掛けの神」短編集(朝日ソノラマ)

といったところです。

本来短編を得意とする人なので、お薦めは「激突!」「ミステリーゾーン」「13のショック」あたりです。
長編ではヴァンパイアものの「地球最後の男」がとても緊張します。
ゴシックホラー調がお好きであれば「地獄の家」ですね。

私の場合「異色作家短編集」(これは素晴らしいシリーズでした!)でマシスンにのめりこみ、ロバート・ブロック、ロアルド・ダール、ジョン・コリア等を読み漁り、最後はヘンリー・スレッサーに落ち着きました。

Varrick

■ マシスン
2001年1月16日 18:10
ian

Varrick さん、ありがとうございました。

やはり絶版が多いようですね。「激突!」と「奇跡の輝き」は持っているのですが…。早川文庫なら「地球最後の男」は手に入るのかな…。
そういえば「ヘルハウス」もマシスンでしたね。何が出てくるわけでもないのに非常に怖い映画でした。
気色悪い音楽(と呼んでいいものやら)もなかなか…。

==

■ ロン・グッドウィン
2001年1月16日 17:09
amber

僕の好きな作曲家の1人に、ロン・グッドウィンがいます。イギリス人作曲家は、好みにあう人が多いのですが、とりわけグッドウィンが最高です。

『荒鷲の要塞』『ナバロンの嵐』『素晴らしきヒコーキ野郎』『モンテカルロ・ラリー』など、名作が多々ありますが、中でも『空軍大戦略』は(映画音楽ベスト1を選ぶのは不可能として)、ベスト10くらいには迷わず入れる作品ですね。

非常に主観的な言い方で申し訳ないのですが、グッドウィンの曲を聴くと「ほっと」します。

映画音楽も、いろいろなタイプ、様々な名曲があり、その一つ一つが大好きではありますが、たまにグッドウィンの曲を聴くと、「これこそスタンダード」という安心感に満たされます。

最近、新作は聞かれませんが、他の作曲家の作品を独自にアレンジしていてグッドウィン・テイストが満喫できるアルバムを見つけては、飛びついて購入する次第です。

■ グッドウィン
2001年1月16日 18:23
SOW

一番新しいのが9年前の"VALHALA"ですからねえ。これもマイナーレーベルからCD出てました。
"633 SQUADRON"が隙ですけど、SFファンとしては『人類SOS』も聞きたいものです。

SOW

■ 入手可能?
2001年1月16日 22:33
k.m

ナバロンの嵐はLP、CDあるのでしょうか?
又、荒鷲の要塞と633爆撃隊のCDは入手可能でしょうか。

■ グッドウィン
2001年1月17日 00:39
SOW

k.m さんは書きました:
>ナバロンの嵐はLP、CDあるのでしょうか?

どちらもないと思います。

>又、荒鷲の要塞と633爆撃隊のCDは入手可能でしょうか。

EMIから出ていたようですが、すでに廃盤のようです。
このあたり、LPしか持ってないんですよね。

SOW

■ グッドウィン
2001年1月17日 10:18
Varrick

>ナバロンの嵐はLP、CDあるのでしょうか?

このスコア単独のアルバムは残念ながらありません。
以前にイギリスのChandosレーベルから出ていた「DRAKE 400」というグッドウィン自作自演コンピレーションCDにメインタイトルのみが入ってました。
また、Label Xというレーベル(海賊盤ではありません)から出ている「RON GOODWIN Conducts the Odense Symphony Orchestra」という自作自演コンピレーションCDに組曲が入ってました。
これらはいずれもサントラではなく新録音ですが、「すみや」あたりに在庫が残っているかもしれません。

>又、荒鷲の要塞と633爆撃隊のCDは入手可能でしょうか。

SOWさんのおっしゃる通り1990年にEMIレーベルから出ていた「荒鷲の要塞」と「633爆撃隊」のカップリングCDは廃盤です。
このレーベルからは「空軍大戦略」も出ていましたが、このスコアはウォルトン作曲の追加分も含めてRYKOレーベルから再発されましたね。

私も(HPにある通り)グッドウィンは大好きです。

Varrick

■ MGM
2001年1月17日 22:17
k.m

>SOWさんVarrickさん ありがとうございます。

「DRAKE 400」は通販で有りました。
「荒鷲の要塞」と「633爆撃隊」はたしかMGMですよね、CAPTER?あたりに期待?か中古探しですね。
じつは戦争もので一番ほしいのは「レマゲン鉄橋」なんです。

■ レマゲン鉄橋
2001年1月18日 10:17
Varrick

>じつは戦争もので一番ほしいのは「レマゲン鉄橋」なんです。

エルマー・バーンステインですね。
確か随分前に出ていた海賊盤コンピレーションに入っていたような・・。

Varrick

■ 戦争モノ
2001年1月18日 18:17
amber

戦争映画の音楽には、好きな作品が多いです。

しばらく前にCD化された『鷲は舞い降りた』
ロイ・バッドの名作『ワイルド・ギース』

などは、CDを手に入れた時は、そればっかり聴いていました。

CD化を希望するのは『テレマークの要塞』ですね。以前聴いたエンドタイトルのさわやかでしみじみとした口笛のマーチが今だに忘れられません。

■ テレマークの要塞
2001年1月19日 11:17
Varrick

>CD化を希望するのは『テレマークの要塞』ですね。

マルコム・アーノルドの傑作ですね。
イギリスのクラシックレーベル Chandos から彼のフィルムスコアの新録音コンピレーションCDが2枚出ていますが、このスコアは入ってません。
Volume 3に期待?

Varrick

■ イギリス人作曲家
2001年1月20日 22:33
ノリヒコ

「空軍大戦略」はウォルトンが本来書いていたのですね。
アーノルドとかウォルトンとかいいですね。
この前NHKの名曲アルバムでウォルトンの「ヘンリー5世」のなかのラブテーマが流れていました。
美しい曲です。
ノリヒコ

■ DRAKE 400
2001年1月20日 23:40
Varrick

k.m さんは書きました:
>「DRAKE 400」は通販で有りました。

このアルバムの冒頭に収録された「DRAKE 400」という14分ほどの組曲はまさにGenuine Goodwin Soundで素晴らしいですよ。グッドウィンはイギリスの港町プリマスの出身ですが、これは地元のプリマス市から委嘱されて作曲した組曲で、イギリスの英雄サー・フランシス・ドレイクによる400年前の世界航海を記念した式典用の音楽です。彼の場合、映画音楽以外のコンサート用音楽も非常に面白く、ドイツのMarco Poloレーベルから出ている「ニュージーランド組曲」なんかも良いです。

Varrick

■ 空軍大戦略
2001年1月20日 23:47
Varrick

ノリヒコ さんは書きました:
>「空軍大戦略」はウォルトンが本来書いていたのですね。

もともとウィリアム・ウォルトンが作曲したものを映画会社側が気に入らず、ロン・グッドウィンを後から雇って全て作曲し直させたようです。
ところが、この映画の出演者の一人ローレンス・オリヴィエが、「ウォルトンの音楽を使わないのなら私の名前もクレジットに出すな」とスタジオ側に迫ったそうです(オリヴィエのシェークスピア映画の音楽はウォルトンが手がけたことで有名)。
で、妥協案として空中戦シーンの「Battle in the Air」のみがそのまま映画で使われました。
が、グッドウィンも先にウォルトンが書いたスコアが非常に優れており、作曲家としても彼の方が大物であることを認識しており、自分がリプレースするのであればウォルトンの音楽は一切残さないことを条件として引き受けたようなので、彼にとっても不本意な結果となったようです。

Varrick

■ イギリス人
2001年1月21日 01:33
ian

イギリス人作曲家ではジョン・アディソンが好きです。
「カリブの嵐」をぜひともCD化して欲しい。
子供のころ映画館で聴いたきり、ビデオも見かけないので確認できませんが、確か羽田健太郎の「宝島」のモトネタっぽい爽やかな冒険音楽だったと記憶しています。

■ アディスン
2001年1月21日 02:16
ノリヒコ

ジョン・アディスンは例の「引き裂かれたカーテン」とあと何がありましたっけ。
ノリヒコ

■ アディスン
2001年1月21日 02:54
ian

「トム・ジョーンズの華麗な冒険」とか「探偵スルース」とか。
何といっても「遠すぎた橋」が好きです。

■ ジョン・アディスン
2001年1月21日 21:35
Varrick

ジョン・アディスンもサントラLPはわりとたくさんあるのにほとんどCD化されていない不遇な人ですね。
私も「カリブの嵐」「探偵/スルース」や「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」とかが大好きです。

Varrick

■ 宝島
2001年1月22日 08:08
amber

『カリブの嵐』はメインタイトルしか覚えていないのですが,冒険活劇にぴったりの音楽でしたね.アニメ『宝島』は,スケールの大きな主題歌ばかり印象にあって,劇中のBGMは印象が薄い(短いものが多かったですね)のですが,『カリブの嵐』が元ネタでしたか.

『宝島』といえば,アイリッシュバンドの The Chieftains が曲を書いたものがありますね.映画かTVか,詳細は不明なのですが.トラディショナルな響きが上手く取り入れられていて,気に入っています.

■ 宝島
2001年1月22日 15:17
ian

amber さんは書きました:
>『カリブの嵐』はメインタイトルしか覚えていないのですが,冒険活劇に
>ぴったりの音楽でしたね.アニメ『宝島』は,スケールの大きな主題歌ばかり
>印象にあって,劇中のBGMは印象が薄い(短いものが多かったですね)ので
>すが,『カリブの嵐』が元ネタでしたか.

いえ、すみません、勝手にそういう印象を持ってるだけで…(^_^;)<モトネタ。
「宝島」の主題歌も大好きです。元気が出ますね。カラオケではいつも歌います。

>『宝島』といえば,アイリッシュバンドの The Chieftains が曲を書いたもの
>がありますね.映画かTVか,詳細は不明なのですが.トラディショナルな響き
>が上手く取り入れられていて,気に入っています.

これは何でしょう? The Chieftainsって、「遥かなる大地へ」でウィリアムズと共演したあのチーフタンズ…ですよね?

