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フレッシュアイ「映画音楽」掲示板 Part 4

■ 「華麗なる激情」のCD、ご存知ないですか
2001年2月20日 00:39
kamo

アレックス・ノースは地味だが映像と融合した重厚な音楽を生み出す人です。彼の作曲で、ヘストンがミケランジェロをやった「華麗なる激情」についてご存知の方おられませんか。20年近く捜していますが店頭ではさっぱり見かけません。ルネサンス期のフレーズを感じさせる温厚で上品な序曲や、天地創造の構想を得る石切場のシーンの曲など印象的で素敵な秀作だと思うのですが。
昔、「青銅の巨砲」(知らない作曲家)とカップリングした怪しい輸入盤を見かけたことはあったのですが。

■ 華麗なる激情
2001年2月20日 02:18
SOW

サントラとしては正規CDは出ていないんじゃないかと思います。ただ、ノースを「尊敬する先輩であり友人」と呼んだジェリー・ゴールドスミスがオリジナルスコアを指揮した再録音盤がVARESE SARABANDEから出ています。かなり近い演奏だと思います。他にも『欲望という名の電車』もゴールドスミスが指揮しています。

■ 詳しく教えて下さい
2001年2月20日 09:44
kamo

SOWさん、早速のご返答ありがとうございます。Jゴールドスミスの再録音盤というのは意外でした。そんなアルバムがどのような経緯で作られたのか、CDはどこで探せばいいのか、ご存じでしたら教えて下さい。

■ 再録音
2001年2月20日 11:00
SOW

VARESE SARABANDEというレーベルはサントラを多く出しているアメリカのレーベルで、日本では現在カルチャア・パブリッシングからVOLCANOというレーベルがライセンスを取って出しています。サントラの他に再録音にも力を入れてまして、若手作曲家指揮でハーマンなどを再録音しています。ノースの場合は親友という事でゴールドスミスに白羽の矢が立ったのだと思います。
ゴールドスミスは最初にノースの『2001年宇宙の旅』ボツスコアを録音し、その後、『欲望という名の電車』、『華麗なる激情』の再録音をやりました。タワーやHMV、ヴァージンなどの大手の輸入CDショップにはあると思いますよ。
なお、3月20日にはノースの『クレオパトラ』サントラが2枚組で発売になります。
詳細は下記にて。
http://www.varesesarabande.com/

■ アレックス・ノース
2001年2月20日 11:44
Varrick

kamo さん、こんにちは。
SOWさん、ご回答ありがとうございます。

ゴールドスミス指揮のアレックス・ノース新録音盤は「革命児ザパタ」と「バージニア・ウルフなんか怖くない」も出てますね。
今度Vareseが出す「クレオパトラ」の2枚組サントラも期待大です。

Varrick

■ 華麗なる激情
2001年2月21日 01:12
ノリヒコ

シルバー・スクリーンというところからThe Pride and the Pasiionとのカップリングを持っています。多分最初に言われていた怪しいCDのことだと思うのですが。
それはジョージ・アンタイルというコンテンポラリーの作曲家とアーネスト・ゴールド指揮で、もう一つがアレックス・ノース指揮の「華麗なる激情」でした。
ノリヒコ

■ 掘り出し物CDだったな?
2001年2月21日 11:05
kamo

SOWさん、Varrickさん、コメント有難うございました。
ノリヒコさん「怪しいCD」などといって失礼しました。アーネスト・ゴールドが加わった由緒あるCDだったのですね。
「青銅の巨砲」と描きましたがこれは原作名でした。この作者は「アフリカの女王」を書いたSSフォレスターだからダイナミックなストーリーで、どでかい大砲をひたすら運ぶだけの話です。
映画名は「誇りと情熱」で、シナトラ、Kグラント、Sローレンという異色の顔ぶれのJヒューストンの面白い活劇でしたね。ただこの音楽は特に印象には残ってませんが、このCDひょっとしたら掘り出し物だったかも。

■ 一言
2001年2月21日 21:23
ノリヒコ

「誇りと情熱」でケリー・グラントがソフィア・ローレンと初共演した感想を聞かれて「大砲より強力な女」とか言ったとか。
ところで「華麗なる激情」のゴールドスミス版は今普通に売っているのですか?
ノリヒコ

■ 普通です(^_^;)
2001年2月21日 23:28
SOW

>ところで「華麗なる激情」のゴールドスミス版は今普通に売っているのですか?

普通に輸入盤として売っています。

■ どこにありますか?
2001年3月3日 01:42
ノリヒコ

トホホマーク書かれてしまいましたが、ゴールドスミス指揮の「華麗なる」と、「戦争のはらわた」どこいっても見つからないのですが?
ノリヒコ

■ 廃盤でもなく
2001年3月4日 18:04
SOW

廃盤でもなく、一般に売っていますが、どんなCDでもある店にはあり、ない店になありません……という意味です。見つからなければ、通販でしょう。すみや、海外など。

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■ ガントレット & エクソシスト2
2001年2月20日 15:12
Varrick

ワーナーからジェリー・フィールディング作曲の「ガントレット」がCD化されるようですね。
ジャズの即興演奏をフィーチャーした最高にかっこいいスコアでした。
モリコーネの「エクソシスト2」のCD化も期待しています。
このスコアの「パズズ」という曲はモリコーネの数多くの作品中でも最もブっ飛んだ音楽の1つだと思います。

Varrick

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■ サウンドトラック盤って映画そのまま?
2001年2月23日 16:53
kamo

サウンドトラック盤にはフィルム用音源から直接録音したものと、レコード発売用に編集、編曲したものがあるようですね。
エクステンデッドバージョン?とかいうのは実際映画のシーンそのままなのかどうか、教えていただけませんか?(VTRとCDを聴き比べた事ないんですが、聴いていて記憶する映像と音楽とのズレがあるような時がありまして...)
また、オリジナルスコアとか原曲というのはどんな概念で使われているのでしょうか?

■ サントラの違い
2001年2月23日 18:14
SOW

>サウンドトラック盤にはフィルム用音源から直接録音したものと、レコード発売用に編集、編曲したものがあるようですね。

正確に言うと、映画に使うように録音されたものと、アルバム用に再録音されたものです。映画に使うために録音されたものでも、実際に映画で流れたものとは違う場合もあります。フィルムを編集したために尺が変わったり、後で音を変えたり、ミキシングをやり直したりしたために異なる事があるのです。映画とサントラを聞き比べて違う場合があるのはそのためです。

>エクステンデッドバージョン?とかいうのは実際映画のシーンそのままなのかどうか、教えていただけませんか?

エクステンディッド"EXTENDED"というのは名前の通り、従来出ていたアルバムよりも収録時間が長いロングヴァージョンというだけですので、上記の話とは関係ありません。

>また、オリジナルスコアとか原曲というのはどんな概念で使われているのでしょうか?

オリジナルスコアというのは映画音楽の録音に使用したスコアという意味合いです。サントラではないが、同じスコアで演奏して再録音した場合に使われます。『ライト・スタッフ』なんかそうですね。マンシーニはサントラではなく、すべてアルバム用に録音し直していますが、スコア自体も変えていますのでオリジナルスコアでさえありません。

こんな説明でどうでしょうか?

■ サウンドトラック
2001年2月23日 18:37
Varrick

SOWさんの説明が非常にわかりやすいと思います。

Original Soundtrack というのは本来実際に映画で使われた音楽を収録したものであるべきなのでしょうが、そのように銘打ったアルバムでも再録音したものがよくありますね。
MCAから出ていた「ジョーズ」なんかも再録音版でした。
これは後にDeccaから実際に映画に使われた音楽を収録したアルバムがリリースされましたが、これは既存のサントラと区別するために「Collector's Edition」とか銘打っていたと思います。

一方、Original Score と銘打った新録音のアルバムは、非常に古い映画で Soundtrack の音源がアルバム化に適していないような場合に最も意味があると思います。

Varrick

■ EXTENDED
2001年2月23日 19:13
SOW

>エクステンデッドバージョン

エクスパンデッド"EXPANDED"という言い方の方が多いかな。

■ ドラマチック・アンダースコアとしてはやっぱり...
2001年2月24日 01:38
kamo

ありがとうございました。よくわかりました。
いや、私はどっちもそれなりに好きですし、再録音盤の方が完成されていることもあり、ダイジェストとしての価値もあるでしょうね。序曲なんかもそれでしょう。
ただ何にこだわっているかというと、映画音楽の本質が「ドラマチック・アンダースコア」にあるのなら、やっぱり映像とぴったり同じでないと意味ないんじゃないかなんて思ったりして...。
ほら、音楽を聴きながらその映像を克明に反芻するのも映画音楽の楽しみでしょう?曲のおかげで大切なシーンをはしょったりしたら監督さんに悪いでしょうし。
理屈っぽい話ですんませんでした。

■ 追体験
2001年2月24日 11:18
SOW

サントラ盤製作の状況にも関わってくるでしょうが、サントラを作った時にはまだ映像に当てはめられていない場合もありますし、作曲家がサントラ盤は映画とは別に音楽として(あるいはアルバムとして)楽しめるようにと考えて編集する場合もあります。制作側は必ずしも映画の追体験とは考えていないのかもしれませんね。

■ サウンドトラックもいろいろある
2001年2月24日 12:22
kamo

そうですね。追体験はあくまでファンの楽しみの一つですからね。
ところでお聞きしたものを強引にまとめてしまいますと、以下のようになるのでしょうか?間違いがあれば訂正ください。
1)最初音楽家が監督の要求を受け「スケッチ」や「原曲」を作成。
2)オーケストレーションされた「オリジナルスコア」をまとめる。
3)それを様々なバリエーションの「サウンドトラック」に録音。
4)監督は編集したり追加編曲させた後、フィルムに挿入し公開する。
5)短くまとめた曲を、映画の「プロモーション用」として配布。(昔はこれがラジオで流れた)
6)市販用にまとめた「サウンドトラック盤」のレコードを作る。
7)年月が経って、作者の意向も入れた「オリジナル・サウンドトラック盤」が再録音も含めて出る。
8)海外盤にはフィルム用サウンドトラックから取った2枚組みあり。
9)後の時代に、本人又は別な指揮者による「再録音盤」が出る。

という訳で、ラジオで気にいってレコード買ったり、CD聴いてから映画を見た時、「なんか違う」とがっかりしたことありませんか?みんなこういう訳があったのですね。

■ 色々
2001年2月24日 13:49
SOW

>1)最初音楽家が監督の要求を受け「スケッチ」や「原曲」を作成。

スケッチというのはオーケストレイターに対する指示を指す場合が多いですね。

>5)短くまとめた曲を、映画の「プロモーション用」として配布。(昔はこれがラジオで流れた)

これは今はほとんどありませんね。

>6)市販用にまとめた「サウンドトラック盤」のレコードを作る。

映画公開より早い場合もありますので、映画とは違うヴァージョンが入ったり、ミキシングが違う場合もあります。

>7)年月が経って、作者の意向も入れた「オリジナル・サウンドトラック盤」が再録音も含めて出る。

サントラの場合、作曲家=プロデューサーというのが大半ですから、意向は必ず入ってきますね。

>8)海外盤にはフィルム用サウンドトラックから取った2枚組みあり。

正規のものとしてはこれはないと思います。昔の作品ならそういうものもあるでしょうが。

サントラとの違いについてもうひとつ。
サントラに収録されている曲も、録音する時は1曲として演奏・録音されている訳ではありません。数十秒で区切って、ぶつ切り状態で演奏・録音されています。主に録音の効率化とフィルムの編集が変わった場合にも対応出来るようにするという目的です。それをつなぎ合わせて1曲にしている訳です。
サントラでも、全然違うシーンなのにつなげて1曲にしたりする場合もあります(『SWep.1』の最初のサントラなんてそうでしたね。アルバムとしてはその方が聴きやすいという意図でしょう)。

■ 音楽が先か映像が先か
2001年2月24日 15:55
Varrick

フランソワ・トリュフォーの映画でのジョルジュ・ドルリューのように、脚本を読んで特定のシーンの音楽を先に作曲してしまい、監督はその音楽を実際にセットで流しながら俳優に演技させるというケースもありますね。
これはよほど監督が作曲家を信頼している場合にのみ可能なのでしょうが(「海の上のピアニスト」のトルナトーレとモリコーネもそうでした)。

Varrick

■ ほんといろいろあるんですね
2001年2月24日 18:23
kamo

ほんといろいろあるんですね。よくわかりました。映画音楽の世界って奥が深いですね。ありがとうございました。

■ 信頼と演出力
2001年2月24日 19:55
ian

>これはよほど監督が作曲家を信頼している場合にのみ可能なのでしょうが(「海の上のピアニスト」のトルナトーレとモリコーネもそうでした)。

信頼と同時に音楽に流されない強固な演出力を持った監督でないと、この方法はうまくいかないんじゃないかとも思います。「海の上〜」はちょっとなぁ…。

■ 脚本段階での作曲
2001年2月24日 20:56
SOW

ミュージカルやアニメ以外の映画で、脚本段階で先に音楽を作っておくというのはあまりうまくいかないんじゃないかと思います。アニメのようにコンテを切って秒単位で画面がすでに決まっているのならともかく、実写の場合は俳優の演技もその場で変わってきますし、ビシッと画面にあうかどうか難しいところです。モリコーネは映像にビシッとタイミングをあわせるというよりも、雰囲気や情感だけをあわせる作曲家だと思いますので、それでも大丈夫かもしれませんが、そうでない作曲家の場合は編集が大変ですね。

■ 実際のところは
2001年2月24日 23:34
ノリヒコ

実際のところはトリュフォーもどうなのかな?
「黒衣」なんかハーマンと結構遣り合っていたりするし、確かに「アメリカの夜」あたりのテーマ曲は最初にあった感じもするけど、最初に音楽があって映像がそれに付随するのってかなりマレなような気がします。監督はリップサービスも上手いし。
ノリヒコ

■ 先に作曲
2001年2月25日 00:46
Varrick

>ミュージカルやアニメ以外の映画で、脚本段階で先に音楽を作っておくというのはあまりうまくいかないんじゃないかと思います。

もちろん映像の編集と音楽の展開のタイミングを合わせる場合、撮影より先に作曲することは極めて非効率的だと思います。
トリュフォー映画のドルリューなんかは実際のアクションに音楽は厳密に合っておらず、シーンが終わるときに音楽もフェードアウトする、ということが多かったと記憶しています。
つまり飽くまで特定のシーンの雰囲気に合わせて作曲しているわけで、監督からしてみれば、「最終的にこのシーンにはこんな音楽がつく。つまりこのシーンのトーンはこんな雰囲気である」ということを、言葉でくどくどと説明しなくても予め作曲された音楽を俳優たちに聴かせれば大体の意図は伝わる、という狙いがあると思います。
で、その意図した通りに撮れるかどうかは、監督と俳優とのリレーションシップの問題になりますが・・。

