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フレッシュアイ「映画音楽」掲示板 Part 8

■ 大陸横断超特急
2001年11月26日 10:05
Varrick

ヘンリー・マンシーニ作曲の「大陸横断超特急(SILVER STREAK)」のサントラがIntradaレーベルからリリースされます。
この映画はヒッチコックの“巻き込まれ型サスペンス”を再現したコリン・ヒギンズ(「ファール・プレイ」等)の脚本をアーサー・ヒラーが監督した作品で、ジーン・ワイルダー、リチャード・プライアー、ジル・クレイバーグ、パトリック・マクグーハン等が出演していました。コメディ、アクション、サスペンス、パニック、ロマンスといったあらゆる娯楽映画の要素を詰め込んだプログラムピクチャー的な傑作で、私の大好きな作品です。
マンシーニの音楽は、列車の走るイメージを巧みに表現したメインタイトルや、ロマンティックなラブテーマ、そして後半のサスペンス部分の緊迫した劇伴スコアと、いかにもベテランらしいアンダースコアでした。昔ビクターからシングル盤のサントラが出ていましたが、今回のIntradaのCDはファンとして嬉しいリリースです。
この勢い(?)でLPしか出ていないマンシーニの傑作「料理長殿、ご用心」もCD化してほしい!

■ 大陸横断超特急2
2001年11月26日 22:54
クープ

Varrick さんは書きました:
>この映画はヒッチコックの“巻き込まれ型サスペンス”を再現したコリン・ヒギンズ(「ファール・プレイ」等)の脚本をアーサー・ヒラーが監督した作品で、ジーン・ワイルダー、リチャード・プライアー、ジル・クレイバーグ、パトリック・マクグーハン等が出演していました。コメディ、アクション、サスペンス、パニック、ロマンスといったあらゆる娯楽映画の要素を詰め込んだプログラムピクチャー的な傑作で、私の大好きな作品です。

日本公開時には、シカゴ駅に激突するシーンばかりを強調した宣伝をしていましたので、取りあえずそれ見たさに映画館へ行きました。しかし、テンポの良い展開と主人公が何度も列車から落ちては追いかけるといったハラハラドキドキのストーリーに私も完全にはまってしまいました。

>マンシーニの音楽は、列車の走るイメージを巧みに表現したメインタイトルや、ロマンティックなラブテーマ、そして後半のサスペンス部分の緊迫した劇伴スコアと、いかにもベテランらしいアンダースコアでした。昔ビクターからシングル盤のサントラが出ていましたが、今回のIntradaのCDはファンとして嬉しいリリースです。

シルバーストリーク号が始発駅のロスをゆっくりと滑り出すシーンにあわせて、メインタイトルもゆったりと流れ出すところは、これから始まるストーリーの動き出しを本当に上手く表現していると思います。
買おっと。

■ 列車では・・
2001年11月27日 10:40
Varrick

クープ さんは書きました:
>シルバーストリーク号が始発駅のロスをゆっくりと滑り出すシーンにあわせて、メインタイトルもゆったりと流れ出すところは、これから始まるストーリーの動き出しを本当に上手く表現していると思います。

リチャード・ロドニー・ベネットの「オリエント急行殺人事件」のスコアも、列車の走り出すシーンの音楽がいいですね。
ゴールドスミスの「大列車強盗」も列車が走るイメージがあります。

■ 楽しみ!
2001年11月27日 15:51
buffalo

Varrick さんは書きました:
>ヘンリー・マンシーニ作曲の「大陸横断超特急(SILVER STREAK)」のサントラがIntradaレーベルからリリースされます。
>この映画はヒッチコックの“巻き込まれ型サスペンス”を再現したコリン・ヒギンズ(「ファール・プレイ」等)の脚本をアーサー・ヒラーが監督した作品で、ジーン・ワイルダー、リチャード・プライアー、ジル・クレイバーグ、パトリック・マクグーハン等が出演していました。コメディ、アクション、サスペンス、パニック、ロマンスといったあらゆる娯楽映画の要素を詰め込んだプログラムピクチャー的な傑作で、私の大好きな作品です。
>マンシーニの音楽は、列車の走るイメージを巧みに表現したメインタイトルや、ロマンティックなラブテーマ、そして後半のサスペンス部分の緊迫した劇伴スコアと、いかにもベテランらしいアンダースコアでした。昔ビクターからシングル盤のサントラが出ていましたが、今回のIntradaのCDはファンとして嬉しいリリースです。
>この勢い(?)でLPしか出ていないマンシーニの傑作「料理長殿、ご用心」もCD化してほしい!

これは楽しみ!この勢いでコリン・ヒギンズの「ファール・プレイ」サントラも出して欲しいものですね。

Harman(なぜかこのハンドルが使えなくなってた)

■ ファール・プレイ
2001年11月28日 10:45
Varrick

0000053047 さんは書きました:
>これは楽しみ!この勢いでコリン・ヒギンズの「ファール・プレイ」サントラも出して欲しいものですね。

コリン・ヒギンズつながりで「ファール・プレイ」が出るにはかなりの“勢い”が必要だと思いますが、でもこのチャールズ・フォックスのスコアは是非CDでほしいです。
この作曲家、ほとんどサントラが出ていません。

==

■ 「ロード・オブ・ザ・リング」
2001年11月27日 15:55
buffalo

梅田のWAVEで輸入盤を発見しましたが、ジャケットが多種ありましたね。
音楽はコーラスを多用した重厚なものです。映像とは合ってるかな?

■ ロード・オブ・ザ・リング
2001年11月27日 17:01
Varrick

0000053047 さんは書きました:
>梅田のWAVEで輸入盤を発見しましたが、ジャケットが多種ありましたね。
>音楽はコーラスを多用した重厚なものです。映像とは合ってるかな?

ジャケットの上に載っている同じ大きさの1枚のカードがキャラクター別に6種類あるようですね。
それと限定版の皮革ジャケットのものがありますが、中身のCDは全部同じです。
よほどのコレクターでないとこれら全部を揃えることはないと思いますが、どのキャラクターのCDを買うか迷いそうですね。
私は迷わずクリストファー・リーにしましたが(笑)。

■ ロード・オブ・ザ・リング
2001年11月28日 00:04
SOW

限定版にしましたが、紙ケースなんで、ジュエルケースにCDとリーフレットだけ別に入れてます(^_^;) 意味なし(^_^;)
いや、しかし、これほど期待して、しかも、裏切られるどころかその上を出されてしまったサントラはここしばらくありませんでした。原作を読むと、このシーンでこのスコアかと見事に予想できます。洋書で2冊映画のガイドブックを買いましたが、シーンシーンが本当に忠実に作られているのに驚きます。早く観たいです。160分超の映画ですが、これだけ観たいと思ったのも初めて。期待と実物の出来に触発されて、私のサイトのレビューはいつもより遥かに文章が長くなってます。

■ ロード・オブ・ザ・リング
2001年11月28日 10:36
Varrick

映画は予告編を見ても非常に期待できますね。
ハワード・ショアのスコアも彼にしてはケレン味のあるエモーショナルな音楽で楽しめました。

■ 指輪物語
2001年11月29日 02:34
ノリヒコ

レナード・ローゼンマンの「指輪物語」の音楽も力作でしたね。
ノリヒコ

■ ローゼンマンの指輪
2001年11月29日 02:50
SOW

>レナード・ローゼンマンの「指輪物語」
>の音楽も力作でしたね。

『スタトレ5』のテーマと同じだったりしますが(^_^;)
ちなみにサントラはつい先日再発されました。メーカーもジャケットも変わってます。数年前出た邦盤は15曲入りですが、輸入盤(以前と今回と両方)は18曲入り。

■ 違う、4だ
2001年11月29日 02:51
SOW

>『スタトレ5』のテーマと同じだったりしますが(^_^;)

4ですね。ミス。

■ ローゼンマンの指輪2
2001年11月29日 09:06
クープ

>>レナード・ローゼンマンの「指輪物語」
>>の音楽も力作でしたね。

マーチ風のテーマ曲がとっても好きです。
この旋律をもっと壮大に演奏しても、より気に入ったと思います。

>ちなみにサントラはつい先日再発されました。メーカーもジャケットも変わってます。数年前出た邦盤は15曲入りですが、輸入盤(以前と今回と両方)は18曲入り。

つい先日、輸入盤・18曲入り(Intrada)を買ったのですが、ジャケットはLPレコード盤(当時は高くて買えんかったなぁ…)と同じでした。
ということは、旧盤を買った事になるのでしょうか…?

■ 指輪物語
2001年11月29日 10:09
Varrick

クープ さんは書きました:
>つい先日、輸入盤・18曲入り(Intrada)を買ったのですが、ジャケットはLPレコード盤(当時は高くて買えんかったなぁ…)と同じでした。
>ということは、旧盤を買った事になるのでしょうか…?

Intradaのものは'91年にリリースされたものです。
これとは別にFantasyというアメリカのレーベルから基のサントラLPの音源をそのままCD化にしたものがありました。
Intrada盤はLPに収録されていなかった4曲を追加(ただしメインタイトルが削除されたので都合3曲増加)し、全体をストーリーの順序に並べ替え、元の24トラックテープからリミックスし直しているので音質がよくなっているはずです。
最近リリースされた18曲入りのものは持っていないのですが、Intradaと同じマスターでは?

私は「スタトレ4」そっくり(というか、「スタトレ」の方が後なので、こっちが「指輪物語」そっくりと言うべきかもしれませんが・・)のマーチも好きですが、ホルストの「木星」そっくりの「ミスランディアー」という曲も好きです。

■ 指輪
2001年11月29日 16:42
SOW

>最近リリースされた18曲入りのものは持っていないのですが、Intradaと同じマスターでは?

まったく同じようですね。裏ジャケットにINTRADAと同じクレジットがありましたので。

>私は「スタトレ4」そっくり(というか、「スタトレ」の方が後なので、こっちが「指輪物語」そっくりと言うべきかもしれませんが・・)のマーチも好きですが、ホルストの「木星」そっくりの「ミスランディアー」という曲も好きです。

ミスランディアというのはガンダルフをエルフ語で表現した言葉ですね。

■ ロード・オブ・ザ・リング
2002年1月18日 01:38
SOW

完成試写にまぎれ込んできました。
音楽鳴りっぱなしの密度の濃い3時間弱でした。
映像もこれでもかというほど密度が濃く、1シーン1シーンが絵として成立しているというくらい。スペクタクルとしてもドラマとしても見応えがあります。必見。公開は3月2日より。

■ 楽しみですね
2002年1月18日 19:00
Varrick

SOW さんは書きました:
>完成試写にまぎれ込んできました。
>音楽鳴りっぱなしの密度の濃い3時間弱でした。
>映像もこれでもかというほど密度が濃く、1シーン1シーンが絵として成立しているというくらい。スペクタクルとしてもドラマとしても見応えがあります。必見。公開は3月2日より。

業績不振だったニューライン(映画会社)はこの1本のスマッシュヒットで会社全体が持ち直しそうですね。
特に3部作になっているので、最初がコケれば最悪ですが、ヒットとなれば次の2本も成功が期待できるわけです。
この辺の“ハイリスク・ハイリターン”さが映像ソフトビジネスの面白さであり、怖さでもあります。

■ とはいえ日本では
2002年1月18日 23:19
SOW

実はこれがこけでもすれば、続編の配給ができなくなるという危険があるようです。だからサブタイトルをつけなかったという話もありまして……。欧米で大ヒットした分、配給の権利も高くなるわけで、それをオーバーするだけのヒットをしないとヤバいわけです。というわけで、観に行きましょう、皆様。

■ どうなんでしょうか?
2002年2月14日 03:03
クープ

SOW さんは書きました:
>欧米で大ヒットした分、配給の権利も高くなるわけで、それをオーバーするだけのヒットをしないとヤバいわけです。というわけで、観に行きましょう、皆様。

前評判が良いのでヒットは間違いないでしょうね。
ただハリポタのように子供層を取り込めるかどうかですね。(女性層も心配…)この部分の違いで、数字は負けそうです。
このスペクタクル・ファンタジーは最も大人の男性に受けるでしょうね。
観衆に媚びない、ストーリー展開と音楽と上映時間とエンディング(まだまだ続く…by pockemon)ですので、この世界観にはまれるのは(むしろ)通の人向きだと感じました。
ひと言で言うと「重厚で、作り込まれた」映画だと思います。
音楽も正に重厚ですが、それ程うるさくは感じませんでしたし、映像が危機的状況から回避した瞬間に、音楽も転調することなく、映画の1シーン1シーンに妙に媚びた音付けがされていないのは寧ろ好感が持てました。
また、指輪という大変小さなモチーフを見せる際、通常ならば視覚エフェクトだけに頼って盛り上げてしまう所を、上手く音楽でフォローすることにより、同じ指輪がその時々のシチュエーションによって極めて象徴的に描き分けられる事に成功しています。
感想はそのような事ですが、1番思ったのは、もっとシートの良い会場の方が3時間作品には向いているという事ですね…。

■ そこそこはいくでしょうが
2002年2月15日 01:17
SOW

>前評判が良いのでヒットは間違いないでしょうね。
>ただハリポタのように子供層を取り込めるかどうかですね。(女性層も心配…)この部分の違いで、数字は負けそうです。

女性はレゴラスとか美形がいますから受けがいいようですよ。
ハリポタとくらべると、欧米でさえすでに結構な差が出てますから、日本では苦しいでしょう。
それよりも試写の一般観客の声でラストで失望したという声が多いのが気になります。だから、1作目だってわかる邦題にしろよ〜。

■ 同感ですね…。
2002年2月15日 09:23
クープ

SOW さんは書きました:
> それよりも試写の一般観客の声でラストで失望したという声が多いのが気になります。だから、1作目だってわかる邦題にしろよ〜。

どこの会場でもそうでしたか…。エンドクレジットが出た瞬間の「溜息のような、ざわざわした声があちらこちらから聞かれました。おそらく失望したというよりは、「えっ、このまま続き?!」と、言う感じのものでしょうね。
おそらく、試写に来た半分の人間はSOWさんご指摘の通り、1話完結と絶対に思っていたでしょうね。
後半分の人間は「スター・ウォーズ」のような「続きは分かっているけれど、1話ごとに起承と、特に大転と小結がある展開」を期待していたのでしょうね。(実際、1作目は起承…ですね)
それが、余りにもあっさりと続きに突入したので、このようなリアクションになったのだと思います。盛り上がりはいっぱいあったけれど、観客は、3時間も見たのだから最後の方に盛り上がりの決定版みたいなものを期待していたのでしょうね。
しかし、「指輪物語」のような壮大な原作に基づく(割と)忠実な映像化には、「スター・ウォーズ」のようなエンターテイメントとして見せる為の脚本なんて作っていたら、ストーリー捻じ曲げてしまわねばならないと思いますし、そういう意味ではこの映画は客に媚びない映像と脚本であるというところに重厚感が出ていると思うのですが。
変に1作だけで大感動しようと思わずに、大感動は今から2年後と考えて見ればディテールは素晴らしい作品としてこの物語の世界観に浸れますね。

勿論、音楽も壮大で重厚で媚びていない…。(一応音楽話題)

■ 原作を知ってさえいれば
2002年2月15日 13:01
SOW

タイトルに続いてサブタイトルが出てくるので、原作を知っている人なら事前の情報を知らなくても「あ、『旅の仲間』なのね」とわかるんでしょうけどねえ。せめて「1」くらいは入れて欲しかった。だいたい、次はどうするんだよ〜。「2」か? ひょっとして『ロード・オブ・ザ・リングス』で、次が『ロード・オブ・ザ・リング^3』なのか?
ラストの盛り上がりはドラマとしての盛り上がりで、いわゆるハリウッド的な見せ場とは違いましたが、原作を知っている人間としては原作以上に盛り上がっていて脚色に感動しました。この脚色を評価しないならアカデミー賞はますます地に落ちたと言わざるを得ません。
音楽もねえ、これでオスカー獲れないならショアも報われませんね。まあ、後2本あるし、どれか獲るでしょうけど。

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■ 史劇2題
2001年11月27日 20:54
k.m

229の続き
Deecaの「ベンハー」再録CDは白地に赤い馬のイラストでしょうか(手放して無いのですが)この中に「母の愛」:直訳という曲があり、RHINO、2CDには該当曲がないと思うのですが・・
この曲、お気に入りだったのですが。

「十戒」2CD、サントラ、高くて迷うのですが、どーなんでしょうか?

