Bulletin Board Service
「映画」掲示板 Part 2
掲示板の不具合は修正されました。
「さすらいのカウボーイ」コレクターズ・エディションDVD
TV版吹替音声収録のDVD
DVD映画出演者募集
「フォーガットン」してしまいたい…。
大木民夫氏
松本晃彦は映画のサントラはどのくらい手掛けているの?
スタジオ・クラシック・シリーズ
刑事マディガン
「ダニー・ザ・ドッグ」DVD 日本語吹替
オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション
ついに「大統領の陰謀」の吹替が?
『ワイルド・ギース』DVDがリリース
撮影現場に行ってきました
吹替コラムの終了
武藤礼子さん
フィリップ・ノワレ氏
デニーロ好きです
ニュー・オリンズ・トライアル
アラン・ドロン=野沢那智
「冒険者たち」製作40周年記念エディション・プレミアムDVD
自主映画のキャスト募集
リメイクの話:『暁の出撃』『探偵・スルース』
リメイクの話:『サブウェイ・パニック』
マリオン・コティヤール 祝オスカー受賞
応募締め切り間近!「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2008」長編・短編コンペティション
爆音映画祭
広川太一郎氏死去
チャールトン・ヘストン死去
*++ 掲示板の不具合は修正されました。 ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2005 4/29(金) 13:28:15
「映画」掲示板の調子が悪かったのですが、回復しました。
ご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。
Varrick
*++ 「さすらいのカウボーイ」コレクターズ・エディションDVD ++*
[1] woodstein 2005 4/30(土) 15:22:58
当初予定より2週間遅れの4月20日に映画「さすらいのカウボーイ」コレクターズ・エディションDVDが発売されました。もっとも、この映画のDVDは既にディレクターズ・カット版が発売されているので、特典を付けた再発という、以前に私が「続・夕陽のガンマン」DVDの項で申し上げた腹立たしいパターンでの発売に該当します。特典盤DVDには故山田康雄氏の吹替版も収録されているので、既発版購入者の中には忸怩たる思いの方もおられるのではないでしょうか。さて、このコレクターズ・エディションの目玉の一つとして「さすらいのカウボーイ」初音源化サウンドトラックCDの添付があります。ですが、収録時間が約23分ということ、またオリジナル音源紛失のためフィルムからトラックを起こしたこと等を考えると、よほどこの映画のファンの方でない限り、このCDだけを目当てに本DVDセットを入手するまでもないように私には思われました。5,985円と高額でもありますし。ただ、添付の復刻版プログラム・チラシ等の資料はとても充実しており、いわゆる6〜70年代のアメリカン・ニューシネマのファンにとっては必携の一組といえるかもしれません。
*++ TV版吹替音声収録のDVD ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2005 4/29(金) 13:34:09
ヒッチコックの『間違えられた男』のDVDを見ました。
ヘンリー・フォンダの声を小山田宗徳氏が吹替えているTV版の音声が収録されていますが、ひとつ気になるのがオリジナルと違う音楽が入っていることです。
オリジナルにはバーナード・ハーマンのアンダースコアが入っているのですが、TV放映時に勝手にジェリー・ゴールドスミスの『いつか見た青い空』のスコアにすり代えられており、それが日本語音声にそのまま残っているのです。
昔はTV放映時にスタッフの判断でこういう音楽のすり代えがよく行われていたようですが、オリジナルに対する冒涜以外の何物でもないでしょう。
[2] woodstein 2005 5/24(火) 09:22:53
>Varrickさん
かつてTVドラマ「ベン・ケーシー」のオープニング・テーマ曲は日本放送版と米国オリジナル版とは異なっていましたが、その事実を知った時点では既に日本放送版のテーマ曲が耳に付いていたので、かえって米国版のテーマ曲に違和感を覚えました。曲自体も日本版の方が良かったりして…。それはともかく、Varrickさん御指摘の如く、音楽のすり替え(というよりも、原音の上にかぶせた?)自体は好ましくないことであるとしても、そのような行為がかつてなされていたことをそのままDVDに収録してその証拠を残していることは、たとえこのすり替えの事実をDVDのプロデューサーが知らなかったにせよ、とても意味のあることだと思います。負の遺産でも、遺産は遺産ですから。でも、なぜ日本放送版製作者は勝手に別の音楽の入れたのでしょうか。普通に考えれば「演出上の効果」ということなのでしょうが、余計な手間をかけただけと思えなくもありません。とにかく未見ですので、いずれ本DVDを入手し、御指摘の点に留意しつつ観てみたいと思いました。あと蛇足ですが、以前、ネット・オークションで「いつか見た青い空」の国内盤CD(SLC製)に1万円の言い値が付けられていたのには驚かされました。輸入盤はいまだに2,500円程度で、店頭で売られているというのに。
ところで、「オリジナルに手を加える」というのは、割と深く、かつ大きなテーマですね。「冒涜」という語が、キーワードということになりますか。
[3] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2005 5/28(土) 16:52:41
>woodsteinさん
海外TVドラマの主題曲が日本語の歌に差し替えられることは昔からよくありましたね(「サンダーバード」「キャプテン・スカーレット」等ジェリー・アンダーソンのシリーズとか)。
そのようなケースはさほど問題ではないと思いますが、前述の『間違えられた男』のように劇伴音楽を差し替えるというのはオリジナルの監督や作曲家の意図を全く無視した行為であり、どんな理由があったにせよ私には冒涜としか思えません。
これはバーナード・ハーマンのスコアがあまりに抑制されており(英語でいうSubtle)当時の日本の視聴者には高度すぎるので、よりわかりやすくベタなスコアに差し替えたほうが(低レベルな視聴者たちの)理解が深まる、というTVスタッフの驕りの現れだったように思います。
[4] woodstein 2005 6/ 6(月) 12:34:53
>Varrickさん
かつて、映画「ビッグウェンズデー」が最初に劇場公開されたときに、日本の配給会社側で勝手にオリジナルと異なる日本語のエンド・テーマ曲(歌)を挿入してしまい、批判が集中しました。このときは、映画本編を観終わった後の余韻をズタズタにする様な出来の曲であり、分かり易かったのですが。
エンニオ・モリコーネ曰く「サウンドトラックは映画の奴隷」。ということで、映画音楽(ここでは劇伴音楽のこと)は、須く監督等の製作者の意図で映像に付随せらるるものであり、他の者がみだりに改変すべきでないのは映画音楽作家の考え方なのでしょう。
映画をTV放送する際に、放送時間や画面のサイズにあわせるために行われる場面・映像のカットや、我々が愛してやまない吹替も、オリジナルに手を加えるという意味では冒涜ということになるのでしょう。このとき、TV放送するための方便としての改変と、そこから逸脱した過剰な改変とは罪の度合いが違うという見方も出来ますし、また、劇伴音楽の変更は、映画作家の映像表現の根幹に関わるものであるから、カット・吹替とは意味が違うという見方も出来ます。それ以外の見解があるだろうことも含めて、Varrickさんの考えをもう少し詳しく教えて下さい。
[5] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2005 6/ 9(木) 13:06:34
>woodsteinさん
吹替に関しては、TVの二ヶ国語放送の場合は原語か日本語、DVDの場合も字幕か吹替音声をユーザが選択できるわけですから、実質的な弊害はないと思います(逆に吹替版の方がよいと考えている人も多くいるわけですし)。TV放送枠に合わせたカットについては、映画ファンとしてはできれば避けてほしいものですが、局側としては放送時間の制限等がありやむを得ないという事情があると思います。それよりも、やはり劇伴音楽を別のものに勝手にすり替えることの方が罪が重いと思います(最近はほとんど行われていないと思いますが)。そもそもそんなことをする必要がないことを敢えてやっているわけで、映画音楽ファンとしては非常に腹立たしいことだと感じます。
*++ DVD映画出演者募集 ++*
[1] 映像製作組ターゲット 2005 6/11(土) 12:37:48
突然の書き込みで失礼致します。
「伊達直斗と冨田憲子のブロードバンド!ニッポン」公開書類選考を行います。
DVDコメディドラマ3部作に、特別に追加キャストを募集します。
☆
募集内容:DVDドラマの出演者。
☆ 応募資格:7歳から25歳までの明るく健康な女性(未成年の方は保護者の
同意が必要)。お芝居を真面目にやる気がある方。
プロダクション等に所属していない方。
☆
選考方法:ニッポン放送「ブロードバンド!ニッポン」内で写真と書類選考。
合格者のキャラクターによって役を設定します。作品の内容と
キャラクターが合った方がいれば、5〜6名。明るさ重視!