Varrick

■ モリコーネは特に
2001年2月25日 02:16
ian

>モリコーネは映像にビシッとタイミングをあわせるというよりも、雰囲気や情感だけをあわせる作曲家だと思いますので、それでも大丈夫かもしれませんが、そうでない作曲家の場合は編集が大変ですね。

シンクロナイズという意味ではモリコーネはあまり気にしなくてもいいかも知れませんが、ムードを決定する力は絶大なものがありますね。だから余計に音楽に流されない演出力が必要だと思うのですが、少なくとも「海の上〜」のトルナトーレは流されっぱなし、というか音楽に頼りっぱなしという気がしました。演出が劇伴をテンプにしてるみたいな。事前にあんな素晴らしい音楽が上がってきたら頼るのも無理はないかも知れませんが。そういう意味ではモリコーネはいっとう先行作曲させちゃいけない人かも。

■ 海の上のピアニスト
2001年2月25日 20:19
Varrick

この映画はそもそも音楽が設定上非常に重要な要素となっているので、よけいにモリコーネの音楽の演出に及ぼすインパクトが強いのだろうと思います。
劇中の重要なシーンで、主人公がヒロインの女性を窓越しに見て"Playing Love"をピアノで演奏する場面がありますが、あのシーンは演出でも俳優の演技でもなく音楽そのものの美しさが見る者に感動を与えていると言えるでしょう。

Varrick

■ モリコーネ
2001年2月25日 22:16
ノリヒコ

モリコーネってイタリア人だから結構いいかげんなんじゃないですか?
なーんちゃって。
ロータもそうだけど、イタリア映画はハリウッド映画と違って映像に対して音楽がどこで入るとか、止むとかってちょっといいかげんなのでは?
ノリヒコ

■ ハリウッドとヨーロッパ
2001年2月25日 23:59
SOW

ハリウッドとイタリア(というかヨーロッパ)の映画では音楽の付け方がかなり違いますね。良い悪いではないと思います。いいかげんというのともちょっと違う。クリント・イーストウッドはセルジオ・レオーネなんかの影響で、音楽の付け方もヨーロッパ的なのは明かですし。『スペース・カウボーイ』はその意味でおもしろかったです。前半はヨーロッパ的に雰囲気だけのスコアをすこし流しただけで、宇宙に行くとハリウッド的に近い音楽の付け方をしてました。

==

■ 「Uボート」&「レイズ・ザ・タイタニック」
2001年2月24日 01:49
ian

何となく海つながりで買ってしまいました。
「Uボート」は、テーマ曲のベタさやいかにもヨーロピアンな辛気臭さが結構好きです。CD後半はセリフや効果音が入っていて、なつかしの「ドラマ盤」を彷彿としました。クラウス・ドルディンガーという作曲家は知らない人です。
「レイズ・ザ・タイタニック」は、バリーらしい清涼感のあるストリングスが堪能できて、感動しました。これがスコア盤というんですよね。「タワーリング・インフェルノ」とか「ダーク・クリスタル」とか、サントラ出せないやつは全部スコア盤でもいいから出してくれないかな。そういう問題じゃないのかな。これも権利問題があるのでしょうか。

■ U-571,荒鷲の
2001年2月24日 10:43
k.m

U-571も買いだと思います。ストーリー順じゃないのですが、私的に好みの曲が前半に集中している感じで・・
荒鷲の要塞、3月に出るのかな。レーベルは?

■ 荒鷲の要塞
2001年2月24日 11:10
SOW

3月20日にCHAPTER IIIからの予定になってます。まあ、よく遅れますけどね(^_^;)

■ ドルディンガーとスコア盤
2001年2月24日 11:19
SOW

クラウス・ドルディンガーは『ネバー・エンディング・ストーリー』の作曲家と言った方が通りがいいかも。
ハリウッドにはほとんど出てこないので無名に近いですが、ドイツ国内ではTVなどで活躍しているようです。

『レイズ・ザ・タイタニック』はスコア盤ですらありません、実は。ライナーノートを読まれればわかると思いますが、スコアも音源も存在しないため、採譜によってスコアを一から起こしたものです。SILVA SCREENの再録音物はすべてその方法です。これだと権利料などは発生しないようです。オリジナルスコアの場合はコンサートで演奏するだけでも100万円単位の使用料が発生するのです。まして、録音・CD化などとなればもっと金がかかるのはおわかりでしょう。

■ U?571
2001年2月24日 13:46
ian

>『レイズ・ザ・タイタニック』はスコア盤ですらありません、実は。ライナーノートを読まれればわかると思いますが、スコアも音源も存在しないため、採譜によってスコアを一から起こしたものです。SILVA SCREENの再録音物はすべてその方法です。これだと権利料などは発生しないようです。

そんな形体もあるのですね。言えば「耳コピー」になるのかな。

> U-571も買いだと思います。ストーリー順じゃないのですが、私的に好みの曲が前半に集中している感じで・・

オフィシャルで出てますか? 確か燃え系スコア満載でしたね、映画を観た限りでは。
ジョナサン・モストゥは新人監督でも特に注目しています。「U−571」もノンCGだったり、「ブレーキダウン」も順撮りだったりと、気骨を感じます。一方では「ゲーム」の製作総指揮なんかもやっていたり。
「ブレーキダウン」は傑作だと思いました。

■ クラウス・ドルディンガー
2001年2月24日 15:49
Varrick

ちょどドルディンガーの「U・ボート」と「ネバーエンディング・ストーリー」についてレビューを書いているところなので、そのうちHPにアップします。

Varrick

■ Chapter III
2001年2月24日 15:58
Varrick

SOW さんは書きました:
>3月20日にCHAPTER IIIからの予定になってます。まあ、よく遅れますけどね(^_^;)

ここが出す再発盤って曲数が増えてないし、ジャケットデザインも貧相で、しかも発売が予定からどんどん遅れるので困ったもんです。
それでも出ないよりはましですが。
「戦略大作戦」は一体どうなったんだ???

Varrick

■ U-571
2001年2月24日 18:05
k.m

ian さんは書きました:
>オフィシャルで出てますか? 確か燃え系スコア満載でしたね、
PROMO盤なので限定かな、SILVAのセールで買ったので2000円以下でした。SAEで$25だったと思います。(しかも在庫限りだった)
DVDは出たよね・・
荒鷲は、633とのカップリングかな・・でもジャケが嫌い。

■ U?571
2001年2月26日 12:47
SOW

『U−571』はプロモーション盤で、SUPERCOLLECTORというショップが出しています。価格は通常のCDと同じくらいの$19.99で、結構数が多いので今でも手に入ります。ここのプロモ盤はしっかりした作りですし、海賊盤と違って作曲家にも還元されますので、正規盤とほとんど変わりません。

http://www.supercollector.com/

■ ノンCGではないですね
2001年2月27日 16:03
真芯RS

>「U−571」もノンCGだったり

極力CGは使わなかったらしいですが、U−571と補給Uボートの魚雷戦のシーンや後部魚雷を打ち込まれて爆発する駆逐艦など意外といろんな所でCGです。
魚雷戦は水中でしたから違和感無く見えるんですが、さすがに駆逐艦は不自然でしたね。

私もリチャード・マーヴィンのスコアは大好きです。
多少「エアフォースワン」に似ていた気もしますが・・・

■ CG
2001年2月27日 21:43
ian

真芯RS さんは書きました:
>>「U−571」もノンCGだったり
>
>極力CGは使わなかったらしいですが、U−571と補給Uボートの魚雷戦のシーンや後部魚雷を打ち込まれて爆発する駆逐艦など意外といろんな所でCGです。
>魚雷戦は水中でしたから違和感無く見えるんですが、さすがに駆逐艦は不自然でしたね。

あ、そうだったんですか。失礼しました…(^_^;)

==

■ 聴きながら浮かぶ感動シーンありませんか?
2001年2月24日 18:26
kamo

映像と一体になった「ドラマチック・アンダースコア」は映画音楽の醍醐味です。これについて一例をあげてみます。
たとえばM・ローザの「ベンハー」では、「砂漠」から「ローマの軍船」までの一連のシーンのスコアがまさにその傑作例だと思います。(誰も語ってませんが)
灼熱の砂漠を引かれる罪人たち、乾きに苦しむベンハー、イエスとの出逢い、生きる希望を得て出発するシーンから一転して真っ青な海に浮かぶ軍船と鞭打たれる奴隷のシーンまでが、ドラマチックなオーケストレーションで展開されます。
特に、イエスの場面での清らかなストリングスから爽やかな希望に満ちた出発の音楽と展開し、それが急に盛り上がって緊迫感と重厚感のある軍船の音楽につながるところでは、いつも聴くたびに背筋がぞくぞくして鳥肌がたちます。
皆さんもこのように映像を彷彿とさせる曲をお持ちでしたら聞かせてください。

■ No Following
2001年2月24日 19:45
ian

私は最近ではやっぱり「アイアン・ジャイアント」。
「No Following」を聴くと「君が選んだのは?」「スーパーマン」のセリフがよみがえり、号泣モードに突入します。
いろいろありますよね、音楽でよみがえる感動シーン。それこそウィリアムズものとか多いんじゃないでしょうか。

■ うまくいえませんが
2001年2月25日 00:10
ノリヒコ

でもそういうのって曲が映像を彷彿させているというよりも、観客が映像というかむしろ場面展開を細かく覚えていただけのような気がするけど。なんか音楽はあくまでも付随的に誉めているような気がするのです。うまくいえませんが、ぼくは「ベン・ハー」の曲をはじめて聞いたのは、実際に映画を見る前でした(それが今日の映画音楽に陶酔している直接な理由なのかもしれないけど)、でもとにかく感動して感動して泣きそうになりました。映画も見たことがないのに。それになんかとんでもない映像が脳裏に浮かびました。そこに映像があとからくっついた時の感度もすごかったです。

それから交響詩的に場面展開につれて音楽が入って感動を倍増させたりそういうのも映画音楽の醍醐味ですが、たとえば「ローラ殺人事件」の出だしの音楽が流れ始める瞬間の絶妙なタイミング(細かく描写するのは止めますが)とかにも映画音楽の醍醐味はあると思います。
それから例えば「赤線地帯」のセリエリー的オケと女性コーラ-ス、電子音楽のコラボレーションはすごく作品を黛的にしろ音楽て作品に描ききれないことを表現しよとしていると思うし、ローザにしても電子音楽とコーラスを作品によって使い分けたり。
音楽描写だけが映画音楽のすばらしさではないような気がします。
うまく言えなくてごめんなさい。
ノリヒコ

■ いろんな音楽があっていいでしょう
2001年2月25日 01:58
kamo

ノリヒコさん、おっしゃるように「音楽描写だけが映画音楽の素晴らしさでない」と思います。
とにかくいろいろあるのです。場面を思い出させる曲もいいし、その反対にまったく無関係な音楽もいい、ドラマチックに盛り上げる曲もいいし、音楽なのか音響効果なのかわからないサウンドもいいものです。映画音楽はそれら総てを含む芸術でしょう。
ちなみに、音楽が効果を出している印象深いシーンに2001年があります。
「2001年宇宙の旅」は観客の?マークが劇場いっぱいに溢れる困った作品で、アーサー・C・クラークの意見やアレックス・ノースのスコアを無視したけしからんキューブリックは、その強烈な独断性で成功したわけですが。
この作品はいっさいのナレーションを省いたために、スタッフは映像作りに苦労しているようです。猿人がモノリスによって知恵を授けられる場面には、異様なハーモニーの女性コーラスが入ります。何か尋常でない状況をよく表しています。名曲、名場面ではないが、ちょっと悪夢のような印象深いシーンで忘れられません。(このコーラスはだれが担当したのでしょう?)

■ 2001年
2001年2月25日 20:22
Varrick

>(このコーラスはだれが担当したのでしょう?)

現代音楽作曲家リゲティのレクイエムだったと思います。
いずれにせよこの映画のために書かれた曲ではなくクラシックの既製曲です。

Varrick

■ リゲティ以外でも
2001年2月25日 22:08
ノリヒコ

例えば「エクソシスト」で、電気が消えたりついたりする恐怖の前兆の場面にはペンデレツキかウェーベルンの弦楽を流していましたよね。
ノリヒコ

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■ ロベール・アンリコ
2001年2月24日 23:23
amber

ロベール・アンリコ監督が死去しましたね。彼の作品では、やはり『冒険者たち』が印象に残っています。フランソワ・ド・ルーベの音楽も良かった。

近年では、89年にフランス革命200年を記念して作られた"La Revolutin francaise"を共同監督していましたが、この作品につけられたジョルジュ・ドルリューのスコアも壮大なものでしたね。

■ アンリコ=ド・ルーベ
2001年2月25日 20:24
Varrick

ロベール・アンリコでは、やはりド・ルーベが音楽を担当した「ラムの大通り」も良かったです。
そういえばスタンリー・クレイマー監督も亡くなりましたね。
「ニュールンベルグ裁判」等アーネスト・ゴールドが音楽を担当することが多かった監督です。

Varrick

==

■ キャストアウェイ
2001年2月28日 13:15
Varrick

現在上映中のボブ・ゼメキス監督=トム・ハンクス主演の新作を見ました。単純な設定ですが、非常に丁寧に描かれており、なかなかの力作でした。
前半ずっと音楽(アンダースコア)がなく、ある時点からアラン・シルヴェストリのスコアが堰を切ったように流れ始めるのですが、ここが非常に映画的で良かったです。
あまりに劇中の音楽が少ないので、サントラ盤は過去のシルヴェストリの作品もいくつか収録しているようですね。

Varrick

■ シルベストリ
2001年3月1日 20:59
Harman

そうなんですよね。
仕事で使おうと輸入版のサントラを買ったら、「キャスト・アウェイ」の曲は1曲のみで(しかも波の効果音が間に!)シルベストリの作品集でした。
そんなに使える曲が少なかったのかなあ。