■ 宝島
2001年1月24日 11:33
amber

ひさしぶりにアニメの『宝島』のCDを引っぱり出して,聴いてみました.
やはり,昔のアニメらしく,短かめのBGMばかりでした.主題歌は確かにカラオケで歌うと気持ちよいですね.

なんだか,よけいに『カリブの嵐』が聴きたくなりました.

>これは何でしょう? The Chieftainsって、「遥かなる大地へ」でウィリアム
ズと共演したあのチーフタンズ…ですよね?

そのチーフタンズです.作曲・演奏を含めて,結構色々な映画音楽を手がけていますね.『バリー・リンドン』や『グレイ・フォックス』など……

Film Cutsというそのアルバムには,『宝島』は8曲も収められていて,ちょっとした組曲っぽい感じです.
(CD NOWのサイトあたりで聞けると思います)

■ チーフタンズ
2001年1月25日 11:45
ian

>そのチーフタンズです.作曲・演奏を含めて,結構色々な映画音楽を手がけて
>いますね.『バリー・リンドン』や『グレイ・フォックス』など……

チーフタンズがいろんな映画音楽を手がけているのは知りませんでした。遠い国のマイナーな人たちだと思っていましたが、案外身近なビッグネームなのですね。「宝島」が何度映画化されているか知りませんが、そのうちの1本なのでしょうね。

==

■ クリムゾン・リバー
2001年1月18日 10:28
Varrick

マチュー・カソヴィッツ脚本・監督、ジャン・レノ、ヴァンサン・カッセル主演のフランス製スリラー映画を見ました。
結末に少し不満が残りますが、全体としては演出・脚本ともに最近では際立った出来で非常に楽しめました。
音楽はフランスで人気のあるブリューノ・クーレで、私は今まであまりこの人のスコアが好きではなかったのですが、この映画ではパリ・フィルハーモニックのオーケストラサウンドとシンセを組み合わせたなかなか効果的なサスペンススコアを書いていました。

Varrick

■ クリムゾン・リバー
2001年1月31日 23:36
Mockingbird

観てきました。「画」がアメリカ映画とは全く違っていて、新鮮な感じがしました。
ストーリーもなかなか凝っていて、最後まで楽しめました。まわりのお客の中には謎解きがよく飲み込めなかった人もあったようですけど。

音楽のクーレという人は、初めて聴いたような気がします。
大音響で驚かせるような仰々しいところはないけれど、うまく雰囲気を盛り上げていましたね。時々挟まるアクションシーンもきっちりと書いていましたし。

MB

■ クーレ
2001年2月1日 15:27
Varrick

>観てきました。「画」がアメリカ映画とは全く違っていて、新鮮な感じがしました。
>ストーリーもなかなか凝っていて、最後まで楽しめました。まわりのお客の中には
>謎解きがよく飲み込めなかった人もあったようですけど。

確かに若干説明を省略しすぎという感じもしました。

>音楽のクーレという人は、初めて聴いたような気がします。
>大音響で驚かせるような仰々しいところはないけれど、うまく雰囲気を
>盛り上げていましたね。時々挟まるアクションシーンもきっちりと書いていましたし。

最近では「ヒマラヤ」の音楽が彼でした。
過去にも色々やってるようですがあまり印象に残ってません。

Varrick

==

■ 荒野のならず者
2001年1月20日 22:25
ノリヒコ

これはCDになっているのですか。
ノリヒコ

■ 参考
2001年1月20日 23:34
k.m

「荒野のならず者」、未公開、TV放映、音楽はフェリチェ・ディ・ステファーノ。マカロニは同じような題名が多いので、原題で探すともっと大変です。モリコーネの「黄金の棺」買いました。よそ見している間に聞いたことないマカロニCD何枚か出てました。いつまで買い続ければよいのか?

■ ありがとうございます
2001年1月21日 02:26
ノリヒコ

僕の勘違いか、ゴールドスミスが担当した映画でこういうタイトルのものありませんでしたっけ? ウィリアム・ホールデン辺りが出ていた。
やっぱり勘違いかな。
ノリヒコ

■ 夕陽の挽歌?
2001年1月21日 21:31
Varrick

ノリヒコ さんは書きました:
>僕の勘違いか、ゴールドスミスが担当した映画でこういうタイトルのものありませんでしたっけ? ウィリアム・ホールデン辺りが出ていた。
>やっぱり勘違いかな。

随分題名が違いますが、ゴールドスミス音楽の西部劇でウィリアム・ホールデン主演だと「夕陽の挽歌」(Wild Rovers)というのがあります。監督はブレイク・エドワーズです。
もしこれのことなら、最近アメリカのChapter IIIレーベルから「ラストラン」とカップリングのCDがリリースされました。(CHA 0135)

その他ゴールドスミス作曲の西部劇は下記URLの私のHPの記事をご参照ください。
http://www.d1.dion.ne.jp/~hsakagam/ST034.htm

Varrick

==

■ マイケル・J・ルイス
2001年1月21日 22:06
k.m

>Varrickさん
11HARROWHOUSEはどんな曲調ですか。(映画のジャンル)
最近買った、Passegeも気に入りました。THE UNSEENとのカップリングらしい。6ポンドですが・・

■ 新・おしゃれ泥棒
2001年1月22日 10:32
Varrick

k.m さんは書きました:
>>Varrickさん
>11HARROWHOUSEはどんな曲調ですか。(映画のジャンル)
>最近買った、Passegeも気に入りました。THE UNSEENとのカップリングらしい。6ポンドですが・・

11 HARROWHOUSEは日本公開題名が「新・おしゃれ泥棒」(ヘップバーンの「おしゃれ泥棒」とは全く無関係)で、ジェラルド・A・ブラウンのミステリ小説「ハロハウス11番地」を映画化したものです。
厳重な防犯体制をとる銀行の大金庫からダイヤを盗む話で、主演はキャンディス・バーゲンとチャールズ・グローディンですが、脇で出てくるジェームズ・メイソン、トレヴァー・ハワード、サー・ジョン・ギールガッド等イギリスのベテラン達が秀逸でした。
監督はアラム・アヴァキアン。製作が私の好きなプロデューサー、エリオット・カストナーですが、映画としての出来はまずまずといったところです。
ルイスの音楽もロマンティック・ミステリ調の軽いタッチですが、悪くないですよ。
カップリングになっているTHE UNSEENの方はホラーです。

因みにエリオット・カストナーについての詳細は下記URLの私の記事をご参照願います(「北海ハイジャック」や「カリブの嵐」もこの人です)。
http://www.d1.dion.ne.jp/~hsakagam/essey9.htm

Varrick

■ ありがとうございます。
2001年1月22日 20:21
k.m

作品集の2曲だけだとTHE UNSEENの方が恋愛もの?と・・そして
11HAR・・がスリラーと勝手に想像してました、「新・おしゃれどろぼう」かTVで見たような記憶はありますが、音楽はぜんぜんです。

■ 恐怖のいけにえ
2001年1月23日 13:40
Varrick

k.m さんは書きました:
>作品集の2曲だけだとTHE UNSEENの方が恋愛もの?と・・そして
>11HAR・・がスリラーと勝手に想像してました

「THE UNSEEN」は「恐怖のいけにえ」という題名で公開されてるようです(見てませんが)。
バーバラ・バック主演のC級ホラーみたいですが、ルイスの音楽はしっかりしたもんです。手抜きしてない。もったいない。

Varrick

==

■ ことの終わり
2001年1月22日 01:13
ian

ニール・ジョーダンの力の入ったメロドラマです。初期の「モナリザ」とか好きだったんですが、「マイケル・コリンズ」あたりから妙に巨匠チックな作風になってきました。
音楽はマイケル・ナイマン。実はナイマンってよく分からないのですが、どなたか魅力を教えてくれる方いらっしゃいますか?

■ マイケル・ナイマン
2001年1月22日 16:23
Varrick

>音楽はマイケル・ナイマン。実はナイマンってよく分からないのですが、どなたか魅力を教えてくれる方いらっしゃいますか?

ナイマンといえばピーター・グリーナウェイの作品とか、「仕立て屋の恋」「髪結いの亭主」といったパトリス・ルコント作品、あとはジェーン・カンピオンの「ピアノ・レッスン」とかですか・・。
私もこの人は映画音楽作曲家としての魅力はあまり感じません。

Varrick

==

■ 映画音楽MLへのお誘い
2001年1月23日 02:37
ob

こんにちは。
この度、シンフォニックなフィルム・スコアあるいはJAZZYな映画音楽を中心に縦横無尽に語り合おうというメーリングリストを開設し、是非皆様にも参加して頂きたく、やってまいりました。
詳細は<a href='http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/5577/ml.html'>こちら</a>をご覧下さい。

ちなみに小生の愛する作曲家とその1本を選ぶなら
・ジョン・ウイリアムズ(セブン・イヤーズ・イン・チベット)
・ジェリー・ゴールドスミス(カプリコン1)
・エンニオ・モリコーネ(THE GOOD, THE BAD AND THE UGLY)
・モーリス・ジャール(ライアンの娘)
・バーナード・ハーマン(めまい)
・ミッシェル・ルグラン(ロシュフォールの恋人たち)
・E.W.コルンゴルド(シー・ホーク)
・ミクロス・ローザ(針の目)
・ニーノ・ロータ(ナイル殺人事件)
・久石譲(はるかノスタルジイ)
etc.です。

では、宜しくお願いいたします。

■ URL訂正
2001年1月23日 02:44
ob

どうもURLが上手く表示されなかったようです。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/5577/ml.html
上記です。申し訳ありません。

==

■ リチャード・ロドニー・ベネット作品集
2001年1月24日 10:39
Varrick

イギリスのCHANDOSレーベルからリチャード・ロドニー・ベネット作曲作品の新録音によるコンピレーションCDがリリースされました。
マルコム・アーノルドやジョルジュ・オーリックの作品集と同様、ラモン・ガンバ指揮BBCフィルの演奏で、収録されているのは「オリエント急行殺人事件」「レディ・カロライン」「遥か群集を離れて」「魅せられて四月」「フォー・ウェディング」「Tender Is the Night」ですが、この中でこれまでにLP、CDで出ていなかったのは「フォー・ウェディング」だけです。
せっかく新しく録音するのなら今までアルバム化されていないスコアをピックアップしてほしかったのに、少し残念です。
「オリエント・・」「遥か・・」「魅せられて・・」等はサントラCDも出ているので、新録音のありがたみがあまりありません。
もちろん、音楽・演奏ともに良いのですが・・。