書類選考合格者は後日面接。
☆
発 表 :2005年6月30日(木)18時から21時
「伊達直斗と冨田憲子のブロードバンド!ニッポン」番組内。
URL http://www.lfx.jp/ (インターネット動画付き番組)
☆ 募集締切:2005年6月28日(火)必着。
☆
合格後 :ドラマ出演者として参加して頂きます。
☆ 応募方法:履歴書に住所、氏名、電話番号、上半身と全身の写真、趣味、
特技、身長、体重、スリーサイズ、200文字以内で
自己アピールできる文章、もしあれば芸歴を添えて郵送。
☆
条 件 :東京近郊での撮影に通える方。
☆ 企画内容:ドタバタコメディ3部作。
お色気シーンはありません。
☆
応募先 :〒107ー8880
赤坂郵便局 局留 「伊達直斗主演DVD映画キャスト募集」係
★
応募して頂いた写真等は返却できません。
★ 電話等による質問等は一切受け付けていません。
★「ブロードバンド!ニッポン」他、公の場で写真・お名前・趣味や特技等の
プロフィールを公開されても大丈夫な方。
★
6月30日当日、ご覧になれなかった方のために、合格のご連絡は後日
電話連絡をさせて頂きます。
★
ドラマ撮影終了後も所属する道も開けるかも?※入所金等は一切ありません。
管理人様 不適切なようでしたら削除をお願い致します
*++ 「フォーガットン」してしまいたい…。 ++*
[1] クープ 2005 6/12(日) 23:33:56
このページをご覧の賢明なる諸氏にはこのような暴挙をなされることはあり得ないと確信いたしますが、私のような邪悪な映画ファンにとりましては、「見たら結構拾いもんやったよ…。」ってなひと言が言ってみたくて何の予備知識も無くレイト上映などに飛び込んでしまうのですが、今回もやってしまいました。「フォーガットン」ですが、リチャード・マチスンの小説「蒸発」辺りのサイコ・スリラーを期待し見たのですが、上映途上より、「えっ!そこに落としていくの?」ってな展開になり、あとは○※×#△□…でした。CMのシーン等は心象描写なのかと思っていたのですが、まんまでした。タイトル通り、お金を払って見た事を忘れてしまいたくなる作品でした。
[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2005 6/18(土) 12:32:33
>クープさん
この映画は数ヶ月前に海外出張に行く際の飛行機の中で見ました。このHPのFilm
Reviewに書こうかなと思ったのですが、あまりのくだらなさに書く気力が失せてしまい、今まで失念していました。警告できたかもしれませんね…。
仕事の関係で試写等でかなりの新作映画は見ているのですが、レビューを書いている暇がなく、HPにはあまり掲載していません。このBBSで質問していただければ既に見ていてコメントできるかもしれませんので、今後ともご利用ください。
*++ 大木民夫氏 ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dionm.ne.jp 2005 7/17(日) 15:23:48
ヨーロッパ・コープ作品「ボン・ヴォヤージュ」のDVDが6月24日より発売・レンタルされています。
この作品のDVD日本語吹替収録作業に立ち会ったのですが、その際に昔からのファンだった大木民夫氏にお会いしてご挨拶しました。「パットン大戦車軍団」のジョージ・C・スコットや、ホラー映画でもクリストファー・リー、ピーター・クッシング、ヴィンセント・プライスといった名優の吹替、「キャプテン・スカーレット」のミステロンの声等で有名な大ベテランです。
この「ボン・ヴォヤージュ」でも氏の名演が楽しめます。
因みにこのDVDの吹替スタッフ・キャストは以下の通りです。
■日本語版制作スタッフ
プロデュース: 今井淑恵(アスミック・エース エンタテインメント)
翻訳: 高部義之
演出: 佐藤敏夫
調整: 山本洋平(ACスタジオ)
録音: ACスタジオ
ACクリエイト制作部担当: みさわあやこ
■吹替キャスト
ヴィヴィアンヌ: 安藤麻吹
ボーフォール: 土師孝也
フレデリック: 平田広明
カミーユ: 甲斐田裕子
ラウル: 咲野俊介
アレックス: 佐々木 敏
コポルスキ教授: 大木民夫
ブレモン: 仲野 裕
ジラール: 辻 つとむ
ジャクリーヌ: 西海真理
アルベソー夫人: 二宮弘子
弁護士: 小島敏彦
アルペル: 五王四郎
アルペルの甥: 桐本琢也
老人: 松井範雄
母: 竹村叔子
娘: 沢谷有梨
アルベール: 古川伴睦
モリス: 高瀬右光
ラウルの友人: 杉野博臣
店員: 川口圭子
秘書1: 深尾眞理
秘書2: 矢野裕子
秘書3: 星野貴紀
刑事: 風間秀郎
カフェの女1: 杉崎菜穂子
カフェの女2: 戸田亜紀子
[2] woodstein 2005 7/22(金) 21:04:30
大木民夫氏というと、Varrickさんも挙げられておられましたが、最近ではDVD Boxとして発売された映画『スターウォーズ
エピソード4『新たなる希望』のターキン総督役のピーター・カッシングの吹替が印象的でした。近年の新録吹替には不満のあるものも多いことは以前にも申し上げましたが、氏のようなベテランが一人でも加わっていると何となく吹替作品全体が引き締まるような感じがするので、まだまだ現役で仕事を継続して欲しいものです。さて、大木民夫氏が吹替を担当した作品で特に印象深かった映画は、『スニーカーズ』と『デーヴ』でした。まず、前者はロバート・レッドフォードを野沢那智氏、シドニー・ポワチエを田中信夫氏と、まあフィックスといっていい配役で大木氏はベン・キングスレーを担当していましたが、敵役としての嫌らしさ、そして哀れさを見事に演じていました。ジェームズ・アール・ジョーンズの大平透氏も良かったことを付け加えておきます。また、後者の吹替版は名盤です。ケビン・クラインの納谷六朗氏は一世一代の名演技、ケビン・ダンの富山敬氏も素晴らしかったですが、大木氏のフランク・ランジェラ(そういえば、この人もドラキュラ俳優)はその役柄を本当に憎々しく思える名演で、この名盤を支えていました。両作品のDVDとも廉価で入手できるので、未見の方は是非!