■ キャストアウェイ
2001年3月2日 00:16
Varrick

>そんなに使える曲が少なかったのかなあ。

実際に劇中で流れた曲が非常に少なかったのは監督の演出意図によるものだと思います。
ヒッチコックが「救命艇」という映画を作った時にアルフレッド・ニューマンがやたらと劇伴音楽を付けたがるのに怒って「海のど真ん中でどうして音楽が聞こえてくるんだ!」と文句を言ったら、ニューマンが「海のど真ん中にはカメラもないぜ」と言い返した、という話を思い出しました。

Varrick

■ 17分
2001年3月2日 01:01
SOW

スコアは全部で17分くらいしか作っていないようです。明らかに意図的ですね。

==

■ マイナーな作曲家
2001年2月28日 23:18
真芯RS

自分が比較的好きな作曲家でマーク・マンチーナとクリフ・エーデルマンという人達がいるんですが、かなりマイナーですよね(^^;
もしかしたらご存知無い方もいるんじゃないでしょうか。
マンチーナは「ツイスター」エーデルマンは「スタートレック6」の音楽を担当された方です。
でも、はっきりいってこれ以外でこの人達の活躍を聞いたこと無いですよね(T_T)

■ マンシーナとアイデルマン
2001年2月28日 23:25
SOW

マンシーナはどっちかというと『スピード』の方が有名じゃないでしょうか。サントラが出ているのが少ないですが、『ターザン』『モル・フランダース』がありますね。スコアのないものでは『バッドボーイズ』『マネートレイン』出して欲しいですね。元々ハンス・ジマーの下で働いていたので、初期ジマーの作品にはマンシーナが作曲していた曲もあったと言います。
クリフ・アイデルマンは期待していたんですが、作品に恵まれませんね。『コロンブス』『フリー・ウィリー3』なんかは良いと思いますけど、新作は"OCEAN MAN"だそうです。

■ クリフ・アイデルマン
2001年3月1日 00:18
Varrick

アイデルマンは1964年生まれなので若手の作曲家ですね。
私は初期の「生きるために(Triumph of the Spirit)」というスコアが力強くて好きです(サントラはVareseから出ています)。
マーク・マンシーナはやはりハンス・ジマーの影響が強く、どうも彼独特の個性を感じません。

Varrick

■ ツイスター
2001年3月1日 00:46
ian

マンシーナの「ツイスター」はわりと好きでした。
インドネシアの朝のニュース番組のオープニング曲に使われていたそうで、言われてみれば確かに合うかも(^_^;)

■ 忘れてました
2001年3月1日 09:00
真芯RS

SOW さんは書きました:
>マンシーナはどっちかというと『スピード』の方が有名じゃないでしょうか。

そうでしたね。すっかり忘れてました。

>元々ハンス・ジマーの下で働いていたので、初期ジマーの作品にはマンシーナが作曲していた曲もあったと言います。

そうなんですか?!
ハンス・ジマーといったら、私の場合「バックドラフト」や「クリムゾンタイド」ですね。
でもクリムゾンタイドのサントラは、収録されてる曲が少ないのが気になってました。
もしかしたら一部マンシーナが作曲してたのかな・・・。

■ 個性
2001年3月1日 09:17
真芯RS

>マーク・マンシーナはやはりハンス・ジマーの影響が強く、どうも彼独特の個性を感じません。

言われてみればそんな気がします。たしかにハンス・ジマーが作りそうな曲が「ツイスター」にもありましたね。

それにしても個性の無い作曲家といったら、真っ先にジェームズ・ホーナーの名がうかんできますね。
「スタートレック2」「スタートレック3」「エイリアン2」「タイタニック」
なんていうか・・・どれを聞いても同じ曲ですよね・・・。

■ そうですね
2001年3月1日 09:22
真芯RS

>インドネシアの朝のニュース番組のオープニング曲に使われていたそうで、言われてみれば確かに合うかも(^_^;)

インドネシアなら合ってますね。
というか、ああいう国でも映画の音楽使って番組放送するんですね。

■ マンシーナ
2001年3月1日 11:06
SOW

>ハンス・ジマーといったら、私の場合「バックドラフト」や「クリムゾンタイド」ですね。
>でもクリムゾンタイドのサントラは、収録されてる曲が少ないのが気になってました。

曲は少ないけど、収録時間は長いですよ。あの頃のジマーは『K2』(2曲!)など編集して長い曲を作ってましたから。
マンシーナが手を加えたジマー担当作は初期の作品だけです。その後、独立しましたので。

■ ホーナー
2001年3月1日 11:07
SOW

>それにしても個性の無い作曲家といったら、真っ先にジェームズ・ホーナーの名がうかんできますね。
>「スタートレック2」「スタートレック3」「エイリアン2」「タイタニック」
>なんていうか・・・どれを聞いても同じ曲ですよね・・・。

逆に言えば、作品それぞれの個性はないが、作曲家としての個性はあるという事です。

■ ホーナー
2001年3月1日 15:43
Varrick

> 逆に言えば、作品それぞれの個性はないが、作曲家としての個性はあるという事です。

個性はあるが工夫がない、といった感じですね、彼は。
初期の「宇宙の7人」を公開当時に聞いた時にはウィリアムスとゴールドスミスを不器用に真似ただけのスコアといった印象で失笑してしまいましたが、思えばあれば彼の個性だったのかも・・。

Varrick

■ 工夫
2001年3月1日 17:06
SOW

>個性はあるが工夫がない、といった感じですね、彼は。

そうですね。小手先の工夫で才能を浪費しているという感じです。メロディメーカーとしては決して凡才ではないと思うのですが。
同じような作曲家でトレヴァー・ジョーンズがいますが、彼は小手先どころか堂々と同じメロディーを使ってますね(^_^;)

■ ホーナー、ジョーンズ:ゴールドスミス、モリコーネ
2001年3月1日 20:53
k.m

ホーナーの48時間・2の数曲(コンピ盤)は面白かった。
(オリエンタルなジャズみたいな・・)
トレーバー・ジョーンズはブラス部が同じですね。そもそも音楽って作曲家の個性を楽しむものでもあるし、伊福部節に、はまるとつぎつぎに買ってしまうわけです。
その点、ゴールドスミスは、いろんなタイプの曲がありますね。
工夫(実験的)では、モリコーネは天才的だと思いますが・・

■ モリコーネ
2001年3月3日 01:28
ノリヒコ

モリコーネってそんなに実験的ですか?
「オルカ」とか「遊星」どかかな?
でも彼ほどエロ映画、B級ホラー、文芸映画と見境なく似たようなメロディーを使いまわす人いないような気がするけど。僕はそこが大好きなのですが。
ノリヒコ

■ モリコーネ
2001年3月4日 00:12
k.m

モリコーネは作品数が多すぎて、全部フォロー出来てるのはマカロニだけですが、楽器やら、声の使用方が斬新であり、「こんなのありー」って感じがある。夕日のギャングたちの「ション・ション」とか、殺しが静かにやって来るの「声」とか。
某作曲家が「人間の考えうるメロディって限りがあるので、先例がかならず見つかる」という意味のことを言っていた記憶が・・

■ モリコーネ
2001年3月4日 20:58
amber

どこかの雑誌記事で読んだのですが、モリコーネは「コヨーテの鳴き声さえ、よく聞けばメロディがある」なんて言ってました。

いかにも彼らしいコメントだと思います。

==

■ チャンプ
2001年3月1日 18:58
ian

WOWWOWで「チャンプ」を観たのですが、これってデイヴ・グルージンだったんですね。ずっとフランシス・レイだと勘違いしてました。サントラCDは出てるでしょうか? グルージンは「黄昏」も出して欲しい。

■ チャンプ
2001年3月1日 21:06
SOW

『チャンプ』も『黄昏』もLPでは出てますね。

■ デイヴ・グルーシン
2001年3月2日 00:02
Varrick

グルーシンは「黄昏」のピアノによるスコアが良かったですね。
彼の自作自演による「Cinemagic」というコンピレーションにメインタイトルのみ入っていたと思いますが、このアルバムはLP、CDとも出てますね。
確か「チャンプ」「トッツィー」「天国から来たチャンピオン」なんかも入っていました。

Varrick

==

■ テレビ番組で使われる映画音楽
2001年3月1日 21:02
Harman

さっき「ストーリーランド」観てたら、なんと推理モノのアニメのBGMが、ラロ・シフリン作品集の「ダーティ・ハリー」でした!

なんか日本テレビの番組って映画音楽使用度高くない?

■ TVのBGM
2001年3月1日 23:24
SOW

>なんか日本テレビの番組って映画音楽使用度高くない?

高いなんてものではなく、当たり前のように使われています。ニュースとか特番とか。しかも、大半は無断使用です。JASRACに支払っている場合もありますが、権利者にはほとんど使用料は渡っていない状況のようです。なんせ日本盤が出ていないものが多いですから、国内の権利管理をする人がいないのですから。

■ 無断使用の映画音楽
2001年3月1日 23:45
ian

>>なんか日本テレビの番組って映画音楽使用度高くない?
>
>高いなんてものではなく、当たり前のように使われています。ニュースとか特番とか。しかも、大半は無断使用です。JASRACに支払っている場合もありますが、権利者にはほとんど使用料は渡っていない状況のようです。なんせ日本盤が出ていないものが多いですから、国内の権利管理をする人がいないのですから。

うーむ、そういうこととは…。
各局好き勝手やってますよね。やはりゴールドスミスがいちばん多く使われているような気がする、特に日テレ。そういう意味ではお茶の間の人たちもお手軽かつ無意識にゴールドスミスの音楽に浸っている。
テレ朝ですが、「驚きももの木20世紀」が「スーパーガール」だったのはCDが出てから知りました。

■ テレビでの使用
2001年3月2日 00:06
Varrick

大して感動的な場面でもないのにランディ・エデルマンの「ドラゴンハート」とかを仰々しく流すのはやめてもらいたいものです・・。

Varrick

■ わはは
2001年3月2日 01:06
SOW

大して感動的な映画でもないのにランディ・エデルマンの「ドラゴンハート」とかを予告で仰々しく流すのはやめてもらいたいものです・・。

■ スーパーガール
2001年3月2日 01:11
SOW

>テレ朝ですが、「驚きももの木20世紀」が「スーパーガール」だったのはCDが出てから知りました。

初来日時にファンや神奈川フィルが妙に『スーパーガール』を演奏してほしいと言うので、演目が決まった後、理由を尋ねて、初めてゴールドスミスは『スーパーガール』がTVに使われているのを知り、マネージメントに質したそうです。マネージメントもそんな話はしらないという事で、後でTV局に問いただすということにしたようです。その後の話は知りませんが、番組自体が消えましたね。
と言う訳で、作曲家は無断で使われているのです。

■ しかし確かに
2001年3月2日 01:33
ian

>大して感動的な場面でもないのにランディ・エデルマンの「ドラゴンハート」とかを仰々しく流すのはやめてもらいたいものです・・。

大して感動的でもないのに戦争中のドキュメントに「ブライベート・ライアン」流されると嫌でも泣けるという…。
日本兵のエピソードにあんな曲もないもんだと思いつつ、なぜかハマってしまうところがTVの不思議さというか、恐さかも知れませんね。

■ 予告編のBGM
2001年3月2日 12:26
amber

>大して感動的な映画でもないのにランディ・エデルマンの「ドラゴンハート」とかを予告で仰々しく流すのはやめてもらいたいものです・・。

こういうことってありますね.『フォレスト・ガンプ』の予告編,少なくともテレビでは,たしか『ドラゴン ブルース・リー伝説』の曲が使われていて,それを聞いて「音楽が良い!」という感想をもらした人が結構いました.

■ テレビ使用
2001年3月2日 16:41
Varrick

大して緊迫する場面でもないのにゴールドスミスの「カプリコン1」とかを仰々しく流すのもやめてもらいたいものです・・。

■ 著作権
2001年3月2日 18:12
Harman

日本のレコード会社から発売されているCD(JASRACに入っている)を使用する限りは、放送局はまとめて使用料を収めているので、問題ないのですが、輸入版の使用については、野放しですねえ。

まあよく使われる曲って限られているようだけど。

■ ドラゴン
2001年3月2日 18:21
Harman

amber さんは書きました:
>>大して感動的な映画でもないのにランディ・エデルマンの「ドラゴンハート」とかを予告で仰々しく流すのはやめてもらいたいものです・・。
>
>こういうことってありますね.『フォレスト・ガンプ』の予告編,少なくとも
>テレビでは,たしか『ドラゴン ブルース・リー伝説』の曲が使われていて,
>それを聞いて「音楽が良い!」という感想をもらした人が結構いました.

「ドラゴン」の音楽ってけっこう予告編のBGMに使われているような気がする。
最近も何かあったような・・・。
しかし予告編って、作曲家も配給会社も関係ない雰囲気優先の曲が使われてることも多いですよね。

■ うろ覚えの「影武者」
2001年3月2日 21:50
kamo

Harman さんは書きました:
>しかし予告編って、作曲家も配給会社も関係ない雰囲気優先の曲が使われてることも多いですよね。

あの、うろ覚えですが、たしかクロサワの「影武者」の予告編にグリーグの曲が使われていたような気がしましたが。あれは天皇の許可があったのでしょうかね。 記憶違いなら失礼! kamo

■ それから
2001年3月3日 01:33
ノリヒコ

最近は分かりませんが、
以前深夜に放映された吹き替え洋画でその映画の音楽全部を他の映画音楽と差し替えているものが よくあったような。
デミルの「クレオパトラ」に「ベン・ハー」の音楽がついていたりしていました。
ノリヒコ

■ ドラゴン
2001年3月3日 09:01
amber

以前,Web徘徊中にどこかのページで読んだ記憶があるのですが……

『ドラゴン』は某配給会社のお気に入りだそうで,予告編では頻繁に登場するのだとか.