Varrick

■ がっかり
2001年1月24日 23:58
ノリヒコ

このCD本当にがっかりです。
演奏もただ演奏しているだけであきれました。
すでにサントラで出ているとかの問題よりも、
編曲が最悪だと思うのですが。音楽のよさが全然伝わってきません。
オーリックの時もそうでしたが、本当に演奏が面白くない。
ノリヒコ

■ 編曲
2001年1月25日 00:59
Varrick

ノリヒコ さんは書きました:
>このCD本当にがっかりです。
>演奏もただ演奏しているだけであきれました。
>すでにサントラで出ているとかの問題よりも、
>編曲が最悪だと思うのですが。音楽のよさが全然伝わってきません。
>オーリックの時もそうでしたが、本当に演奏が面白くない。

オーリックのアルバムはもともとサントラが出ていないスコアが多かったので、編曲についてさほど気になりませんでしたが、このベネットの作品集は既にサントラを持っているものが大半なので、確かに編曲に違和感がありますね。
サントラの演奏がよほどまずいのであれば新たに録音し直す意義もあるでしょうが、「オリエント急行・・」などはサントラがベテランのマーカス・ドッズの指揮によるロイヤル・オペラハウス管弦楽団の素晴らしい演奏なので、今回の新録音はかえって色褪せて感じます。

Varrick

■ オリエント
2001年1月26日 23:48
ノリヒコ

今回の「オリエント」は本当にがっかりです。
ノリヒコ

==

■ ゴジラVSメガギラス
2001年1月26日 21:12
ian

終映日に見てきました。
メガギラス登場シーンの操演の糸は消してください。伊武雅刀は「子供にも分かる愚かな大人」なのでしょうが、やっぱりヘン。お台場に上陸しながらフジテレビ本社ビルに指一本触れないとは、東宝弱し! 等々、いろいろありますが…。
平成ゴジラの中ではかなり上出来な作品だったと思います。泳ぐゴジラ、奇岩島でのゴジラVSメガニューラ(ソルジャー・レギオン)、水没した渋谷の水中探索など、見応えあるシーンが結構ありました(渋谷水没の過程を見たかった)。細かいことは言いっこなしなアップテンポな演出にも、この際好感。
大島ミチルさんの音楽も貫禄充分でした。大量のメガニューラ羽化のシーンの音楽など、気持ち悪し。でも、上陸シーンなど肝心なところは伊福部昭の例の音楽でした(作曲家は不本意なのでは?)。
さあ、次は金子ゴジラだ!

■ ゴジラ×メガギラス
2001年1月27日 17:53
Varrick

映画自体についてはいろいろ突っ込みたいところがありますが、大島ミチルの音楽は迫力ありましたね。

Varrick

==

■ マイケル・ケイメンのコンサート音楽
2001年1月27日 21:31
Varrick

マイケル・ケイメンによる交響詩「The New Moon in the Old Moon's Arms」(Decca / 467 631-2)を聴きました(演奏はレナード・スラトキン指揮ナショナル交響楽団)。
映画音楽作曲家が書いたコンサート音楽としてはなかなか面白く楽しめました。つまり、より「映画音楽的」と言えるのかもしれません。
一緒に収録されている「陽のあたる教室」よりの「An American Symphony」はフィルムスコアから派生した交響曲の初演(こちらもスラトキン指揮)ですが、もともと好きな曲なのでこちらも感動しました。
ただ、最近(2000年1月)の録音の割にはちょっと音質が・・。

Varrick

■ ケイメン
2001年1月28日 00:40
ian

面白そうですね。HMVやタワレコとかでも手に入るものなのでしょうか?

■ ケイメン
2001年1月28日 01:09
SOW

もう出たんですか。欧州盤かな。アメリカでは30日発売で、AMAZON.COMに予約しているのですよ。
音質が悪いのは、ひょっとしてライブ?

■ ケイメン追加
2001年1月28日 01:17
SOW

考えてみればすでに2枚の非映画音楽作品を出しているんですよね。
サクソフォン協奏曲とギター協奏曲。ケイメンの平凡な出来の映画音楽よりもこれらの作品の方が印象が残るんですけど(^_^;)
ちなみにサックスはデイヴィッド・サンボーン、ギターは布袋寅泰です。どちらも日本盤出てました。

■ 非映画音楽
2001年1月28日 13:10
ian

SOW さんは書きました:
>考えてみればすでに2枚の非映画音楽作品を出しているんですよね。
>サクソフォン協奏曲とギター協奏曲。ケイメンの平凡な出来の映画音楽よりもこれらの作品の方が印象が残るんですけど(^_^;)
>ちなみにサックスはデイヴィッド・サンボーン、ギターは布袋寅泰です。どちらも日本盤出てました。

そういえばギターの方は見かけたことがあります。
よい感じですか? 燃え系?
ケイメンは最近の映画音楽作曲家の中では、精力的に活動領域を広げている人、ということになるのでしょうか。
他の人もこういうことをもっとやってくれると楽しいでしょうね。ケイメン的なスタンスはシルベストリやエルフマンあたりにもとれそうな気はするし。ブルートンやフェントンの純音楽というのもあれば嬉しいかも。おお、何か想像すると楽しい。

■ ケイメン他
2001年1月28日 15:01
SOW

ケイメンのギター協奏曲はあんまり派手じゃないですね。サクソフォン協奏曲の方が派手でわかりやすいです。ついでに『ブラジル』の曲も入ってます。
元々ケイメンは映画音楽以前からクラシックとロックの編曲(ピンク・フロイドやメタリカなど)などをやっていたので、活動の幅を広げているというよりは、元から手を広げているという感じでしょうか。

ブロートンは若い頃に書いた吹奏楽のCDが出てます。市販されてませんが、有名なボランティア団体の曲ですので、そこの通販で購入できました。結構現在のイメージもありました。

■ ケイメン
2001年1月28日 15:40
Varrick

私は渋谷のTower Recordsで買いました。
確かにケイメンは映画音楽以外の曲も概して面白い作曲家ですね。
逆に映画音楽なのに映画音楽的でない曲も書くし・・。

Varrick

■ バーンスタインのギター協奏曲
2001年1月28日 22:18
SOW

サントラ館にも書きましたが、エルマー・バーンスタインの『ギターとオーケストラのための協奏曲』というのも出ております。こちらはアコースティックギターで、オケはロンドン・シンフォニー。自分で指揮してます。わかりやすい、バーンスタインらしい曲です。他の作曲家のギター&オケ曲も2曲収録。日本盤もあるようです。

■ 映画音楽以外
2001年1月29日 01:11
ian

>エルマー・バーンスタインの『ギターとオーケストラのための協奏曲』というのも出ております。

最近出たのですか?
「ワイルド・ワイルド・ウエスト」で久々に名前を見て驚きましたが、この人もいつまでもお元気ですね。
確かRYKOからだったと思いますが、再発されている「大脱走」は完全版か何かなのでしょうか?

ところで、ちょっと恥ずかしい質問なのですが、ケイメンやバーンスタインに限らず、映画音楽の作曲家が書いた純音楽作品って、CD屋のどのコーナーにあるのでしょう? ウィリアムズやゴールドスミスの純音楽作品を探すのですが、映画音楽のコーナーにはないし、じゃあクラッシックのコーナーかと探すのですが見つけきれず…。ご存知の方いらっしゃいますか…?

■ 純音楽コーナーは
2001年1月29日 12:25
SOW

ian さんは書きました:
>>エルマー・バーンスタインの『ギターとオーケストラのための協奏曲』というのも出ております。
>
>最近出たのですか?

私が見つけたのは昨年の終わり頃でした。秋には出ていたのかも。

>確かRYKOからだったと思いますが、再発されている「大脱走」は完全版か何かなのでしょうか?

手元にないのですが、長かったかと。どちらにせよ音は良くなってます。

>ところで、ちょっと恥ずかしい質問なのですが、ケイメンやバーンスタインに限らず、映画音楽の作曲家が書いた純音楽作品って、CD屋のどのコーナーにあるのでしょう? ウィリアムズやゴールドスミスの純音楽作品を探すのですが、映画音楽のコーナーにはないし、じゃあクラッシックのコーナーかと探すのですが見つけきれず…。ご存知の方いらっしゃいますか…?

ゴールドスミスのものは正規盤では出ていませんので、探すのは無駄です(^_^;) ウィリアムズはクラシックコーナーの中の映画音楽コーナー(シンシナティポップスなど)があると、そこにある場合があります。でなければ、現代の作曲家のコーナーですね。

■ 純音楽
2001年1月29日 13:02
Varrick

>>確かRYKOからだったと思いますが、再発されている「大脱走」は完全版か何かなのでしょうか?
>
> 手元にないのですが、長かったかと。どちらにせよ音は良くなってます。

曲数はLPと変わっていなかったと思いますが。記憶違いかな?

>>ところで、ちょっと恥ずかしい質問なのですが、ケイメンやバーンスタインに限らず、映画音楽の作曲家が書いた純音楽作品って、CD屋のどのコーナーにあるのでしょう? ウィリアムズやゴールドスミスの純音楽作品を探すのですが、映画音楽のコーナーにはないし、じゃあクラッシックのコーナーかと探すのですが見つけきれず…。ご存知の方いらっしゃいますか…?
>
> ゴールドスミスのものは正規盤では出ていませんので、探すのは無駄です(^_^;) ウィリアムズはクラシックコーナーの中の映画音楽コーナー(シンシナティポップスなど)があると、そこにある場合があります。でなければ、現代の作曲家のコーナーですね。

件のケイメンのアルバムは渋谷のタワーでサントラ・コーナーの新譜として並んでました。ここはサントラの担当者が映画音楽以外のものにも気を配って入荷しているのかも。
あと「すみや」では作曲家別のコーナーに映画音楽以外のアルバムが入っていることがあります。以前にラロ・シフリンの交響曲というのを買いました(が、全然面白くなかった・・)。

Varrick

■ シフリン
2001年1月29日 17:53
SOW

>曲数はLPと変わっていなかったと思いますが。記憶違いかな?

LP、16曲も入ってましたっけ?