*++ 松本晃彦は映画のサントラはどのくらい手掛けているの? ++*
[1] ズルティン 2005 11/ 5(土) 17:50:00
知りたいと思います。
*++ スタジオ・クラシック・シリーズ ++*
[1] woodstein 2005 4/19(火) 14:02:03
今月FOX
DVDは、未発売・既発売のクラシック映画を60タイトル寄せ集めて、新たに「スタジオ・クラシック・シリーズ」なるものをニュー・パッケージ仕様でリリースしました。初DVD化作品は13タイトルで、吹替収録があるのは「ポケット一杯の幸福」「飛べ!フェニックス」「女房の殺し方教えます」「野のユリ」「旅路」などですが、この中で私が特に楽しみとしているのは「女房の殺し方教えます」の吹替です。というのも、ジャック・レモンの吹替が愛川欽也氏フィックスというのは余りにも有名ですが、実際にその吹替作品を観た記憶は殆どなく、また世に出ているジャック・レモン出演作DVDで愛川欽也氏吹替のものが見当たらない(もしあれば、教えて欲しいのですが)ので、私にとっては幻の吹替となっているからです。ただ、このシリーズのDVDは1枚の値段が4,179円と新作並みに高価ということもあり、古い作品のDVDは廉価で購入することに慣れた私としては、即、手を出すことには多少躊躇しております。もっとも、実際に店頭で見たところ、このシリーズのDVDは上記の定価はあってないようなもので、すでに20%off、あるいは1,000円offなどしている販売店もありますので、まあ入手を急ぐこともないと考えております。
[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2005 4/27(水) 18:44:27
>woodsteinさん
掲示板の調子がおかしく、しばらく書き込みできませんでした。
愛川氏のジャック・レモンは「お熱いのがお好き」のDVDに吹替音声が入っていますね。
[3] woodstein 2005 12/18(日)
12:51:17
このシリーズの出版作品数もこの年末という時期になるとかなり充実して100を超えてしまい、また、当初は少なかったのですが、後半になって出版されたものに関しては吹替収録作品の比率も多くなってきました。詳細(というほどでもないですが)は季刊誌「スターログ日本版」最新号(12月段階での)の「吹替劇場エクストラ」の項に記載されているので、そちらを参照して欲しいと思いますが、旧録の吹替ファンにとっては嬉しいことです。
さて、前回の書き込みでは、このシリーズのDVDは1枚の値段が4,179円と新作並みに高価ということもあり、古い作品のDVDは廉価で購入することに慣れた私としては、即、手を出すことには多少躊躇している旨を申し上げました。その後ですが、例えば、HMVでは20%offで販売されていますが、ビックカメラやヨドバシカメラのような家電量販店では、ほぼ1枚の値段で2枚のDVDが購入できます。これらの店は、ポイントカードも採用しており、実質的には定価の半額以下で購入できることになるので、かなりお得です。まだこのことを御存知でなければ、是非参考になさってください。
*++ 刑事マディガン ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2005 11/27(日) 15:44:27
ドン・シーゲル監督の傑作ポリスアクション「刑事マディガン」が日本で初DVD化されました(ユニバーサル
UNKD-25403)。しかもいきなり980円の廉価版リリース。しかも日本語吹替入り(クレジットはないですが、リチャード・ウィドマーク=菅生隆之、ヘンリー・フォンダ=大木民夫、他)。ドン・コスタ作曲のスコアもかっこいい!
[2] woodstein 2005 12/18(日) 12:50:27
表題とは異なる話題ですが、あえてこの項に書き込みさせて頂きます。ユニヴァーサル版DVDの吹替についてです。以前に映画『アレキサンダー』のCDに関する項で、映画『黄昏』及び『ミッシング』のDVDに関して、ユニヴァーサル版(のDVD)としては珍しく吹替も収録されているとしましたが、これは不的確な表現でした。詳しくは季刊誌「スターログ日本版」Number.24の「吹替劇場エクストラ」の項に記載されているのですが、最近のユニヴァーサル版DVDでは吹替を新規録音して収録することが多いそうです。この『刑事マディガン』の場合もそうですね。
そういえば、春頃『ウィンチェスター銃'73』等数種類のジェームズ・スチュワート主演の西部劇映画が廉価盤DVDとして発売されたので購入しようとも思ったのですが、浦野光氏の吹替版ではなかったため、購入を思い止まっていました。まあ新録が悪いとはいいませんが、やはり私のように過去の吹替の達人たちの話芸を堪能したい者にとっては、昔の吹替音源を収録してもらいたいものです。大袈裟な言い方をすれば、文化遺産ですから(ただ、映画『シノーラ』のDVDは昔の吹替音源を収録した模様。イーストウッド=故山田康雄氏)。DVDに音声は何種類も収録できるはずですから、旧録と新録を両方収録ということにしてくれたらと思います.現に『ラスト・コンサート』など、そのようにしているDVDもありますし。でも、そんな面倒くさいことを日本のメーカーがやるとは、とても思えないですよね。
[3] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2005 12/20(火) 10:34:22
>woodsteinさん
私も「刑事マディガン」のDVDに日本語吹替音声が収録されていると知って、TV放映時のものを使っていると思ったのですが、実際に見ると新録音だったので驚きました。最初から980円の廉価版で出すDVDにわざわざ新規に費用をかけて吹替を録音しなおしているわけですから。
TV放映時の吹替は、私の記憶ではリチャード・ウィドマーク(大塚周夫)、ヘンリー・フォンダ(内田稔)、ハリー・ガーディノ(羽佐間道夫)、ジェームズ・ホイットモア(久米明)だったと思います。できればこちらを収録してほしかったですね。
*++ 「ダニー・ザ・ドッグ」DVD 日本語吹替 ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2006 1/ 1(日) 00:38:19
ジェット・リー主演のヨーロッパ・コープ映画「ダニー・ザ・ドッグ」のDVDが1月13日にリリースされます。
このDVDの日本語吹替収録に立ち会ったのですが、吹替キャストには私の個人的な希望により、モーガン・フリーマン=坂口芳貞氏、ボブ・ホスキンズ=青野
武氏をお願いしました。
お二人とも見事な演技でしたが、特に全編を通して怒鳴りっぱなしのホスキンズを吹替えた青野氏の名調子には圧倒されました。これは吹替洋画ファン必聴だと思います。
映画自体も素晴らしい出来でしたが、是非日本語吹替音声の方もお楽しみください!