■ 予告編
2001年3月4日 18:06
SOW

予告編は日本の配給会社が作る場合もありますが、かなりの部分は本国(特にアメリカ映画の場合は)で作ったものに日本語字幕をつけてますので、配給というより本国の予告編製作会社の趣味でしょうね。

■ 影武者
2001年3月5日 12:28
Varrick

>あの、うろ覚えですが、たしかクロサワの「影武者」の予告編にグリーグの曲が使われていたような気がしましたが。あれは天皇の許可があったのでしょうかね。

「影武者」の音楽を担当した池辺晋一郎によると、黒澤監督の選曲によりスッペの「軽騎兵」やマーラーの交響曲1番が Temp Track に入っていたようなので、予告編でもこれらのクラシックが使われたのかもしれません。

Varrick

■ BGMの差し替え
2001年3月7日 12:24
Harman

ノリヒコ さんは書きました:
>最近は分かりませんが、
>以前深夜に放映された吹き替え洋画で
>その映画の音楽全部を他の映画音楽と差し替えているものが
>よくあったような。
>デミルの「クレオパトラ」に「ベン・ハー」の音楽がついていたりしていました。
>ノリヒコ

そういえば昔テレビの洋画劇場で見たジョージ・パルの「宇宙戦争の」のBGMが「猿の惑星」に差し替わっていたことがありました。「それにしても…」とのけぞった記憶があります。

■ 吹替版
2001年3月7日 17:29
Varrick

>そういえば昔テレビの洋画劇場で見たジョージ・パルの「宇宙戦争の」のBGMが「猿の惑星」に
>差し替わっていたことがありました。「それにしても…」とのけぞった記憶があります。

昔の吹替版洋画はやりたい放題でしたね。ちゃんとオリジナルの音楽がついているシーンでも敢えてそれを消して別の音楽を付ける、などという製作者に対する冒涜のようなことを平気でやってました。
こういうことを職人的にやるスタッフなんかもいたんでしょうね。

■ そういえば
2001年3月7日 19:03
ian

>>そういえば昔テレビの洋画劇場で見たジョージ・パルの「宇宙戦争の」のBGMが「猿の惑星」に
>>差し替わっていたことがありました。「それにしても…」とのけぞった記憶があります。
>
>昔の吹替版洋画はやりたい放題でしたね。ちゃんとオリジナルの音楽がついているシーンでも敢えてそれを消して別の音楽を付ける、などという製作者に対する冒涜のようなことを平気でやってました。
>こういうことを職人的にやるスタッフなんかもいたんでしょうね。

「ブリット」に「燃えよドラゴン」が流れていたのを思い出しました。同じ作曲家の別作品ということでまだマシな方かも知れませんが。
それにしても、何でまた手間暇かけてそんなことしてたんでしょう。理由が知りたい。アフレコ時のトラックの問題だったりするのかな。それとも単に吹替制作スタッフの楽しみ?

■ 吹替BGM
2001年3月8日 11:34
Varrick

>それにしても、何でまた手間暇かけてそんなことしてたんでしょう。理由が知りたい。アフレコ時のトラックの問題だったりするのかな。それとも単に吹替制作スタッフの楽しみ?

これは想像ですが、例えば緊張感を盛り上げる場面で音楽が入っていなかったり、非常に抑制された音楽がついていると、日本語版作成担当者は「日本人にはわかりにくい」と勝手に判断して、より「明確な」音楽をつけたりしてたんじゃないかと思います。
当時は、日本の観客は欧米の観客のようにソフィスティケートされておらず、抑制された表現やアンダーステートメントが理解できない、だからわかりやすく表現を変えてやらないとついてこれない、と「見せる側」が思い込んでいたような気がします。
日本の映画やドラマが海外の作品と比べて説明的で観客をばかにしているように感じるのも同じ理由でしょう(最近はそうでもなくなりましたが)。

■ 音響の差し替え
2001年3月8日 18:42
Harman

Varrick さんは書きました:
>>それにしても、何でまた手間暇かけてそんなことしてたんでしょう。理由が知りたい。アフレコ時のトラックの問題だったりするのかな。それとも単に吹替制作スタッフの楽しみ?
>
>これは想像ですが、例えば緊張感を盛り上げる場面で音楽が入っていなかったり、非常に抑制された音楽がついていると、日本語版作成担当者は「日本人にはわかりにくい」と勝手に判断して、より「明確な」音楽をつけたりしてたんじゃないかと思います。
>当時は、日本の観客は欧米の観客のようにソフィスティケートされておらず、抑制された表現やアンダーステートメントが理解できない、だからわかりやすく表現を変えてやらないとついてこれない、と「見せる側」が思い込んでいたような気がします。
>日本の映画やドラマが海外の作品と比べて説明的で観客をばかにしているように感じるのも同じ理由でしょう(最近はそうでもなくなりましたが)。

それに加えて、物理的な原因があるかもね。たとえば音楽や効果音が入っている部分をカットしてしまい、音がつながらないときに差し替えの音でごまかすとか。また古い映画で、セリフのテープと効果音、音楽のテープが分かれていなかったりすると、すべて差し替えてしまったりとか。

■ 吹替えのしくみ
2001年3月11日 19:31
kamo

映画音楽の流用に対する皆さんの批判は当然のことで、本来はここでTV局の担当者の答弁が欲しいところですが、ちょっと代弁させてもらいます。
Varrickさんのおっしゃるような、メリハリが一番の理由でしょうが、バックサウンドが入手できない場合もあるんではないでしょうか。特に昔の映画の場合、フィルムだけしか手に入らず、フィルムから台本をおこし、それを翻訳し声優にふきこんでもらう。そこで音効さんが擬音と音楽を入れて出来上がりと言うシステムじゃなかったんでしょうか?恐らくTV局の貧弱なレコードコレクションから選んでいたのでしょう。
音楽の流用は絶対に許されない冒涜行為だと言い切るのもちょっと抵抗あります。優れた音楽が別のTVドキュメンタリーに使われるくらいは大目に見てもらえないでしょうか。それによってその音楽が注目を集めることだってあるでしょうし。作者の承認や著作権がからんだり、イメージを壊されて不快に思うマニアの人達もいるので、難しい問題ですが...。
実は私、若い頃こんな仕事に憧れていました。自分の感性を元に、映像と音楽を組み合わせる楽しさはそれなりにわかるんで、ちょっと口をはさんでしまいました。

■ 無断商用使用
2001年3月11日 21:21
SOW

>音楽の流用は絶対に許されない冒涜行為だと言い切るのもちょっと抵抗あります。優れた音楽が別のTVドキュメンタリーに使われるくらいは大目に見てもらえないでしょうか。それによってその音楽が注目を集めることだってあるでしょうし。作者の承認や著作権がからんだり、イメージを壊されて不快に思うマニアの人達もいるので、難しい問題ですが...。

実際問題として、金も払わずに著作者に無断で使用している場合が多いのですよ。著作者の権利をないがしろにして、それを商用に使うってのはちょっと。注目を集めるからいいとかいうのも、観客の勝手な言い分じゃないでしょうか。イメージ云々という感情問題以上に、権利保護という法的な問題が重要だと思います。

■ アメリカ映画でも・・
2001年3月12日 00:00
Varrick

同じスタジオ製作の映画で、別の映画の音楽を流用しているような場合もありますね。
ゴールドスミスの「100挺のライフル」のスコアが「大いなる決闘」というチャールトン・ヘストン、ジェームズ・コバーン主演の西部劇に使われたりしてました。
この場合スタジオ(Fox)が音楽の権利を押さえているので流用しても法的には問題ないのかもしれませんが、作曲家には何らかの報酬が入るんでしょうかね?
たとえ入ったとしても、そもそもその映画のために作曲した音楽ではないので本人としてはかなり不本意でしょうが。
最初からいろんな映画で使用されるライブラリー・ミュージックとして作曲したのなら別ですが・・。

■ 効果
2001年3月12日 00:04
ノリヒコ

僕も音楽ないし音を創るのと、音楽を流用するとことははっきり区別すべきだと思います。
結局作曲家、作家、デザイナーなどが自分の作品を無断で使われることを不快におもっているわけだから、最近知的財産とかまじめに考えられているわけですよね。プライベートフィルムなどではいいにしても、ある種商業目的としてテレビ放映があるわけだからそこで勝手に他人の曲を使うのはどうかと思いますし、「効果」という大義名分でそういうことを鑑みずまあいいじゃないと思う風潮は絶対なくすべきだと思います。創造者という立場を認めるならば。
ノリヒコ

■ 権利だけでは
2001年3月12日 21:43
kamo

SOW さんは書きました:
>権利保護という法的な問題が重要だと思います。

おっしゃるとおりですね。しかし権利面でこれを防ぐのはちょっと難しい。
日本製のCDの著作権はJASRACが管理していて、映画に音楽を使用する時は10分8000円なりの使用料がいります。TV局は当然払っています。しかし今回の場合は、金の問題というより著作物の使用権の問題でしょう。作曲家がその曲の使用権まで売ってしまっているかどうかですね。ま、どちらにしても権利侵害については、問題が起こっても権利所有者がいちいち摘発して回ることは不可能なのが現実です。
だからこのような行為を防ぐとしたら、権利うんぬんでなく、視聴者としてTV局に異議を申し立てるしかないと思います。これはモラルの問題ですから、そのような行為を人々が許さないという風潮を高めないといつまでも改善されないと思います。

■ ゆるされる転用ってありませんか?
2001年3月12日 22:08
kamo

ノリヒコ さんは書きました:
>結局作曲家、作家、デザイナーなどが自分の作品を無断で使われることを不快におもっているわけだから

曲を無断で使うのはいけませんね。ただ、筋を通した上で、その音楽を意外な分野に使うことでその曲の可能性が広がることもあるんで、映画音楽をあまりに権利や当初のイメージで縛るのもどうかと思いまして。

■ モラル
2001年3月12日 22:16
SOW

>おっしゃるとおりですね。しかし権利面でこれを防ぐのはちょっと難しい。

そのとおりで、著作権違反というのは親告罪ですから、著作権者が訴えない限り罪にはなりません。
罰則を強化しても意味はないでしょうし。

>>>しかし今回の場合は、金の問題というより著作物の使用権の問題でしょう。作曲家がその曲の使用権まで売ってしまっているかどうかですね。

作曲家は使用権など売りませんよ。使用許可を与えるだけです。
JASRACの問題についてですが、ちゃんとJASRACが支払っていれば問題ないんですが、支払われていない場合があるようです。まして、輸入盤だけしかないアルバムの場合、どうしようもない訳です。
JASRACについては色々と問題があるようで、おかげで他の団体も出来たりしましたし。
確かにおっしゃるように無断使用を防ぐのはモラルの問題ですが、それは我々視聴者ではなく、製作者側がまず考えなければならないことではないでしょうか? これも外圧しかないでしょうかねぇ。

■ あのー
2001年3月12日 22:18
SOW

>曲を無断で使うのはいけませんね。ただ、筋を通した上で、その音楽を意外な分野に使うことでその曲の可能性が広がることもあるんで、映画音楽をあまりに権利や当初のイメージで縛るのもどうかと思いまして。

筋が通っていない場合の話をしているんだと思いますが。きちんと筋が通った場合の転用・流用について反対している方はおられないと思います。

■ あてにならない著作権
2001年3月13日 14:47
kamo

SOW さんは書きました:
> 作曲家は使用権など売りませんよ。使用許可を与えるだけです。

一般に売買されている著作権というのは、著作物の「使用権」または「利用権」です。本来の「著作権」は作者の権利を守るもので、死後50年まで保護され、売買はできません。

これら「使用権」や「利用権」に金がからむため、JASRAC以外にも世界的な問題になっています。現実的には作者はなおざりにされ、大手企業が利益を貪り取っている状態ですので、これらの権利では作者を保護するのに頼りにはなりません。
だから、今回の話題の一つである「無断使用」を防ぐのには「誰かがやるべきだ」ではなくて、ささやかながら自分たちでできる範囲で行動する必要があると思いますが。

■ 認知度を上げる
2001年3月13日 15:12
SOW

著作権については自分がそれで飯を食っているのでよくわかっているつもりです、はい。
マイナーな分野やマイナーな作品では、著作権を持っている側が実は立場が非常に弱いという矛盾した状況があります。これを打破するには結局力を持つしかないのです。周りが何を言おうが、無断使用する側は痛みなど感じません。抗議したところで「うるさいオタクがきた」くらいにしか思っていません。所詮、一部の声でしかないのです。この現状を変えるには映画音楽の認知度を上げるしかないでしょう。私はそう思ってサイトを立ち上げ、幾つものサイトに書き込みをしているのです。

■ 著作権に対する認識
2001年3月13日 15:37
Varrick

>マイナーな分野やマイナーな作品では、著作権を持っている側が実は立場が非常に弱いという矛盾した状況があります。

確かに日本はアメリカなどと比べると著作権に対する認識が薄いですね。無断使用に対する罪の意識が薄いのもそのせいだと思います。
少し話が違いますが、日本映画がどうしてもハリウッド映画を超えられないのはクリエーター(脚本家や監督)にヒットした場合の利益が還元される仕組みがないからだと思います。
映画が大ヒットして映画会社は儲かっても、クリエーターは貧乏のまま、なんて状況がいまだに続いています。
要するに原著作者やクリエーターに対する敬意がない・・。

というわけで、私もSOWさんと同様、映画音楽作曲家の認知度を高めるためにサイトを立ち上げています。

■ 音楽以外
2001年3月13日 23:47
ian

>少し話が違いますが、日本映画がどうしてもハリウッド映画を超えられないのはクリエーター(脚本家や監督)にヒットした場合の利益が還元される仕組みがないからだと思います。
>映画が大ヒットして映画会社は儲かっても、クリエーターは貧乏のまま、なんて状況がいまだに続いています。
>要するに原著作者やクリエーターに対する敬意がない・・。

日本映画のほとんどの場合、著作権を主張するような監督や脚本家にはハナから仕事が来ないという…(^_^;) 契約書とかもないし。
「映画は監督だ」「脚本がすべてだ」と口ではカッコイイこと言っても、そこにかけてる額がそもそも低すぎやと思います。音楽以外のネタですみません。
でも、当の監督や脚本家自身も、その辺の意識結構低いのよね。

==

■ ウォーターワールド
2001年3月1日 21:15
Harman

今日、ユニバーサルスタジオジャパンのプレビューに行ってきたんですけど、「ウォーターワールド」のスタントショーでは、(当たり前ですが)ジェームズ・ニュートン・ハワードのテーマ曲が鳴り響いて、すっかりアタマにこびりついてしまいました。

J・N・ハワードは最初「プロミスト・ランド」とかリリカルな作風のイメージだったんですけど、フィルモグラフィーを観てみると、「ダンテスピーク」とか「ポストマン」とか「バーティカル・リミット」とかバカ大作っぽいのも多いですねえ。職人だのお。

■ J.N.ハワード
2001年3月1日 23:27
SOW

>フィルモグラフィーを観てみると、「ダンテスピーク」とか「ポストマン」とか「バーティカル・リミット」とか

『ダンテズ・ピーク』はメインテーマの作曲だけですね。『ポストマン』はラズベリー賞受賞のバカ映画ですが、音楽は派手ではなくしっかりした、でも印象に残らない(^_^;)ものでした。まあ、この人のは大半印象に残らないんですけど。

■ J・N・ハワード
2001年3月1日 23:49
ian

>今日、ユニバーサルスタジオジャパンのプレビューに行ってきたんですけど、

うらやましい!
どーでした? 「ジュラシック」とか「ジョーズ」とか?