>>件のケイメンのアルバムは渋谷のタワーでサントラ・コーナーの新譜として並んでました。ここはサントラの担当者が映画音楽以外のものにも気を配って入荷しているのかも。
渋谷タワーはそうですね。ジョエル・ゴールドスミスのプロデュースしたポップスも並んでました。

>あと「すみや」では作曲家別のコーナーに映画音楽以外のアルバムが入っていることがあります。以前にラロ・シフリンの交響曲というのを買いました(が、全然面白くなかった・・)。

シフリンは幾つかシンフォニー出してますが、"Cantos Aztecas"はおもしろいですよ。

■ ありがとうございました
2001年1月29日 18:04
ian

>> ゴールドスミスのものは正規盤では出ていませんので、探すのは無駄です(^_^;) ウィリアムズはクラシックコーナーの中の映画音楽コーナー(シンシナティポップスなど)があると、そこにある場合があります。でなければ、現代の作曲家のコーナーですね。
>
>件のケイメンのアルバムは渋谷のタワーでサントラ・コーナーの新譜として並んでました。ここはサントラの担当者が映画音楽以外のものにも気を配って入荷しているのかも。
>あと「すみや」では作曲家別のコーナーに映画音楽以外のアルバムが入っていることがあります。以前にラロ・シフリンの交響曲というのを買いました(が、全然面白くなかった・・)。

SOWさんVarrickさんありがとうございました。
とりあえずケイメンはタワレコですぐ手に入りそうですね。
しかし、ゴールドスミスの純音楽がオフィシャルリリースされていないというのは意外でした。
シフリンが交響曲を書いていたりするのですね。そういえば「エアポート80」などは一応オーケストラものでしたね(CD出たら燃えるだろうな)(出ないだろうな)(^_^;)。

■ シフリン
2001年1月29日 18:26
Varrick

>>曲数はLPと変わっていなかったと思いますが。記憶違いかな?
>
> LP、16曲も入ってましたっけ?

実はIntradaが出したCD(これはLPと同じ曲数だった)を持っていて、Rykoのが出た時にIntradaのと同じ内容だったので買わなかった、という記憶があるのです(よってRykoのCDは持ってません)。
でもその時の記憶違いかもしれません。
Bernstein自身がRoyal Scottish National Orch.を指揮した新録音盤がVareseから出ていたと思いますが、これは追加曲があるのでは? でも、これもう廃盤なんですかね?

> 渋谷タワーはそうですね。ジョエル・ゴールドスミスのプロデュースしたポップスも並んでました。

ジョエルのポップスというのはいかにもつまらなさそうですね。意外と良かったりして。
> シフリンは幾つかシンフォニー出してますが、"Cantos Aztecas"はおもしろいですよ。

それは買い逃してますので、今度チェックしてみます。

Varrick

■ シフリンなど
2001年1月29日 19:51
SOW

>とりあえずケイメンはタワレコですぐ手に入りそうですね。

サックスの方は廃盤かもしれません。布袋ギターの方は多分大丈夫かと。

>しかし、ゴールドスミスの純音楽がオフィシャルリリースされていないというのは意外でした。

TSUNAMIの海賊盤だけです。音も悪いし。ただ、これは来年にもリリースされるようです。実は欧州ではソニーのSACDプレーヤーを買うとサンプルとしてついてくるようです。SACDなので通常CDでは聴けませんが。同じ物をCDとしてリリースするようです。

>シフリンが交響曲を書いていたりするのですね。そういえば「エアポート80」などは一応オーケストラものでしたね(CD出たら燃えるだろうな)(出ないだろうな)(^_^;)。

シフリンは自分のレーベルALEPHから非映画音楽も多くリリースしてますよ。そういえば、次のCDは『ローラーコースター』です。

■ 非映画音楽
2001年2月13日 01:27
SOW

手前ミソですが、私のサイトに現在手持ちの非映画音楽のCDの紹介ページを作りました。他に何かご存じでしたら教えてください。

http://www.fictory.com/ost/

■ 非映画音楽
2001年2月13日 13:48
Varrick

SOW さんは書きました:
>手前ミソですが、私のサイトに現在手持ちの非映画音楽のCDの紹介ページを作りました。他に何かご存じでしたら教えてください。

HP拝見しました。参考になります。
その他では・・・

●ロン・グッドウィン: Drake 400(英Chandos)、New Zealand Suite(独Marco Polo)とか。内容は映画音楽そのもの。

●クロード・ボラン: ジャン=ピエール・ランパル(フルート)、ヨー・ヨー・マ(チェロ)、モーリス・アンドレ(トランペット)、ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン)等と組んだジャズのアルバムが多数出ています(米CBS)。内容はどれも素晴らしいです(私のHPの Claude Bolling のページでも紹介しています)。

●カール・デイヴィス: スコッチウィスキーのグレンリヴェット主催の花火イベントにつけた音楽のCDがありました(英EMI)。これも面白い。その他クラシックもあり。

●マイケル・J・ルイス: 彼の出身地ウェールズの合唱音楽のCDが出てます。

●ジョージ・フェントン: 「バッファロー・ビル」のアトラクション用に作曲した音楽のCDがありました(多分Promotional)。

●あと、以下のような作曲家が交響曲、協奏曲等のクラシックを書いてます(概して面白くないですが・・):

バーナード・ハーマン
アーネスト・ゴールド
ニーノ・ロータ
ミクロス・ローザ
ミキス・テオドラキス
リー・ホールドリッジ
ヴォイチェフ・キラール、などなど

ホールドリッジのコンサート音楽はなかなか良いです(米Bay Cities)。

●以下のような、もともとクラシックの作曲家というパターンもありますが、これは趣旨とちょっと違いますね:

ウィリアム・ウォルトン
マルコム・アーノルド
レイフ・ヴォーン・ウィリアムス
アーノルド・バックス
アーサー・ブリス
R・R・ベネット
E・W・コルンゴルト
S・プロコフィエフ、などなど

Varrick

■ ウィリアムズ
2001年2月13日 17:41
ian

ウィリアムズのヴァイオリン協奏曲は確か国内リリースもあったと記憶していますが、もう廃盤なのでしょうか?

■ ウィリアムズのヴァイオリン協奏曲
2001年2月13日 18:29
Varrick

ian さんは書きました:
>ウィリアムズのヴァイオリン協奏曲は確か国内リリースもあったと記憶していますが、もう廃盤なのでしょうか?

VareseのHPで見ると「Out of Print and Sold Out!」となってますね。

Varrick

■ 大漁感謝
2001年2月13日 18:55
SOW

>●ジョージ・フェントン
これは持ってます。でも、アトラクション用を入れるとIMAXとかも入ってくるような気もするので外しました。IMAXだとコンティが幾つか書いてますし、他にも多いですね。

> ホールドリッジのコンサート音楽はなかなか良いです(米Bay Cities)。

これは探してみたいですね。
ありがとうございました。

■ 非映画音楽
2001年2月14日 10:26
Mockingbird

映画音楽じゃないんですけど,アニメ(&ゲーム)音楽作曲家のすぎやまこういち氏が弦楽のための「舞曲」1&2というCDをだしてますね.演奏はロンドンフィルハーモニー.
ゲームの「ドラゴンクエスト4」が出たあとの録音で,ゲーム中に出てくる踊り子姉妹のテーマを壮大にしたような曲でした.

MB

■ IMAX
2001年2月14日 15:30
Varrick

SOW さんは書きました:
>>●ジョージ・フェントン
> これは持ってます。でも、アトラクション用を入れるとIMAXとかも入ってくるような気もするので外しました。IMAXだとコンティが幾つか書いてますし、他にも多いですね。

IMAXで思い出しましたが、リー・ホールドリッジの「El pueblo del sol」というのは壮大なシンフォニーで素晴らしいと思います。
映画音楽も含めた彼の全作品中でもベストの1つでしょう。
これもBay CitiesからCDが出てましたが、このレーベル潰れちゃったので探すのは困難かも。

Varrick

==

89 ■ 「スティング」R・レッドフォード&P・ニューマン
2001年1月31日 12:09
fpnets

私のお気に入りはこの1枚ですね。スコット・ジョプリン作のラグタイムが流れるこの映画は、映画としてもとても気に入ってます。映像は全編セピアカラーでおそらく時代背景は1920年代のアメリカ。ラグタイムとともにとてもノスタルジックな気分に浸れます。舞台となるシカゴの町並みもいいですね。内容は騙し騙されのコン・ゲーム。ストーリーも見逃せませんよ。
次点としてロックが好きな方にはベッド・ミドラー主演の「ローズ」をお薦めしておきます。

■ スティング
2001年1月31日 13:24
Varrick

fpnets さん、こんにちは。

私も「スティング」は映画・音楽ともに大好きです。
ジョージ・ロイ・ヒル監督は、これと「明日に向かって撃て!」「ガープの世界」が良かったですね。

Varrick

■ 明日に向かって撃て
2001年2月1日 14:00
fpnets

Varrick さんは書きました:
>fpnets さん、こんにちは。
>
>私も「スティング」は映画・音楽ともに大好きです。
>ジョージ・ロイ・ヒル監督は、これと「明日に向かって撃て!」「ガープの世界」が良かったですね。
>
明日に向かって撃てもいい映画ですね。ブッチ・キャシディ&サンダンス・キッド。「雨にぬれても」名曲ですよね。

■ バカラック
2001年2月1日 15:29
Varrick

>明日に向かって撃てもいい映画ですね。ブッチ・キャシディ&サンダンス・キッド。「雨にぬれても」名曲ですよね。

作曲はバート・バカラックでした。
彼はあまり映画音楽作曲家というイメージがないのですが、この映画と「007/カジノロワイヤル」の音楽は良かったですね。

Varrick

■ バカラック
2001年2月1日 18:29
ian

「オースティン・パワーズ」(デラックスの方だったかな?)にカメオ出演してましたね。くだらないネタですみません(^_^;)