Varrick
*++ オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2006 3/14(火) 02:48:17
別の話題でも少し書きましたが、新しい話題としてご紹介しておきます。パラマウント ホーム
エンタテインメントジャパンが2月にリリースした「オリエント急行殺人事件」のスペシャル・コレクターズ・エディションDVDには、特典として新たに製作されたメイキング映像が収録されており、作曲家リチャード・ロドニー・ベネットへのインタビューも見ることが出来ます。列車が疾走するシーンに優雅なワルツを付けた経緯等を語っており、実に興味深いです(サントラCDのレビューは、このHPのリチャード・ロドニー・ベネットのページをご参照願います)。
監督のシドニー・ルメットや、プロデューサー、出演者(マイケル・ヨーク、ジャクリーン・ビセット、ショーン・コネリー)、更にはアガサ・クリスティの孫へのインタビューも含まれており、非常によく出来たメイキングとなっています。クリスティの孫によると、彼女は映画の完成時も存命で、プレミア上映に出席し、映画の出来にも非常に満足していたそうです。監督のルメットが当初ポワロ役に考えていたのがアレック・ギネスとポール・スコフィールドというのも面白いですね。
またこのDVDには1980年11月2日にテレビ朝日「日曜洋画劇場」で放送された日本語吹替音声(欠落部分は追加で新録音)が収録されています。
吹替キャストは以下の通り(TV放映時声優/追加録声優):
アルバート・フィニー(田中明夫/塾 一久)
ローレン・バコール(楠
侑子/谷 育子)
マーティン・バルサム(富田耕生)
イングリッド・バーグマン(水城蘭子/園田恵子)
ジャクリーン・ビセット(鈴木弘子)
ジャン=ピエール・カッセル(小川真司)
ショーン・コネリー(近藤洋介)
ジョン・ギールグッド(塩見竜介)
ウェンディ・ヒラー(川路夏子)
アンソニー・パーキンス(西沢利明)
バネッサ・レッドグレーブ(小沢佐生子)
レイチェル・ロバーツ(中西妙子)
リチャード・ウィドマーク(大塚周夫)
マイケル・ヨーク(納谷六朗)
ジョージ・クルーリス(松村彦次郎)
コリン・ブレイクリー(村越伊知郎)
デニス・クェリー(小林清志)
*++ ついに「大統領の陰謀」の吹替が? ++*
[1] woodstein 2006 3/ 5(日) 14:34:02
また、個人的な好みについての書込みですが、ご容赦を。5月12日にワーナーホームビデオから旧作8作品のDVDが発売されますが、その中に当該作品のタイトルが含まれていました。さっそくワーナーホームビデオのHPで確認してみたところ、音声に「日本語」と表示されていました。ということは、あの広川太一郎=レッドフォードと野沢那智=ホフマンの名演が堪能できるのでは?と今から楽しみにしています。同時に「狼たちの午後」も発売されるのですが、こちらも野沢那智=パシーノの名演が収録されていることを期待しています。
ところで、以前にも述べましたとおり、今回も色々な特典を付けての、しかも高額での再発という最も気に入らないパターンでの発売ですが、何かこの商法が定着してきたようでとても不愉快です。特に「大脱走」のDVDに関して言えば、カスタマーを舐めているとしか思えません。もっとも、その3パターンを全て購入してしまった私も私ですが…。
[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2006 3/ 9(木) 02:06:14
>woodsteinさん
「大統領の陰謀」がTV版の吹替収録だと快挙ですね。
ワーナーが最近出したサム・ペキンパーのBox
Setは「昼下がりの決闘」「砂漠の流れ者」「ビリー・ザ・キッド
21才の生涯」がTV吹替入りでした(なぜか「ワイルドバンチ」のみ吹替音声無しだったのが残念ですが)。特に「昼下がりの決闘」は、ジョエル・マックリー(小林昭二)、ランドルフ・スコット(黒沢
良)の吹替が見事でした。
あと、パラマウントが出した「オリエント急行殺人事件」もTV吹替入りですね。
[3] woodstein 2006 3/10(金) 14:13:01
>Varrickさん
そもそも、私が本サイトの掲示板に登場させて頂いた最初の話題は、この「大統領の陰謀」の吹替が自分の好みであった旨でした。それだけ思い入れがあるのは、この映画のテレビ放送がそれまでの私の吹替に対する考え方を一変させたからです。昭和50年代前半、私は「ロードショー」誌を購読していたのですが、その当時の読者諸兄の隠れた共通認識がテレビで映画を放送する際に吹替が施されるのは不愉快である、というように私には感じられていました。その頃から私は劇場で(といっても、主に名画座でしたが)映画を観始めたこともあり、漠然とそんなものかと思っていました。
そのような時期に、この「大統領の陰謀」がTBSテレビの「月曜ロードショー」で放送されたのですが、まず本編が始まる前の故・荻昌弘氏のコメントに感心させられました。劇場公開されたときは、字幕がワシントン・ポストの編集室のセットの天井の白さにかぶって読みづらかったのに加え(当時、字幕は縦書き)、字幕の伝えるセリフの情報量も十分ではなかったので、映画の内容がよくわからなかった人もいたかもしれないが、今回は吹替なのでそのような不満もないという旨のお話でした。そのような吹替の効用について全く意識していなかったので、かなりびっくりさせられながら続けて本編も観たのですが、その吹替がまた名演だったので、私の吹替に対するマイナスイメージは払拭されました。
以上は私の若かりし頃の思い出ですが、これでなぜ私のハンドルネームがwoodsteinなのか、もしかしたら分かって頂けるのかな?
[4] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2006 3/11(土) 01:55:05
>woodsteinさん
ハンドルネームの由来がわかりました。
因みに私のVarrickはどこから取ったかわかりますか?