>J・N・ハワードは
>バカ大作っぽいのも多いですねえ。職人だのお。

■ USJ
2001年3月2日 00:10
Varrick

ユニバーサルスタジオジャパンには関西の某テレビ局がスタジオを常設して番組を制作するとか・・。
でも「ウォーターワールド」のショーってあまり面白くなさそうですな(映画がつまらなかったからそう思うのかもしれませんが)。

Varrick

■ ウォーターワールドショウ
2001年3月2日 01:02
SOW

>でも「ウォーターワールド」のショーってあまり面白くなさそうですな(映画がつまらなかったからそう思うのかもしれませんが)。

映画より遥かにおもしろいです(^_^;)

■ USJのショウ
2001年3月2日 01:05
SOW

でも、アメリカ同様水かぶるイベントが多いんですが、大阪じゃカリフォルニアやフロリダのように乾燥していないし、特に夏は蒸し暑いので、すぐに乾かないじゃないですか。冬なんてどうすんだ? カリフォルニアなら12月でも凍える事はなかったけど。

■ USJ
2001年3月2日 16:44
Varrick

>でも、アメリカ同様水かぶるイベントが多いんですが、大阪じゃカリフォルニアやフロリダのように乾燥していないし、特に夏は蒸し暑いので、すぐに乾かないじゃないですか。冬なんてどうすんだ? カリフォルニアなら12月でも凍える事はなかったけど。

冬は「バックドラフト」、夏は「ウォーターワールド」をやるとか・・。

■ 冬場は……
2001年3月2日 17:29
SOW

>冬は「バックドラフト」、夏は「ウォーターワールド」をやるとか・・。

L.A.でも冬場だと『ジュラシックパーク・ライド』で水をかぶった後、大半の客は『バックドラフト』に直行してました。これが大阪だと並んでる間に凍えてしまいそうです。

■ ユニバーサルスタジオ
2001年3月2日 17:57
Harman

SOW さんは書きました:
>>冬は「バックドラフト」、夏は「ウォーターワールド」をやるとか・・。
>
> L.A.でも冬場だと『ジュラシックパーク・ライド』で水をかぶった後、大半の客は『バックドラフト』に直行してました。これが大阪だと並んでる間に凍えてしまいそうです。

すみません。映画音楽とは違う話題になってしまっていますね・・。

なお、USJでも「WW」の水かぶりはアメリカと同じ状態です。シートが水色のエリアは「水にぬれる恐れあり」のしるしだとか。
みんなわかっているので、合羽着用で鑑賞してました。

むしろびしょ濡れになるのは「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」で、ここでびしょびしょになった後、ボクは当然「バックドラフト「に直行しました、とさ。

==

■ レイチェル・ポートマン
2001年3月1日 21:29
Harman

最近のお気に入りは、「サイダーハウス・ルール」のレイチェル・ポートマンです。

「ショコラ」でアカデミーにノミネートされ、常連化しつつありますが、「エマ」に続いて獲れるかな?
もうすぐ公開の「バガー・ヴァンスの伝説」もありますね!

■ ポートマン
2001年3月2日 00:24
Varrick

レイチェル・ポートマンは「ショコラ」がなかなか良かったです。
結構メジャーな作品をまかされ、オスカーにもノミネートされてすっかり売れっ子作曲家になりましたね。

女性の映画音楽作曲家ではアン・ダッドリーやシャーリー・ウォーカーなんかも活躍してますが、ポートマンが一番メジャーになった感じがします。

Varrick

■ ポートマン
2001年3月2日 00:27
SOW

出産で降板した『ムーラン』を担当していたら、どういうスコアになったのか興味がありますね。戦闘シーンなんかどうやったんだろうと思います。全然違う印象の作品になったでしょうね。

■ R・ポートマンのファンページ
2001年3月2日 17:51
Harman

SOW さんは書きました:
>出産で降板した『ムーラン』を担当していたら、どういうスコアになったのか興味がありますね。戦闘シーンなんかどうやったんだろうと思います。全然違う印象の作品になったでしょうね。

IMDBで辿ってたら、レイチェル・ポートマンのファンのページがありました。
もう2児の母なんですねえ。ちなみに旦那は「フル・モンティ」とかの映画プロデューサーらしい。

==

■ アカデミー賞
2001年3月2日 12:36
Mockingbird

オリジナル作曲賞のノミネートをみてきました.

ひさしぶり?にエンニオ・モリコーネが入っていますね.あとは常連のジョン・ウィリアムズとか,ハンス・ジマーの『グラディエーター』は多部門ですね.

MB

■ モリコーネ
2001年3月3日 01:36
ノリヒコ

モリコーネは何でノミネートですか?
ノリヒコ

■ モリコーネ
2001年3月3日 08:58
amber

トルナトーレ監督の『マレーナ』ですね.日本では,春以降の公開だとか.

この人はオスカーは獲ったことなかったですね.『海の上のピアニスト』がゴールデングローブ賞を獲得したようですが.

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■ 見出された時
2001年3月3日 01:45
ノリヒコ

今度上映される「見出された時」の音楽って誰ですか?
内容とか出演者は分かるのですが。
ノリヒコ

■ 見出された時
2001年3月4日 21:11
amber

おっしゃっているのが、M・プルースト『失われた時を求めて』の最終章「見出された時」の映画なら Jorge Arriagada とかいう人です。ホルヘ・アリアガーダという読みになるのでしょうか。

『失われた〜』のような長編小説の一部を映画化すると、原作を知らない人たちにはとっつきにくいでしょうね。そういえば、『スワンの恋』ってヒットしたのかな?

話がそれますが、集英社から出ていた件のプルーストの大長編の個人訳(鈴木道彦)がついに完結しますね。日本の翻訳文化においても、ひとつの記念碑的な事業になったと思います。

■ どうなんだろう
2001年3月6日 00:40
ノリヒコ

ジョイスの「フィネガンス」が翻訳されたりね。いろいろ翻訳でますよね。
「スワン」は酷い映画でした。音楽はヘンツェでしたよね。
今度のはどうなんだろう。
ノリヒコ

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■ 日本映画を作曲した外人
2001年3月4日 19:54
k.m

ヴァンゲリス-南極物語、モーリス・ジャール-首都消失
ジョルジョ・モロダー-アナザーウエィ、キース・エマーソン-幻魔大戦、他にもありましたよね。
ミッシェル・ルグラン、ニーノ・ロータ、エンニオ・モリコーネはなんでしたっけ?

■ 他にも
2001年3月4日 20:09
SOW

ジョン・バリー『ルビー・カイロ』
モーリス・ジャール『クライシス2050』
ミシェル・ルグラン『ベルサイユのバラ』
エンニオ・モリコーネ『エーゲ海に捧ぐ』

なんか、トホホな映画が多いですねぇ。
ニーノ・ロータってありましたっけ?

■ 日本映画での外人作曲家
2001年3月5日 00:25
Varrick

ニーノ・ロータは「陽は沈み陽は昇る」、ミシェル・ルグランは「火の鳥」でした。
フランシス・レイの「聖女伝説」というのも・・。
あと、モリコーネの息子のアンドレアが日本のTVドラマの音楽を書いてましたね。
なんか他にもありそうですが・・。

ルグランの「ベルサイユのばら」はLPをもってますけど、割とちゃんとしたオーケストラルスコアで結構好きです。

Varrick

■ ジャール、その他
2001年3月5日 18:50
Varrick

今思い出しましたがモーリス・ジャールは日活が社運を賭けて製作し、見事に大失敗した「落陽」という映画の音楽も担当していましたね。
ダイアン・レインが中村嘉葎雄の娘を演じるというとんでもない設定の映画でした。
やはりトホホな映画が多い・・。
ジョン・スコットが担当した「兜」という映画は日本映画じゃなかったかな?(いずれにせよトホホだ・・)

今日本から頼んで作曲してくれそうな海外の作曲家っていますかね?
ダニー・エルフマンとかマイケル・ケイメンとか面白がってやってくれそうな気がしますが(特にアニメ系?)。
もちろんそれなりの予算は必要ですが・・。

Varrick

■ 日本映画じゃ……
2001年3月5日 19:12
SOW

>今日本から頼んで作曲してくれそうな海外の作曲家っていますかね?
>ダニー・エルフマンとかマイケル・ケイメンとか面白がってやってくれそうな気がしますが(特にアニメ系?)。
>もちろんそれなりの予算は必要ですが・・。

予算もそうですが、期間でしょうね。それとフィルムが上がっているかどうか。今どき脚本とコンテだけじゃやってくれないでしょうね。
でも、ゲームの方はやってくれそうです。メディア・ヴェンチャーズのハリー・グレッグソン・ウィリアムズはPS2『メタルギア・ソリッド2』を担当してますしね。

■ 事前準備
2001年3月5日 19:36
Varrick

> 予算もそうですが、期間でしょうね。それとフィルムが上がっているかどうか。今どき脚本とコンテだけじゃやってくれないでしょうね。

頼むつもりなら最初からそれなりの金と時間を用意しておく必要があるということですかね。
ただ実際にロータやルグランに書かせている例もあるので、やりようはあるのでしょうが(でも結局トホホだと悲しい・・)。

> でも、ゲームの方はやってくれそうです。メディア・ヴェンチャーズのハリー・グレッグソン・ウィリアムズはPS2『メタルギア・ソリッド2』を担当してますしね。

よくわからないのですがゲームの音楽って作曲家として面白い仕事なのでしょうか?
ただ、ゲームの場合は海外の作曲家が無理して日本的な音楽を書かなくてもよい、というメリットはあるのでしょうが。

Varrick

■ ゲーム
2001年3月5日 21:58
SOW

> でも、ゲームの方はやってくれそうです。メディア・ヴェンチャーズのハリー・グレッグソン・ウィリアムズはPS2『メタルギア・ソリッド2』を担当してますしね。
>
>よくわからないのですがゲームの音楽って作曲家として面白い仕事なのでしょうか?
>ただ、ゲームの場合は海外の作曲家が無理して日本的な音楽を書かなくてもよい、というメリットはあるのでしょうが。

ゲームと言っても、ゲーム中のムービーがほとんどでしょうから、映画と同じだと考えてもいいかと思います。
後、ハリウッドの作曲家に対する数千万円というギャラを支払えるのは日本では海外市場もターゲットに入っているゲームしかないというのが実情かと。

■ 入手可能・及び外国映画の日本人
2001年3月5日 23:05
k.m

>ジョン・バリー『ルビー・カイロ』
>モーリス・ジャール『クライシス2050』
>ミシェル・ルグラン『ベルサイユのバラ』「火の鳥」
>エンニオ・モリコーネ『エーゲ海に捧ぐ』
>ニーノ・ロータは「陽は沈み陽は昇る」、
クライシスってC.ヘストンですよね、これ日本映画?
他も入手不可ですよね、手に入るもので推薦盤は有りますか?
外国映画の日本人って武満の「ライジングサン」坂本龍一は数作ありますが、他、誰かいましたか。
喜太郎も有りました。

■ ゲーム
2001年3月6日 00:13
Varrick

> 後、ハリウッドの作曲家に対する数千万円というギャラを支払えるのは日本では海外市場もターゲットに入っているゲームしかないというのが実情かと。

確かにゲームソフトの製作費というのはハリウッド映画並みになりつつありますね。
このジャンルからハリウッドでも通用する日本人の演出家、脚本家が活躍してほしいものです。

■ 外国映画の日本人
2001年3月6日 00:20
Varrick

k.m さんは書きました:
>クライシスってC.ヘストンですよね、これ日本映画?

監督はリチャード・C・サラフィアンで、キャストもアメリカ勢ですが、製作がNHKエンタープライズだったと思います。

>他も入手不可ですよね、手に入るもので推薦盤は有りますか?

今ではほとんど入手不可では?「ルビー・カイロ」はどこかに在庫があるかも(これもスタッフ、キャストはハリウッド勢で、プロデュースだけ角川春樹でした)。でも大したことないです。

>外国映画の日本人って武満の「ライジングサン」坂本龍一は数作ありますが、他、誰かいましたか。
喜太郎も有りました。

有名なのは黛の「天地創造」とかでしょうね。

■ たしか
2001年3月6日 00:45
ノリヒコ

ルグランは市川の「火の鳥」あとフランス映画でしたが「ベルバラ」
ロータは蔵原の映画でしたよね。モリコーネはありましたっけ?
池田満寿夫の映画は確かポール・モーリア。
後何かあるかな?
ノリヒコ

■ 既に出てます
2001年3月6日 10:54
Varrick

ノリヒコ さんは書きました:
>ルグランは市川の「火の鳥」あとフランス映画でしたが「ベルバラ」
>ロータは蔵原の映画でしたよね。モリコーネはありましたっけ?
>池田満寿夫の映画は確かポール・モーリア。
>後何かあるかな?

その辺の情報は2〜4番目あたりの発言に出てますよ。池田満寿夫の「エーゲ海に捧ぐ」をやったのがモリコーネです。

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117, 118 ■ インターネットラジオで映画音楽が楽しめる!
2001年3月5日 02:39
orbmaster

日本初の9チャンネルインターネットラジオORBITUNEの開局を記念して、また、映画配給会社マイピックの協力により、ORBITUNEの映画音楽専門チャンネル「CINEMUSIC」オススメの映画、2月10日から東京、横浜、名古屋、大阪で公開中のテレンス・グロス監督初作品、映画「シックスセンス」のトニー・コレット主演の映画、『ホテル・スプレンディッド』の映画サウンドトラック(5名)とオリジナルポストカードセット(10名)を抽選で15名さまにプレゼントしてるよ!
サウンドトラックもCINEMUSICでも放送中。映画音楽大好きな方で、ちょっと速度の速いネット接続があれば楽しめるチャンネルです♪

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■ 「ET」のテーマ曲
2001年3月7日 12:33
Harman

どなたか教えてください。

ジョン・ウイリアムズの「ET」のあの有名なテーマ曲。
ちゃ〜ら〜ららららら〜ら〜(なんじゃそら)って、サントラには単独で入っていませんよね。

映画の中では何回か「フライング」のモチーフとして出てきてますが、単独で1曲として収録されてはいないようです。当時はシングルレコードとして出てたような気がするんですが。
あれがオリジナルに近い形で聞くことができるCDってないんでしょうか?

■ ET
2001年3月7日 13:07
SOW

サントラ2種類出てますが、以前のものには"FLYING"という曲があります。こっちのアルバムはほとんど再録音なので、これが近いんじゃないでしょうか?