■ バカラック
2001年2月2日 21:13
Mockingbird

バカラックで映画といえば、「ミスター・アーサー」の主題歌が印象に残っています。
これも、やっぱりポップスですけどね。

映画のほうは執事役のジョン・ギールガッドが素晴らしかったです。

MB

==

90 ■ アンブレイカブル
2001年2月2日 10:12
Varrick

「シックス・センス」のM・ナイト・シャマラン監督の新作を見ました(ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン主演)。
前作ほどの驚きや感動はありませんでしたが、巧みなストーリーテリングや、観客をぐいぐいと引き込んでいく演出力には感心しました。
音楽はジェームズ・ニュートン・ハワードですが、劇中では非常に効果的で、アンダースコアとしては完璧に近い出来だと思いました(音楽だけを単独で聴くとつらいと思いますが・・)。

Varrick

==

■ ボーイズ・オン・ザ・サイド
2001年2月2日 12:28
fpnets

この映画のサントラは女性ボーカル特集となっており、メリッサエスリッジ、シェリルクロウ、サラマクラクラン、ボニーレイット、プリテンダーズ、インディゴガールズ、スティーヴィーニックス、アニーレノックスなど錚々たる顔ぶれで曲も良い。ここでシェリルはクラプトンがいたデレク&ドミノス(レイラ)の「キープ・オン・グローイン’」をカバーし、サラはトムウェイツの「OL'55」をカバーしているがどちらもいい仕上がりです。ロックが好きな方も十分聞けるでしょう。

■ ロックのサントラ
2001年2月2日 13:14
Varrick

fpnets さん

>ロックが好きな方も十分聞けるでしょう。

ロックにお詳しいようなので、お伺いしたいのですが、ロックもののサントラで「これだけははずせないベスト10」を選ぶとすれば何ですか?
(ベスト10が難しければベスト5でもいいですが・・)

Varrick

■ ロック系
2001年2月2日 14:49
fpnets

ロック系で外せないのは、やはり80年代のサントラじゃないでしょうかね。「トップガン」と「フットルース」はあまりにも有名ですね。それからスタローン主演の「オーバーザトップ」も豪華な顔ぶれとなっております。今回紹介した「ボーイズ・オン・ザ・サイド」は女性ボーカルが好きな方にはいいでしょうし、60〜70年代あたりが好きな人なら以前進めた「ローズ」や「ブルースブラザーズ」あたりがおもしろいかも。
最近の映画でも「アルマゲドン」なんていうのはなかなかロックしてますし顔ぶれも豪華。多彩なロックということで「シティオブエンジェル」もお薦めできます。こんなところでしょうか。

■ ロック系
2001年2月2日 18:48
ian

パンクなら「レポマン」なんてのも面白かったですね。イギー・ポップのテーマソングが好きでした。
しかし何といっても「タイムズ・スクエア」をCD化してほしい! 70年代青春映画ですが、ロキシー・ミュージックだのトーキング・ヘッズだの、あげくはゲイリー・ニューマンだのが流れておりました。

■ ロック系
2001年2月3日 23:47
Varrick

fpnets さん、ありがとうございました。
参考になりました。

Varrick

==

■ 20世紀のベスト・サントラCD
2001年2月2日 13:10
Varrick

今月号の Film Score Monthly(英文の映画音楽専門誌)で表題のような特集をしています。
単なる映画音楽ベストではなく、劇場映画用のアンダースコアで、しかも過去にCDがきちんとリリースされているものだけ、という選び方になっています。
「ロビン・フッドの冒険」「風と共に去りぬ」「大いなる西部」「ナバロンの要塞」「ベン・ハー」「サイコ」「パットン大戦車軍団」・・といった感じで、大体予想通りの作品が並んでますが、「アラビアのロレンス」や「スター・ウォーズ」が101選に入っていないのはちょっと意外でした。

Varrick

■ 知りたい
2001年2月3日 00:36
ノリヒコ

その雑誌どこで手に入りますか? 是非欲しいのですか。
ノリヒコ

■ FILM SCORE MONTHLY
2001年2月3日 13:00
SOW

>その雑誌どこで手に入りますか? 是非欲しいのですか。

海外通販のみです。英語の雑誌です。
申し込みは下記まで。今から申し込むと、次の号からしか来ないと思いますので、後でバックナンバーを買うしかないかもしれません。
http://www.filmscoremonthly.com

■ Film Score Monthly
2001年2月3日 23:50
Varrick

>その雑誌どこで手に入りますか? 是非欲しいのですか。

確か、渋谷の「すみや」にも置いていたような気がします。
なかったらごめんなさい。

Varrick

■ すみや
2001年2月4日 02:53
SOW

>確か、渋谷の「すみや」にも置いていたような気がします。
>なかったらごめんなさい。

FSMもあったような気がしますね。"SOUNDTRACK!"誌が置いてあったのは覚えているんですが。

==

■ The New Moon In The Old Moon's Arms
2001年2月3日 05:20
ian

渋谷タワレコでゲットしました(サキソフォン&ギター協奏曲は見つからず)。
細かいことは分かりませんが、大変面白かったです。野生的なパーカッションや美しいストリングス、ネコの目のように曲調がくるくる変わって、最後は感動的な大団円。ケイメン節を満喫できました。
「アメリカン・シンフォニー」も、サントラより迫力はあったような気がします。ところでこの曲は、本当にホランド氏の作品なのでしょうか? それともケイメン? あるいはオリジナルをケイメンが編曲?

ついでにウィリアムズの「ドラキュラ」「フューリー」も衝動買い。何と大仰でロマンチック(いや好きなんですけど)(^_^;)
「フューリー」って、こんなに音楽が吠える映画でしたっけ…?

■ ホランドとウィリアムズ
2001年2月3日 12:57
SOW

>ところでこの曲は、本当にホランド氏の作品なのでしょうか? それともケイメン? あるいはオリジナルをケイメンが編曲?

ホランド作曲という設定でケイメンが作曲したものだと思います。

>ついでにウィリアムズの「ドラキュラ」「フューリー」も衝動買い。何と大仰でロマンチック(いや好きなんですけど)(^_^;)
>「フューリー」って、こんなに音楽が吠える映画でしたっけ…?

2作ともこの時期のウィリアムズの傑作ですね。個人的には『スターウォーズ』よりも好きなんですよ。『ドラキュラ』のオープニングの嵐のシーンなんか特に。

■ ウィリアムズ
2001年2月3日 23:56
Varrick

>>ところでこの曲は、本当にホランド氏の作品なのでしょうか? それともケイメン? あるいはオリジナルをケイメンが編曲?
>
> ホランド作曲という設定でケイメンが作曲したものだと思います。

サントラでは「Mr.Kamen's Opus」とのサブタイトルが入っていたと思います。

>>ついでにウィリアムズの「ドラキュラ」「フューリー」も衝動買い。何と大仰でロマンチック(いや好きなんですけど)(^_^;)
>>「フューリー」って、こんなに音楽が吠える映画でしたっけ…?
>
> 2作ともこの時期のウィリアムズの傑作ですね。個人的には『スターウォーズ』よりも好きなんですよ。『ドラキュラ』のオープニングの嵐のシーンなんか特に。

私もこのホラー2作品は大好きです。特に「フューリー」はあの映画にはもったいないくらい素晴らしい。

Varrick

■ 「陽のあたる教室」
2001年2月4日 00:52
ian

>> ホランド作曲という設定でケイメンが作曲したものだと思います。
>
>サントラでは「Mr.Kamen's Opus」とのサブタイトルが入っていたと思います。

「陽のあたる教室」って、純粋なフィクションだったんでしたっけ? 実話の映画化と勝手に思い込んでいたのですが。それで「アメリカン・シンフォニー」も、モデルになった人物の作品だと思っていました。
勘違いだったのかな。

■ フィクションでは?
2001年2月4日 02:55
SOW

>「陽のあたる教室」って、純粋なフィクションだったんでしたっけ? 実話の映画化と勝手に思い込んでいたのですが。それで「アメリカン・シンフォニー」も、モデルになった人物の作品だと思っていました。勘違いだったのかな。

クレジットを見ても脚本しかありませんので、フィクションだと思いますよ。

==

■ 007
2001年2月5日 02:00
amber

バカラック『カジノ・ロワイヤル』の話が出ていましたが、昔から007シリーズは「これぞ主題歌」という感じの名曲が多いですね。
僕個人としては、シャーリー・バッシーが熱唱する『ゴールドフィンガー』『ダイヤモンドは永遠に』あたりが好きです。

『私を愛したスパイ』もなかなか良かったですね。

■ 007
2001年2月5日 06:11
ian

amber さんは書きました:
>僕個人としては、シャーリー・バッシーが熱唱する『ゴールドフィ
>ンガー』『ダイヤモンドは永遠に』あたりが好きです。
>
>『私を愛したスパイ』もなかなか良かったですね。

やっぱり「ゴールドフィンガー」が主題歌の横綱ではないでしょうか。シャーリー・バッシーのあの独特の歌い方、いつどこで聴いても持ってかれます。
個人的には「私を愛したスパイ」や「ユア・アイズ・オンリー」も好きです。

■ 007
2001年2月5日 11:50
Varrick

007シリーズの主題歌では、私もマーヴィン・ハムリッシュの「私を愛したスパイ」が好きです。
あとは「ロシアより愛をこめて」ですかね。
最近の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」の演歌みたいな(?)主題歌も妙に印象に残っています(別に好きではないのですが・・)。

Varrick

==

■ ヘンリー・マンシーニ
2001年2月5日 02:13
amber

これもバカラックからの連想なのですが……
ヘンリー・マンシーニは普通の映画音楽もポップス風のものも上手かったですね。

『ピンクパンサー』など、ブレーク・エドワーズとのコラボレーションも最高でした。

■ マンシーニ
2001年2月5日 06:16
ian

傍流ですみません。私は「スペースバンパイア」が聴いてみたいのですが、CD出てるんでしょうか?

■ マンシーニ
2001年2月5日 11:45
Varrick

ian さんは書きました:
>傍流ですみません。私は「スペースバンパイア」が聴いてみたいのですが、CD出てるんでしょうか?