[5] woodstein 2006 3/11(土) 15:37:22
>Varrickさん
おそらく、ドン・シーゲル監督作品の映画『突破口!』でウォルター・マッソーが演じたチャーリー・ヴァリックが由来だと思われますが、いかがでしょう。この映画の存在自体は昔から知っていたのですが、どうも機会に恵まれずに未見です。DVDが発売されればいいのですが、公開当時に興行的に成功したわけでもなく、また作品の存在自体も何となく地味なのでどうなりますことか。
ところで、このサイトの内容から感じられるのは、Varrickさんがドン・シーゲル監督のファンであるということですがどうなのでしょう。それにつけても、どうも日本ではドン・シーゲル監督の評価が低いような気がしてなりませんが、私の気のせいでしょうか。
[6] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2006 3/12(日) 00:46:50
>woodsteinさん
ご名答です! お察しの通り、私はドン・シーゲル監督のファンで、彼の作品中でも「突破口!」は一番好きな映画です。輸入版のLDを保有しており、何度見直したかわかりません。ドン・シーゲルは、評価が低いというより、そもそも日本では「知る人ぞ知る」存在で、彼の弟子にあたるサム・ペキンパーの方がずっと有名だと思います。ペキンパーのDVDボックスが出ても、ドン・シーゲルのは出ませんから(是非出してほしい……)。
余談ですが、ブライアン・ヘルゲランドが監督したメル・ギブスン主演の「ペイバック」という映画には「Varrick」という名前のバーが登場します。この映画にはヘルゲランドのシーゲルやペキンパーに対するオマージュが強く感じられ、私もお気に入りの作品です。
[7] woodstein 2006 3/13(月) 09:47:10
>Varrickさん
『大統領の陰謀』からハンドルネームへと話題が少しそれました。Varrickさんはお分かりになったようですが、この掲示板を読んでおられる他の方々に補足させて頂きますと、レッドフォードが演じた役柄はボブ・ウッドワード(Bob
Woodward)、ホフマンがカール・バーンスタイン(Carl
Bernstein)で、その二人の名字を合わせたウッドスタイン(woodstein)が、この二人のコンビ名として呼ばれていたと原作本に記載されていましたので、それに因みまして付けさせてもらっている次第です。映画の中でもジェースン・ロバーツ(ブラッドリー編集主幹役)が、二人を「ウッド!」、「スタイン!」と呼びつけるシーンがありました。
ところで、前回の書き込みの後に、このサイト内に「ダーティ・ヒーローを描く名手たち」という項があり、その中でVarrickさんがドン・シーゲル監督について熱く語っておられたことを知りました。話題がダブって申し訳ありませんでした。実は、ドン・シーゲル監督については「クリント・イーストウッドの出演作を割りと多く撮影している監督」というのが、数年前までの私の認識でした。リアルタイムで観たのは『アルカトラズからの脱出』(渋谷東急レックス)と『ラフカット』(日比谷映画劇場)ぐらい、それ以外でも『ダーティ・ハリー』と『ラスト・シューティスト』をTVで観たぐらいで、それほど気になる存在でもなかったのですが、この数年『突撃隊』『刑事マディガン』『マンハッタン無宿』『真昼の死闘』といった作品をDVDで観ることができ、その手腕の非凡さを認識させられるに至っていました。こうなると、Varrickさん切望の如く、『突破口!』をはじめとした他の旧作もDVD化して欲しいものです。
最後に蛇足ですが、映画監督では私は、シドニー・ルメットのファンです。ですから、数日前にVarrickさんから紹介のあった『オリエント急行殺人事件』のDVD発売は嬉しかったですし、5月12日の『狼たちの午後』の吹替収録版発売もとても楽しみです。
[8] woodstein 2006 6/11(日) 01:47:57
また、少し体調を崩してしまいました。御無沙汰して申し訳ありません。
さて、『大統領の陰謀』のDVDを購入し、本編と特典の両DVDを観ました。吹替の素晴らしさについては、かなり語ったと思われるので、今回はそれ以外のことに触れてみます。
この手の2枚組DVDの特典盤に収録されている内容はメイキング、スタッフ・キャストのインタビューと相場が決まっている感があり、中には愚にもつかぬ内容のものも数多くあるのですが、そのような凡百の特典盤とは一線を画する充実した内容がここにはあります。というのも、ボブ・ウッドワード、カール・バーンスタイン、そしてブラッドリー編集主幹本人が登場して、インタビューに応じ、ウォーターゲート事件を明るみに出来た意義のみならず、その後から現在に至るまでのマスコミの報道姿勢の変容についても言及されており、とても興味深かったです。公開から30年を経過しましたが、『大統領の陰謀』は現代の我々に失われている何かを思い起こさせる映画として、再見、再評価されるべきだと私も思いました。Varrickさんを初めとして、数多くの方々にぜひ観て頂きたいと願っております。
[9] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2006 6/15(木) 11:08:42
>woodsteinさん
ご無沙汰してます。体調を崩されていたようで、大変でしたね。御自愛ください。
『大統領の陰謀』DVD見ました! 本編の副音声に収録されているレッドフォードのコメンタリーが非常に興味深かったです。彼がコメンタリーで「今でも自慢できる」と語っている6分間の長廻しショット(デスクで複数の電話をかけて手がかりを集めていくウッドワードにゆっくりとカメラが寄っていくショット)が素晴らしい。今回見直して初めて気付いたのですが、このショットはスプリット・ジオプターを使って前景のレッドフォードと背景でTVを見ている同僚たちの両方にフォーカスを合わせているのですね。
特典映像のインタビューも貴重ですね。最近正体を明かしたディープスロートに関するドキュメンタリーまであり、非常に充実しています。
*++ 『ワイルド・ギース』DVDがリリース ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2006 7/22(土) 17:26:50
アンドリュー・V・マクラグレン監督による“傭兵もの”アクション映画の傑作『ワイルド・ギース』のDVDが遂に日本でもリリースされます(9月22日発売/販売元:
東北新社)。リチャード・バートン、リチャード・ハリス、ロジャー・ムーア、ハーディ・クリューガーという男くさいキャストも魅力ですが、ロイ・バッドによる豪快なスコアも素晴らしかったですね。日本語吹替が収録されていないのがちょっと残念(因みに、私の記憶ではTV放映時の吹替キャストは、バートン=田口
計、ハリス=天田俊明、ムーア=広川太一郎、クリューガー=中田浩二だったと思います)。
*++ 撮影現場に行ってきました ++*
[1] イサム 2006 9/14(木) 12:26:55
私は海外の現場は体験してません,でも映画全盛期の東映や大映は見学しましたフランスの現場は私たちの素人は無理ですね、サムライ(ドロン)の色,カメラなどが気に入りフイルムノアールとは、、少しは分かりましたが,サムライのドロンがメトロを乗り降りして捜査人を眩ます場面は気に入り自分がパリに何つた時実際にやりましたふーん,なるほど,と思いました今,水野晴夫さんがシベ超を撮つておられます現場が見たいですね。