■ ベン・ハー他
2001年11月28日 10:41
Varrick

k.m さんは書きました:
>229の続き
>Deecaの「ベンハー」再録CDは白地に赤い馬のイラストでしょうか
>(手放して無いのですが)この中に「母の愛」:直訳という曲が
>あり、RHINO、2CDには該当曲がないと思うのですが・・
>この曲、お気に入りだったのですが。

イラストというかチャリオッツのモデルの写真だったような気がします(今手元にないので確認できませんが・・)。

>「十戒」2CD、サントラ、高くて迷うのですが、どーなんでしょうか?

私もまだ買っていません。この手のスコアはしばらくすると更に音楽が増えた「今度こそ完全盤」みたいなCDが出るので躊躇してしまいます(「スパルタカス」とか「クレオパトラ」とか・・)。

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■ 『鬼警部アイアンサイド』探しています
2001年11月29日 04:10
sirocco

どうも はじめまして、siroccoと申します。

早速で申し訳ありませんが1つ探し物があるのです。
もしかしたらこちらの掲示板の方々なら御存知かと思いまして投稿致しました。

それは昔、日本テレビ系列でゴールデンタイムに放映していた「木曜スペシャル」という特番で時折放送していた「矢追純一UFOスペシャル(?)」の中でアイキャッチに使われていた音楽を探しています。
口ずさんだ感じでしか分からないのですが、
「チャララー チャララチャラー キーン…」(←ふざけてる感じになってしまい申し訳ありません)という感じの曲調だったと思います。

ネットで探してるうちに、1967年放映のアメリカのTV番組『鬼警部アイアンサンド』というテレビドラマの“クインシー・ジョーンズ”さんが監修されていたサントラのものが使われていたという事までは分かりました。
しかし、私が確認できた現在発売中のCDには当該番組のテーマ曲の1曲(確か同じ放送局の「ウィーク・エンダー」の曲だったような記憶が…)しか見当たらず、試聴してみるとやはり違うものだったようなのです。

この曲の題名は何か分かりますでしょうか?
そして音源として現在入手可能なものなのでしょうか?
この曲の詳しいプロフィールは?

質問等、場違いな投稿なのかもしれないのに長文になって恐縮なのですが、御存知の方、いらっしゃいましたらご返信を何卒宜しくお願い致します。

■ アイアンサイド
2001年11月29日 10:30
Varrick

sirocco さん、こんにちは。

>ネットで探してるうちに、1967年放映のアメリカのTV番組『鬼
>警部アイアンサンド』というテレビドラマの“クインシー・ジ
>ョーンズ”さんが監修されていたサントラのものが使われてい
>たという事までは分かりました。
>しかし、私が確認できた現在発売中のCDには当該番組のテー
>マ曲の1曲(確か同じ放送局の「ウィーク・エンダー」の曲だ
>ったような記憶が…)しか見当たらず、試聴してみるとやはり
>違うものだったようなのです。

クインシー・ジョーンズ作曲の「鬼警部アイアンサイド(Ironside)」のテーマ曲は確かに「ウィークエンダー」に使われていましたが、このTVシリーズのテーマ曲以外の曲も収録したサントラ盤というのは出ていなかったような気がします。
このテーマ曲自体は非常に有名なので、様々なTV主題曲集のようなコンピレーションに入っていますが、この曲でないとするとちょっとわかりません。

■ ありがとうございました
2001年11月30日 02:32
sirocco

早々のご返信、ありがとうございました。

この番組のサントラ盤はリリースされていないんですか…。
残念ですが仕方のないことですね。

管理人様、ご回答 ありがとうございました。

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■ Kiss me kate
2001年11月29日 21:32
マティアビッチ

どうも、はじめまして〜。

昔、日曜洋画劇場のエンディングで使われていた「Kiss me kate」の"So In Love"という曲ですが、映画版のサントラを買って聴いてみたところアレンジが違っていました。日曜洋画劇場で使われていたバージョンってCDで存在するのでしょうか?
ピアノコンチェルトのようなバージョンでミュージカルとは思えないアレンジでした。カラベリのように誰かがアレンジして演奏してるのかな、とは思うのですが…。もう一度、劇的なアレンジの"So In Love"を聴いてみたいです。

■ So in Love
2001年11月30日 10:58
Varrick

マティアビッチ さん、こんにちは。

>昔、日曜洋画劇場のエンディングで使われていた「Kiss me kate」
>の"So In Love"という曲ですが、映画版のサントラを買って
>聴いてみたところアレンジが違っていました。日曜洋画劇場で
>使われていたバージョンってCDで存在するのでしょうか?
>ピアノコンチェルトのようなバージョンでミュージカルとは
>思えないアレンジでした。カラベリのように誰かがアレンジ
>して演奏してるのかな、とは思うのですが…。もう一度、
>劇的なアレンジの"So In Love"を聴いてみたいです。

映画音楽作曲家でもあるモートン・グールド(Morton Gould)のピアノによる演奏のようですが、アルバムは現在廃盤のようです。

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237 ■ おはつです。
2001年12月1日 12:03
ハッピー

まずは、あいさつまで。

■ ご挨拶
2001年12月3日 11:38
Varrick

ハッピー さん、いらっしゃいませ。
書き込みをお待ちしています。

Varrick

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■ ハリー・ポッターと賢者の石
2001年12月3日 13:39
amber

珍しく公開初日に見に行ってきました.150分超の長さを,あまり感じさせない出来でしたね.

脇でリチャード・ハリスとかマギー・スミスに混じって,ジョン・クリースが,いかにも彼らしい配役で出ていて笑えました.

音楽の方は『イーストウィック』ちょっと『ホームアローン』風味というところでしょうか.手堅くまとめていたかなという印象です.主旋律は,これからのシリーズを通してのテーマとなるというところでしょうか.

■ ハリー・ポッター
2001年12月3日 18:08
Varrick

映画関係者の間では「千と千尋」の興収を抜くのではないかとまで言われていますが、果たしてそこまでヒットするでしょうか・・。
ただ年末年始は他に対抗馬がいないので、この作品の一人勝ち状態になるでしょうね。
キャスティングには原作者のローリング女史の意見がかなり反映されているようですが(特に大人のキャスト)、なんでも主役の男の子のオーディションの際には「自分の養子になるなら採用してあげる」という条件を出したとか・・。
ウィリアムスの音楽は、私のHPにもレビューを書きましたが最近の彼の作品中ではかなり派手に鳴らしているスコアだと思います。

■ ハリポタ
2001年12月3日 22:33
クープ

Varrick さんは書きました:
>映画関係者の間では「千と千尋」の興収を抜くのではないかとまで言われていますが、果たしてそこまでヒットするでしょうか・・。
>ただ年末年始は他に対抗馬がいないので、この作品の一人勝ち状態になるでしょうね。

私も、子供にせがまれ混雑の中を見てきましたが、「あぁ、これは相当にヒットするな」と正直思ってしまいました。
amberさんもコメントされていますが、長時間なのに中ダレなしに見られました。

>ウィリアムスの音楽は、私のHPにもレビューを書きましたが最近の彼の作品中ではかなり派手に鳴らしているスコアだと思います。

サントラのライナーノーツに、ウィリアムズはこの作品を1年がかりで練り上げたそうで(その間に「パトリオット」と「AI」を手がけ)、更に本編に曲をつけるより先にわざわざ予告編用のための作曲し提供したほど入れ込んだ作品であると紹介されていました。
その思い入れ通り、サントラも映画と同様、最後まで飽きずに聞けるウィリアムズの最もウィリアムズらしい作風で完成度の高い作品に仕上がっていると思います。
日本版のサントラが2千円と安かったので買ってしまったのですが、当たりでした。

■ ハリポタ
2001年12月4日 00:35
SOW

原作を読んでいないとわかりにくいところが散見されたのが残念。スネイプ先生の周辺がまったく抜け落ちていたのが不審でした。今後につながるエピソードなのに、削ってどうするんだろう。全体的に原作を少しずつ削って詰め込んだというだけで、どこも少しずつ薄くなってしまったのが残念です。薄味。ま、原作も薄味だったんですが。
 ジョン・ウィリアムズのスコアはサントラに収録されていない部分でアンダースコアに徹したところなどがあり、VOL.2を期待したいところ。ほとんど音楽鳴っていましたから、120分以上はスコアがあるはず。
字幕は戸田先生でしたが、原作翻訳家が監修に入ってましたので、いつものニュアンスが違うところがなくてよかったです(^_^;)
『千と千尋』の記録は無理でも、かなりの好成績を残すのは間違いないでしょう。

■ くそー見れなかった
2001年12月5日 22:30
nishino

ハリ―ポッタ見に行ったけど凄い人で入れませんでした(涙)
みなさん面白いと言っているので、また次の日曜ぐらいにチャレンジしてみます。
みなさんは字幕派ですか?

■ 字幕・吹替
2001年12月6日 17:28
Varrick

nishino さん、こんにちは。

>ハリ―ポッタ見に行ったけど凄い人で入れませんでした(涙)
>みなさん面白いと言っているので、また次の日曜ぐらいに
>チャレンジしてみます。
>みなさんは字幕派ですか?

洋画で、しかも子供だけを狙った作品でない場合は吹替版を上映するか否かの判断が難しいと思います。
例えば「スターウォーズ エピソード1」の吹替版を上映していた劇場はガラガラだったそうです。
(映画音楽とはあまり関係ありませんが・・)

==

■ はじめまして
2001年12月8日 10:15
viola

violaと申します。サントラ収集暦25年です。楽しそうなBBSなので思わず投稿してしまいました。「タワーリングインフェルノ」以来のジョン・ウイリアムスのファンで、彼のサントラは60枚以上持っております。彼の影響で管弦楽に興味を持ち、オーケストラでビオラを弾き始めてから20年が過ぎました。その後一時はクラシック音楽にのめり込んでいたのですが、過去のサントラがCD化されてきたので、また映画音楽に復帰してまいりました。なお「スターウォーズ」「ET」「シンドラーのリスト」などは実際にオケで演奏したことがあります。聴くのも良いですが、演奏すると数倍感動します。他の作曲家では、A・ニューマンやB・ハーマンなどが好きです。「大空港」「ネバダスミス」「北北西に進路を取れ」など素晴らしい管弦楽曲だと思います。

PS:以前のBBSでモーリン・マクバガンの消息についてのものがありましたが、現在でも歌っています。数年前までインディアナポリスに住んでいたのですが、地元のプロオケ(インディアナポリス交響楽団)の新春コンサートにゲストとして招かれていました。歌うは当然モーニング・アフターです。とても懐かしい思いがしました。

■ ウィリアムス
2001年12月8日 17:41
Varrick

viola さん、こんにちは。
>violaと申します。サントラ収集暦25年です。楽しそうなBBSなので思わず投稿してしまいました。「タワーリングインフェルノ」以来のジョン・ウイリアムスのファンで、彼のサントラは60枚以上持っております。彼の影響で管弦楽に興味を持ち、オーケストラでビオラを弾き始めてから20年が過ぎました。

ジョン・ウィリアムスが「SW:エピソード1」の演奏でロンドン交響楽団を指揮した際に、楽団の若いメンバーの一人から「あなたの「SW」(1作目)の音楽を聞いて感動してオーケストラの演奏家を目指した」と言われたという話を思い出しました。
そういえばFilm Score Monthlyから出ていた「タワーリング・インフェルノ」のCDは売り切れたそうですね。昔のスコアのサントラで3000枚売り切るとは大したものです。

>その後一時はクラシック音楽にのめり込んでいたのですが、過去のサントラがCD化されてきたので、また映画音楽に復帰してまいりました。なお「スターウォーズ」「ET」「シンドラーのリスト」などは実際にオケで演奏したことがあります。聴くのも良いですが、演奏すると数倍感動します。

これは本当にうらやましいです。

>他の作曲家では、A・ニューマンやB・ハーマンなどが好きです。「大空港」「ネバダスミス」「北北西に進路を取れ」など素晴らしい管弦楽曲だと思います。

これらも演奏されたことがあるのですか?「北北西・・」はすごく難しいと思いますが。

>PS:以前のBBSでモーリン・マクバガンの消息についてのものがありましたが、現在でも歌っています。数年前までインディアナポリスに住んでいたのですが、地元のプロオケ(インディアナポリス交響楽団)の新春コンサートにゲストとして招かれていました。歌うは当然モーニング・アフターです。とても懐かしい思いがしました。

これまたマクガヴァンの歌声を生で聴いた人というのも貴重な方ですね!
「スーパーマン 愛のテーマ」を彼女がカヴァーしていたのをご存知ですか?

■ マクガヴァン
2001年12月8日 19:26
viola

Varrick さん、早速のご返答ありがとうございました。周囲や音楽仲間でサントラの話が出来る人はそういないので、これからサントラ談義が出来ますことを楽しみにしております。皆様も宜しくお願いいたします。

>>ジョン・ウィリアムスが「SW:エピソード1」の演奏でロンドン交響楽団を指揮した際に、楽団の若いメンバーの一人から「あなたの「SW」(1作目)の音楽を聞いて感動してオーケストラの演奏家を目指した」と言われたという話を思い出しました。

私もこの話を読んだ時には共感しました。私の場合、アマチュアですが彼は天下のLSOで演奏するようになったのですね。きっとレコーディングの時には感無量だったことでしょうね。私も映画音楽を演奏したくてオケに入ったのですが、ブラ・バンと違って演奏曲目はクラシックばかりです。ビオラを始めて4年目にSW(メインタイトル)を演奏する機会が巡って来ましたが、この時には本当に夢が叶ったという気持ちで感激しました。

>そういえばFilm Score Monthlyから出ていた「タワーリング・インフェルノ」のCDは売り切れたそうですね。昔のスコアのサントラで3000枚売り切るとは大したものです。

私も早速購入しましたが、もう売り切れですか?しかも3000枚!
LPではポップ調の曲ばかりセレクトされており、かなり不満だったのですが、今回はウイリアムスらしい曲が聴けて幸せでした。一日中、サントラをながめてにんまりしていました。

>これらも演奏されたことがあるのですか?「北北西・・」はすごく難しいと思いますが。

残念ながらありません。何処かで演奏するオケがあればすぐにでも入団したいのですが。これらの曲の演奏は生涯の夢ということにしておきましょう。ただB・ハーマンの「サイコ」だけは編成が弦楽合奏でスコアも市販されているのでいつか是非演奏しようと思っています。

>「スーパーマン 愛のテーマ」を彼女がカヴァーしていたのをご存知ですか?