アメリカのVarese Sarabandeレーベルから出ています。かなり古いリリースなので、店頭在庫はないかもしれません。
VareseのWeb Siteではまだ売ってます。

http://www.varesesarabande.com/

マンシーニは「料理長殿、ご用心」のスコアが良かったですね。
CD化してほしいアルバムの1つです。

Varrick

==

■ 眼下の敵
2001年2月5日 21:23
k.m

U−571見ました。なんか映画も音楽もそれなりに・・(音楽の方はCDで聞くとまた印象が違うのでしょうが)なんか欲求不満で、十数年ぶりに眼下の敵を見ました。ミッチャム艦長の登場シーンや頭脳戦のおもしろさ、最後の戦闘(相打ち)、米・独の協力。
大脱走の爽快さに通じるものがあり、やっぱり名作でした。
劇中、Uボートの中で歌われる曲は何でしょう?
先のUボートはドイツ側だけに絞ったドラマとあの音楽でしょうね。
U-571のpromo迷うな〜

■ 眼下の敵
2001年2月6日 10:33
Varrick

>U−571見ました。なんか映画も音楽もそれなりに・・(音楽の方は
>CDで聞くとまた印象が違うのでしょうが)なんか欲求不満で、

音楽単独で聴くと結構盛り上がりますよ。

>十数年ぶりに眼下の敵を見ました。ミッチャム艦長の登場シーンや
>頭脳戦のおもしろさ、最後の戦闘(相打ち)、米・独の協力。
>大脱走の爽快さに通じるものがあり、やっぱり名作でした。
>劇中、Uボートの中で歌われる曲は何でしょう?

「眼下の敵」の音楽はディズニーの「ピノキオ」なんかを書いているリー・ハーラインですね。
劇中ドイツ兵が歌う曲は既製曲かもしれませんが。
これはこの時代に作られた映画としては敵味方を公平に描き、しかも徹底的にゲーム感覚で戦闘の駆け引きを描いた傑作ですね。

Varrick

==

■ 映画監督と作曲家のコラボレーション
2001年2月8日 09:57
Varrick

監督と作曲家のコラボレーションで有名なものを挙げてみました。
他にも「こんなコンビが」ってのがありますか?
特に邦画とかアニメとかで。

(監督/作曲家/代表作)
●アルフレッド・ヒッチコック/バーナード・ハーマン/
サイコ、めまい、北北西に進路を取れ、ハリーの災難、知りすぎていた男、他

●ビリー・ワイルダー/ミクロス・ローザ/
失われた週末、深夜の告白、シャーロック・ホームズの冒険、熱砂の秘密、他

●デヴィッド・リーン/モーリス・ジャール/
アラビアのロレンス、ライアンの娘、ドクトル・ジバゴ、インドへの道、他

●フェデリコ・フェリーニ/ニーノ・ロータ/
アマルコルド、8 1/2他

●フランソワ・トリュフォー/ジョルジュ・ドルリュー/
アメリカの夜、突然炎のごとく、恋のエチュード、終電車、隣の女、他

●スティーヴン・スピルバーグ/ジョン・ウィリアムス/
ジョーズ、未知との遭遇、E.T.、レイダース失われたアーク、ジュラシック・パーク、シンドラーのリスト他

●フランクリン・J・シャフナー/ジェリー・ゴールドスミス/
パピヨン、パットン大戦車軍団、海流のなかの島々、猿の惑星、ブラジルから来た少年、ライオンハート他

●黒澤 明/佐藤 勝/
用心棒、椿三十郎、赤ひげ、蜘蛛巣城、隠し砦の三悪人、天国と地獄、他

●ローレンス・オリヴィエ/ウィリアム・ウォルトン/
ヘンリー五世、ハムレット、リチャード三世

●ドン・シーゲル/ラロ・シフリン/
ダーティハリー、突破口!、テレフォン、白い肌の異常な夜、マンハッタン無宿、他

●サム・ペキンパー/ジェリー・フィールディング/
ワイルド・バンチ、ガルシアの首、わらの犬、キラー・エリート他

●マイケル・ウィナー/ジェリー・フィールディング/
追跡者、メカニック、チャトズ・ランド、スコルピオ、大いなる眠り、妖精たちの森、他

●セルジオ・レオーネ/エンニオ・モリコーネ/
荒野の用心棒、夕陽のガンマン、続・夕陽のガンマン、夕陽のギャングたち、他

●ジュゼッペ・トルナトーレ/エンニオ・モリコーネ/
ニュー・シネマ・パラダイス、明日を夢見て、海の上のピアニスト、他

●アンドレ・テシネ/フィリップ・サルド/
バロッコ、ブロンテ姉妹、海辺のホテルにて、ランデヴー、溺れゆく女、他

●クロード・ソーテ/フィリップ・サルド/
すぎ去りし日の・・・、夕なぎ、友情、ギャルソン!、僕と一緒に幾日か、他

●ブレイク・エドワーズ/ヘンリー・マンシーニ/
ティファニーで朝食を、ピンクの豹、酒とバラの日々、他

●ブライアン・デ・パルマ/ピノ・ドナジオ/
キャリー、殺しのドレス、ミッドナイト・クロス他

●デヴィッド・クローネンバーグ/ハワード・ショア/
スキャナーズ、ビデオドローム、ザ・フライ、戦慄の絆、他

●ロバート・ゼメキス/アラン・シルヴェストリ/
ロマンシング・ストーン、バック・トゥ・ザ・フューチャー、ロジャー・ラビット、フォレスト・ガンプ他

●ティム・バートン/ダニー・エルフマン/
ピー・ウィーの大冒険、ビートルジュース、シザーハンズ、バットマン、マーズ・アタック、スリーピー・ホロウ他

●リュック・ベッソン/エリック・セラ/
グラン・ブルー、ニキータ、サブウェイ、レオン、ジャンヌ・ダルク他

●ケネス・ブラナー/パトリック・ドイル/
ヘンリー五世、ハムレット、愛と死の間で、から騒ぎ、恋の骨折り損、他

●ローランド・エメリッヒ/デヴィッド・アーノルド/
スターゲート、インデペンデンス・デイ、ゴジラ

Varrick

■ 邦画やアニメでしたら
2001年2月8日 17:01
真芯RS

こんにちは、初書き込みです。

邦画は

・金子修介監督と大谷幸
ガメラシリーズ

アニメは

・押井守監督と川井憲次
パトレイバー1、2など

・庵野秀明監督と鷺巣詩郎
ナディア エヴァンゲリオンなど

こんなかんじでしょうか
ちょっとマイナーかもしれませんが・・・
なにせ洋画ほどすぐには思い浮かばないもので。

■ アニメ
2001年2月8日 18:38
Varrick

真芯RS さん、こんにちは。

アニメなら宮崎=久石という黄金コンビもありますな。

Varrick

■ 久石
2001年2月8日 21:33
SOW

>アニメなら宮崎=久石という黄金コンビもありますな。

映画なら 久石譲&北野武 ですね。

■ バーホーベン
2001年2月8日 21:36
SOW

>●ローランド・エメリッヒ/デヴィッド・アーノルド/スターゲート、
> インデペンデンス・デイ、ゴジラ

これはもう終わりそうですから、外した方がいいんじゃないかと(^_^;)

●ポール・バーホーベン&ジェリー・ゴールドスミス&ベイジル・ポルデュリス
もありかと。

■ コラボレーション
2001年2月8日 21:51
k.m

フランクリン・J・シャフナー/ジェリー・ゴールドスミスは映画・音楽共傑作揃いですね。楽譜を読めるシャフナー監督とJ・Gの対談なんか残っていないのかしら?
邦画と言うと東宝特撮と伊福部さんになってしまいます。
昭和ガメラ・シリーズは作曲者がバラバラでした。
轟天号、出撃シーンなどは、映像的に本物を越える興奮を覚えたものでした。
伊福部さんの功績は大きいと思います。

■ 追加
2001年2月9日 00:23
SOW

●ロン・ハワード&ジェイムズ・ホーナー
コクーン、ウィロー、アポロ13、身代金、グリンチ

■ くやしい!
2001年2月9日 00:55
ian

出つくしてる!

●クロード・ルルーシュ&フランシス・レイ
●タルコフスキー&アルテミエフ

最近では──
●ミハルコフ&アルテミエフ
●カーペンター&カーペンター
あ、これはコラボレーションじゃない(でも好き)(^_^;)

■ ショボいけど…
2001年2月9日 01:05
ian

追加で、

●スコット兄弟&ハンス・ジマー
「ブラックレイン」「グラディエーター」「デイズ・オブ・サンダー」「トゥルー・ロマンス」「クリムゾン・タイド」

■ もっとショボいところで…
2001年2月9日 02:20
ian

●メル・ブルックス&ジョン・モリス
「新サイコ」「スペース・ボール」(トホホ)/「エレファントマン」も確かブルックスがらみ。

■ こんなのでもいいですか
2001年2月9日 03:14
ノリヒコ

ジョルジュ・フランジュとモーリス・ジャール
稲垣浩、三隅研次と伊福部昭
豊田四郎と團伊久磨
野村芳太郎と芥川也寸志
中川信夫と渡辺宙明
中平康と黛敏郎
勅使河原宏、篠田正浩、小林正樹、大島と武満徹
ミケランジェロ・アントニオーニとジョバンニ・フスコ
ウィリアム・ワイラーとマックス・スタイナー
黒澤と早坂
吉田善重と一柳彗
新藤兼人と林光
グリーナウェイとナイマン
吉村公三郎と池野成
小津と斎藤高順
成瀬と斎藤一郎
ポランスキーとコメダ
ヴィスコンティとロータ
ジョン・フランケンハイマーとジャール
ジャン・ヴィゴとモーリス・ジョベール(?)
フレッド・ジネマンとドルリュー
後一方だけしか名前がわからないのですが、デオドキラスと何とかという監督
ファスビンダーと何とかという作曲家
逆に作品によって作曲家をかえる監督は
ベルトリッチとかキューブリック、ヒューストン
スコセッシ、プレミンジャー
ノリヒコ

■ エメリッヒ=アーノルド
2001年2月9日 09:54
Varrick

SOW さんは書きました:
>>●ローランド・エメリッヒ/デヴィッド・アーノルド/スターゲート、
>> インデペンデンス・デイ、ゴジラ
>
> これはもう終わりそうですから、外した方がいいんじゃないかと(^_^;)

それはエメリッヒの「パトリオット」をやらなかったからということですか?
なんかもめたんでしょうか?

