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「映画」掲示板 Part 4

廉価版DVDとの兼ね合いは?
ユニバーサル思い出の復刻版DVD
『北国の帝王』
神洲ネット映像コンクール作品募集
『6時間後に君は死ぬ』DVDリリース!
「ローマの休日」の吹替
『僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』
「ドヌーヴ×ドゥミ×ルグラン コンプリート DVD-BOX」発売。でも・・・。
「白い肌の異常な夜」
「パニック・イン・スタジアム」
ソニー・ピクチャーズから初DVD化8作品リリース
「タワーリング・インフェルノ」「北北西に進路を取れ」
運命のボタン
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』
『怪奇!血のしたたる家』
『事件記者コルチャック』DVD-BOX
刑事コロンボ:「策謀の結末」
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
野沢那智氏死去
レスリー・ニールセン、イングリッド・ピット……
「キャノンボール」
2010年の個人的ベスト10
「エクスペンダブルズ」日本語吹替
青山真治監督最新作『東京公園』の特別鑑賞券発売スタート
小林修氏
『東京公園』が審査員特別賞を受賞!


*++ 廉価版DVDとの兼ね合いは? ++*

[1] woodstein  2008 12/22(月) 21:25:19

 来年の2月11日にワーナー・ホーム・ビデオより、『黄色いロールスロイス』『チップス先生さようなら(1969)』『哀愁』の3作品のDVDが発売になります。そのうち、前2作品は日本語吹替が収録されるようですが、『哀愁』には収録されません。昔、深夜の放映でこの作品の吹替版を観た記憶があるのですが、おそらく音源が見つからなかったということなのでしょう。それはともかくとして、吹替が収録されず、また映像特典もオリジナル劇場予告編くらいですので、こうなると昭和29年以前の作品なので著作権の縛りがなくて、書店や通販で1本500円程度の廉価で販売されている、いわゆる一連の『懐かしの名画』のDVDと大きな差がないのでは、と考えてしまいます。現に、『哀愁』は廉価版で販売されています。一連の廉価版は、著作権はクリアしているわけですから海賊版とはいえないですが、今回のワーナーからのDVDが正規版ということになるのでしょう。その正規版は3,980円での発売であり、いずれは1,500円程度の版もでるのでしょうが、それにしても500円よりは高額ですので、よほどワーナーは自らのセールスに自信があるのでしょうか。



*++ ユニバーサル思い出の復刻版DVD ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2008 12/26(金) 14:34:55

ユニバーサル・ジャパンから「ユニバーサル思い出の復刻版DVD」として「激突!」「遊星からの物体X」「大地震」「大空港」「アメリカン・グラフィティ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ等のTV吹替音声を収録したDVDがリリースされていますが、過去に出ていた通常版と新規にプレスしたTV吹替音声入りディスクの2枚組で税込2,980円との設定になっています。通常版の音声トラックにTV吹替音声を追加すれば1枚で済むのですが、敢えてそうしていないのは、新規ディスクと抱き合わせて通常版ディスクの在庫を処分したいとの意図があるからだと思います。しかも、TV吹替音声入りディスクはTV放映時の編集(カット版)、画面サイズ(4:3スタンダードサイズ)とすることで通常版と差別化しているのですが、どれほど意味があるのでしょう? いずれにせよ、このシリーズを買おうとする人は通常版は既に持っている可能性が高いので、結局そこはダブって買わされることになりますね……。

http://www.universalpictures.jp/sp/hukkoku_dvd/

吹替キャストは以下の通り。「大空港」はランカスター=小林昭二、マーティン=羽佐間道夫バージョンにしてほしかった……。

「激突!スペシャル・エディション」
マン(デニス・ウィーヴァー)・・・穂積隆信
妻(ジャクリーン・スコット)・・・沢田敏子

「遊星からの物体X」
マクレディ(カート・ラッセル)・・・津嘉山正種
ブレア(A・ウィルフォード・ブリムリー)・・・富田耕生
ドクター(リチャード・ダイサート)・・・宮川洋一
フックス(ジョン・ポリス)・・・納谷悟朗

「大地震」
スチュアート・グラフ(チャールトン・ヘストン)・・・納谷悟朗
レミー・グラフ(エヴァ・ガードナー)・・・翠準子
ルー・スレード(ジョージ・ケネディ)・・・大宮悌二
サム・ロイス(ローン・グリーン)・・・高塔正康
デニス・マーシャル(ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド)・・・柴田清子

「大空港」
メル(バート・ランカスター)・・・石森達幸
バーン(ディーン・マーティン)・・・佐々木功
ターニャ(ジーン・セバーグ)・・・宗形智子
グウェイン(ジャクリーン・ビセット)・・・山下智子
ジョー(ジョージ・ケネディ)・・・三木敏彦

[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2008 12/26(金) 14:35:32

吹替キャスト(続き)

「アメリカン・グラフィティ」
カート(リチャード・ドレイファス)・・・堀勝之祐
スティーブ(ロン・ハワード)・・・池田秀一
テリー(チャーリー・マーティン・スミス)・・・富山敬
ジョン(ポール・ル・マット)・・・青野武
ウルフマン(ウルフマン・ジャック)・・・小林克也

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
マーティ(マイケル・J・フォックス)・・・三ツ矢雄二
ドク(クリストファー・ロイド)・・・穂積隆信
ロレイン(リー・トンプソン)・・・高島雅羅
ジョージ(クリスピン・グローヴァー)・・・古川登志夫