全く知りませんでした。貴重な情報、どうもありがとうございます。
M・キダーの代わりに喋っているのではなく、ちゃんと歌っているのですよね。マクガヴァンといえば「ゴールド」も忘れてはいけません。
LPとしてもトロピカルムードが漂い、なかなかよい出来だと思います。

■ サイコ、他
2001年12月9日 17:00
Varrick

viola さんは書きました:
>Varrick さん、早速のご返答ありがとうございました。周囲や音楽仲間でサントラの話が出来る人はそういないので、これからサントラ談義が出来ますことを楽しみにしております。皆様も宜しくお願いいたします。

こちらこそよろしくお願いします。

>ただB・ハーマンの「サイコ」だけは編成が弦楽合奏でスコアも市販されているのでいつか是非演奏しようと思っています。

「サイコ」のスコアが市販されているというのは驚きですね。あまり演奏されたという話を聞きませんが・・。

>>「スーパーマン 愛のテーマ」を彼女がカヴァーしていたのをご存知ですか?
>
>全く知りませんでした。貴重な情報、どうもありがとうございます。
>M・キダーの代わりに喋っているのではなく、ちゃんと歌っているのですよね。

映画版のようにセリフはなく、全くの歌バージョンです。映画公開当時にシングル盤が出てました。

マクガヴァンといえば「ゴールド」も忘れてはいけません。
>LPとしてもトロピカルムードが漂い、なかなかよい出来だと思います。

「ゴールド」はエルマー・バーンステイン作曲ですね。歌はマクガヴァンでしたっけ?シャーリー・バッシーとごっちゃになってしまいました・・。

■ バーンステイン
2001年12月9日 22:08
viola

violaです。今晩は

>「サイコ」のスコアが市販されているというのは驚きですね。あまり演奏されたという話を聞きませんが・・。

スコアといってもプレリュードだけの様です。曲が短い割に、いい値段がします。一時は譜面を起こそうかとも思いましたが、スコアは全くのオリジナルの様なので、いつか買おうと思っています。最悪でもカルテットで弾けるので演奏するチャンスはあるでしょう。なおオケでは総譜のことをスコアといいますのでちょっと誤解されたかも知れません。
>「ゴールド」はエルマー・バーンステイン作曲ですね。歌はマクガヴァンでしたっけ?シャーリー・バッシーとごっちゃになってしまいました・・。

メインタイトルはジミー・ヘルムズ、Where have you been all my life をトレバー・チャンス Wherever love takes me を マクガヴァンが歌っています。
エルマー・バーンステインでトロピカルな雰囲気な作品には「ハワイ」などもありますが、「太洋の彼方に」?という映画をご存知でしょか?
以前、関三夫さんの番組で音楽を聴いたことがあるのですがその時「ハワイ」の続編だとか言っていた記憶があります。(全く不確かな記憶ですが)バーンステインで調べても該当する映画が無いようです。ほかの作曲家かも知れませんし、そのような映画が存在しないかも知れません。
かすかな記憶ではローゼンタール(サウスダコタの戦い)風の音楽だった様な気がします。

■ 大洋のかなたに
2001年12月10日 01:39
Varrick

viola さん

>エルマー・バーンステインでトロピカルな雰囲気な作品には「ハワイ」などもありますが、「太洋の彼方に」?という映画をご存知でしょか?
>以前、関三夫さんの番組で音楽を聴いたことがあるのですがその時「ハワイ」の続編だとか言っていた記憶があります。(全く不確かな記憶ですが)バーンステインで調べても該当する映画が無いようです。ほかの作曲家かも知れませんし、そのような映画が存在しないかも知れません。
>かすかな記憶ではローゼンタール(サウスダコタの戦い)風の音楽だった様な気がします。

「大洋のかなたに」(The Hawaiians)の音楽はヘンリー・マンシーニが担当しています。昔サントラLPがありましたがCDにはなっていなかったような・・。1970年製作、監督トム・グライス、主演チャールトン・ヘストンで、「ハワイ」の続編ですね。
「ハワイ」(Hawaii)の方は1966年製作で監督が(なんと)ジョージ・ロイ・ヒル、出演はジュリー・アンドリュース、マックス・フォン・シドー、リチャード・ハリス、ジーン・ハックマンです。
ローレンス・ローゼンタールの「サウスダコタの戦い」も名曲ですよね。これも早くCD化してほしいスコアです。

■ 感謝いたします。
2001年12月10日 22:41
viola

Varrick さんは書きました:
>「大洋のかなたに」(The Hawaiians)の音楽はヘンリー・マンシーニが担当しています。昔サントラLPがありましたがCDにはなっていなかったような・・。1970年製作、監督トム・グライス、主演チャールトン・ヘストンで、「ハワイ」の続編ですね。
>「ハワイ」(Hawaii)の方は1966年製作で監督が(なんと)ジョージ・ロイ・ヒル、出演はジュリー・アンドリュース、マックス・フォン・シドー、リチャード・ハリス、ジーン・ハックマンです。

Varrick さん、情報どうもありがとうございました。確かにH・マンシーにで調べたらありますね!曲に関しては、ほとんど覚えていないのですがあんまりマンシーニっぽく無かったのでしょうか、てっきりバーンスタインだと勘違いしていました。

>ローレンス・ローゼンタールの「サウスダコタの戦い」も名曲ですよね。これも早くCD化してほしいスコアです。

これは全く同感です!!彼のベストだと思います。こちらは「馬と呼ばれた男」の続編ですね。

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■ アランフェス
2001年12月9日 00:52
amber

フィギュアスケートのNHK杯で本田武史選手が優勝しましたが,その演技に使われていたのが「アランフェス協奏曲」でした.

「アランフェス」というと思い出す映画がひとつあります.それは,"La Casa dell'esorcismo"という「幻想と怪奇」映画です.

監督はマリオ・バーバで,主演はテリー・サバラス.

邦題は忘れました.別名の『リサと悪魔』というタイトルでNHKが放映したとかいう情報もありましたが……

けだるく怪しく甘美なこの映画で全編をとおして鳴り響いていたのが「アランフェス」だったというわけです.爽やかなフィギュアの演技には似合わない思い出ですが.

IMDBで調べてみたら,カルロ・サビーナと一緒にロドリーゴもクレジットされていました.確かに存命中だし,本当に仕事としてやったのかな.

■ アランフェス
2001年12月9日 16:54
Varrick

amber さんは書きました:
>IMDBで調べてみたら,カルロ・サビーナと一緒にロドリーゴもク
>レジットされていました.確かに存命中だし,本当に仕事として
>やったのかな.

非常に有名な曲ですよね。
でも映画にクレジットされているのは単に既製曲として使用した、というだけだと思いますが・・。

ところで映画音楽がフィギュアスケートに使われることは多いですね。

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■ 軽〜い音楽?
2001年12月14日 20:32
buffalo

「ロード・オブ・ザ・リング」とか、重厚なスコアも良いのですが、コメディ映画のコミカルな軽〜い音楽もけっこう好きなんです。
今度公開されるザッカー兄弟の新作「ラット・レース」のジョン・パウエルのスコアを今聞いて面白がっているところなんですが、皆さんお勧めの軽い音楽はありますか?
(「裸の銃を持つ男2」のサントラも面白かった!あっあれは「2と1/2」か!
ジョン・ウイリアムズにも「1941」とかありますよね))

■ 軽ーい音楽2
2001年12月15日 02:24
viola

0000053047 さんは書きました:
皆さんお勧めの軽い音楽はありますか?
>ジョン・ウイリアムズにも「1941」とかありますよね))

violaです、今晩は。
確かにウイリアムスの1941には往年のスタンダード・ジャズやジョーズのパロディなどの音楽が満載で、ウイリアムス自身、楽しんで作曲していることが分かり、聴いていても楽しいスコアです。しかし映画自体は、あまりにも周到な計画に基づき観客を笑わせようという製作者の意図が見えてしまい、それが逆に笑えない映画になってしまっている嫌いがあります。音楽に関しても同様で、即興性とでも言いますかリラックスした音作りと言う物があまり感じられない気がいたします。勿論ウイリアムスファンである私にとっては本作品は大好きなスコアではありますが、これが軽い音楽であるかという点ではいささかの疑問が残ります。
むしろ「おしゃれ泥棒」などの方が気負いが感じられず、伸び伸びと作曲されており、良質なコメディ映画の音楽(軽ーい音楽)である様な気がします。

軽い音楽として私は「引き裂かれたカーテン」を挙げたいと思います。
(賛否はいろいろあるとは思いますが。)この作品にはB・ハーマンが音楽を付けることになっていましたが、レコード会社の意向でジョン・アディスンに変更されてしまいました。この事件が原因となりヒッチコック&ハーマンの黄金コンビが解消されてしまったのは皆さんご承知の通りだと思います。私はハーマンとアディスン両方のCDを持っておりますが、ハーマンの音楽の重さに較べるとアディスンの音楽の何と軽いこと(実はこの軽さがレコード会社の狙いだったのでしょう)私はどちらのスコアも好きですが、ヒッチコック作品としてあの程度の出来であればアディスンのスコアの方が作品にマッチしている気がしました。(自分で読んでいてもアディスンを否定している感じがしますが、決してそうではありません。あくまでも出来上がった作品と音楽のマッチングで判断しております)実際ジョニーマン・シンガーズの歌うエンド・タイトルなどは私の大好きな曲の一つとなっております。

■ 引き裂かれたカーテン
2001年12月15日 14:51
SOW

音楽交代劇はレコード会社の意向ではなく、人気凋落傾向にあったヒチコックの焦りと、ハーマンとヒチコックのあるシーンにおける意見の相違のせいで衝突が激しくなった結果だと言われています。この辺り、NHKで放映された海外TV番組でも詳しく描かれてましたよ。

■ ジョン・アディスンかあ!
2001年12月15日 15:43
buffalo

ジョン・アディスンといえば、「探偵スルース」や「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」などのミステリー系映画を思い浮かべるのですが、確かにオシャレで軽やかなスコアを聴くことができそうですね。

「引き裂かれたカーテン」のスコアをすぐ思い浮かべることはできませんが、イメージ的には良さそう。
またCDショップを覗いてみます。ありがとうございました。

■ 軽い・・
2001年12月15日 19:14
Varrick

viola さんは書きました:
>むしろ「おしゃれ泥棒」などの方が気負いが感じられず、伸び伸びと作曲されており、良質なコメディ映画の音楽(軽ーい音楽)である様な気がします。

私もジョン・ウィリアムスの軽めでは「おしゃれ泥棒」や「ファミリー・プロット」(サントラはエンドタイトルしかありませんが)なんかがお薦めです。

>軽い音楽として私は「引き裂かれたカーテン」を挙げたいと思います。

確かにジョン・アディスンも全体的に軽めのスコアが多いですが、独特のイギリス的な優雅なセンスがあり大好きな作曲家です。

最近の作品ではジョン・デブニー作曲の「キャッツ&ドッグス」なんかも軽いですね〜。この作曲家は「カットスロート・アイランド」以降はコメディが多く全体的に軽めです。あと、軽いというか洒落たコメディタッチの音楽としてはアラン・シルヴェストリの一連のコメディ作品のスコアもいいですね。「ファミリー・ゲーム 双子の天使」とか「花嫁の父」とか。

■ 軽い曲
2001年12月15日 23:28
Mockingbird

軽くてしゃれた曲で思い出すのはデイヴ・グルーシンですね。最近どうしてるのか…
この人の曲はアルバム一枚、ちゃんと聞いたことがなくて、
自作自演のコンピレーションでの印象ですけど。

コメディ系ではジョン・モリスも楽しいですね。

MB

■ グルーシン
2001年12月16日 00:27
Varrick

Mockingbird さんは書きました:
>軽くてしゃれた曲で思い出すのはデイヴ・グルーシンですね。最近どうしてるのか…

最近でもサントラが出てますよ。この人は「名探偵登場」という私の大好きな映画の音楽を担当しています。

>コメディ系ではジョン・モリスも楽しいですね。

メル・ブルックスとのコンビで有名な人ですね。「ブレージング・サドル」とか「新・サイコ」とかが面白いです。CDでは出てませんが・・。

あとは、やはりヘンリー・マンシーニでしょうね。

■ 重くて暗い音楽
2001年12月16日 01:02
viola

SOW さんは書きました:
>音楽交代劇はレコード会社の意向ではなく、人気凋落傾向にあったヒチコックの焦りと、ハーマンとヒチコックのあるシーンにおける意見の相違のせいで衝突が激しくなった結果だと言われています。この辺り、NHKで放映された海外TV番組でも詳しく描かれてましたよ。

SOWさん、情報ありがとうございました。この番組見て見たいです。
関 光夫さんはかつて番組の中でハーマンはヒッチコックの脚本を読んで「こんな脚本には音楽を提供出来ない」と言って断ったというお話をされていましたが20数年前はそういう説もあったのでしょうか?これは実際ハーマンのスコアが存在しますから、明らかに間違いですよね。

参考までに引き裂かれたカーテン(ハーマン版)のライナーノーツによりますと・・・撮影所(レコードなどの音楽部門も含めて)が映画音楽のビジネス面(レコード販売や映画自体のプロモーション)での影響力の大きさに気づき始めたため、映画音楽に”売れるスコア”を求めるようになったそうです。ヒッチコックもこの方針に異論はなくハーマンのスコアにも魅惑的なメインタイトルやラブ・テーマなど軽めの音楽を要求していた様です。しかしヒッチコックがスタジオへ行ってみるとちょうどプレリュードの録音の最中で、16本のフレンチホルンや12本のフルートなどなど凄い編成で演奏が行われており「私が要求した物とは全く違う」とカンカンだったようです。この後、先述の撮影所の方針もありハーマンを解任したらしいです。実際、本スコアは非常に重く、暗いものですね。だからこそ昨日アディスン版を軽い音楽として挙げました。同じ映画なのに音楽は正反対なので以前からこの対比は面白いなと感じておりました。ハーマンは鉄のカーテンのイメージであえて重くて暗い音楽を付けた様です。

この2人、実は「サイコ」あたりからうまくいってなかった様で、有名なシャワーのシーンにもヒッチコックは「このシーンに音楽は要らない」とハーマンに言っていたそうです。この後ハーマンとの信頼関係も微妙になって行ったのでしょうね。

■ ハーマンとヒチコック
2001年12月16日 13:48
SOW

>関 光夫さんはかつて番組の中でハーマンはヒッチコックの脚本を読んで「こんな脚本には音楽を提供出来ない」と言って断ったというお話をされていましたが20数年前はそういう説もあったのでしょうか?これは実際ハーマンのスコアが存在しますから、明らかに間違いですよね。

間違いだと思います。
NHKの番組では音楽の重要性を示すために『引き裂かれたカーテン』のシーンを例に挙げ、アディスンとハーマンのスコアを入れて比較していました。明らかに別の映画になっていて興味深いものです。私はあるコンベンションで『レジェンド』の2ヴァージョン(ジェリー・ゴールドスミスとタンジェリン・ドリーム)を比較して紹介しましたが、これもまったく別の印象があります。この2作品は映画音楽の重要性を一般の映画ファンに伝える重要なものでしょう。

ところで、『サイコ』ですが、ヒチコックは音楽をダビングしたシャワーシーンを見て、否定的な意見を翻したと言われていますので、その頃はふたりの仲は大丈夫だったのではないかと思います。『マーニー』で興行的に失敗した辺りでおかしくなり始めたのではないかと。とはいえ、作品としておもしろくなくなってきたのを音楽のせいにする監督や製作会社ってのもひどいものです。

■ NHK
2001年12月16日 22:58
viola

SOW さんは書きました:
> NHKの番組では音楽の重要性を示すために『引き裂かれたカーテン』のシーンを例に挙げ、アディスンとハーマンのスコアを入れて比較していました。明らかに別の映画になっていて興味深いものです。

ううん・・この番組、ますます見たくなって来ました!!