■ フライング・テーマ
2001年3月7日 14:37
ian

あと、サントラではありませんが、ウィリアムズ&ボストン・ポップスの「スピルバーグ・スクリーン・ミュージック・ベスト」(WILLIAMS ON WILLIAMS - THE CLASSIC SPIELBERG SCORES)というアルバムの1曲目に「ET〜フライング・テーマ」として入っています。
このアルバムはスピルバーグとウィリアムズのコラボレーションのコンピですが、「ジュラシック・パーク」や「フック」などがコンサート用にアレンジされていて、各作品のエッセンスがおいしくつまみ食いできます。結構好きです。

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120 ■ JOHN BARRY
2001年3月7日 21:02
k.m
4月にSILVAから、ジョン・バリーの4CD SETがでる。
NIC RAINE指揮のCity of Pragueの演奏で、16ポンド
主要な曲が網羅されており、JOHN BARRY物を持ってない者にはお買い得かなと思うのだが、(サントラに近い演奏なら)国内盤は出ないでしょうね。荒鷲の要塞は4月リリース。

■ SILVAのバリー
2001年3月7日 22:15
SOW

SILVA SCREENのことですから、これまでに出したコンピレーションをまとめたものが半分くらいは収録されているんでしょうね(^_^;)

■ トホホなコンピ
2001年3月7日 23:25
k.m

SOW さんは書きました:
>SILVA SCREENのことですから、これまでに出したコンピレーションをまとめたものが半分くらいは収録されているんでしょうね(^_^;)

そのニュアンスは、お勧めしないという事でしょうか。

話が変わりますが、最近出た、キングのトホホ・シリ−ズはどうでしょう。マカロニ偏の評判は悪いのですが・・買われた方いますか?

==

■ トホホシリーズ
2001年3月8日 02:29
ノリヒコ

このシリーズってどういう企画なのでしょうかそもそも?
面白そうですけど。評判が悪いのは何かの雑誌に書かれたのですか?
ノリヒコ

■ みうらじゅん
2001年3月8日 10:45
SOW

みうらじゅん氏がセレクトしたというふれこみで、イタリア映画ばかりをピックアップしてます。大半がCAM音源です。だから、正確にはトホホイタリア映画なんですが。CD化されていない作品も結構ありますね。

■ ホラー編
2001年3月8日 23:37
ノリヒコ

ホラー編画編は面白かったですよ。
モリコーネが音楽を担当した「生き埋めの妖婦」って
ビデオでみれるんでしょうか。
ノリヒコ

■ トホホ アクション&マカロニ編
2001年3月15日 11:26
Varrick

アクション&マカロニ編にはアルマンド・トロヴァヨーリの「ビッグ・マグナム77」が1曲だけ入ってますね。
これはイタリアのBeatレーベルから昔派手なジャケットのLPが出てましたがCD化はされていないと思います。
音楽はハードボイルドなタッチのジャズで、いかにもチープな感じがいいです。
これ以外のトラックは大体BeatからCDが出ていたものばかりのようですね。

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■ 黒澤の影
2001年3月10日 00:34
k.m

日本アカデミー賞、故・黒澤脚本の「雨あがる」が取りました。
本日、ジャケ写真を見たときからほしかった「トラX3」が届いており、このブックレットに降板したクロサワの絵コンテが数点あるのですが、黒澤監督が監督していたらと思うと・・この思いは、ルーカス・ケンドール氏も同じなのかな・・猿の惑星4・5といい
パッケージは最良です。
日本アカデミー音楽賞も「雨あがる」で故・佐藤 勝、静かな曲であんまり印象がないのですが・・買おうかな

■ 幻の黒澤作品
2001年3月11日 23:53
Varrick

>本日、ジャケ写真を見たときからほしかった「トラX3」が届いており、このブックレットに降板したクロサワの絵コンテが数点あるのですが、黒澤監督が監督していたらと思うと・・この思いは、
>ルーカス・ケンドール氏も同じなのかな

黒澤が脚本も用意してアメリカでロケハンまでして結局米国のプロデューサー(ジョセフ・E・レヴィン)ともめて断念した「暴走機関車」という幻の作品もありますね。
この作品は結局アンドレイ・コンチャロフスキー監督がジョン・ヴォイト主演で映画化しました(音楽はトレヴァー・ジョーンズ)が、黒澤のオリジナル脚本とは全く違うストーリーでした。
黒澤の脚本を集めた全集本にこのオリジナル脚本も収録されていますが、最初から最後まで手に汗を握るサスペンスアクションの連続で、この脚本のまま黒澤が映画化していれば凄いアクション映画になったと思います。

■ 幻の脚本
2001年3月12日 22:57
k.m

「暴走機関車」という幻の作品もありますね。
黒澤のオリジナル脚本とは全く違うストーリーでした。

>宣伝では、黒澤・原案とか、なっていたような気がします。
再映画化してほしいですね。映画の面白さは脚本できまりますよね、
特にアクション物は・・

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■ タイタンズを忘れない
2001年3月16日 10:38
Varrick

デンゼル・ワシントン主演のスポ根ドラマを見ました。
音楽はトレヴァー・ラビンでこれでもかとばかりに盛り上がりまくってましたが、なんだか普通の会話のシーンでも音楽が鳴りっぱなしで、ちょっとうんざりしました。
彼がこれまでに書いたスコアの中ではいい方だと思いますが・・。

Varrick

■ タイタンズのサントラ
2001年3月16日 18:14
Harman

Varrick さんは書きました:
>デンゼル・ワシントン主演のスポ根ドラマを見ました。
>音楽はトレヴァー・ラビンでこれでもかとばかりに盛り上がりまくってましたが、なんだか普通の会話のシーンでも音楽が鳴りっぱなしで、ちょっとうんざりしました。
>彼がこれまでに書いたスコアの中ではいい方だと思いますが・・。
>
>Varrick

サントラCDを買いましたが、最近良くあるパターンで、ほとんどポップス曲で1曲だけトレヴァー・ラビンのインスト曲でしたね。
まあ、かなり熱くなれる曲ではありましたが。

何か「熱血」系のおすすめサントラはありますか?

■ 熱血系サントラ
2001年3月17日 20:58
Varrick

>何か「熱血」系のおすすめサントラはありますか?

サントラではないですが、最近では以前にこの掲示板でもご紹介したマイケル・ケイメンの交響詩「The New Moon in the Old Moon's Arms」がかなり燃えますね。
一緒に入っている「陽のあたる教室」のアメリカ交響曲も盛り上がるし。

■ タイタンズ
2001年3月20日 23:07
Mockingbird

『タイタンズを忘れない』は紹介文しか知らないのですけど、なんだかアンスポー監督の感動スポーツ実話物みたいなかんじですね。

もしアンスポーが監督していたら、音楽はジェリー・ゴールドスミスで、感動的な名作になっていたかもしれません。

MB

■ タイタンズ
2001年3月21日 10:39
Varrick

Mockingbird さんは書きました:
>『タイタンズを忘れない』は紹介文しか知らないのですけど、
>なんだかアンスポー監督の感動スポーツ実話物みたいなかんじですね。

私のHPのFilm Reviewにも書きましたが、「タイタンズ・・」はディズニー+ジェリー・ブラッカイマーの製作なので、アンスポー監督の「勝利への旅立ち」や「ルディ」よりももっとファミリーピクチャー的な単純明快な作りになっています。
ただ、「勝利への・・」のジーン・ハックマンもそうでしたが「タイタンズ・・」はコーチ役のデンゼル・ワシントンが抜群に上手く、中身は単純なスポ根ものでもキーとなる役柄に芸達者な俳優をキャストすることで成功していると思います。
私はトレヴァー・ラビンという作曲家(「アルマゲドン」「ディープ・ブルー」「シックス・デイ」等)は特に真剣に追いかけてはいないのですが、この作品はスコアのみのサントラ盤が出たら是非聴いてみたいと思いました(今のところ挿入歌を集めたコンピレーションしか出てないですが)。

==

■ イントルーダー?怒りの翼?のサントラ
2001年3月16日 14:40
真芯RS

この作品のサントラは出ていたんでしょうか?
今でも時々、空母から発艦するシーンで使われていた曲がTVで使われますよね。

■ あれれ
2001年3月16日 14:46
真芯RS

タイトルに横棒を入れたら?になってますね。
?は無視してください。
機種依存文字だったかな・・・。

■ FLIGHT OF THE INTRUDER (Basil Poledouris)
2001年3月16日 15:22
Varrick

真芯RS さんは書きました:
>この作品のサントラは出ていたんでしょうか?
>今でも時々、空母から発艦するシーンで使われていた曲がTVで使われますよね。

正規盤は出ていません。
CD-Rの海賊盤は出ています。
すみやにはまだ在庫があるのでは?

■ そうでしたか
2001年3月17日 07:52
真芯RS

Varrick さんは書きました:
>真芯RS さんは書きました:
>>この作品のサントラは出ていたんでしょうか?
>>今でも時々、空母から発艦するシーンで使われていた曲がTVで使われますよね。
>
>正規盤は出ていません。
>CD-Rの海賊盤は出ています。
>すみやにはまだ在庫があるのでは?

海賊盤で出ていたんですね。情報ありがとうございます。
早速、問い合わせてみます。

==

■ 2001年宇宙の旅・新世紀特別版
2001年3月16日 18:09
Harman

何やら「新世紀特別版」というと仰々しいですが、要はサウンドをデジタル・リミックスしたバージョンです。

昨日、大阪のワーナーマイカル茨木で試写会があったのですが、THXサウンドシステムの入った新しい劇場で音も良かったです。本編前にリゲティの序曲もフルであったし、「インターミッション」もあり、エンドクレジットでは「THE END」と出てからも黒味に「ドナウ」が延々とフルで流れていたり・・・。
かなりオリジナルに近い上映だったのではないでしょうか。
しかし、冒頭のシーンであんなに虫がうるさく鳴いていたっけなあ。

■ 特別版
2001年3月17日 20:54
Varrick

Harman さんは書きました:
>何やら「新世紀特別版」というと仰々しいですが、要はサウンドをデジタル・リミックスしたバージョンです。

そのデジタルリミックスはキューブリックの許可なしにやったんでしょうかね?
もう死んじゃってるし。

■ 2001デストロイド・ヴァージョン
2001年3月18日 00:36
k.m

手に入りました。スコア的には、デイスカバリーの前あたりまででしょうか。人類の夜明けに、この音楽だったら退屈は和らいでいたかも(このシーン、けっこう長いので苦痛でした。)
しかしここに音楽が入っていたら、宇宙シーンへ切り替わりのドラマチックさは半減したかも(ツヮットストラ・・)
クラシックをあまり知らない頃、見たので、この曲のイメージは強烈でした。この映画セリフが少ないので、音楽だけ、こちらでという鑑賞もできますね。後半の光の洪水には、何が合うだろうか・・

==

■ J・ホーナーの新作
2001年3月16日 20:15
Harman

売れっ子ジェームズ・ホーナーの新作「スターリングラード Enemy at the Gates」のサントラCDを聞きましたが、「シンドラーのリスト」に良く似てますなあ。特にエンドクレジットの主旋律なんか・・・。

■ ホーナーは・・
2001年3月19日 13:20
Varrick

Harman さんは書きました:
>売れっ子ジェームズ・ホーナーの新作「スターリングラード Enemy at the Gates」のサントラCDを聞きましたが、
>「シンドラーのリスト」に良く似てますなあ。特にエンドクレジットの主旋律なんか・・・。

彼の場合、新作が出ると聴く方は「今度はなにのパクリか」ということにどうしても関心がいってしまうので、その分損をしているような気がします(自業自得ですが・・)。

==

■ 「陽のあたる教室」ご存知ですか?
2001年3月17日 23:20
mabozou

映画音楽と言えば、「陽のあたる教室」ご存知ですか?

音楽教師のホランド先生の教員生活30年。
音楽を通じて生徒に影響を与えるなかで彼自身が一番変化していく。

この映画最大のハイライトは、自分の息子も含めた耳の不自由な子供の為にコンサートを開くところ。
そこではっきり言ってあまり上手くはない、
ジョン・レノンの「ビューティフルボーイ」を歌った時には、映画の本質が見えて涙してしまいます。

他にも60年代から80年代の代表ナンバーを効果的に用い、そしてエンディングでの全出演者によるテーマソング。
音楽好きにも感動の一作でしょう。

■ 「陽のあたる教室」
2001年3月19日 13:16
Varrick

mabozou さん、こんにちは。

「陽のあたる教室」はマイケル・ケイメンのスコアが素晴らしかったです。
音楽の素晴らしさをテーマにした映画なので作曲家としてもかなり力が入ったのでは、と想像します。

■ アメリカ交響「楽」
2001年3月20日 23:21
Mockingbird

『陽のあたる教室』の中でホランドが作曲する「アメリカ交響曲」は名曲ですよね。

ところで、よく似たタイトル『アメリカ交響楽』というミュージカル、というか音楽映画がありますね。

古い作品ですけど、ジョージ・ガーシュウィンの生涯を描いた映画で、当然彼の曲がたくさん出てきます。
原題は「Rhapsody in blue」名曲中の名曲ですね。
この映画は、実際にガーシュウィンと親交のあった人たちが本人役で登場してるのも興味深いです。

ラストシーンは、ビルの屋上で、ガーシュウィンの親友オスカー・レヴァントをピアノに、ラプソディー・イン・ブルーの演奏風景が印象的でした。(書いていてちょっと記憶に自信がなくなりましたが)

MB

■ ジョージ・ガーシュウィン
2001年3月21日 10:42
Varrick

Mockingbird さんは書きました:
>『陽のあたる教室』の中でホランドが作曲する「アメリカ交響曲」は名曲ですよね。
>
>ところで、よく似たタイトル『アメリカ交響楽』というミュージカル、というか音楽映画がありますね。

私はその映画は見ていないのですが、よく音楽映画の名作として紹介されている作品ですね。
ジョージ・ガーシュウィンというとミュージカルの「パリのアメリカ人」が印象に残っています。

■ さすがに。
2001年3月22日 02:52
mabozou

さすがに名作でしたし、皆様ご存知でしたね。

書き込みしたらまたあのテーマを聞きたくなったので、サントラCDを引出しの奥から引っ張り出して聞いています。
やっぱりいいですね。
ビデオも借りてこようかな。

==

128 ■ インパクのトヨタパビリオンに参加してます。来てください
2001年3月20日 23:14
コアラ

インパクのトヨタパビリオンでミュージックオーディションに参加しています。
興味を持った方はだれでも訪れて投票してください。
http://toyota-pavilion.com/nation/lta111.asp?dousa=2&genre=18
上記のアドレスです。
よろしくおねがいします。

http://toyota-pavilion.com/nation/lta111.asp?dousa

■ 質問
2001年3月21日 00:47
ノリヒコ

インパクってどういうものですか?
ノリヒコ

==

■ 戦略大作戦、etc.
2001年3月21日 17:26
Varrick

Chapter IIIレーベルからようやくラロ・シフリンの「戦略大作戦」+「シンシナティ・キッド」のカップリングCDがリリースされましたね。
曲数は例によってLPと変わらないようですが、どちらも傑作スコアでお薦めです。
同じレーベルから出たロン・グッドウィンの「荒鷲の要塞」も硬派の戦争アクション音楽でいいですよ。

Varrick

■ 戦略大作戦!
2001年3月22日 13:55
amber

これは朗報ですね.『戦略大作戦』は大好きなアルバムです.シフリンのおもしろさが詰まっていると思います.映画自体が「変な」映画で楽しいですし.