Varrick

■ ブルックス=モリス
2001年2月9日 09:58
Varrick

ian さんは書きました:
>●メル・ブルックス&ジョン・モリス
>「新サイコ」「スペース・ボール」(トホホ)/「エレファントマン」も確かブルックスがらみ。

おおっ! このコンビ好きです。
「ブレージング・サドル」のフランキー・レインの歌とか、「ヤング・フランケンシュタイン」なんかも面白かったですね。
CDがほとんど出てないのが残念。

Varrick

■ テオドラキス、ファスビンダー
2001年2月9日 10:06
Varrick

ノリヒコ さん

いや、すごいですね。ここまでは思いつきませんでした。

>後一方だけしか名前がわからないのですが、
>デオドキラスと何とかという監督
>ファスビンダーと何とかという作曲家

テオドラキスは「Z」と「戒厳令」がコンスタンタン・コスタ=ガブラス監督ですね。
ファスビンダー監督の音楽はペール・ラーベンがよくやってます。

>逆に作品によって作曲家をかえる監督は
>ベルトリッチとかキューブリック、ヒューストン
>スコセッシ、プレミンジャー

キューブリックはなんか映画音楽作曲家を見下しているような気がしていやですね。

Varrick

■ アニメ
2001年2月9日 12:18
Mockingbird

笹川ひろし/山本正之/タイムボカン・シリーズ などというのも……

MB

■ ジョン・モリス
2001年2月9日 15:34
ian

いい作曲家だと思うんですけど、「エレファントマン」しか持ってません。
CDほとんど出てないんですか…残念。もっとメジャーな仕事をたくさんしてくれればいいのに。

■ これはどうでしょう…?
2001年2月10日 21:31
カーク

ダリオ・アルジェントとゴブリン(コンポーザーはクラウディオ・シモネッティ
だが大体ゴブリン名義である)はダメでしょうか?
アルジェントは大御所エンニオ・モリコーネと組んで手堅くまとめるケースもありますがやはりゴブリンの印象が強いです。

ちなみにケン・ラッセルやスタンリー・キューブリックはクラシックを効果的に使う監督でした。キューブリックならクラシックをアレンジしたウェンディ・カーロス(「スイッチト・オン・バッハ」で知られる)のシンセで有名な「時計じかけのオレンジ」が音楽の独自性としては秀逸でしたね。
彼女(彼?)は「シャイニング」にも参加しています。
キューブリックは「バリー・リンドン」で大御所レナード・ローゼンマンを起用していますが、これも既存のクラシックを編曲したものでした…。
キューブリックは遺作「アイズ・ワイド・シャット」までリゲティやショスタコービッチのマニアックな曲を使っていましたので殆ど自分の趣味で選曲しているとしか思えませんね。

■ ポポル・ブー
2001年2月10日 21:39
カーク

あと追加でヴェルナー・ヘルツォークとポポル・ブー。
ポポル・ブーは名義で、実質フローリアン・フリッケが作曲している
ことになります。フリッケの民族音楽を取り入れた音楽とヘルツォークの雄大なテーマが見事に合致していて、映画史上一番ベストなコラボレートだと思うのですが。有名どころなので既に誰かが挙げていたらすみません。

■ ヘルツォーク=ポポル・ブー
2001年2月10日 22:56
Varrick

カーク さん、こんにちは。

>あと追加でヴェルナー・ヘルツォークとポポル・ブー。
>ポポル・ブーは名義で、実質フローリアン・フリッケが作曲している
>ことになります。フリッケの民族音楽を取り入れた音楽とヘルツォーク
>の雄大なテーマが見事に合致していて、映画史上一番ベストなコラボレート
>だと思うのですが。有名どころなので既に誰かが挙げていたらすみません。

ヘルツォークとポポル・ブーのコラボレーションでは何がお薦めですか?

Varrick

■ フィツカラルド
2001年2月10日 23:26
カーク

やはり「フィツカラルド」でしょうか。
ヘルツォーク作品の中で最初に見たもので、それゆえに映画のインパクトがありまして。音楽的には、南米アマゾンの土着の音楽が壮大に響き渡る、それでいてのオペラチックな曲調に惹かれました。全てにおいて他を圧倒する、そんなスケールの大きな映画でしたね。「ベスト・オブ・ポポル・ブー」にも収録されている"Als lebten die engel auf erden 〜 この世に天使のいるかのごとく"という曲が美しい旋律で大好きです。

ヘルツォーク&ポポル・ブーであれば、他に「アギーレ」も好きですね。この映画がこのコラボレートの独自性を決定付けました。
映画的な面白さという意味では「アギーレ」が一番です。
「コブラ・ヴェルデ」にしても、ヘルツォーク&ポポル・ブーそして主演のクラウス・キンスキーの世界といってもいいかも知れません。キンスキー自体は私自身そんなに好きではないのですが、やはりというか映画の世界観に酔いしれました。

あ、「ノスフェラトゥ」も耽美的で好きですよ。

■ リンチ&バダラメンティ
2001年2月11日 00:13
カーク

思いついた所では

デヴィッド・リンチ&アンジェロ・バダラメンティ
「ブルー・ベルベット」「ツイン・ピークス」
「ワイルド・アット・ハート」「ロストハイウェイ」
「ストレイトストーリー」

リンチは「ミュージシャンとしても、一人の人間としても、僕はアンジェロが大好きだ。」「アンジェロは僕がいろいろ口を出しても平気、というか口を出してもらいたがるんだ。」と本で語っていました。
文を見る限りは監督のエゴ剥き出しですが、本当に信頼し合っているようで、ミュージックアルバムやライヴのプロデュースを二人でしたりしているようですし、「ブルー・ベルベット」以来ずっと組んでいますからこの二人はペアで語らないといけないぐらいの域に達しています。

確かにリンチは「エレファントマン」で先述のジョン・モリス、「砂の惑星」ではTOTOと組んでいましたが、仕事上の関係だけで、印象としてはバダラメンティとのコラボレーションが強いですね。「エレファントマン」のモリスは、メルが連れてきただけですし(笑)

ちなみにバダラメンティはマイフェイバリットです。
作品ではジュネ&キャロの「ロストチルドレン」が一番好きです。
最近引っ張りだこで、彼特有の叙情的な旋律が失われつつあるのが残念ですが…。

■ いいですね!
2001年2月11日 01:03
ノリヒコ

バタラメンティを忘れてはだめですよね。
ゴブリン、ボーも確かに。
キューブリックは映画音楽作曲家をどう見ているのでしょうね
実際のところ?。
ただ既成曲の使用に関しては「バリー・リンドン」を除いて上手も下手もないような気がします。
ゴダールと同じで結構いいかげんなのでは。
ただゴダールと違うのはキューブリックの方がダサいのかも(僕はそれが好きなのですが)。
リゲティとかショスタコのワルツとか
それなりに演奏会で聞けるような曲ですよね。
それよりもセザール・フランクの交響曲を美しい空の映像のシーンに使ったゴダールの映画の方が印象的でした(どの作品が忘れましたが、確かそうでしたよねタイトル分かったら教えて下さい)。
ただ「バリー・リンドン」はローゼンマンの編曲はすごく良かったと思います、いろいろもめたようですが。

それからキューブリックの「アイズ」で秘密クラブの暗号がフィデリオだったの覚えていますか?
あれはどういう意味があるのでしょうか?
映画とベートヴェンのオペラとは何か関係があるのですか?
ノリヒコ

■ アンリコ=ド・ルーベ
2001年2月11日 02:28
カーク

またまたすみません。
大好きな映画音楽作曲家をあと一人忘れていました。

ロベール・アンリコ&フランソワ・ド・ルーベ
「男たちの掟」「冒険者たち」「ラムの大通り」「追想」

ド・ルーベは趣味のダイビング中に若くして不慮の事故死を遂げた悲劇の映画音楽作曲家で作品もそれほど多くはありませんが、哀愁味を帯びた親しみやすいメロディライン、その中に見せる前衛的な手法(民族音楽や、シンセとか)どの作品の音楽も素晴らしいです。彼やニーノ・ロータの旋律はどこか切ないんですよね。欧州の民族性を色濃く反映させた作曲家です。

ド・ルーベの作品では、特に「冒険者たち」が秀逸で、レティシアのテーマではなく間奏に流れるアバンギャルドなソロ部分が堪りません。映画のオープニングですね。
何回も何回もあのシーンを繰り返し見ましたし、ド・ルーベが再評価されはじめて、コンピレーションアルバムが数枚リリースされて、この曲だけ何回も何回も聞いています。
今日も聞きましたし(笑)

アンリコとド・ルーベのコラボレーション。今や伝説となりましたが、最強のタッグだったと思います。アンリコはともかく、ド・ルーベには天賦の才能がありましたので…。

ノリヒコ さんは書きました:
>キューブリックは映画音楽作曲家をどう見ているのでしょうね
>実際のところ?。
>ただ既成曲の使用に関しては「バリー・リンドン」を除いて上手も下手もないような気がします。
>ゴダールと同じで結構いいかげんなのでは。

それは言えますね。自分の趣味で選曲しているのでしょうが、「2001年宇宙の旅」のツァラトゥストラや美しき青きドナウ、「時計じかけ〜」のウィリアムテルや第九にしても、映画の中のクラシック音楽として有名になったあたり、凄いですよね。

キューブリックにしてみれば、音楽は映像効果を高めるための1つの道具に過ぎず、音楽の中身はさして重要ではないのでしょう。
だから映画音楽作曲家に任せて自分の思い通りにならないぐらいであれば、自分の好きな曲を選んで、それを映画に当てはめていった方が良いという考えだと思います。クラシックを使ってはいますがクラシックファンから言わせれば冒涜である失礼な使い方をしているので、音楽的には結構批判の多い監督でしょうね。
確かにまともなのは大河ドラマぽい「バリー・リンドン」ぐらいです。

■ アーノルド
2001年2月11日 11:08
SOW

>それはエメリッヒの「パトリオット」をやらなかったからということですか?
>なんかもめたんでしょうか?