■ ハーマンの番組
2001年12月16日 23:22
Varrick

viola さんは書きました:
>SOW さんは書きました:
>> NHKの番組では音楽の重要性を示すために『引き裂かれたカーテン』のシーンを例に挙げ、アディスンとハーマンのスコアを入れて比較していました。明らかに別の映画になっていて興味深いものです。
>
>ううん・・この番組、ますます見たくなって来ました!!

そのバーナード・ハーマンに関する番組は海外のTV局が製作したものだと思いますが、私はそれの輸入盤LDを持っています(多分同じ内容だと思う・・)。
これはシリーズになっていて、ジョルジュ・ドルリューのLDもあります。
「引き裂かれたカーテン」については、ポール・ニューマンが敵のスパイと格闘するシーンで、ハーマン作曲の音楽を付けたバージョンを見せていました(アディスンはこのシーンに音楽を付けていない)。
確かに全く異なる印象があります。

■ BBCだったかな
2001年12月16日 23:31
SOW

>「引き裂かれたカーテン」については、ポール・ニューマンが敵のスパイと格闘するシーンで、ハーマン作曲の音楽を付けたバージョンを見せていました(アディスンはこのシーンに音楽を付けていない)。

アディスンはスコアなしでしたっけ。
アクションシーン(しかも殴り合い)にスコアなしというのはやはり無謀だとしか思えませんね。特にサスペンスなら。

■ グルーシン
2001年12月17日 13:49
amber

『名探偵登場』は声優陣が豪華というか,はまり役ばかりでしたね.TV放映が楽しい作品でした.デイヴ・グルーシンのメインタイトルも『探偵スルース』をパロディにしたような曲でした.

ヘンリー・マンシーニの軽めの曲では『料理長殿,ご用心』や,やっぱり『ピンクパンサー』シリーズが,すぐに思い浮かびます.

■ ハーマンの番組・他
2001年12月17日 18:42
k.m

viola さんは書きました:
>SOW さんは書きました:
>> NHKの番組では音楽の重要性を示すために『引き裂かれたカーテン』のシーンを例に挙げ、アディスンとハーマンのスコアを入れて比較していました。明らかに別の映画になっていて興味深いものです。
>
>ううん・・この番組、ますます見たくなって来ました!!

この番組、最初の方、見逃してしまったんですよ。
この後、「アルゴ・・」とか買い始めたんです。
軽いといえば、「POLICE STORY」遅ればせながら買いました。
軽快なテーマ曲、気に入りました。TVの曲は、小編成なので、軽めが多いと思いますが、カバー演奏(スクリーン・ポップスとか)たまに聞くとまんざらでもないというか・・
大昔の戦争モノのスクリーン・ポップス、ヨーロッパの解放やらレマゲン鉄橋など、サントラの無いものが入っていて、捨てられません。
「コンバット」のサントラってあるのでしょうか?

■ Police Story他
2001年12月18日 10:11
Varrick

k.m さんは書きました:
>軽いといえば、「POLICE STORY」遅ればせながら買いました。
>軽快なテーマ曲、気に入りました。TVの曲は、小編成なので、
>軽めが多いと思いますが、カバー演奏(スクリーン・ポップスとか)
>たまに聞くとまんざらでもないというか・・

ゴールドスミスが書いたTVの音楽はどれもいいですね。
彼がコンサートでよく演奏するTV主題曲のメドレーが結構好きです。
TVの音楽ではダニー・エルフマン作曲の「俺がハマーだ!」なんか面白いですね。
サントラはなかったと思いますが・・。

>大昔の戦争モノのスクリーン・ポップス、ヨーロッパの解放やら
>レマゲン鉄橋など、サントラの無いものが入っていて、捨てられません。
>「コンバット」のサントラってあるのでしょうか?

「ヨーロッパの解放」は昔サントラのシングル盤(日本盤)を持ってましたが、正規盤なのにブートみたいに音の悪いレコードでした。
「コンバット」はレナード・ローゼンマンでしたっけ? サントラはなかったと思いますが・・。

==

242 ■ 241の続き・戦争コンピ
2001年12月18日 21:04
k.m

レナード・ローゼンマン「コンバット」と続・猿の曲は似てる。
「ダンケルク」「撃墜王アフリカの星」なんかもLPあったのでしょうか
単独盤以外の補完で戦争コンピを探しています。
ノルマンディーぽぃジャケとsilvaの青いジャケのやつ、曲目は、ほぼ同じ、amazonn.UKでwarで検索すると、けっこう出てくるのですが、曲目がない。やはり、最初のワー・ムービー・クラシカルかな
プレイタイムの2CDもあるようですが、見つからず。

■ THE LONGEST DAY
2001年12月18日 21:25
viola

>単独盤以外の補完で戦争コンピを探しています。
>ノルマンディーぽぃジャケとsilvaの青いジャケのやつ、曲目は、
>ほぼ同じ、amazonn.UKでwarで検索すると、けっこう出てくるのですが、曲目がない。やはり、最初のワー・ムービー・クラシカルかな
>プレイタイムの2CDもあるようですが、見つからず。

私はSILVAのTHE LONGEST DAYを持っていますが探し物はこれでしょうか?ジャケットは「史上最大の作戦」からだと思います。
「史上最大の作戦」「633爆撃隊」「ナバロンの要塞」「遠すぎた橋」「パリは燃えているか?」など全20曲です。珍しい所では「レマゲン鉄橋」などでしょうか?演奏はサントラではなくプラハ市響です。

SILVA SCREENシリーズの中でも私が気に入っているアルバムの一つです。
もし必要なら全曲お教えできますが?

■ SILVAのコンピ
2001年12月19日 11:05
SOW

>SILVA SCREENシリーズの中でも私が気に入っているアルバムの一つです。

 私もこのアルバムはお気に入りです。選曲がいいですね。明るい戦争映画(なんだそれ(^_^;))という感じで、力が出ます。

■ SILVA TREASURY
2001年12月19日 12:28
クープ

SOW さんは書きました:
>>SILVA SCREENシリーズの中でも私が気に入っているアルバムの一つです。
>
> 私もこのアルバムはお気に入りです。選曲がいいですね。明るい戦争映画(なんだそれ(^_^;))という感じで、力が出ます。

「SILVA SCREEN」シリーズって、「SILVA TREASURY」って書いてある顔面どアップのイラスト・ジャケットのシリーズのことですか?
戦争映画のオムニバスは「WAR!」ってタイトルになっているのですが、このシリーズなら、選曲も演奏も良くって気に入っています。
他に、西部劇のオムニバスの「WESTERNS!」も新旧取混ぜた選曲で結構良いですね。
このシリーズの、「SCI-FI」「THRILLERS!」「HORROR!」等は持っていませんが興味がひかれます。

■ SILVA
2001年12月19日 22:02
viola

クープ さんは書きました:
>SOW さんは書きました:
>> 私もこのアルバムはお気に入りです。選曲がいいですね。明るい戦争映画(なんだそれ(^_^;))という感じで、力が出ます。
>

本当にそうですね!プラハ市響の演奏は概してショボイのですが、このアルバムは力が入っている気がします。(マーチ中心で演奏が比較的楽という説もありますが) 若干のアレンジがある曲「633・・」や「パリ・・」などもありますが許容範囲だと思います。全体的にオリジナル・スコアが中心なので自身を持ってお薦めできるアルバムです。

>「SILVA SCREEN」シリーズって、「SILVA TREASURY」って書いてある顔面どアップのイラスト・ジャケットのシリーズのことですか?

ごめんなさい!勝手にシリーズと書いてしまいましたがSILVA SCREEN RECORDSが出しているオムニバス版のことです。(中には単品のアルバムもあるようですが) いろんなカテゴリーで選曲したアルバムを出していますが、結構使い回しも多い様なので同じタイトルの音楽であれば音源は同じです。SOWさんも書かれていましたが、各アルバムの選曲は良いと思います。例えばヒッチコック作品集(1.2)に「フレンジー」や「ファミリー・プロット」など珍しい作品(しかもオリジナル・スコア)があったり「レベッカ」「白い恐怖」など古い作品をを高音質で聴くことが出来ます。またテーマ曲だけでなく「北北西・・」のカンバセーション・ピースや「めまい」のScene D'Amourなどが、またデザスター・ムービーでは「スウォーム」のハチの襲来や「ポセイドン・アドベンチャー」のエンドタイトルなども聴くことが出来ます。
ゴールドスミス作品集(2枚組)なんてのもありますね。

■ Re:戦争コンピ
2001年12月19日 22:37
k.m

>みなさま、ありがとうございます。
>ノルマンディーぽぃジャケ
-ロンゲストディ
とsilvaの青いジャケの、顔のアップ
-シリーズ?
>曲目は見れます。

両方SILVAで演奏はプラハ、お勧めということでしょうか。
ゴールドスミス2CDも演奏はプラハ?

買うつもりだった脱走特急入り、(TSUNAMI)半値でゲット。
あと手に入りそうなものは、「マーフィの戦い」

■ 両方SILVA
2001年12月19日 22:55
クープ

k.m さんは書きました:
>>みなさま、ありがとうございます。
>>ノルマンディーぽぃジャケ
>-ロンゲストディ
>とsilvaの青いジャケの、顔のアップ
>-シリーズ?
>>曲目は見れます。
>両方SILVAで演奏はプラハ、お勧めということでしょうか。

馬鹿な私でした。持っていながら今まで気付かなかったのですが・・・、
ノルマンディーぽいジャケ(裏は空軍大戦略)はSILVAが94年に出したプラハの20曲入りで、青い(本当は緑)ジャケの顔アップ・シリーズは、そこから「ナバロンの嵐」等6曲を割引いた全く同音源の企画ものでした。
現在どちらも手に入ると思うのですが、もちろんノルマンディージャケの方が得ですね。
■ これは「買い」でしょう!
2001年12月19日 23:05
viola

k.m さんは書きました:
>>みなさま、ありがとうございます。
>>ノルマンディーぽぃジャケ
>-ロンゲストディ
>とsilvaの青いジャケの、顔のアップ
>-シリーズ?
>>曲目は見れます。

>両方SILVAで演奏はプラハ、お勧めということでしょうか。
>ゴールドスミス2CDも演奏はプラハ?

顔のアップの方は知らないのですが、演奏曲目が同じであれば演奏はプラハで同一音源と言うことになりますね。お薦めです!特に補完が目的であればなおさらですね。選曲が良いですから。
演奏も実際「ナバロン・・」などはサントラより良いかも知れません。?
なおゴールドスミスもプラハです。デザスター・ムービーからの使い回しなんかがあったりしますが。・・・

■ Re:
2001年12月20日 00:13
k.m

調べてみたら、2$で、4曲の差。ジャケも「Dday」白黒の方が、好みです。決めました。

■ Silva Screenのコンピレーション
2001年12月20日 10:34
Varrick

viola さんは書きました:
>例えばヒッチコック作品集(1.2)に「フレンジー」や「ファミリー・プロット」など珍しい作品(しかもオリジナル・スコア)があったり「レベッカ」「白い恐怖」など古い作品をを高音質で聴くことが出来ます。

私もこのSilva Screenのヒッチコック作品集はなかなか良いと思います。
ただこのレーベル、商魂逞しいというか、同じ音源を色々と組み合わせを変えて別のコンピレーションを作ってしまうので笑ってしまいますが・・。

■ ゴールドスミス
2001年12月20日 16:35
SOW

>なおゴールドスミスもプラハです。デザスター・ムービーからの使い回しなんかがあったりしますが。・・・

 これ、日本盤も出ていますが、曲の差し替えがあります。日本盤だけ何かの代わりに『ホーンティング』が入ってます。サントラの出ていない『恐竜伝説ベイビー』なんかも入っているので、結構お買い得。
 同じプラハ録音でも、ジョン・バリーの再録音アルバムはどれも演奏がいいです。音楽の質がマッチしているんでしょうか。『レイズ・ザ・タイタニック』や最近出た『ロビンとマリアン』『』『ロスト・バレー』なんかいいです。

■ SILVAの
2002年1月25日 23:59
k.m

>SILVAの「THE LONGEST DAY」「THE WILD WEST」をやっと入手。どちらも良いです。前者は、ブックレットにポスターが印刷されており、ポイントが高い。
モリコーネの「ギャングスター・コレクション」半分、未公開作品ながら「シシリアン」系が好きなら買いですよ。
こうなるとSF・ホラー集もほしい。(ジャンル別のシリーズ)

FSMのVol4だか、アルフレッド・ニューマンのやつ、中古で見ました。(千葉のサントラ・コレクター?が手放したのか)
同じ店で「夕陽のギャングたち」ビデオ・・やはりコレクターがいるに違いない。「バーバレラ」もあったよ。

==

■ ベン・ハー博物館
2001年12月20日 23:17
viola

昨日、Silvaのオムニバスのシリーズ名を調べようと、ブックレットの裏表紙をみていたら「ベン・ハー」(1925年版)カール・デイビス作曲があるのを見つけました。皆さんでこのスコアに関する情報をお持ちの方はいらっしゃらないでしょうか?(曲の感想や買う価値があるのかなどの情報があればと思います。実際に購入出来るかも分かりませんし)
実はこれにはちょっとしたいきさつがあり、それを思い出してしまったもので・・・