*++ 吹替コラムの終了 ++*
[1] woodstein 2005 12/31(土) 10:47:46
とりみき氏の吹替に関する書籍については、以前この掲示板に書き込みさせて頂きましたが、その元となっていた「映画秘宝」誌中のコラム「広川太一郎主義」の連載が終了してしまいました。最大の理由は「映画秘宝」の誌面刷新に伴ってということなのですが、他に膨大な情報量にコラムの文字数が足りない事、そしてネットでは既に吹替に関するサイトが充実してきたという事もあるとのことでした。私としては、吹替に関する情報を、これと季刊誌「スターログ」の「吹替エクストラ」に頼っていただけに残念です。蛇足ですが、現在出ている「スターログ」Number27の「吹替エクストラ」は、とても面白いです。立ち読みでもいいですから、一読を勧めます。
ところで、どなたか吹替に関するサイトを何かご存知ですか。
[2] 飛行鬼 2006 10/24(火) 22:27:25
洋画吹替えサイトをご所望ということ。
いくつか著名所を挙げます。
「吹き替え堂」(掲示板あり)
「吹替映画CLUB」(掲示板あり)
「自称納谷悟朗後援会日誌」(掲示板あり)
「りおなのVIVA!WIDESCREEN」(掲示板あり)
「アラン・ドロン、吹替、加藤和彦、きたやまおさむ のページ」(掲示板あり)
「広川太一郎データベース」(過去掲示板あり)
データベース
「吹き替え版洋画の小部屋」
「ビデオ洋画吹き替えリスト」
「新・ビデオ洋画吹替リスト」
「かねごんの寝床」
Googleで検索してください。
[3] 飛行鬼 2006 10/24(火) 22:42:50
悪名高き2チャンネルでは
「懐かしい洋画の吹き替え PART5 」
ttp://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/kinema/1160379788/l50
「吹き替えファン集まれ〜! PART33」
ttp://tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1157430338/l50
「外画(洋画)吹き替え系声優雑談スレ9 」
ttp://anime.2ch.net/test/read.cgi/voice/1134464719/l50
[4] 飛行鬼 2006 10/24(火) 22:48:34
ひとつ忘れてました。
「吹替交流板
クリックで吹替情報板へ」
Googleで検索してください。
[5] 飛行鬼 2006 10/24(火) 22:59:14
更新止まってますが、
「テレビの中の映画館」
*++
武藤礼子さん ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2006 11/10(金)
19:31:43
武藤礼子さんは、エリザベス・テイラーの吹替で有名な声優さんですが、私には『オーメン』『テレフォン』『メドゥーサ・タッチ』等でのリー・レミックの吹替が強く印象に残っています。武藤さんの知的で、かつ可憐さを感じさせる声はレミックのイメージにぴったりでした。私が武藤さんの訃報(10月29日)を新聞で見たのは、最近廉価版DVDが発売された『エアポート'80』で、ヒロインのスーザン・ブレイクリーを吹替えられているのを見た直後だったので、非常に驚きました。享年71歳とのことですが、いつまでも若々しく美しい声の持ち主だったと思います。ご冥福をお祈りします。
*++ フィリップ・ノワレ氏 ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2006 11/26(日) 19:53:50
「ニュー・シネマ・パラダイス」の映写技師アルフレード役等で知られるフランスの名優フィリップ・ノワレ氏が11月23日、癌のために亡くなりました。享年76歳。私は仕事で関わったフランス映画の取材時に、カンヌ映画祭でノワレ氏にお会いしたことがありますが、実に粋な紳士でした。私が日本から持参したプレゼントに喜んでくれていたことを懐かしく思い出します。ご冥福をお祈りします。
*++ デニーロ好きです ++*
[1] のん 2007 1/24(水) 22:40:42
Taxi Driver 1976 私のお勧めです♪
これいいですよぉ〜
若き頃のデニーロがステキですw
http://www.pandoratv.jp/12701/18405
*++ ニュー・オリンズ・トライアル ++*
[1] woodstein 2007 7/ 8(日) 03:21:48
この映画のDVDを先日安価で入手できたので、観てみました。かつて小池朝雄の逝去で刑事コロンボの吹替が石田太郎になりましたが、それと並行して小池朝雄のフィックスであったジーン・ハックマンの吹替も石田太郎が行うことが多いようです。流石に刑事コロンボではある種小池朝雄の物まねのような吹替の演技を強いられているようですが、ハックマンの吹替に関しては、石田太郎もある程度独自色を出しているようです。と言っても、やはり小池朝雄に似ていますね。このDVDに収録された吹替もなかなか上出来で、機会があれば一度は観て頂きたいですね。あと、ジーン・ハックマン=石田太郎の吹替では映画「訴訟」も秀逸です。「ミシシッピー・バーニング」のテレビ放映のときの吹替も良かったのですが、現在発売されているDVDは内海賢二の吹替で、私としてはやはり後者の方は違和感を感じずに入られませんでした。(敬称略)
*++ アラン・ドロン=野沢那智 ++*
[1] woodstein 2005 12/ 2(金) 14:16:26
どうも、御久し振りです。しばらく、体調を崩していたもので。このような私ですが、果たして、Varrickさんは歓迎してくれるのでしょうか。さて、この表題の組み合わせは、最も有名な吹替フィックスの一つであることは間違いないところですが、では現在発売されているアラン・ドロン出演作でこの吹替が収録されているDVDはあるのかというと、状況はお寒いようです。まあ、調べれば他にもあるのかもしれませんが、私が知っている限りでは、『レッド・サン』と『ハーフ・ア・チャンス』くらいです。しかし、最近になってこの組み合わせの吹替収録作品が意外にも再発という形でDVD化されました。
以前キングから発売されていた『アラン・ドロンのゾロ』のDVDには吹替は収録されていませんでしたが、今回のイマジカ再発版には収録されています。分かっていることとはいえ、野沢那智による、ゾロと総督の声色を使い分ける、その話芸は巧みです。間違いなく、ドロン本人より上手い!機会があれば、是非観て下さい。
ところで、今回の吹替収録版DVDのパッケージにはオッタヴィア・ピッコロ=岡本茉莉と記載されていますが、どうも収録内容とは異なっているようです。確かに岡本茉莉版も存在し、私もそれを観た記憶があります。しかし、本DVDに収録されている吹替は、おそらく岡本茉莉版の後に製作・放送された小山茉美(のように感じられる)版だと思われるのですが、果たしてどうなのでしょうか。もし、この件について御存知の方がおられれば、その辺のことを教えて欲しいのですが。ちなみに、私の印象では今回収録された版より岡本茉莉版(おそらく)の方の出来が良かったので、その意味では多少残念でした。それにつけても思うこと、「吹替を収録するなら、最初の版から収録しろ!」。以前も言いましたよね、似たようなセリフ。(敬称略)
[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2005 12/ 2(金) 15:14:24