メインのメロディを書いた段階でボツにされて、ウィリアムズに切り替えたようです。「アーノルドは良い作曲家だが……」と意味深な発言があったり、アーノルドももうやらないと臭わせるような発言がありました。
実際、2、3作だけでコラボレーションというのは無理があると思います。バーホーベン&ゴールドスミスのように両者の相思相愛を感じさせる発言があれば別でしょうけど。

■ ド・ルーベ
2001年2月11日 16:32
Varrick

>ロベール・アンリコ&フランソワ・ド・ルーベ
>「男たちの掟」「冒険者たち」「ラムの大通り」「追想」

ド・ルーベは私はジャン=ピエール・メルヴィルの「サムライ」が好きです。
素晴らしい作曲家だと思います。

Varrick

■ ド・ルーベ
2001年2月11日 21:30
ノリヒコ

まだまだいますね。
メルヴィルはド・ルーベとのコラボレーションも良いですし、他にも何とかという作曲家とのコラボレーションが良いですね。
でも私見ですが、どうもメルヴィルは好きな音楽の種類とかをはっきり持っている監督だという感じがします。作曲家が違っても、いつも彼の映画の音楽がかもし出す雰囲気はメルヴィルだなーという感じがします。
だからド・ルーベはやっぱり「冒険者」かな。

ノリヒコ

■ メルヴィル
2001年2月11日 22:02
Varrick

>メルヴィルはド・ルーベとのコラボレーションも良いですし、
>他にも何とかという作曲家とのコラボレーションが良いですね。
>でも私見ですが、どうもメルヴィルは好きな音楽の種類とか
>をはっきり持っている監督だという感じがします。作曲家が違っても、いつも彼の映画の音楽がかもし出す雰囲気はメルヴィルだなーという感じがします。

メルヴィルは「いぬ」がポール・ミスラキ、「影の軍隊」と「仁義」がエリック・ドマルサン、「リスボン特急」がミシェル・コロンビエと、色んな作曲家と組んでますね。
でも確かにどの作品もトーンが統一されています。
以前にフランスの映画監督のリュック・ベッソンと食事をする機会があり、メルヴィルの話題で盛り上がったのですが、私が「メルヴィルの映画のカメラマン、アンリ・ドカエは素晴らしい」と言うと、ベッソンは「いや、あれはメルヴィルが凄いんだ。ドカエは他の監督と組んだ時は平凡だから」と言っていたのが印象的でした。もっとも彼は自分が映画監督だからそういう意見になるのかもしれませんが・・。

Varrick

■ スゲー!
2001年2月11日 23:35
ian

>以前にフランスの映画監督のリュック・ベッソンと食事をする機会があり、

スゲー! いや、単にミーハーな気持ちで、スゲー!

■ シンガー=オットマン
2001年2月18日 21:55
カーク

ブライアン・シンガーとジョン・オットマン
「パプブリックアクセス」「ユージュアルサスペクツ」「ゴールデンボーイ」

「X-MEN」はマイケル・ケイメンでしたが、シンガーの次回作はまたオットマンを起用するようです。オットマンは編集もこなすマルチな人ですね。

「ユージュアルサスペクツ」のスコアが一番インパクトがありました。
ミステリアスな旋律が好きで、公開当時、輸入盤で買ってよく聞いていました。

ジョン・オットマンはシンガー作品以外は目立ってないですね…。
「スノーホワイト」とかで見かけたくらい。
なんか最近は「Urban Legends:Final Cut」(日本公開された「ルール」の続編?)を監督しているようですが…。どうなんでしょうね。
http://www.spe.sony.com/movies/urbanlegends/

==

■ 座布団って…
2001年2月10日 17:46
ian

たまると本当に座布団が届くんですね…(^_^;)
ありがとうございました。

==

■ ショコラ
2001年2月16日 10:24
Varrick

ラッセ・ハルストレム監督/ジュリエット・ビノシュ主演の新作を見ました。
本年度アカデミー賞5部門にノミネートされています(音楽賞を含む)。
映画はこの監督らしいファンタジーで非常に良かったです(美味しそうなチョコレートがたくさん出てくるし)。
音楽のレイチェル・ポートマンは「サイダー・ハウス・ルール」に続いての起用ですが、あまり特徴はないもののヨーロッパ調の美しいスコアに好感がもてます。
この映画はお薦めです。

Varrick

==

100 ■ 戦争のはらわた
2001年2月16日 10:27
Varrick

アーネスト・ゴールドの傑作スコアが遂にCD化されましたね。
サム・ペキンパー監督の映画自体も凄まじいですが、この音楽はゴールドのベストの1つだと思います。
ただ、このイギリスのArtemisというレーベルはLP音源から起しているようで、どうも音質が・・。

Varrick

■ ARTEMIS
2001年2月16日 12:11
SOW

LP持ってなかったので楽しみにしていたんですがねぇ。どうもこのレーベル、全部LP落としのようですね。昔のTSUNAMIみたいですね。まあ、TSUNAMIよりは音が綺麗になってますけど。正規盤のようですが、他に音源はなかったんでしょうか。

■ CROSS OF IRON
2001年2月17日 23:43
k.m

タイトルに流れる歌は、ドイツ民謡ですか?(日本のチョウチョ・・正式名がわかりませんが童謡だと)
映画の方見直したんですが、音楽少ないですね、CDの収録時間はどのくらいでしょうか。

■ 収録時間
2001年2月18日 02:45
Varrick

k.m さんは書きました:
>タイトルに流れる歌は、ドイツ民謡ですか?(日本のチョウチョ・・
>正式名がわかりませんが童謡だと)
>映画の方見直したんですが、音楽少ないですね、CDの収録時間は
>どのくらいでしょうか。

CDは昔イギリスのEMIから出ていたLPと曲数は同じで収録時間は39分32秒です。
でも確かに音楽の少ない映画なのでこれで殆ど全部かもしれません。
冒頭の子供がドイツ語で歌っている曲は「チョウチョ、チョウチョ」と同じ曲ですが、LPのライナーに民謡だと書いてあったと思います。

Varrick

■ ちょうちょ
2001年2月18日 03:08
ian

>>タイトルに流れる歌は、ドイツ民謡ですか?(日本のチョウチョ・・
>>正式名がわかりませんが童謡だと)

もとはスペインの民謡らしいです。でもドイツ民謡とする説もあるそうで…。

■ CROSS OF IRON・2
2001年2月18日 11:48
k.m

タイトルのフラッシュ・バックと歌の合間に入ってくる伴奏曲が斬新。戦闘シーンのスローはもちろん、カット(編集)が目まぐるしくペキンパーです。エンド・タイトルも佳曲ですね。
初めて見たときは「ちょうちょ」だけが印象に残っていたのですが。

■ ARTEMIS
2001年2月20日 23:57
SOW

下記サイトにARTEMISレーベルの経緯が書かれています。追悼の意味を込めて個人用にCD化しようとしていたのが、諸般の事情で規模が大きくなったという感じでしょうか。まあ、一応正規盤であるのは確認出来ましたね。
http://www.musicfromthemovies.com/

■ Artemis
2001年2月21日 11:15
Varrick

SOW さんは書きました:
>下記サイトにARTEMISレーベルの経緯が書かれています。追悼の意味を込めて個人用にCD化しようとしていたのが、諸般の事情で規模が大きくなったという感じでしょうか。まあ、一応正規盤であるのは確認出来ましたね。

「サントラをリリースしようとしてもレコード会社の協力が得られない」というのは常につきまとう悩みのようですね。
その意味ではFSMのLucas Kendall氏やPrometheusのLuc Van de Ven氏はよくやっていると思います。
日本ではSLCの和田氏がかなり努力されていましたね。

Varrick

==

■ スターリングラード
2001年2月16日 23:43
ian

「クリムゾン・リバー」を観に行ったら、「スターリングラード」というジャン・ジャック・アノー監督の新作の予告編をやっていました。
ジュード・ロウ主演。エド・ハリスがナチ将校の役だそうで、軍服がハマってました。面白そうです。
音楽はジェームズ・ホーナー。「薔薇の名前」以来のアノー作品ということになるでしょうか。今度はどの辺を引っ張ってくるのかなぁ。予告編に流れていた音楽はわりといい感じだったけど、多分他の作品のものだと思う。

■ サントラ
2001年2月17日 08:16
SOW

『スターリングラード』って原題"ENEMY AT THE GATES"ですね。サントラは3月6日アメリカ発売、もちろんSONY CLASSICALです。ホーナーの本格戦争物って初めてですので期待したいです。色んな意味で。

■ スターリングラード
2001年2月18日 02:52
Varrick

ジョセフ・ファインズ、ジュード・ロウ、レイチェル・ワイズ、ボブ・ホスキンスとかが出ている映画ですね。
確か日本ヘラルド配給だったと思います。
舞台が旧ソ連だと「レッドブル」みたいな音楽だったりして。

Varrick

■ スターリングラード
2001年2月18日 10:28
SOW

第2次大戦のスターリングラード攻防戦を舞台に、実話を下敷きにした狙撃者の物語、という事ですから、かなりハードな映画でしょうね。音楽もドイツ側とソ連側の両方が聴けるかもしれません。
ちなみに日本盤は4月11日のようです。

■ 予告
2001年2月18日 10:44
SOW

今の時期だとアメリカの予告と同じでしょうから、データを調べると『ブレイブハート』『ニクソン』『U−571』となってました。
しかし、考えてみると、ソ連側を主役にして描いた西側製作の第2次大戦映画って珍しいですよね。

■ 予告
2001年2月18日 14:54
ian

>今の時期だとアメリカの予告と同じでしょうから、データを調べると『ブレイブハート』『ニクソン』『U−571』となってました。

これは予告に使われた音楽が、ということでしょうか?
どれかな。チェンバロが鳴ってたような気がしたけど…。

> しかし、考えてみると、ソ連側を主役にして描いた西側製作の第2次大戦映画って珍しいですよね。

ドイツかソ連が作った「スターリングラード」はありましたけどね。これも時代でしょうか。
ちなみに予告編のキャッチコピーは「愛する君のために、僕は今日もまた一人ナチを撃つ」とか何とかいう結構「ええんかい、それ!?」なモノでした。

■ 別の「スターリングラード」
2001年2月19日 01:43
Varrick

>> しかし、考えてみると、ソ連側を主役にして描いた西側製作の第2次大戦映画って珍しいですよね。
>
>ドイツかソ連が作った「スターリングラード」はありましたけどね。これも時代でしょうか。

それはサントラが出てました。有名な作曲家ではないですが、暗いタッチのいかにも「スターリングラードの戦い」といった音楽でしたね。

Varrick


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