'97当時、私はインディアナポリスに住んでいました。そこから車で西に1時間半程の所にパーク郡があります。ここは「マディソン郡の橋」でも有名になったカバード・ブリッジ(形はアイオワ州にあるあの橋とは違いますが)が全米一多く現存していることで知られています。この郡の中心近くにベン・ハー・ミュージアムがあるのですが、そこへ行った時のことです。ミュージアムとは言ってもルー・ウォ−レス将軍が「ベン・ハー」を執筆した離れの書斎が博物館になっているだけなのですが建物は朱色に塗られローマ風で史劇に登場してもおかしくない造りです。中はルー・ウォ−レス将軍の所持品や壁いっぱいの蔵書で覆われていました。お客は私の一家だけで、館長も暇そうだったので館長といろいろな話をしました。将軍は実はこの書斎でベン・ハーを書いたのではなく、この建物の裏手の庭で書いていたことや、チャールトン・へストンが数年前に来たこと(その時の写真も見せてもらいました)からこの博物館の増築計画まで聞く事が出来ました。・・・導入部が長すぎてすいません。ここからが本題です。
話をしているとふとサントラらしきものが目に入りました。RHINOの縦長のヤツです。(私はこの時初めてこのCDを見ました)各国のベン・ハーの出版物などの展示品の横に無造作に置いてあったので、これも展示品の一つでCDではないのかもとも思いましたが、この正体を確かめようと質問した所なんと売り物のCDでした。これは早速、買いだなと思い値段を聞くと「36ドルです。一応ここに置いてはいますが、この映画の音楽は良くないですね。映画の出来はいいんだけど。・・・こんな音楽に較べたら旧作の音楽の方がずっと良いです。私も好きで時々聴いているんですよ」と言われてしまいました。私はカルロ・サビーナ版とエーリッヒ・クロス版の2種のLPも持っている程このスコアが好きで、ローザの作曲への苦労や執念なども聞いていたのでこの言われ様に完全に頭に来てサントラを買わずに帰ってしまいました。
その時はCDショップに行けばこんなサントラはすぐに見つかるだろうと思っていましたが「あの時、意地を張らずに素直に買っておけば」と後悔することになりました。その後4ヶ月もサントラは見つかりませんでしたから。(4ヶ月後に買ったときには25ドルでした)

長々と書いてしまい申し訳ありませんでした。館長がそんなに言う音楽って?とちょっと興味が涌いて来ましたので。

■ ベン・ハー
2001年12月21日 12:15
SOW

旧作というのはサイレントの1925年の映画ですね。音楽は元々モーリス・バロンという方がつけていましたが、リバイバルの時にカール・デイヴィスが新しい音楽をつけています。ですので、その館長が言う旧作の音楽というのがどちらかはわかりません。
 SILVA SCREENからでているのはカール・デイヴィスの方で、すでに廃盤です。たまに在庫を見かけることもありますが。
 映画のストーリーラインは同じですが、音楽の解釈の差とサイレントゆえのアプローチでしょう、音楽はかなり違います。多分、館長は熱心なキリスト教徒で、ローザの見せ物的な派手なスコアがお気に召さなかったのでは? はっきり言って、デイヴィスとローザでは作曲家としての格が違います(というのも難ではありますが)。

■ 旧作のベン・ハー
2001年12月21日 12:37
Varrick

このカール・デイヴィスのCDは持っています。
ただ、これは(もちろん)映画製作当時に作曲された音楽ではなく、リバイバル公開の時に新たに作曲されて付加されたスコアです(アベル・ガンス監督の「ナポレオン」のフィルムを修復してリバイバル公開した際にカルミネ・コッポラとカール・デイヴィスが新たにスコアを付けたのがこの動きのきっかけです)。
デイヴィスは「ナポレオン」や「ベン・ハー」の他にも「イントレランス」や「オペラの怪人」等のサイレント映画に新たにスコアを作曲しており、これらはやはりSilva Screenから出ている「The Silents」というCD2枚組のコンピレーションに収録されています。
で、この「ベン・ハー」のカール・デイヴィスの音楽ですが、非常に立派なオーケストラルスコアです(その博物館の人がこのデイヴィスのスコアを誉めていたのかどうかはわかりませんが)。カール・デイヴィスの映画音楽はクラシック音楽に非常に近いので、とっつきにくい印象もあるかもしれませんが、私は個人的に大好きです。
特にチャリオッツ・レースのシーンの長いアクションスコアなど物凄いパワーです。映画自体が違うので当然かもしれませんが、ミクロス・ローザのスコアとは全然印象が違います(ただ、ローザのスコアをけなしていた、という事実だけでその博物館の人の意見は信用できませんが・・)。
という訳で私はこれをお薦めします(既に廃盤のようですが)。
ついでに上記の「Silents」というコンピレーションもお薦めです(こっちは比較的最近出たのでまだあるのでは? このコンピレーションにも「ベン・ハー」の一部が収録されています)。

■ 謎が解けました!
2001年12月21日 22:33
viola

SOWさん、Varrick さんありがとうございました。やはりこの2人は頼りになる!

全ては私の思い込みがいけないのです。「ベンハー」(旧作)がサイレントであったのは知っていた(そうだと思っていた)のですが、あのオッサン(失礼、館長さん)が旧作のサウンドトラック云々と言ったので、自分がトーキー映画をサイレントと勘違いしていたのだと思ってしまいました。(確かにアメリカでは映画音楽のことを総称してサウンドトラックと言いますが・・) ここでいったん間違った思い込みがなされるとカール・デイヴィス=1925年にベンハーの映画音楽を作曲をした人=故人 と無意識のなかで変な論理が展開されてしまったわけです。
当然そうなるとカール・デイヴィス=/(not equal) カール・デイヴィスとなってしまいました。
なんかD・カーの「皇帝のかぎ煙草入れ」ばりの心理トリックに引っ掛かった気分です。とはいえカール・デイヴィスについてもっと知識があればこんな間違いは起きなかった訳です。

アベル・ガンス監督の「ナポレオン」のフィルムを修復してリバイバル公開した際にカルミネ・コッポラとカール・デイヴィスが新たにスコアを付けたのがこの動きのきっかけです。

これってオケの生演奏で公開されたやつですよね。カルミネ(カーミン?)・コッポラ作曲の音楽というのは知っていましたが、カール・デイヴィスも1枚かんでいたとは知りませんでした。

>で、この「ベン・ハー」のカール・デイヴィスの音楽ですが、非常に立派なオーケストラルスコアです(その博物館の人がこのデイヴィスのスコアを誉めていたのかどうかはわかりませんが)。カール・デイヴィスの映画音楽はクラシック音楽に非常に近いので、とっつきにくい印象もあるかもしれませんが、私は個人的に大好きです。
>特にチャリオッツ・レースのシーンの長いアクションスコアなど物凄いパワーです。映画自体が違うので当然かもしれませんが、ミクロス・ローザのスコアとは全然印象が違います

ここまで種明かしされれば上記の感想およびSOWさんの「はっきり言って、デイヴィスとローザでは作曲家としての格が違います(というのも難ではありますが)」という発言も理解できます。

>という訳で私はこれをお薦めします(既に廃盤のようですが)。

これは残念!SILVAということは当然プラハですよね(笑)(プラハなのが残念なのではなく、廃盤なのが残念です。念のため)こんな説明をしなければならないプラハもちょっと残念!

>ついでに上記の「Silents」というコンピレーションもお薦めです(こっちは比較的最近出たのでまだあるのでは? このコンピレーションにも「ベン・ハー」の一部が収録されています)。

これは探してみようかと思います。

■ デイヴィスなど
2001年12月21日 23:56
SOW

>ここまで種明かしされれば上記の感想およびSOWさんの「はっきり言って、デイヴィスとローザでは作曲家としての格が違います(というのも難ではありますが)」という発言も理解できます。

「作曲家としての格」の部分は正しくは「映画音楽作曲家としての格」と言った方がよかったですね。デイヴィスはあまりにもクラシック音楽寄りなので、映画音楽としてのダイナミズムが少ないと思ってます。

>これは残念!SILVAということは当然プラハですよね(笑)(プラハなのが残念なのではなく、廃盤なのが残念です。念のため)こんな説明をしなければならないプラハもちょっと残念!

 いえ、これは再録ではなく、サントラなのでオケは別です。ROYAL LIVERPOOL PHILHARMONICとなってます。指揮はデイヴィス本人。
 ちなみに手元の海外のレビューではデイヴィスもローザも5点満点で5点です。
『ナポレオン』はデイヴィスとコッポラが別々に音楽をつけてます。デイヴィスが1980年、翌年にコッポラ。デイヴィスの音楽はSILVA SCREENから発売。コッポラはCBSから出てます。ふたりに先行してアーサー・ホネガーという作曲家も音楽つけてますが、これは未聴。同じレビューではホネガー4点、デイヴィス4.5点、コッポラ2点(^_^;)

■ ディヴィス
2001年12月22日 01:46
ノリヒコ

カール・デイヴィスの彼自身の解釈によるサイレンと映画へのサントラ。いろいろありますが僕はイマイチというのが正直の感想です。「ナポレオン」が致命的に僕にはだめでした。
「メトロポリス」のモロ何とかもだめでしたけど。
美術館の館長の意見については分かりませんが、サイレント映画へのそもそもの音楽はピアノ伴奏とかそういう感じですよね。
場合によってはオーケストラ版とかあったのでしょうが。
でもそうなると唯一絶対的な楽譜で演奏されたとも限らず場所や映画館、奏者によっていろいろ変わったんじゃないでしょうかね。有名なクラシックの抜粋だったりとか。
「ベン・ハー」は来年にニュープリントでリバイバル公開されるみたいですね。ああいうこれでもかというような音楽、ハッタリの効いた音楽を書く人がいませんね最近は。まあ今ごろそういうのを書いてもしょうがないのかな。
ローザは「予期せぬ出来事」みたいな小品も好きです。

■ デイヴィス
2001年12月22日 11:03
Varrick

SOW さんは書きました:
> いえ、これは再録ではなく、サントラなのでオケは別です。ROYAL LIVERPOOL PHILHARMONICとなってます。指揮はデイヴィス本人。
> ちなみに手元の海外のレビューではデイヴィスもローザも5点満点で5点です。
>『ナポレオン』はデイヴィスとコッポラが別々に音楽をつけてます。デイヴィスが1980年、翌年にコッポラ。デイヴィスの音楽はSILVA SCREENから発売。コッポラはCBSから出てます。ふたりに先行してアーサー・ホネガーという作曲家も音楽つけてますが、これは未聴。同じレビューではホネガー4点、デイヴィス4.5点、コッポラ2点(^_^;)

「ベン・ハー」のロイヤル・リヴァプール・フィルの演奏はなかなか立派です。因みに「The Silents」というコンピレーションは(例によって)いくつかの音源の寄せ集めですが主体は過去にVirginから出ていたロンドン・フィルの演奏です。
「ナポレオン」のデイヴィス版の演奏はロンドンのレン・オーケストラでした。この映画の元の音楽を書いたのはフランス人のアルトゥール・オネゲル(英語読みするとアーサー・ホネガーですね)という人で、フランスのEratoというクラシック・レーベルから新録音のスコア盤が出ています。
コッポラのスコアは私もあまり感心しませんでした。デイヴィスのスコアは、確かに映画音楽的な響きはほとんどないので、まあ好みの問題ですが、私は好きです。
デイヴィスのスコアで一番映画音楽的(?)と思うのは「The Snow Goose」というTV映画の音楽ですが、これは昔LPがあっただけでCD化されていません。

■ オネゲル
2001年12月22日 11:53
viola

Varrick さんは書きました:
>「ナポレオン」のデイヴィス版の演奏はロンドンのレン・オーケストラでした。この映画の元の音楽を書いたのはフランス人のアルトゥール・オネゲル(英語読みするとアーサー・ホネガーですね)という人で、フランスのEratoというクラシック・レーベルから新録音のスコア盤が出ています。

オネゲルはクラシックの作曲家ですね。クラシック界では[パシフィック231」などの作品で良く知られています。確かこの人、同じアベル・ガンス監督の「鉄路の白薔薇」など結構多くの映画音楽も作曲していたと思います。ついでに言うとデイヴィスもクラシック界ではロイヤル・フィルの指揮者として名前が通っています。

>コッポラのスコアは私もあまり感心しませんでした。デイヴィスのスコアは、確かに映画音楽的な響きはほとんどないので、まあ好みの問題ですが、私は好きです。

確かに映画音楽的な響きというのはありますね。クラシック音楽を演奏している時、たまにこの響きに遭遇することがあります。シベリウスの2番交響曲の2楽章など、所々[ベン・ハー」のような響きがする所があります。(旋律は全く違いますが、和声的な部分がそうです。CDなどを聴いてもよく分からないのですが、演奏すると実感出来ます)ラフマニノフやプロコフィエフの作品を演奏していても「ああ、この響きは○○的だ」と思うことがしばしばあります。

■ 映画音楽的なクラシック音楽
2001年12月22日 21:15
Varrick

viola さんは書きました:
>Varrick さんは書きました:
>確かに映画音楽的な響きというのはありますね。クラシック音楽を演奏している時、たまにこの響きに遭遇することがあります。シベリウスの2番交響曲の2楽章など、所々[ベン・ハー」のような響きがする所があります。(旋律は全く違いますが、和声的な部分がそうです。CDなどを聴いてもよく分からないのですが、演奏すると実感出来ます)ラフマニノフやプロコフィエフの作品を演奏していても「ああ、この響きは○○的だ」と思うことがしばしばあります。

シベリウスは確かに映画音楽的な印象がありますね。私の大好きな作曲家です。「フィンランディア」が「ダイ・ハード2」で使われていましたね(監督がフィンランド人のレニー・ハーリンだったせいですが)。
ラフマニノフの有名なピアノコンチェルトもデヴィッド・リーン監督の「逢いびき」のテーマ曲として効果的に使われていました。
プロコフィエフは実際に「アレキサンダー・ネフスキー」等の映画音楽を作曲していますね。

■ シベリウス/その他
2001年12月22日 22:59
viola

Varrick さんは書きました:

>シベリウスは確かに映画音楽的な印象がありますね。私の大好きな作曲家です。「フィンランディア」が「ダイ・ハード2」で使われていましたね(監督がフィンランド人のレニー・ハーリンだったせいですが)。

「ダイ・ハード」が第9、「2」がフィンランディアでしたので「3」は何かと密かに期待していたのですが、期待を見事に裏切って「ジョニーの凱旋」でしたね。
因みに私は明後日、第9の演奏会に出演します。(明日が最後の練習です)

>ラフマニノフの有名なピアノコンチェルトもデヴィッド・リーン監督の「逢いびき」のテーマ曲として効果的に使われていました。

この音楽の使用は大成功だったと思います。あの映画の持つ独特の雰囲気(主人公の内面的な心理がうまく描かれていることにより醸し出される)にうまく調和していただけでなく、その雰囲気を創り出していましたね。
映画の雰囲気をうまく創り出したクラシック音楽という意味ではヴィスコンティの「ベニスに死す」がベストだと思います。冒頭、薄暮の中を真っ黒な煙をたなびかせてゆっくり進む汽船のバックに響くマーラーの第5交響曲のアダージェット、今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。
音楽にはテンポがあり、それは最初の1音で決まるようにあの映画の方向性は全てあの冒頭のシーンで決まったように思えます。

>プロコフィエフは実際に「アレキサンダー・ネフスキー」等の映画音楽を作曲していますね。

プロコフィエフの「3つのオレンジの恋」という曲をご存知でしょうか?この中の「行進曲」をサントラファン10人に聴かせたとしましょう。作曲者は誰か?と質問すると恐らく10人中6人ほどはジョン・ウイリアムスだと答えるのではないでしょうか?この曲などまさに「映画音楽の響きのする曲だと思います。

■ 第9
2001年12月23日 01:12
Varrick

viola さんは書きました:
>因みに私は明後日、第9の演奏会に出演します。(明日が最後の練習です)

「第9」の演奏というのはきっと気持ちのいいものでしょうね。
演奏会の成功をお祈りしています。

>映画の雰囲気をうまく創り出したクラシック音楽という意味ではヴィスコンティの「ベニスに死す」がベストだと思います。冒頭、薄暮の中を真っ黒な煙をたなびかせてゆっくり進む汽船のバックに響くマーラーの第5交響曲のアダージェット、今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。
>音楽にはテンポがあり、それは最初の1音で決まるようにあの映画の方向性は全てあの冒頭のシーンで決まったように思えます。

この映画のマーラーも素晴らしかったですね。
ジョン・ブアマンの「エクスカリバー」でのワーグナーやカルル・オルフの「カルミナ・ブラーナ」も印象的でした(「カルミナ・・」はこれ以降色んな映画に非常に安易に使われていますが・・)。
逆に「ハンニバル」のようなクラシックの使い方はあまり感心しません。

>プロコフィエフの「3つのオレンジの恋」という曲をご存知でしょうか?この中の「行進曲」をサントラファン10人に聴かせたとしましょう。作曲者は誰か?と質問すると恐らく10人中6人ほどはジョン・ウイリアムスだと答えるのではないでしょうか?この曲などまさに「映画音楽の響きのする曲だと思います。

今度聴いてみます。

■ ラフマニノフ
2001年12月23日 01:22
amber

ラフマニノフのコンチェルトと映画、となると『ある日どこかで』を思いだします。ジョン・バリーのスコアも美しくて素敵ですが、ラフマニノフの曲との整合性もぴったりでした。

それから、シベリウスで思い出しましたが、アンドレ・プレヴィンがロンドン・シンフォニーを指揮してましたよね。プレヴィンも映画音楽とは切っても切れない人ですね。

そして、極めて個人的な感想なんですが……
ブルックナーの交響曲も、なんとなくサントラを聞いているような(固有の作曲家を想像するわけじゃないですが)気がするのですが。

■ ブル7
2001年12月23日 10:22
viola

Varrick さんは書きました:
>「第9」の演奏というのはきっと気持ちのいいものでしょうね。
>演奏会の成功をお祈りしています。
>
ありがとうございます。頑張ります!