マイク・カーブ(とハンク・ウィリアムス・ジュニア)による挿入歌2曲もおおらかで気持ちよい歌ですよね.

■ ラロ・シフリン
2001年3月22日 16:34
Varrick

amber さんは書きました:
>これは朗報ですね.『戦略大作戦』は大好きなアルバムです.シフリンのおも
>しろさが詰まっていると思います.映画自体が「変な」映画で楽しいですし.

これは映画がすごく面白かったですね。テレビ放映時の日本語吹替キャストも良かったし。

ラロ・シフリンのスコアは彼自身のAlephレーベルから「ブリット」「女狐」「ジェット・ローラー・コースター」といった作品が新録音で出ているので、旧作もいろいろと聴くことができるようになりました(サントラではないですが)。
個人的には彼がドン・シーゲル監督の作品に書いた「マンハッタン無宿」「突破口!」「テレフォン」といった傑作スコアのアルバムを出してほしいところです。

Varrick

■ 不埒なサントラ・ファンです。
2001年3月23日 03:04
クープ

始めまして、クープと言います。
サントラ・コレクター(と言うほどには持っていない…)、サントラ・マニア(というには知識が無い…)私です。しかも、サントラの世界から約20数年遠ざかっていました。
つい先日ひょんな事からすみやサントラファインダーを覗くと「あるわあるわ」当時(もちろん)アナログ盤で手に入れたくても「廃盤」で絶対に手に入らなかったものがCDで「殆ど出てるやん!(関西風)」。
当時ガキンチョの私では望むほどに買えなかったフラストレーションを晴らすかのごとく大量発注したところ、「殆ど廃盤です」と直接電話を頂いてしまいました。
結局私はアナログ盤には間に合わず、気付いたときにはCDにも乗り遅れてしまっていました。「廃盤」と聞くほどに「欲しい」「聞きたい」と物欲が沸沸と煮えたぎってきます。
と、言う事でこれから、ぽちぽちサントラの世界へ舞い戻って行こうかと思いますので、みなさんよろしくお願いします。
特に当初は「このサントラって今手に入るの?」的な質問が中心になってしまうかもしれませんが、諸先輩方、しばしこの不埒なサントラ・ファンを温かく見守ってやって御教授をお願いします。

■ 何を?
2001年3月24日 01:42
ノリヒコ

何を買いましたか?
よかったら教えて下さいね。
ノリヒコ

■ 昔、買っていたもの。
2001年3月24日 10:20
クープ

ノリヒコ さんは書きました:
>何を買いましたか?
>よかったら教えて下さいね。

ハイ、当時(LP時代)は、映画のジャンルで買っていました。
西部劇、SF、戦争アクション物等です。(男の子なので・・・)

当時は「TVや映画館で見た映画の感動を何とか物質的な形で自分の手元に置いて、その映画の空気を何時でも味わっていたい。」という思いから、パンフレットやチラシやポスター等も集めていました。
ビデオは無い時代でしたし、8ミリフィルムは販売されていましたが、15分ダイジェスト版で何万円もするような時代でしたから、映像の入手そのものは現実的には不可能でした。
今思えば、好きな戦争映画などがTVで放送されるときは、TVにカセットレコーダーを近づけてとったり(その間、家族を沈黙させるのが大変)、スローシャッターで画面撮りしたり(ほとんどぶれている)と涙ぐましい努力を払っておりました。(そのエネルギーが今欲しい・・・)

長い説明になりましたが、つまり当時最も映画の空気をリアルに手に入れられるのがサントラでしたので、自ずとそこに向かって行きました。また、私も中学生でしたので、恋愛や人間ドラマのようなものよりアクション映画などの分かりやすい世界に引かれて行きました。音楽も痛快だし!

という事で、「大脱走」「史上最大の作戦」「大いなる西部」「荒野の七人」というところから入って行った私です。また、SFのエポックとなった「スターウォーズ」や「未知との遭遇」等にも当然ハマリました。結構、このあたりからサントラの世界へ入って行った人は多いと思います。

今でも、サントラそのものが気に入ってたまに聞いているのに、「墓石と決闘」「砦の29人」「サウスダコタの戦い」「西部開拓史」「ウエスタン」などがあります。(全部CDで手に入るのかな?「西部・・・」はあるけど)
実は、当時ティオムキン(ズンチャカ・ズンチャカの・・・?)が好きでよく聞いていました。

今は、当面すみやさんあたりで買い直していこうと思っています。
なんか、すみやサントラファインダーは本社で作成されているようで情報の入れ替えがかなり悪いようですね。(と、渋谷店の人が言ってた)
結局、カタログを送ってもらい、一気に40枚大人買い(フラストレーション発散!!)しました。7割バックオーダーになりましたが(当時と変わらん)

取り敢えず、バーンスタインやティオムキンあたりを中心に買いましたので気に入ったものがあれば書きたいと思います。それにしても、「ナバロンの要塞」が廃盤だなんて・・・。

ところで、この掲示板にはオムニバス盤や、外国TV映画の事なども書いて良いのでしょうか・・・管理人さん?

今後、粗相の無いよう過去ログを読みにかかります。
一応、気を使っている不埒なサントラ・ファンでした。

■ はじめまして
2001年3月24日 11:03
Varrick

クープ さん、こんにちは。

>今思えば、好きな戦争映画などがTVで放送されるときは、TVにカセットレコーダーを近づけてとったり(その間、家族を沈黙させるのが大変)、スローシャッターで画面撮りしたり(ほとんどぶれている)と涙ぐましい努力を払っておりました。

まったく同じことをやってました・・。

>今でも、サントラそのものが気に入ってたまに聞いているのに、「墓石と決闘」「砦の29人」「サウスダコタの戦い」「西部開拓史」「ウエスタン」などがあります。(全部CDで手に入るのかな?「西部・・・」はあるけど)

「サウスダコタの戦い」以外はCDになってます。「サウスダコタ・・」はローレンス・ローゼンタールの作品集に組曲のみ入っていたと思います。これは名曲ですね。

>ところで、この掲示板にはオムニバス盤や、外国TV映画の事なども書いて良いのでしょうか・・・管理人さん?

どんどん書き込んでください。

よろしくお願いします。

Varrick

■ サントラ・コレクターへの道
2001年3月24日 11:31
k.m

クープ さんは書きました:
>今思えば、好きな戦争映画などがTVで放送されるときは、TVにカセットレコーダーを近づけてとったり(その間、家族を沈黙させるのが大変)、スローシャッターで画面撮りしたり(ほとんどぶれている)と涙ぐましい努力を払っておりました。

>「遠すぎた橋」を映画館で1回見たあと、最前列に陣取り、撮影しましたよ。(今、こんな人居ないでしょうけど)
関光夫氏のラジオ番組が始まりです。(クイック&デッドの解説、関氏なんですよ。で・・思わず買いましたが)
都内にお住みなら中古も要チェックです。
「ウェスタン」旧盤(完全盤もある)なら300円です(MY・WEBにて・・)

■ 撮影
2001年3月24日 22:20
Varrick

k.m さんは書きました:
>「遠すぎた橋」を映画館で1回見たあと、最前列に陣取り、撮影しましたよ。

そういえば昔よく映画館でフラッシュをたいて画面の写真を撮っている人がいましたな。
暗いからフラッシュをたきたくなる気持ちはわかるんですが・・。

■ フラッシュ
2001年3月25日 00:11
SOW

>そういえば昔よく映画館でフラッシュをたいて画面の写真を撮っている人がいましたな。
>暗いからフラッシュをたきたくなる気持ちはわかるんですが・・。

アニメ系だと美少女がでてくると激しかったです(^_^;)
オートのカメラだとフラッシュが勝手にたかれるものが多いですからね。

■ 撮影・2
2001年3月25日 10:27
k.m

当時(学生の頃)親にオリンパスのOM-1(一眼レフ)買ってもらいTVで「禁断の惑星」なんかを撮っていたんですが、スクリーンも撮れるのか・・(フラッシュを使用したかは記憶が定かでない。)
ただ、タイミングが難しいのと、目が疲れるので、よしたほうが良い。今ならひんしゅく者。TVの方が写りはよかったと思う。

■ 撮影・3
2001年3月25日 19:45
クープ

TVは1/30以下のシャッタースピードで撮れば大丈夫ですよね。
ただ、動きの速いシーンはタイミングがズレるので難しいですね。
戦車の砲撃シーンなんかは大概白煙しか写ってない…。

映画館のスクリーン撮りはやった事がありませんが・・・花火大会をストロボ撮影しているのと同じノリの人って結構いますよね。

「遠すぎた橋」が出てきましたが、私も劇場で最初に見た戦争映画が、「遠すぎた橋」(制作費90億円ってどんな映画という好奇心がきっかけでした)か、もしくは「ミッドウェー」(センサラウンド方式に鼓膜が破れそうな恐怖感を覚えました)のどちらかです。
「遠すぎた橋」は、サントラLPを買ったのが随分後からです。友人が持っていたのを聞かしてもらうとマーチのアレンジが殆どといった印象だったもので、でもマーチは良いのでEP盤を買ってしまいました。(この頃より既に邪道にはしっています)
反対に「ミッドウェー」はマーチやエンディングの曲も良かったのですが、当時LP盤が出ていなかった?ようでしたのでEP盤を買いました。
今はちゃんとCD出ているのですよね。
私にとってのジョン・ウィリアムスは、「スターウォーズ」以前と以後に印象が分かれてしまうのですが、「ミッドウェー」は結構良い作品ですよね。もちろん、主観でそう思ったらそれで良いのでしょうが、客観的(一般的)な評価も知りたくなってしまいます。

過去ログ1/3読みました。
「う〜ん。皆さん何てマニアック!素晴らしい!!」
私も、自ら封印してました(煩悩が多いだけですが…)禁断のテリトリーへズルズルと入って行きそうです。

■ スターウォーズ
2001年3月27日 09:57
amber

>私にとってのジョン・ウィリアムスは、「スターウォーズ」以前と以後に印象が分かれてしまうのですが、

『スターウォーズ』は僕にとっても思い出深いです.サントラの世界と「ライトモチーフ」という手法が結びついたのがこの作品でした.(ライナーノートが詳しかったせいもありましょうが)

この映画以降ぐらいじゃないかな.タイトルや延々と連なるエンドクレジットでキャストやスタッフに注意が向けられるようになりましたね.

■ スターウォーズ・2
2001年3月28日 01:23
クープ

amber さんは書きました:
>『スターウォーズ』は僕にとっても思い出深いです.サントラの世界と「ライ
>トモチーフ」という手法が結びついたのがこの作品でした.(ライナーノート
>が詳しかったせいもありましょうが)

それは、ルークとベイダーが戦っていたりする時などのそれぞれのテーマみたいな曲が絡むということを言うのですかね、「ライトモチーフ」って?

■ ライトモチーフ
2001年3月28日 03:08
SOW

>それは、ルークとベイダーが戦っていたりする時などのそれぞれのテーマみたいな曲が絡むということを言うのですかね、「ライトモチーフ」って?

そういうことです。
ここで言うライトモチーフとは、ヴァグナーが『ラインの黄金』などの楽劇で使用した手法を言います。
主要キャラ全員に固有の旋律(モチーフ)を割り当て、シーンに応じてそれぞれを組み合わせてひとつの曲に仕上げていくという手法です。シーンに登場していなくても、ある人物が別のある人物の事を考えていたりすると、その別人物のモチーフを流して音楽だけで説明出来るようになります。映画に使う場合は、くどくならないようにあまりベタにつけない方がいいでしょう。説明過剰になってしまいますから。『スター・ウォーズ』でウィリアムズはかなり気を使ってやってますね。でも、ハン・ソロのモチーフはないんですよ。EP.1ではモチーフがかなりわかりにくくなってますので、ライトモチーフの手法はこれまでほど意識していないようです。ただし、旧3部作のテーマはかなり意識して使ってますね。

==

■ 要塞警察
2001年3月24日 22:26
Varrick

ジョン・カーペンターの初期の傑作「要塞警察」(Assault in Precinct 13)のサントラCD(CD-Rの海賊盤)を買って聴いたのですが、これって最初から最後までほとんど同じ曲の繰り返しですな・・。
しかもシンセのみによる実に単純なメロディの反復で、こりゃかなり安上がりのスコアですね。
映画はハワード・ホークス監督の「リオ・ブラボー」をベースにしたアクションドラマで、カーペンターの作品の中では割と好きな1本です。

Varrick

==

■ ブロートンのBootleg
2001年3月24日 22:33
Varrick

ブルース・ブロートンの「ヤング・シャーロック」と「カナディアン・エクスプレス」の海賊盤CD-Rを聴きました。
「ヤング・シャーロック」はブロートンの作品中でも大好きなスコアなので、是非とも正規盤でリリースしてもらいたいところです。
「カナディアン・エクスプレス」はかなり劇伴に徹したサスペンスアクション音楽で、一般的には聞きづらいスコアでしょうが、私はこういうのが好きなので結構楽しめました。

しかし、最近海賊盤のサントラがバンバン出てますが、業者が逮捕されたという話はあまり聞きません。FBIは何をしているのでしょう?

Varrick

■ FBIの出番はありません
2001年3月25日 00:09
SOW

>しかし、最近海賊盤のサントラがバンバン出てますが、業者が逮捕されたという話はあまり聞きません。FBIは何をしているのでしょう?