>woodsteinさん
ご無沙汰しております。体調のほうは、もう大丈夫なのですか?私はいつでも大歓迎いたしますので、気の向いた時に気軽に書き込んでいってください。
「ゾロ」DVDの吹替の件は、私もTVで野沢那智、岡本茉莉版を見た記憶があります(今回のDVDについての事情はわかりかねますが)。TV放映時の吹替音声を収録するのであれば、最初の版を使ってほしいというのは全く同感です。最近ではペキンパーの「ゲッタウェイ」のDVDがそうでした。これにはスティーヴ・マックィーン=磯辺勉版が収録されていますが、やはりファンとしては宮部昭夫版か内海賢二版を収録してほしかったです。
[3] woodstein 2007 7/ 8(日) 03:28:13
>Varrickさん
「アラン・ドロンのゾロ」ですが、去る4月19日にテレビ東京で放映分の録画を、先日やっと観ることが出来ました。この放映分の吹替は以前この項で紹介したイマジカ版のDVDに収録されているものと同内容のものであり、番組最後の吹替配役のクレジットを観ると、やはりオッタヴィア・ピッコロの吹替は岡本茉莉ではなく、小山茉美でした。すなわち、イマジカの吹替収録版DVDのパッケージに記載されたオッタヴィア・ピッコロ=岡本茉莉やスタンリー・ベイカー=勝部演之というのは間違いだったことになります(DVD収録版は実際にはスタンリー・ベイカー=小林勝彦)。同様のことをVarrickさんは「ダイヤルMを廻せ!」DVDで指摘されていましたが、そのことに関してメーカーに何らかのコンタクトをとられたのでしょうか?(敬称略)
[4] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2007 7/ 8(日) 21:26:06
>
woodsteinさん
「ダイヤルM」の件ですが、億劫で特にメーカーには連絡しておりません(笑)。
勝部演之氏の名前が出たので思い出しましたが、最近リリースされた「ラッキー・ナンバー7」のDVDでモーガン・フリーマンの声を吹替えられており、ご健在であることを知りました。この映画は脚本が実に巧みで、最近のお気に入りです。
それから、もうすぐテレビ放映される「ダニー・ザ・ドッグ」ですが、おそらく私がアフレコ収録に立ち会ったDVD版と同じ吹替音声だと思うのですが、これはボブ・ホスキンズ役の青野武氏の熱演が必見(必聴?)です。
*++ 「冒険者たち」製作40周年記念エディション・プレミアムDVD ++*
[1] woodstein 2007 7/ 4(水) 14:32:36
Varrickさん、お久し振りです。woodsteinです。約1年ぶりの登場です。少し生死を彷徨いましたが、何とか復帰できました。今後どうなるかはわからず、不定期にはなると思いますが、可能な限りこの掲示板に登場したいと思います。さて、来る7月27日に「冒険者たち」のDVDが製作40周年記念エディション・プレミアムという形で再発される事になりました。個人的に私はこの映画が大好きで、勿論従来版も購入していただけに、この手の再発には憤りはあるものの、野沢那智氏や森山周一郎氏などの吹替も収録されるので、結局は購入して観なおすことになりますね。それ以外の特典として、製作時のロベール・アンリコ監督へのインタビューやジョアンナ・シムカスが語る撮影秘話などに加えて作曲のフランソワ・ド・ルーベのドキュメンタリーも収録されるそうです。ド・ルーベのことはあまり私も知らないので、この特典は是非観てみたいと思っています。ところで、ジョアンナ・シムカスは、数年前にシドニー・ポワチエがアカデミー賞授賞式に出ていたとき、多分彼の隣に座っていましたよね?そうだとしたら、相変わらず美しかった、という記憶があります。
[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2007 7/ 6(金) 01:44:55
>woodsteinさん
ご無沙汰しております。大変だったようですが、こちらはいつでも大歓迎ですので、是非書き込みに来てください。「冒険者たち」は映画も音楽も素晴らしい作品でしたね。映画業界にもこの作品のファンが多いです。シムカスを葬る場面のド・ルーベのスコアが忘れられません。
3] basyabettou 2007 7/12(木) 17:21:33
メーカーサイトの情報です。
出演:
アラン・ドロン(声:野沢那智)
リノ・ヴァンチュラ(声:吉水 慶)
ジョアンナ・シムカス(声:井上喜久子)
*++ 自主映画のキャスト募集 ++*
[1] 植川企画 tomo.movie2007@gmail.com 2007 9/ 8(土) 23:18:44
はじめまして。私、自主映画製作集団・植川企画の制作の松本と申します。
今回新作「Sleep
Walker」(監督・植川)の製作に当たって、若干名のキャストを募集させて頂きたいと思います。
あらすじ…なにげない日常を送る若いカップルの健二と志織。生まれておらず、将来生まれるかも分からない二人の子供A。現実も生も感じない世界の中で、彼は、悪夢の中で見る母の赤い目に救いを求めていた。現実を感じるため、生をつかむために、Aは異世界から健二をのっとろうとする。ただひたすら母の赤い目を求めて…。
募集する役…一応二人募集しますが、脚本的には一人二役の可能性も考えています。
1.医者
2.謎の男…主人公を、異世界にひきずりこむ重要な役です。スーツをきた、不気味な雰囲気を持つ年配の男性をイメージしています。
応募条件
年齢…30歳以上(年齢というよりも、外見があまり若く見えないほうがいいです。)
性別…男
外見的特徴…特になし。役柄的にスーツが必要なので、スーツを持っている方だと助かります。
演劇経験…演劇、映画(プロ、アマ問わず)などに参加した経験が一度でもあれば構いません。ただ何分こちらも若輩者なので、積極的に話しかけてくださる方だと助かります。
写真…あれば添付をお願い致します。
大体の出演日程…9月末から10月末までの土日の数日
ロケ地…都内の予定
面接日程…9月10〜20日のいずれかが好ましいですが、予定がつかない方は、要相談でお願いします。
交通費など…申し訳ないのですが、貧乏な大学生の自主映画なので、ギャラは出せません。
交通費と食費分の3000円を支給させていただきます。
連絡先・・・興味を持たれた方は氏名、年齢、簡単なプロフィール、面接の希望日時、あれば写真を添付して下記のメールアドレスまでお願い致します。
制作・松本
tomo.movie2007@gmail.com
*++
リメイクの話:『暁の出撃』『探偵・スルース』 ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2006 9/11(月) 12:44:17
ピーター・ジャクソンが1954年製作のイギリス映画『暁の出撃(The Dam
Busters)』(監督:マイケル・アンダーソン、出演:マイケル・レッドグレーヴ、リチャード・トッド)のリメイク版をプロデュースするとか。第二次大戦中にドイツ軍のダムを破壊するミッションを受けたイギリス空軍の爆撃隊を描く戦争アクションで、クライマックスの爆撃シーンは『スター・ウォーズ』のデス・スター攻撃シーンのレファレンスにもなっている。リメイク版の監督は『キング・コング』のアニメーション監督を務めたクリスチャン・リヴァース。オリジナルにはイギリスのクラシック音楽作曲家エリック・コーツが格調高いマーチを作曲していたが、今回は誰がスコアを担当するのだろうか?