>ジョン・ブアマンの「エクスカリバー」でのワーグナーやカルル・オルフの「カルミナ・ブラーナ」も印象的でした(「カルミナ・・」はこれ以降色んな映画に非常に安易に使われていますが・・)。
>逆に「ハンニバル」のようなクラシックの使い方はあまり感心しません。
>
「ハンニバル」に使われた曲は何でしょうか?私は既成のオペラ曲ではないと思うのですが?ハンス・ジマーのオリジナルだったりして??
因みにこのシーン、原作ではオペラではなくカルテットの演奏会になっていましたね。結構重要なシーンなので映画的な盛り上がりを期待しての事だと思いますが。

>そして、極めて個人的な感想なんですが……
ブルックナーの交響曲も、なんとなくサントラを聞いているような
(固有の作曲家を想像するわけじゃないですが)気がするのですが。

ブルックナーのシンフォニーも実際、映画に使われていますよ。ヴィスコンティの「夏の嵐」に第7番の2楽章が使われています。これも結構印象に残っているクラシックの使われ方ですね。ヴィスコンティはクラシック音楽を知り尽くしていたのでは?と思わせるような選曲が多いですね。
昨日書くのを忘れていましたが、ラフマニノフの第2交響曲は全編、映画音楽仕様の曲です。特に2楽章は下手な映画音楽より、映画音楽的ですので皆さん、一度お試し下さい!

■ ハンニバル
2001年12月24日 17:15
Varrick

viola さんは書きました:
>「ハンニバル」に使われた曲は何でしょうか?私は既成のオペラ曲ではないと思うのですが?ハンス・ジマーのオリジナルだったりして??

クラシックの既製曲としてはバッハのピアノ曲が使われていましたが、オペラ曲的な部分はオリジナルのようです。
ただ、映画を見ていて確か「美しく青きドナウ」を少し調子をはずして演奏しているような音楽が流れていたのですが、わざわざこんな曲を書くくらいなら全くオリジナルの音楽を作曲すればいいのに、と思ったことを覚えています。オペラ的な部分も非常に平凡で、これではジマーが音楽を担当している意味がないと思いました。

>ブルックナーのシンフォニーも実際、映画に使われていますよ。ヴィスコンティの「夏の嵐」に第7番の2楽章が使われています。これも結構印象に残っているクラシックの使われ方ですね。ヴィスコンティはクラシック音楽を知り尽くしていたのでは?と思わせるような選曲が多いですね。

スタンリー・キューブリックもクラシックを好んで使う人でした。「2001年宇宙の旅」でアレックス・ノースの書いたオリジナルスコアを最後の瞬間に(ノースには黙って)全部クラシックの既製曲に置き換えたのは有名な話ですね。

==

■ 250円
2001年12月22日 20:30
k.m

ブックオフには250円とか350円とかのコーナーがあるのですがSLCSでジャケが絵画、モリコーネの名が・・安いし、モリコーネだから買っとこ・・これ聞いてビックリ、モリコーネの奥の深さというか。(モリコーネはあまり持ってません)

241のsilvaのウエスタン、2CD。なるほど選曲がいいです。
これと、モリコーネ、ギャング・コレクションをオーダーしました。(もちろん戦争コンピも)
ビデオですが「待ち伏せ」「座頭一と用心棒」が950円で・・
昔の時代劇、好きだったりします。
昨日だか、見逃したのですが、12chで黒澤と映画音楽みたいな番組ありましたね。日本映画黄金時代というCD「仇討」「切腹」とか収録されているのですが、この時代、映画も音楽もおもしろいです。

話が飛びますが・・
タンジェリン・ドリームのカバー演奏盤(TUNAMI)お持ちの方いますか
演奏はシンセなのか、生楽器なのか?

==

■ サントラ盤が出ていない映画音楽
2001年12月24日 17:22
Varrick

私のHPに「Unreleased Scores」というコーナーを新設しました。
文字通りサントラアルバムのリリースを(個人的に)希望する映画音楽をリストアップしたものです(実を言うと以前にk.m.さんのHPの同様のコーナーに寄稿した時の内容に加筆したものです)。
個人的な希望なので、かなりジャンルが偏っていますが・・。

因みにこの掲示板の右肩にある「管理人のHP」の家のマークから私のHPにリンクしています。

Varrick

■ ローゼンマン
2001年12月24日 23:27
ノリヒコ

最近ローゼンマンの「指輪物語」を聞きなおして彼の音楽家としての才能を見直したのですが、
彼の曲ってそんなにCDになっていないような気がするのですがどうなんでしょうか?
「猿の惑星」の何作目かも彼でしたよね。
ノリヒコ

■ CD化希望
2001年12月24日 23:55
k.m

ノリヒコ さんは書きました:
>「猿の惑星」の何作目かも彼でしたよね。
>最後の猿の惑星、5作目かなー。
ローゼンマンだと思ったのですが、「ウディー・ガスリーわが心の故郷」
LPはありましたが、CD化されているのか。

CD化希望作は、「レマゲン鉄橋」「さすらいのガンマン」
売れると思いますけどネェ。

■ ローゼンマン
2001年12月25日 11:58
SOW

>彼の曲ってそんなにCDになっていないような気がするのですが
>どうなんでしょうか?
>「猿の惑星」の何作目かも彼でしたよね。

『続猿の惑星』ですね。FSMからCDが出てますよ。後、"KEEPER OF THE CITY"がINTRADAから。これはお薦め。格好良い刑事物です。FSMから『ミクロの決死圏』も。『エデンの東』『ロボコップ2』『スタートレック4』くらいかな。

■ ローゼンマン
2001年12月25日 18:19
Varrick

ノリヒコ さんは書きました:
>最近ローゼンマンの「指輪物語」を聞きなおして
>彼の音楽家としての才能を見直したのですが、
>彼の曲ってそんなにCDになっていないような気がするのですが
>どうなんでしょうか?
>「猿の惑星」の何作目かも彼でしたよね。

彼は2作目の「続・猿の惑星」と5作目の「最後の猿の惑星」をやってますね。両方ともFSMからCDが出てます。
あとはLPのみですが「馬と呼ばれた男」も面白かったです。
でもベストはやはり「指輪物語」でしょうか・・。

==

■ 243の続き。
2001年12月24日 23:23
ノリヒコ

クラシック音楽がどの映画に使われたかも興味深いですが、
最近ハイフェツのコルンゴルド、ローザ、ワックスマンといったハリウッドの映画音楽家のコンサート曲を集めたアルバムがCD化されましたね。コルンゴルドのヴァイオリン協奏曲は最近よく耳にしますが、ローザのヴァイオリン協奏曲もなかなかです。渡辺和彦さんのライナーノートではローザに対してかなり評価が低いですが。
でもいずれにせよなかなか興味深いアルバムです、当時の映画音楽家とクラシックの演奏者との関係がどんなだったかますます知りたくなります。

■ ローザのヴァイオリンコンチェルト
2001年12月25日 18:12
Varrick

ノリヒコ さんは書きました:
>ハリウッドの映画音楽家のコンサート曲を集めたアルバムがCD化されましたね。コルンゴルドのヴァイオリン協奏曲は最近よく耳にしますが、ローザのヴァイオリン協奏曲もなかなかです。

ミクロス・ローザのヴァイオリン・コンチェルトというと、私の大好きなビリー・ワイルダー監督の「シャーロック・ホームズの冒険」のテーマ曲として使われた曲ですね。
サントラは最近海賊盤のCD-Rが出たようですが・・。

■ コンチェルト
2001年12月26日 23:12
viola

ノリヒコ さんは書きました:
>クラシック音楽がどの映画に使われたかも興味深いですが、
>最近ハイフェッツのコルンゴルド、ローザ、ワックスマンといった
>ハリウッドの映画音楽家のコンサート曲を集めたアルバムがCD化されましたね。

ハイフェッツ演奏というと1950年代の録音でしょうか?ハイフェッツがこれらの作品を演奏していたとは知りませんでした。
コンチェルトは具体的な演奏者を想定して作曲されることが多い(ほとんどの場合)ので2人ともハイフェッツと交流があったと考えられますね。(初演が全く別の演奏者であれば話は違って来ますが)

コルンゴルドのヴァイオリン協奏曲は最近よく耳にしますが、ローザのヴァイオリン協奏曲もなかなかです。渡辺和彦さんの
>ライナーノートではローザに対してかなり評価が低いですが。

これはクラシック音楽作曲者としての格が全く違いますので、致し方ないことかも知れません。

>でもいずれにせよなかなか興味深いアルバムです、当時の
>映画音楽家とクラシックの演奏者との関係がどんなだったか
>ますます知りたくなります。

私もこのアルバム欲しくなりました。

■ ハイフェッツ
2001年12月27日 00:53
ノリヒコ

ワックスマン意外は総て50年代の録音です。
ワックスマンだけ46年だそうです。
コルンゴルドはハイフェッツによって初演、ローザの曲はハイフェッツのために作曲された作品で、これ意外にも彼のために「主題と変奏」も書いているそうです。ワックスマンの曲はもともと映画「ユーモレスク」のための曲でその中ではスターンが演奏していたそうです。すべてライナーノートからです。
この曲は、最近NHKの朝のドラマの主題曲を演奏したトランペット奏者のアルバムにも入っていましたね。
ローザのヴァイオリン協奏曲はどこかで聞いたことがあるなと思っていたら、「シャーロックホームズ」に使われていたのですね。
この映画ではワルツが印象的でしたが、また見たくなりました。

■ コルンゴルド&ローザ
2002年1月29日 23:51
viola

コルンゴルド&ローザのコンチェルト、やっと買いました。輸入版にしましたが'94から発売されていた様です。ローザのシンフォニア・コンチェルタンテ(主題と変奏)も入った4曲組です。コルンゴルドのコンチェルトは聴いたことがありましたが、ローザは初めてでした。
純音楽として書かれた曲であるが故か、独特な旋律やリズムの激しさ、鮮烈さなど、まさにハンガリーの民族音楽的で(バルトークやコダーイに通ずるものがありますね)ローザがハンガリー人であることを改めて認識させられました。映画音楽ではハンガリー色が出ていない(出せない)ため、あまり人種を意識したことはありませんでしたので、彼の別の一面を見た様でこれは収穫でした。日本語の解説では評価が低かったそうですが、私は素晴らしい作品であると思います。
ハイフェッツも自分の個性を強調しようとする普段の演奏スタイルではなく、非常にオーソドックスなアプローチをしている様で、好感が持てました。(これも新たな発見でした)
カデンッアはハイフェッツが考えたものでしょうか、それともローザ自身?
録音も素晴らしく良いですね。

ついでにコルンゴルドの「シーホーク」などの新録音(プレヴィン指揮/ロンドン交響楽団)も買いましたがこれまた素晴らしい出来でした。
ナショナル・フィルのコンピレーション版は持っていましたが、今回は4つの映画の音楽をたっぷり聴くことが出来ます。ナショナル・フィル版では何となく古臭い音楽のイメージがありましたが、プレヴィン版では全くそんな感じはありません。本当にカッコ良くてゴージャスなサウンドといった感じで、これはお薦めです。

■ ローザ
2002年1月30日 01:09
ノリヒコ

そちらのCDも面白そうですね。
聞いてみたいです。ローザの「主題と変奏」聞きたいですね。
ローザは本当に好きです。「クォ・ヴァディス」の新録なんか強く望みますけど。
プレヴィンのコルンゴルドどうしようかと迷っていたところです。
彼もハリウッドを去ってから、ウィーンフィルとR・シュトラウスの録音とか、自作の「欲望のない列車」とかいろいろやってきましたが、やっと行くべきところにいったようですね。これからは映画音楽の普及に全力を尽くして欲しいです。なーんちゃって。

コルンゴルドのオペラも好きです。勿論「死の都」
そして「ヘリアーネの奇跡」(確かこんなタイトル)。
すばらしいですよね。
以前海外でたまたまテレビで見たのですが、ウィリアム・ディターレ監督かだれだか忘れましたが、ワグナーの自伝を映画化したものがあって、そこの音楽監督にDr.コルンゴルドという名前を見つけました、確か。
Drの称号どこかで取ったのでしょうかね。
ノリヒコ

■ シャーロックホームズの冒険
2002年2月4日 16:24
クープ

Varrick さんは書きました:
>ミクロス・ローザのヴァイオリン・コンチェルトというと、私の大好きなビリー・ワイルダー監督の「シャーロック・ホームズの冒険」のテーマ曲として使われた曲ですね。
>サントラは最近海賊盤のCD-Rが出たようですが・・。

すみやバックオーダー、国内通販売り切れ、イタリア通販も売り切れ、唯一1枚ショップにあり。
6500円也。
う〜ん、ローザ、ホームズ、ローザ、ホームズ、ロー…エェェイッ!買っちゃえ!!!
ブート丸出し、音ワル〜。
でも、でも、音楽良かったー!買って良かったー!!