前にも書きましたが、著作権に関する違反はすべて親告罪ですので、著作権者(この場合、作曲家と映画会社)が訴えない限り罪にはなりません。訴えてもどこまで取り締まれるかわからないので、なかなか訴訟沙汰にはなりませんので、訴えるのはよほどの場合です。だから、野放しになるのです。

■ 訴訟
2001年3月25日 18:47
Varrick

> 前にも書きましたが、著作権に関する違反はすべて親告罪ですので、著作権者(この場合、作曲家と映画会社)が訴えない限り罪にはなりません。

なるほど。昔々「Poo」というレーベルがゴールドスミスの「軍用列車」やノースの「弾丸を噛め」やモリコーネの「要塞」なんかを海賊盤LPで出していたのがFBIに捕まった、という話を聞いたことがあります。
この時は誰かが訴えたんでしょうね。

■ 訴訟・2
2001年3月25日 20:02
クープ

Varrick さんは書きました:
>なるほど。昔々「Poo」というレーベルがゴールドスミスの「軍用列車」やノースの「弾丸を噛め」やモリコーネの「要塞」なんかを海賊盤LPで出していたのがFBIに捕まった、という話を聞いたことがあります。

「Poo」って「いかにも!」というレーベル名ですよね。

すみやのカタログに載っているレーベル名がPROMO(プロモーション盤ということかなぁ…)で、値段が5000円以上で限定版・CD−Rとコメントされているものも海賊版ですか?

■ すみやのPROMO
2001年3月26日 01:31
SOW

>すみやのカタログに載っているレーベル名がPROMO(プロモーション盤ということかなぁ…)で、値段が5000円以上で限定版・CD−Rとコメントされているものも海賊版ですか?

商売するのに表立って海賊盤と書けないので、全部PROMO表示になってます。5000円以上のものはすべて海賊盤と考えてもいいかと。本当のプロモ盤は3500円くらいが多いですね。もちろん、本物のプロモ盤で希少なものは高くなってますが。

■ すみやのPROMO・2
2001年3月26日 09:23
クープ

SOW さんは書きました:
> 商売するのに表立って海賊盤と書けないので、全部PROMO表示になってます。5000円以上のものはすべて海賊盤と考えてもいいかと。本当のプロモ盤は3500円くらいが多いですね。もちろん、本物のプロモ盤で希少なものは高くなってますが。

良く分かりました。ありがとうございます。
しかし、海賊盤が値段高いのはなんだかなぁ・・・。
プレミア価値を見込んでのことなのか、元値が高いのか、流通上のリスクがあるからなのか?
どちらにせよ、それで売れるわけですからサントラ・コレクターをしっかり見抜いてますよね。

■ すみやのPROMO・3
2001年3月26日 21:50
SOW

>しかし、海賊盤が値段高いのはなんだかなぁ・・・。

海外通販だとあれほど無茶苦茶高くありません。$20から$30の間です。邦楽CDと同じくらいかと。すみやさんの価格設定は高いです。日本のサントラ通販ショップなら最近できたARK SOUNDTRACKSQUAREが安いかと。
http://www.arksquare.com/jp/index_main.html

==

■ あなたのイチオシ名映画音楽作家。
2001年3月25日 20:22
mabozou

みなさんのオススメ映画音楽作家は誰ですか?

僕は洋画ならジョン・ウィリアムスですね。
有名過ぎてちょっとなんですが、代表作はスターウォーズ、スーパーマン、インディジョーンズシリーズなどで、超売れっ子ですよね。
映画が好きなのでこの人が好きってのもありますが。

邦画なら、久石譲。
なんだかミーハーで申し訳ありませんが、宮崎・大林作品や、あの北野武のHANA−BIもそうでした。

この人知ってる?ってのがあれば、気軽にレスして下さいね。

■ 作曲家
2001年3月26日 13:07
Varrick

mabozou さんは書きました:
>みなさんのオススメ映画音楽作家は誰ですか?

詳しくは私のHPをご参照いただきたいですが、メジャーなところではやはりジェリー・ゴールドスミス、バーナード・ハーマン、ジョルジュ・ドルリュー、エンニオ・モリコーネですね。

>この人知ってる?ってのがあれば、

「知るひとぞ知る」という名前ではマイケル・J・ルイスとかロン・グッドウィンとかが好きです。

Varrick

■ 私の推薦
2001年3月26日 20:49
k.m

メジャーでは、J・ウィリアムズより、J・ゴールドスミス派なんですよ。スターウォーズよりスタートレック、スパーマンよりスパーガールなんですねー。J・ゴールドスミスは奥が深いと言うか、あきないんですよ。J・ウィリアムズで1本と言われたら、「タワーリングインフェルノ」です。
ミキス・テオドラキス「Z」ランディ・エデルマン「デイ・ライト」
マイケル・J・ルイス「北海ハイジャック」等など。

■ 知るひとぞ知る
2001年3月26日 23:57
amber

>「知るひとぞ知る」という名前ではマイケル・J・ルイスとかロン・グッドウィンとかが好きです。

「知るひとぞ知る」ということになると、なんとなくイギリス人作曲が浮かんできます。
ということで、ジョン・スコットはどうでしょう。

80年代の"Lord Mountbatten" "The Shooting Party" "Greystoke" "Man on fire"といったところが好きですね。

■ イギリス人
2001年3月27日 10:26
Varrick

>ということで、ジョン・スコットはどうでしょう。
>
>80年代の"Lord Mountbatten" "The Shooting Party" "Greystoke"
> "Man on fire"といったところが好きですね。

ジョン・スコットはいいですね!「アントニーとクレオパトラ」の絢爛豪華な音楽など素晴らしい。「ファイナル・カウントダウン」なんかも面白いし。
イギリス人では「遠すぎた橋」「カリブの嵐」「探偵/スルース」「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」等のジョン・アディスンとか、「オリエント急行殺人事件」のリチャード・ロドニー・ベネットとか、「テレマークの要塞」のマルコム・アーノルドとかもいいです。

Varrick

■ ファイナル・カウントダウン
2001年3月27日 17:33
Mockingbird

ジョン・スコットの「ファイナル・カウントダウン」って、たしか岩崎宏美のヒット曲「聖母たちのララバイ」の原曲がでてきますよね。まさに、知る人ぞ知るって感じです。

MB

■ スコット
2001年3月27日 17:54
SOW

>ということで、ジョン・スコットはどうでしょう。
>
>80年代の"Lord Mountbatten" "The Shooting Party" "Greystoke"
> "Man on fire"といったところが好きですね。

『燃える男』は傑作ですね。なぜか『ダイハード』のラストで流れてましたが(^_^;) スコットなら"THE DECEIVERS"が傑作だと思います。TVでこっそり放映されていたのが哀しいです。

■ 燃える男
2001年3月31日 08:56
amber

>『燃える男』は傑作ですね。なぜか『ダイハード』のラストで流れてましたが(^_^;)

そうでした! 初めて観たときはびっくりしました.以前,この掲示板でも話題になった,オリジナル公開でのサントラの使い回しですね.

気付かないだけで,けっこうあるのだろうか……

■ 燃える男 in ダイハード
2001年3月31日 15:36
Varrick

amber さんは書きました:
>>『燃える男』は傑作ですね。なぜか『ダイハード』のラストで流れてましたが(^_^;)
>
>そうでした! 初めて観たときはびっくりしました.以前,この掲示板でも
>話題になった,オリジナル公開でのサントラの使い回しですね.

「ダイハード」の海賊盤サントラCDにはこのスコットの「燃える男」まで収録されていて笑ってしまいます。

■ 邦画ですが。
2001年4月21日 04:51
競馬の王様。

REMEDIOSが好きです。
何? それ。てお思いの方もいると思います。

それは、「打ち上げ花火、上から見るか? 横から見るか?」や、「Love Letter」など、昔の岩井俊二の作品によく曲を書いていた人です。
とくに「打ち上げ花火〜」の方は名曲で、ちょっとしたドキュメンタリーなどでも良く使われています。
もしよかったら映画を見て曲を聞いてくださいね〜。

あと、久石譲は、「ふたり」の時うたわなきゃねー。
しかも監督とデュエットなんて。。。

■ 岩井俊二作品
2001年4月21日 21:41
Varrick

競馬の王様。 さん、こんにちは。

岩井俊二監督の映画では「スワロウテイル」とかは小林武史ですね。
最新作の「リリイ・シュシュのすべて」も小林氏が音楽の担当です。

Varrick

==

■ アメリカ”捜査もの”TV
2001年3月26日 00:05
クープ

アメリカのTVドラマの事で質問したいのですが…。(不埒さ爆発!)

70年代のアメリカのTVドラマはいわゆる”捜査物”(とでも言うのでしょうか?)が大流行しましたが、結構良い音楽も多かったですね。

私が特に好きな曲は3作品ありまして、1曲目が「刑事コロンボ」ヘンリー・マンシーニ。(これは外せませんね)確か、シリーズのテーマとして後のシリーズにも流れてましたよね。

2曲目が「署長マクミラン」ジェリー・フィールディング。これもNBCのコロンボと同シリーズでした。

そして、3曲目は「鬼警部アイアンサイド」クインシー・ジョーンズ。と、言いたいところなのですが、どうしても”ウイークエンダー”が頭から離れません(知らない方は、当時の子供には11PM、プレイガールと同類の”家族の気まずい空気を演出する番組”とご理解下さい)
ということで、(本当、つい余分な事を書いてしまってスミマセン)私の好きな3曲目の作品について是非皆さん情報を頂ければ幸いです。

それは、「プローブ捜査指令」The Search(1972)というハイテク捜査物のドラマなのですが、作曲者不明です。
だいたい、番組もそれ程視聴率良くなかったと思いますし再放送もしてないと思います。
よくあるこの手の”外国TV映画テーマ曲集”等でも見た例が無いのです。
でも、曲は無茶苦茶カッコイイと思います。
専門知識がないので、曲を上手く表現できないのですが、「ブラスのインパクトのある出だしから、ストリングスの軽快な流れに変わり、途中からドラムが小気味良いリズムを刻み出しそこにペットのソロが絡む、そしてフルパートで盛上げて終わる」と、いったものです。(曲を知っている人からすればこの例えは凄まじく間違っているかもしれません)

誰々風とかこの曲風と言えればよいのですが…。
もちろんサントラ等は出ていないと思います。
せめてオムニバスでも何でもこの曲と再び出会えれば幸せです。
どうか、よろしくお願いします。

■ コロンボ
2001年3月26日 01:37
SOW

>私が特に好きな曲は3作品ありまして、1曲目が「刑事コロンボ」ヘンリー・マンシーニ。(これは外せませんね)確か、シリーズのテーマとして後のシリーズにも流れてましたよね。

最初にかかるテーマ曲の事だと思うんですが、これはコロンボのテーマじゃなくって、NBCミステリームービーシリーズ全体のテーマ曲なんですよ。

■ コロンボ・2
001年3月26日 09:39
クープ

SOW さんは書きました:
> 最初にかかるテーマ曲の事だと思うんですが、これはコロンボのテーマじゃなくって、NBCミステリームービーシリーズ全体のテーマ曲なんですよ。

この曲も含めて、ヘンリー・マンシーニの曲って、よくヘンリー・マンシーニ楽団が演奏しているものが多いのですが、サントラと表記せずに楽団名で書かれているものが多いように思うのです。

やっぱりサントラではないからなのかな?
それとも、同楽団で録音し直しているからなのかな?
それともサントラと書くよりもヘンリーマンシーに楽団と書いた方が当時売れていたからなのかな?

■ プローブ捜査指令
2001年3月26日 12:59
Varrick

>それは、「プローブ捜査指令」The Search(1972)というハイテク捜査物のドラマなのですが、作曲者不明です。

IMDBで検索するとパイロット版("Probe")の音楽はドミニク・フロンティアが担当していますね。
おそらくシリーズの方も彼では?
この音楽が収録されているアルバムがあるかどうかは不明です。

Varrick

■ プローブ捜査指令・2
2001年3月26日 22:04
クープ

Varrick さんは書きました:
>IMDBで検索するとパイロット版("Probe")の音楽はドミニク・フロンティアが担当していますね。
>おそらくシリーズの方も彼では?
>この音楽が収録されているアルバムがあるかどうかは不明です。
>

同じく70年代”捜査物”の「べガス」の音楽担当の人ですね。
あんまり良く知りませんが、他にどんな作品があるのでしょうか?
結局、国内での入手は無理ですね…海外通販か…。
どっちにしても、彼の作品集でも探すか、やっぱり"捜査物”オムニバスですね。
ありがとうございました。

■ プローブ捜査指令・3
2001年3月27日 00:08
クープ

私は書きました:
>同じく70年代”捜査物”の「べガス」の音楽担当の人ですね。
>あんまり良く知りませんが、他にどんな作品があるのでしょうか?

ちょっと調べてみたら、「奴等を高く吊るせ!」の人でしたか。
「チザム」「大列車強盗」「スタントマン」「アビエーター」「フリービーとビーン大乱戦」などだそうですが、やっぱりそれ程は作品を聞いてないです。

■ ドミニク・フロンティア
2001年3月27日 10:32
Varrick

>ちょっと調べてみたら、「奴等を高く吊るせ!」の人でしたか。
>「チザム」「大列車強盗」「スタントマン」「アビエーター」「フリービーとビーン大乱戦」などだそうですが、やっぱりそれ程は作品を聞いてないです。

TVの「アウター・リミッツ」や「インベーダー」の音楽も彼でした。「アウター・リミッツ」はサントラCDが出てましたね。
「スタントマン」の音楽は割と面白かったです。あと、最近ではブルース・ウィリス主演の「薔薇の素顔」(Color of Night)という映画のサントラが出てました。

Varrick

==

■ アカデミー賞
2001年3月26日 17:44
Varrick

作曲賞は「グリーン・デスティニー」のタン・ドゥンが受賞しましたね。
なんか「それで?」って感じですが・・。
主題歌賞は「ワンダーボーイズ」の「Things Have Changed」(ボブ・ディラン)。

「グラディエーター」は結局作品賞、主演男優賞、視覚効果賞、音響賞、衣装賞を取りました。個人的にはリドリー・スコットの作品中ではさほど優れた映画ではないと思ったのですが・・。

Varrick

■ アカデミー賞
2001年3月26日 23:28
Mockingbird

モリコーネはまた逃しましたか。よほど縁が無いのですね。
トルナトーレ監督作品ならハズレはないだろうと思うのですが。

ゴールデン・グローブは確か『グラディエーター』が獲ってましたっけ。

MB


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