もう一本、1972年製作のミステリ映画の傑作『探偵・スルース(Sleuth)』(監督:ジョゼフ・L・マンキーウィッツ、原作・脚本:アンソニー・シェイファー、出演:ローレンス・オリヴィエ、マイケル・ケイン)が、ケネス・ブラナー監督によりリメイクされる。オリジナルでオリヴィエの演じた役をマイケル・ケインが、ケインの演じた役をジュード・ロウがそれぞれ演じることになっている。これは期待できるかも。オリジナルのスコアはジョン・アディスンで、こちらも傑作。新作はブラナー監督なので、音楽はパトリック・ドイルか?
[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2007 9/30(日) 12:12:01
『Sleuth』のリメイクはやはりパトリック・ドイルが音楽を担当しています。サントラは10/9発売。
*++ リメイクの話:『サブウェイ・パニック』 ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2007 10/28(日) 15:55:28
ウォルター・マッソー、ロバート・ショーが出演した70年代犯罪サスペンスの傑作『サブウェイ・パニック』がトニー・スコット監督によりリメイクされます。マッソーの役をデンゼル・ワシントン、ショーの役をジョン・トラヴォルタが演じる方向で交渉中と。この作品は1998年にエドワード・ジェームズ・オルモス主演のTVムービーとして一度リメイクされており、これは期待して見たものの完全な失敗作でした。1974年のオリジナルでは、主演のマッソー、ショー等、いかついおじさんばかりがキャストの大半を占め、ハンサムな青年や若い美女が全く出てこないのが特徴的でしたが、1998年のTVムービーでは重要な役柄に魅力的な女性を配しており、これが実は失敗の一因でした。今のハリウッド娯楽作で主要キャストが全員男というのはあり得ないので、トニー・スコット版でこの点をどう処理するか興味があります。オリジナルはピーター・ストーンの脚本が見事でしたが、今回のリメイクは『ミッション:インポッシブル』『パニック・ルーム』『宇宙戦争』等のデヴィッド・コープが書いているので、期待できそうですね。
*++ マリオン・コティヤール 祝オスカー受賞 ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2008 2/26(火) 09:47:55
『TAXi』シリーズでリリーを演じたマリオン・コティヤールが、『エディト・ピアフ〜愛の讃歌〜』の熱演でアカデミー賞の主演女優賞を受賞しました。数年間に横浜で会った時には、すでに大女優らしいオーラを放っていたことを思い出します。おめでとうございます。
*++
応募締め切り間近!「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2008」長編・短編コンペティション ++*
[1] SKIPシティ国際Dシネマ映画祭事務局 2008 2/27(水) 18:45:58
突然の書込み失礼いたします。
「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2008」長編・短編コンペティション作品の公募の締め切りが、残り3週間を切りました。今年も、デジタルツールで制作されたフレッシュな作品を、世界中から募集しています。
賞金総額は1,700万円(予定)!!
記念すべき5回目を迎える今回の映画祭では、コンペティション以外にも様々なイベントを計画中。映画祭後も、海外映画祭への紹介、SKIPシティの施設利用など、積極的にクリエイターの皆様を支援していきます。今伝えたい、メッセージある作品を是非ご応募下さい。お待ちしています。
映画祭会期:2008年7月19日(土)〜7月27日(日)の9日間
応募〆切:2008年3月10日(月) 必着
応募の詳細は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭HPをご覧ください。
http://www.skipcity-dcf.jp/
※SKIPシティは、VARIETY/
http://www.variety.com/article/VR1117971644.html?categoryid=13&cs=1&query=50+Unmissable+festsの「世界の見逃せない映画祭50」に選ばれました!(掲載文は英語のみ)
(内容が不適切な場合は、大変お手数ですが削除ください)
*++ 爆音映画祭 ++*
[1] ヨシダ 2008 3/ 3(月) 03:00:55
ジャームッシュ、スコセッシ、アサイヤス、ガス・ヴァン・サント、ベルトルッチ、
リンチ、黒沢清、青山真治、そしてゴダール。映画を観るだけでなく、聴くという試
み。
吉祥寺バウスシアターで定期的に行われてきた「爆音上映」が遂に映画祭として開催
決定!
今回の映画祭は、カルチャー誌選出映画上映、レクチャー付き上映、ライヴ付き上映、
一般公募リクエスト作品上映ありの盛りだくさんの一週間。
とりあえずは、ホームページをご覧ください!
http://www.bakuon-bb.net/index.htm
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
爆音映画祭 Bakuon Film Festival
2008年5月17日(土)〜5月23日(金)
@吉祥寺バウスシアター
(このイヴェントは通常の映画用音響ではなく、ライヴ音響システムを使用した迫力
のライヴ・サウンド上映です)
*++ 広川太一郎氏死去 ++*
[1] woodstein 2008 3/ 8(土) 22:54:36
この欄でベテラン声優の訃報を知ることが多いのですが、今回は私がこの悲しい知らせをお伝えすることになってしまいました。もう今更紹介するまでもないですね。本当に、この損失は計り知れなく、かつ痛恨の極みです。今月3日に逝去。癌ということでした。私の知っている限りでは、最後にその吹替の仕事を聴いたのは、この項でも紹介した映画「スパイゲーム」のロバート・レッドフォードで、映画では彼はCIAを引退するというものでしたので、今にして思えば感慨深いものがあります。
広川氏については語りたいことは数多くありますが、この文章を作成している今においても多少感情は高ぶっています。ということで、合掌!
[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2008 3/10(月) 09:51:20
享年69歳とのこと。少し前にリリースされた「007」シリーズのDVDでロジャー・ムーアの声を新録音されており、さすがにあの若さのムーアをあてるのは少し辛そうな印象を受けましたが、こんなに早くお亡くなりになるとは予想しませんでした。最近も「モンティ・パイソン」の日本語吹替入りDVDボックスがリリースされ、広川さんの名調子を聞くことができると喜んでいたところだったのに……。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
[3] JNS 2008 3/10(月) 11:04:58
レッドフォードのような2枚目俳優の声だけでなく、ジーン・ワイルダーのような3枚目俳優の声も吹き替えできる貴重な声優さんでした。また、個人的には、宇宙戦艦ヤマトの古代守やキャプテン・フューチャーのカーチス・ニュートンなど、子供の頃に夢中になったアニメでもおなじみの声優さんでした。本当に突然の訃報に絶句してしまいました。謹んでご冥福を申し上げます。
*++ チャールトン・ヘストン死去 ++*
[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2008 4/ 7(月) 01:28:54
アメリカの俳優チャールトン・ヘストンが4/5に亡くなりました。享年84歳。2002年よりアルツハイマー病に罹っていたと。個人的には「大いなる西部」(1958)での牧童役や、「ハイジャック」(1972)「エアポート'75」(1974)でのパイロット役、「パニック・イン・スタジアム」(1976)での刑事役などが印象に残っています。納谷悟朗氏の吹替もはまり役でした。ご冥福をお祈りします。
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