■ ビリー・ワイルダー死去
2002年3月29日 14:10
Varrick

>ミクロス・ローザのヴァイオリン・コンチェルトというと、私の大好きなビリー・ワイルダー監督の「シャーロック・ホームズの冒険」のテーマ曲として使われた曲ですね。

ビリー・ワイルダー監督が27日に95歳で亡くなったそうです。
ハリウッド黄金期の最後の巨匠が逝ったという感じですね。合掌

==

■ スパイキッズ
2001年12月29日 19:25
Varrick

いや〜、なんとも軽い“ほのぼのファミリーピクチャー”でしたね。
あの「エル・マリアッチ」「デスペラード」のロバート・ロドリゲス監督とは思えない。
音楽にはDanny Elfman, Chris Boardman, John Debney, Gavin Greenaway, Harry Gregson-Williams, Heitor Pereiraの6人に監督のロドリゲスを加えた7人がクレジットされていて、サントラ盤にも彼らの作曲によるスコアが収録されていますが、全体に統一感があるのは全員に大した個性がないということでしょうか??
劇中のエルフマンによる挿入歌は「Nightmare Before Christmas」みたいなタッチで、いかにもエルフマンでしたが。アラン・カミングもピーウィー・ハーマンみたいな格好で出て来るし・・(関係ないか)。

■ 確かに……
2001年12月30日 17:02
SOW

>音楽にはDanny Elfman, Chris Boardman, John Debney, Gavin Greenaway, Harry Gregson-Williams, Heitor Pereiraの6人に監督のロドリゲスを加えた7人がクレジットされていて、サントラ盤にも彼らの作曲によるスコアが収録されていますが、全体に統一感があるのは全員に大した個性がないということでしょうか??

 エルフマンはいつものタッチでしたが、MVの連中は誰がやっても同じようになってしまいますね。いつも鳴らしまくるデブニーは今回控えめになってかき消えてしまったような(^_^;)

==

■ S.E.N.S
2001年12月30日 13:17
pipe

昨日レンタルで「いちげんさん」主演鈴木保奈美見たんです。
まぁ 映画の中身はおいといて。。。

その 音楽がですね
どこかで よく聞く音で
いつも なんか 心地良いなっておもうような
そんなのが あったんで
インターネットで 調べたんです。

S.E.N.S

って オンワードの組曲なんかのBGMとか
数多くのドラマの音楽を 担当されてる方々だったんですね。

さっそく CDを 買い求めたいと思うのですが
肝心の「いちげんさん」のサントラ盤は 
出ていないようで(ちょっと残念)

なので どなたか おすすめのCD教えてくれませんか?

■ S.E.N.S
2001年12月30日 15:03
クープ

pipe さんは書きました:
>S.E.N.S
>って オンワードの組曲なんかのBGMとか
>数多くのドラマの音楽を 担当されてる方々だったんですね。
>
>さっそく CDを 買い求めたいと思うのですが
>肝心の「いちげんさん」のサントラ盤は 
>出ていないようで(ちょっと残念)
>
>なので どなたか おすすめのCD教えてくれませんか?

昨年、「透明な音楽1、2」というベスト盤を2枚を発売していますので、とりあえずはこのあたりからでいかがでしょうか。

■ 即レス ありがとです!!
2001年12月30日 15:49
pipe

クープ さん 初めまして!
こんなにすぐに お返事もらえるとは
思わなかったんで なんだかとっても うれしいです!!

>昨年、「透明な音楽1、2」というベスト盤を2枚を発売していますので、とりあえずはこのあたりからでいかがでしょうか。

はぃ はぃ ありましてねぇ。
では さっそく!!って 
もしかして ホントにさっそく(今日)行かないと
どこのお店も 正月休み???
あぅ。。。

で クープさんは S.E.N.S なにで知ったんですか?

■ 実は・・・
2001年12月30日 17:46
クープ

pipe さんは書きました:
>で クープさんは S.E.N.S なにで知ったんですか?

当時、行きつけていたレコード店のオヤジに、「これは良いから騙されたと思って聞け!」と無理やりもらったCDが、センスの「海のシルクロード」というNHK特集のサントラでした。
88年頃ですから、ちょうどセンスが登場してきたばかりの頃の作品だと思います。
当時は喜多郎や姫神なんかと同じで、いかにもアジアン・ミュージックって感じでした。
ドラマのサントラやCM曲などで、今ではヒーリング系アーティストとして人気がありますよね。

■ ヒーリング系。。。
2001年12月30日 19:15
pipe

年末も おしせまってきましたね
今日もおチビに ジャマされながら
大掃除してました。 
明日は ゆっくりできるかな。。。

クープ さんは書きました
>ドラマのサントラやCM曲などで、今ではヒーリング系アーティストとして人気がありますよね。

そうですね。
今回の「いちげんさん」で流れてる音楽も
ピアノ曲といった感じでした。

クープさんは 映画音楽では常連の方のようですが
サントラ盤は よく購入されるんですか?

■ モグリです。
2001年12月30日 23:19
クープ

pipe さんは書きました:
>クープさんは 映画音楽では常連の方のようですが

私は、ハッキリ言ってモグリみたいなものです。
サントラ・コレクションからは、20年間くらい離れていましたし・・・今またマイブームとして再熱し始めたのですが、その間のギャップが大きく、それら知識や情報を埋める為にこちらにお世話になっているといった感じです。
もちろん懐かしい話題などや、「こんなの普通知らないよなぁ」なんて話題が出た時などは、「結構、皆同じやん(関西です)」って楽しんで参加しています。
ここの掲示板のすごいところは、本当にコアなサントラ・ファンの方が多く、自らサントラをテーマとしたHPを持っていらっしゃる方も多数参加されているので、情報を早く的確に知ることが出来ます。
また、サントラの話題であることから逸脱さえしなければ、サントラ・ビギナーの方やちょい覗きの方にも大変親切にコメントしてくれるという事もあり、ネットにありがちな「閉鎖的な感じ」のしない掲示板だと思います。多分、アダルトな方が多いのでしょう!

>サントラ盤は よく購入されるんですか?

当時サントラLPを購入していた頃は中高生だったので、経済力の問題で、欲しいものをずい分と買い逃していました。
現在は、それなりに大人の経済力と、当時買い逃したサントラの多くがCDになっていることもあり(既にCDも廃盤ってのも多いですが…)一気に大量購入しています。
その為、買っておきながら、ゆっくりと聞き込めていないものも多く、この正月はそれに時間をかける事が楽しみの一つです。
ちなみに私はそれほど英語に堪能ではありませんので、購入は国内通販を中心に購入しています。
これからも、よろしく。

■ S.E.N.S
2001年12月30日 23:26
amber

S.E.N.Sですが,TVの音楽などは,かなりたくさんやっていますね.『透明な音楽』のクレジットを見るとよくわかります.

僕も,以前から気に入って聴いていたのですが,お勧めというと『海のシルクロード』かな,という気がします.

最近の音楽は,ブームには乗っかっているのでしょうが,なんとなく個性が薄まったような気がします.その点『海の…』では,
より印象深い音楽をかいていたように思えます.アルバムは全3枚ありましたが,今は廃盤かもしれませんね.ベスト版もあったか.

ところで,このアーティストのアルバムは,収録時間が短いわりに定価が高くて,なんか損したような気分になったりするのです……

■ Varrickさん見てるかな。。。
2001年12月31日 01:09
pipe

クープ さんは書きました:
>ここの掲示板のすごいところは、本当にコアなサントラ・ファンの方が多く、自らサントラをテーマとしたHPを持っていらっしゃる方も多数参加されているので、情報を早く的確に知ることが出来ます。
>また、サントラの話題であることから逸脱さえしなければ、サントラ・ビギナーの方やちょい覗きの方にも大変親切にコメントしてくれるという事もあり、ネットにありがちな「閉鎖的な感じ」のしない掲示板だと思います。

そうですね。
私 フレアイに来てもうじき1年になるんですが
ここ 映画鑑賞には 訪れたことなかったんです。
クープさんの 言葉尻からで 申し訳ないんですが。。。

約1ヶ月前 ご意見板のほうで統廃合の話題がでたんですね。

そこで 私 不覚にも映画と映画鑑賞を統合されたらいいんでは?
と 案をだしてしまったんです。
その時は ちゃんとした考えも述べたんですが。。。
その後 ここの管理人をされてるVarrickさんが
統合の反対を 示して下さいまして。
その時 
関わってもいない板のことまでも口出ししてしまった事への
反省も ありまして
少しづつでも 色々な板も利用してみようと
思ったのです。 

Varrickさん その節は どうも出しゃばった事してしまいまして
申し訳ありませんでした。

>これからも、よろしく。

お正月 たまったサントラ盤に聞き入ってみるのもいいですね。
私は 先ほど ドンキ・ホーテーに行ったんですが
SENSは なく 結局 あゆちゃんのCD買っちゃいました。。。

こちらこそ どうぞ よろしく。

■ シルクロード。。。
2001年12月31日 01:15
pipe

amber さん 初めまして。

>S.E.N.Sですが,TVの音楽などは,かなりたくさんやっています
>ね.

そうですね。
CDの一覧表みたいなHP見つけて 見てたんですが
あぁ あれも これも手がけてたのぉ?!ってなかんじでした。

>僕も,以前から気に入って聴いていたのですが,お勧めというと
>『海のシルクロード』かな,という気がします.

シルクロードですか。
自分的には 静かなピアノ曲っぽい方が
お気に入りなんですが
シルクロードと聞くと なんとなく
シンセサイザー的な 楽曲に思えるんですが
どんなのなんでしょう。

>ところで,このアーティストのアルバムは,収録時間が短いわりに
>定価が高くて,なんか損したような気分になったりするのです……

えっ そうなんですかぁ?
んん〜 まっ いっか
中身良ければ 全て良し?!かな?

■ 映画音楽掲示板へようこそ
2001年12月31日 02:15
Varrick

pipe さん、こんにちは。

>約1ヶ月前 ご意見板のほうで統廃合の話題がでたんですね。
>
>そこで 私 不覚にも映画と映画鑑賞を統合されたらいいんでは?
>と 案をだしてしまったんです。
>その時は ちゃんとした考えも述べたんですが。。。
>その後 ここの管理人をされてるVarrickさんが
>統合の反対を 示して下さいまして。
>その時 
>関わってもいない板のことまでも口出ししてしまった事への
>反省も ありまして
>少しづつでも 色々な板も利用してみようと
>思ったのです。 
>
>Varrickさん その節は どうも出しゃばった事してしまいまして
>申し訳ありませんでした。

いえいえ。でも私が何も言わなかったらそのまま統合されていたかもしれませんね。
フレッシュアイ掲示板全体に統廃合の動きがありましたので、その中で「映画」と「映画音楽」というのはタイトルだけ見れば一番簡単に統合したくなる板だったのでしょう。
(因みに私がこれに反対したコメントは「フレッシュアイへのご意見板」という掲示板にあります)
これからも映画音楽掲示板をよろしくお願いします。

Varrick

■ どうぞ よろしくです。
2001年12月31日 13:54
pipe

Varrick さん その節は どうもでした。
今年も 今日で 終わりですね。

来年からも よろしくお願いします。

pipe。。。

■ 海のシルクロード
2002年1月11日 06:42
amber

コメントが遅くなりました,ごめんなさい.

『海のシルクロード』ですが,確かにシンセサイザー中心の音楽かなと思います.アクースティックって感じではないです.静かなピアノ曲という雰囲気じゃあないですね.

喜多郎の元祖『シルクロード』は,悠久のタクマラカン砂漠という雰囲気で,壮大なイメージがあります.(あくまで僕個人の感想ですが)

それに比べると『海の〜』は,かなり変化に富んでいますね.
題材もそれこそコンスタンチノープルあたりから,中国までをカバーするわけですし.なんか演歌っぽい曲まであったりして.

というわけで,民族音楽とまでは行かなくても,なんとなく,バラエティに富んだ音作りが楽しめるという意味で,最近のSENSの癒し系とは違った面白さがあると思うのです.

■ これがまた。。。
2002年1月11日 11:50
pipe

amber さんは書きました:
>コメントが遅くなりました,ごめんなさい.

いえいえ ぜんぜん気にしてませんので。
というより
投稿時間 6:42って
わざわざ お仕事行く前にレスしてくれたんでしょうか
こちらこそ どうもですよ。

>喜多郎の元祖『シルクロード』は,悠久のタクマラカン砂漠とい
>う雰囲気で,壮大なイメージがあります.(あくまで僕個人の
>感想ですが)

タクマラカン砂漠。。。しらん。
すいません 無知で。。。

>それに比べると『海の〜』は,かなり変化に富んでいますね.
>題材もそれこそコンスタンチノープルあたりから,中国までをカ
>バーするわけですし.なんか演歌っぽい曲まであったりして.

ええ演歌っぽいって。。。想像が。。。

>というわけで,民族音楽とまでは行かなくても,なんとなく,
>バラエティに富んだ音作りが楽しめるという意味で,最近のSENS
>の癒し系とは違った面白さがあると思うのです.

う〜ん こっちも気になりますねぇ。
というか ここにカキコミしてから 
何カ所かショップ回ってるんですが 
なかなかこういうジャンルのモノって見つからないんですよ。
なので 次回ショップいったら 問い合わせて
お取り寄せ ですね。

■ センスCD
2002年1月11日 13:13
クープ

pipe さんは書きました:
>う〜ん こっちも気になりますねぇ。
>というか ここにカキコミしてから 
>何カ所かショップ回ってるんですが 
>なかなかこういうジャンルのモノって見つからないんですよ。
>なので 次回ショップいったら 問い合わせて
>お取り寄せ ですね。

最近のヒーリング系ミュージックの流行りは殆どがコンピュレーション・アルバムなので、意外にアーティスト単発ってのが置いてなかったりしますよね。
もともと、この手のCDはイージーリスニング(時にフュージョン)のコーナーに分類されています。まぁ、一番アバウトなコーナーで、オーケストラ、ジャズ、ピアノソロ、その他のソロ、シンセサイザーやオカリナまで分別なく揃えているコーナーです。(映画音楽のコーナーは大概その隣か、強引に一緒だったりします。)
大きなCDショップだと以前はニューエイジ・ミュージックというコーナーがあってそこにセンスや喜太郎や姫神や宗次郎やウィンダム・ヒルなどが揃っていましたが、それらは今殆どはヒーリング・ミュージックのコーナーへ移っていると思います。(当時はヒーリングといったらシンセの催眠術に使うような音楽か、波や川の流れ等の環境音楽のことでしたが、今は何でもヒーリングですね。)
ということで以上のようなコーナーを物色していただければ見つかると思います。但し、センスの「海のシルクロード」サントラは廃盤だと思いますが…。

■ えっ廃盤なんですか?
2002年1月13日 22:02
pipe

クープさんお久しぶりです。
年末年始は 溜まったCDにどっぷり浸かれましたか?

クープ さんは書きました:
>もともと、この手のCDはイージーリスニング(時にフュージョン)のコーナーに分類されています。まぁ、一番アバウトなコーナーで、オーケストラ、ジャズ、ピアノソロ、その他のソロ、シンセサイザーやオカリナまで分別なく揃えているコーナーです。(映画音楽のコーナーは大概その隣か、強引に一緒だったりします。)

そうそう そうなんですよぉ。
喜太郎や姫神は かろうじて見かけましたねぇ。
 
>ということで以上のようなコーナーを物色していただければ見つかると思います。但し、センスの「海のシルクロード」サントラは廃盤だと思いますが…。

私が 物色しにいっているお店が 小さいところばかりだから
ないのかな?ともおもうんですよね。
HMとか 行った方がいいですかね。
で 「海のシルクロード」は 廃盤ですか。そうですか。。。
残念でした。。。

今は エンヤの「冷静と情熱のあいだ」のサントラ聞いてます。
彼女は 自分が中学くらいの時だったかなぁ
はまって 何枚かCD持ってたんですが
久々 あの透き通るような美声を聞いて 
心 休まるようです。。。

■ エンヤ
2002年1月13日 23:00
Varrick

pipe さんは書きました:
>今は エンヤの「冷静と情熱のあいだ」のサントラ聞いてます。
>彼女は 自分が中学くらいの時だったかなぁ
>はまって 何枚かCD持ってたんですが
>久々 あの透き通るような美声を聞いて 
>心 休まるようです。。。

彼女は新作「ロード・オブ・ザ・リング」の主題歌も歌っていますが、ハワード・ショア作曲のスコアの雰囲気とよくマッチしていると思います。
この映画、海外では「ハリー・ポッター」を凌ぐ勢いで大ヒットしており、日本での配給権を購入した日本ヘラルドも上機嫌のようです(権利は3本まとめての購入なのでかなり大きなリスクだったと思いますが)。
果たして日本でも大ヒットとなるでしょうか?

■ ロード・オブ・ザ・リング。。。
2002年1月14日 12:53
pipe

Varrick さんは書きました:
>彼女は新作「ロード・オブ・ザ・リング」の主題歌も歌っていますが、ハワード・ショア作曲のスコアの雰囲気とよくマッチしていると思います。

今 こちら(ロード・リング)のサイト覗いてきましたが
なかなか 面白そうですねぇ。
この映画とエンヤの歌声が どう共鳴していくのか
わたしには 想像つきませんが なにやら 楽しみになってきました。

日本での 上映は いつからなんでしょうね。

■ 『海のシルクロード』セット
2002年1月19日 00:15
amber

『海のシルクロード』ですが,過去に出された3枚のアルバムを,
セットにしたものが,99年に再発されています.(FHCF 2460〜2)
これなら,まだ手に入るかもしれませんね.ハズレだった時のシ
ョックも大きいでしょうが……

ちなみに同時期にNHKスペシャル『故宮』の再発も出たようです.

■ やっと 購入できた!
2002年1月19日 10:03
pipe

amber さん おひさです。

>『海のシルクロード』ですが,過去に出された3枚のアルバムを,
>セットにしたものが,99年に再発されています.(FHCF 2460〜2)
>これなら,まだ手に入るかもしれませんね.ハズレだった時のシ
>ョックも大きいでしょうが……
>
>ちなみに同時期にNHKスペシャル『故宮』の再発も出たようです.

ほぅほぅ メモメモ。

で ですねぇ やっとSENSのCD 見つけました!
でも そのお店にもかろうじて 2枚 という状況でしたが。

購入したのは「透明な音楽」 ベスト盤ですね。

うん とっても良かったです。
透明 ってかんじ。心が 休まりますね。

SENSのような ヒーリングテイストの曲を集めた
「Slou」っていうのも あって ちょっと気になった。

■ ヒーリング音楽
2002年1月22日 18:36
クープ

pipe さんは書きました:
>SENSのような ヒーリングテイストの曲を集めた
>「Slou」っていうのも あって ちょっと気になった。

「フロウ」っていう、ヒーリング系ミュージックのコンピレーションCDではないでしょうか?(この中にはSENSも入っています)そうでなくともヒーリング・コンピ花盛りですので、その中から気に入ったアーティストを見つけてその人の作品集を次に聞き込むのも楽しいアプローチですね。

映画音楽もそういう糸口から好きになること多いですね。最初は映画のジャンル別にコンピされた主題曲中心のCDを聞いて、気に入った曲の映画のサントラ聞き込んで、そしてその作曲家の他作品も聞いてというように…。(そしてぬかるみに…なんて)

ところで、「フロウ」の中に入っています小野リサのボサノバなんかを聞かれて、あぁ…午後のまどろみ〜って感じになるようでしたら、ラウンジ系と呼ばれるような映画音楽をお薦めします。結構ヒーリング・テイストで(曖昧なカテゴリーなので、そうでないものもある)気に入られると思いますよ。

■ ロード・オブ・ザ・リングとエンヤ
2002年1月22日 19:45
SOW

>この映画とエンヤの歌声が どう共鳴していくのか
>わたしには 想像つきませんが なにやら 楽しみになってきました。
>
>日本での 上映は いつからなんでしょうね。

 3月2日からです。
 エンヤは元々原作『指輪物語』の大ファンで、自ら申し出たということです。主題歌"MAY IT BE"は原作中に出てくる歌を下敷きにした歌詞で、劇中に流れる"ANIRON"は架空のエルフ語で歌われています。原作のトールキンは元々言語学者で、エルフ語はケルト語を元にして作っており、一方エンヤの母国語ゲール語はケルトに連なる言葉なので非常に近い響きで歌いやすかったと言っていますね。

■ 見たい!聞きたい!!。。。
2002年1月22日 20:10
pipe

SOW さん 初めまして

> 3月2日からです。
> エンヤは元々原作『指輪物語』の大ファンで、自ら申し出たということです。主題歌"MAY IT BE"は原作中に出てくる歌を下敷きにした歌詞で、劇中に流れる"ANIRON"は架空のエルフ語で歌われています。原作のトールキンは元々言語学者で、エルフ語はケルト語を元にして作っており、一方エンヤの母国語ゲール語はケルトに連なる言葉なので非常に近い響きで歌いやすかったと言っていますね。

あぁ〜このぶんだと わたくし この映画 
見に行ってしまいそう。。。

原作「指輪物語」にも興味津々だけど
映画を 見に行くなら あえて 読まずにいきたいです。

■ ロード・オブ・ザ・リング
2002年1月22日 22:01
SOW

>pipeさん

 ども(^_^)
 原作は読んでも読まなくても大丈夫だと思います。細かなところでわかりにくいところもありますが、映画のみでも充分です。観てよかったら原作をどうぞ。なんせ、まだ2作続きますので、それまでのつなぎにもなりますしね。

==

■ Black Stallion Returns
2002年1月1日 20:00
Varrick

皆さま、本年もよろしくお願いします。

さて、新年最初の映画音楽は何を聴かれましたか?

私は(自分のHPにもレビューを書きましたが)ベルギーから遂にCD化されたジョルジュ・ドルリューの傑作「Black Stallion Returns」を聴いています。
いや、やはり素晴らしい。

Varrick

■ 昨年はお世話になりました。
2002年1月1日 23:06
viola

Varrick さんは書きました:
>皆さま、本年もよろしくお願いします。
>
あけましておめでとうございます。昨年末からこのBBSに参加させて頂きましたが、皆さんに快くお仲間に加えていただけたことを感謝致しております。今年も宜しくお願い致します。

>さて、新年最初の映画音楽は何を聴かれましたか?
>
私はゴールドスミスの「カサンドラ・クロス」と「カプリコン1」を聴きました。中学生の時に観た映画ですが、どちらも正月の2日頃に観に行った記憶があります。条件反射とでも言いますか、いつの季節でもその季節に観に行った映画の音楽が聴きたくなります。この傾向は特に中・高校の頃に観た映画に強く現れる気がします。(私だけでしょうか?)この2枚のCDで私なりに中学生当時の正月気分を味わってみました。
ところで「カサンドラ・・」の愛のテーマ(It's all a game)ですが
CDでは日本版LPにギターが加わった演奏になっています。LPも各国版が発売されていたと思いますが、日本版以外の演奏はそうなっていたのでしょうか?(私は日本版のテーマを聴き慣れたせいもあり、CDのギターが邪魔に聞こえてしまいます)

■ カサンドラ・クロス
2002年1月2日 02:09
Varrick

viola さん
>あけましておめでとうございます。昨年末からこのBBSに参加させて頂きましたが、皆さんに快くお仲間に加えていただけたことを感謝致しております。今年も宜しくお願い致します。

こちらこそ、よろしくお願いします。

>私はゴールドスミスの「カサンドラ・クロス」と「カプリコン1」を聴きました。中学生の時に観た映画ですが、どちらも正月の2日頃に観に行った記憶があります。条件反射とでも言いますか、いつの季節でもその季節に観に行った映画の音楽が聴きたくなります。この傾向は特に中・高校の頃に観た映画に強く現れる気がします。(私だけでしょうか?)この2枚のCDで私なりに中学生当時の正月気分を味わってみました。

どちらも傑作スコアですね。「カプリコン1」は前回のゴールドスミスの来日コンサートで生演奏を聴くことができて感激でした。

>ところで「カサンドラ・・」の愛のテーマ(It's all a game)ですが
>CDでは日本版LPにギターが加わった演奏になっています。LPも各国版が発売されていたと思いますが、日本版以外の演奏はそうなっていたのでしょうか?(私は日本版のテーマを聴き慣れたせいもあり、CDのギターが邪魔に聞こえてしまいます)

おや、そうでしたっけ?サントラLPは日本、イタリア、フランス、アメリカから出ていますが、CD(これはイタリア盤だと思いますが)の演奏と異なるのには気付きませんでした(LPは持っていますが手元にないので確認できません)。
CD化のリミックスの際にギターの音が強調された、ということかも・・。
どなたか真相がわかる方いらっしゃいますか?

■ IT'S ALL A GAME
2002年1月2日 10:58
viola

Varrick さんは書きました:
>どちらも傑作スコアですね。「カプリコン1」は前回のゴールドスミスの来日コンサートで生演奏を聴くことができて感激でした。
>
私もこのコンサート、聴きに行きました。素晴らしかったです。エリック宮城のトランペットには少々がっかりしましたが。
個人的には「LOGAN'S RUN」と「トワイライト・ゾーン」が出色の出来だったと思います。(コンサートでは、単品のテーマ曲よりは、いろいろな曲想が現れる組曲的な楽曲の方が適しているのでは?と思います)
蛇足ですが、「カプリコン1」では変拍子の8分の5の部分が2+3であることが分かり、そうだったのか!と納得しました。(コンサートまでは私自信、3+2で感じていたのですが、ゴールドスミスは2+3で振っていました)

>CD化のリミックスの際にギターの音が強調された、ということかも・・。
>どなたか真相がわかる方いらっしゃいますか?

私、記憶違いかと思い本日両者を較べて聴いてみました。驚いたことに全く違うテイクの録音であることが分かりました。ギターが入っていないばかりか、ピッチ(カラオケのキーのような物)が違いました。ピッチが違うと言うことは調が違うと言うことです。当然、曲の雰囲気も変わってきます。(CDの方がよりイージーリスニングっぽい)
私はより映画音楽的なLP版の方が断然好きですが。

ここからは私の想像ですが、おそらくゴールドスミスはこのテーマ曲を数テイク録音していたのではないか?と思います。調を変えたり、使用楽器を変えたり、アーティキュレーションを変えたり・・・など。
(BMGから出ている「スターウォーズ」NEW HOPE のボーナストラックにもメインタイトルが10数テイク入っていますが、使用楽器、アーティキュレーションなどは各テイクで異なっています。さすがに調は変えていませんが)
CD化の際にテーマだけ別テイクのものが使用された(理由は分かりませんが)のではないか?と思います。

■ 別テイク?
2002年1月2日 20:40
Varrick

viola さんは書きました:
>私、記憶違いかと思い本日両者を較べて聴いてみました。驚いたことに全く違うテイクの録音であることが分かりました。ギターが入っていないばかりか、ピッチ(カラオケのキーのような物)が違いました。ピッチが違うと言うことは調が違うと言うことです。当然、曲の雰囲気も変わってきます。(CDの方がよりイージーリスニングっぽい)
>私はより映画音楽的なLP版の方が断然好きですが。

全く気が付きませんでした。
しかし、CD化の際に1曲だけ違うテイクのものに差し替えるというのも奇妙ですね・・。
私が認識していたのは確か日本盤のLPに入っているアン・ターケルの歌が他の各国盤には入っていない、ということだけでした。

■ アン・ターケル
2002年1月2日 22:40
viola

Varrick さんは書きました:
>全く気が付きませんでした。
>しかし、CD化の際に1曲だけ違うテイクのものに差し替えるというのも奇妙ですね・・。

私も他の国のサントラLPは聴いたことが無いのですが、イタリア版(その他の国も?)はLP版自体、愛のテーマが別テイクであったのかも知れません。だとするとCD化の際には一切手が加わっていないということですね。
因みにCD(イタリア版)は音程が約1音(長2度)低いです。先ほどピッチと書きましたがピッチの差で音程が半音以上ずれることは近代オーケストラではあり得ない(ましてや同じオケであればピッチの差はないはず)ので、やはり調性が違うと言った方が良いと思います。アマチュア・オケでその場で1音下げて演奏することは技術的にほぼ不可能なのですが、プロでは出来て当然なのですね。今更ながら感心させられました。

>私が認識していたのは確か日本盤のLPに入っているアン・ターケルの歌が他の各国盤には入っていない、ということだけでした。

そう云えば公開当時、O・ニュートンジョンが出演できなかったため、アン・ターケルの出演が決まったという噂がありましたが、これは事実だったのでしょうか?だとするとI'm still on my way は本来O・ニュートンジョンのために書かれた曲ということなのでしょうか?
私個人としては、あの歌はO・ニュートンジョンには全く合わないのではないか?という気がするのですが。

■ アン・ターケル
2002年1月3日 12:05
Varrick

viola さんは書きました:
>私も他の国のサントラLPは聴いたことが無いのですが、イタリア版(その他の国も?)はLP版自体、愛のテーマが別テイクであったのかも知れません。だとするとCD化の際には一切手が加わっていないということですね。

そうかもしれません。今度確かめておきます。

>因みにCD(イタリア版)は音程が約1音(長2度)低いです。先ほどピッチと書きましたがピッチの差で音程が半音以上ずれることは近代オーケストラではあり得ない(ましてや同じオケであればピッチの差はないはず)ので、やはり調性が違うと言った方が良いと思います。アマチュア・オケでその場で1音下げて演奏することは技術的にほぼ不可能なのですが、プロでは出来て当然なのですね。今更ながら感心させられました。

映画音楽の場合、あるシーンにどうしても合わない音楽が音程(調性?)を少し変えただけでピタリと合った、ということもあるようですね。

>そう云えば公開当時、O・ニュートンジョンが出演できなかったため、アン・ターケルの出演が決まったという噂がありましたが、これは事実だったのでしょうか?だとするとI'm still on my way は本来O・ニュートンジョンのために書かれた曲ということなのでしょうか?
>私個人としては、あの歌はO・ニュートンジョンには全く合わないのではないか?という気がするのですが。

O・N・ジョンの話は知りませんでしたが、アン・ターケルは映画製作当時に主演のリチャード・ハリスと結婚していたので、ハリスのコネで出演した可能性大です。ハリス主演の「殺し屋ハリー」というジョン・フランケンハイマー監督のくだらないアクション映画にもアン・ターケルが出てました。
ところで、この歌は日本盤だけでなく、フランス盤、イタリア盤LPにも入っていますね。まあ、あまり印象に残らない歌ですが。

==

250 ■ 掲示板の不具合の件
2002年1月7日 18:00
Varrick

1月4日午後より1月7日午前にかけて、フレッシュアイ側で掲示板への投稿ができないという不具合が発生したそうです。
現在は復旧しています。
この間に書き込みをされようとした方々にはご迷惑をおかけしました。

Varrick


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