「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」
マーティ(マイケル・J・フォックス)・・・三ツ矢雄二
ドク(クリストファー・ロイド)・・・穂積隆信
ロレイン(リー・トンプソン)・・・高島雅羅
ビフ(トーマス・F・ウィルソン)・・・玄田哲章

「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」
【Aバージョン】
マーティ(マイケル・J・フォックス)・・・三ツ矢雄二
ドク(クリストファー・ロイド)・・・穂積隆信
クララ(メアリー・スティーンバージェン)・・・池田昌子
ビフ(トーマス・F・ウィルソン)・・・玄田哲章
【Bバージョン】
マーティ(マイケル・J・フォックス)・・・三ツ矢雄二
ドク(クリストファー・ロイド)・・・磯部勉
クララ(メアリー・スティーンバージェン)・・・藤田淑子
ビフ(トーマス・F・ウィルソン)・・・斎藤志郎

「フィールド・オブ・ドリームス」
レイ(ケヴィン・コスナー)・・・津嘉山正種
アニー(エイミー・マディガン)・・・松金よね子
スレンス・マン(ジェームズ・アール・ジョーンズ)・・・小林修
シューレス・ジョー(レイ・リオッタ)・・・菅生隆之

「ストリート・オブ・ファイヤー」
トム(マイケル・パレ)・・・池田秀一
エレン(ダイアン・レイン)・・・山本百合子
レイブン(ウィレム・デフォー)・・・石丸博也
ビリー(リック・モラニス)・・・納谷六朗
マッコイ(エイミー・マディガン)・・・戸田恵子
リーバ(デボラ・ヴァン・ヴァルゲンバーグ)・・・小山茉美



*++ 『北国の帝王』 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2009 1/24(土) 23:45:51

ロバート・アルドリッチ監督の傑作『北国の帝王』のDVDが20世紀フォックスより3月6日にリリースされます。TV放映時の日本語吹替音声入り! リー・マーヴィンとアーネスト・ボーグナインの鬼気迫る対決を描いたパワフルな傑作。

吹替キャストは以下:

リー・マーヴィン(小林清志)
アーネスト・ボーグナイン(富田耕生)
キース・キャラディーン(朝戸鉄也)
チャールズ・タイナー(上田敏也)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001O2XT7Y/



*++ 神洲ネット映像コンクール作品募集 ++*

[1] 神洲ネット編集部 contact@shenzhoufilm.com 2009 2/ 2(月) 16:38:04

管理人様、突然の書き込み失礼いたします。
不適切である場合、お手数ですが削除をお願いいたします。

映像作品をこよなく愛するネット愛好者のご要望にお答えするため、このたび神洲ネットは特別に神洲ネット映像作品コンテストを行います。このコンテストは人々の声を代弁することを主旨としますので、一般の人々も直接作品に投票することができます。具体的な規則は以下の通りです。

■ 応募条件
1、作品の長さは2分以上、90分を超えないものとします。
2、作品の形式に関しては制限を設けません。(ドキュメンタリー、ストーリー性のある作品、音楽作品などに限らないということです。)
3、作品内容:人々の声を代弁、人権や社会問題に注目、勧善懲悪を体現、伝統的な美徳を賞賛、人の気持ちを優しい方向へと導いてくれる、こういったものであればいずれも可能です。

■ 審査方式
1、神洲ネット映像作品コンクール審査委員会が応募作品を受け取った後、第一次審査を行います。このコンクールの主旨に合う作品はすべてこれを通過し、コンクール作品一覧表へとアップロードされます。つまり、一次審査を通過さえすれば、コンクールに参加し、世界各地のネット観客に鑑賞してもらうことができるわけです。
2、世界各地の観客には、一般審査委員として、ネット上で参加作品に点数を付けていただきます。
3、最終的にトップスリーに入った作品は、自動的に次回の神洲国際映画祭で上映されます。

■ 募集期間  2008年11月11日 − 2009年5月11日

■ 応募費用  無 料

詳細は応募要領のページをご覧下さい。
http://www.shenzhoufilm.com/sz/jp/2008/11/04/a100043.html#photo

※応募された作品は、順次公開されます。したがって、作品の提出が早ければ早いほど、神洲ネットで早く公開されます。

皆様の御応募、心からお待ちしております!!

神洲ネット日本語版:http://www.shenzhoufilm.com/sz/jp/index.html



*++ 『6時間後に君は死ぬ』DVDリリース! ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2009 2/25(水) 14:19:02

私の友人の小説家 高野和明氏が自作の小説をベースに脚本を執筆し、監督も手がけたTVドラマ『6時間後に君は死ぬ』のDVDが、3月4日にTCエンタテインメントよりリリースされます。私も一部制作に係わりました。WOWOWの2時間ドラマとして制作されたもので、昨年9月にTV放映された際も好評でした。是非ご覧ください。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001MWN3C2/


『6時間後に君は死ぬ』概要:
●出演: 塚本高史、真木よう子、沢村一樹、小澤征悦、渡辺哲、田中卓志(アンガールズ)、加藤武 他
●原作: 高野和明『6時間後に君は死ぬ』所収「6時間後に君は死ぬ」「3時間後に僕は死ぬ」(講談社刊)
●総合演出・監督(「6時間後に君は死ぬ」): 小中和哉
●脚本・監督(「3時間後に僕は死ぬ」): 高野和明

<ストーリー>
「6時間後に君は死ぬ」。渋谷の街を歩いていた美緒(真木よう子)は、予言者を自称する青年・圭史(塚本高史)にいきなり声をかけられた。初めはくだらない話と一蹴した美緒だが、先日、知り合いが殺されるという事件があって以来、自身もストーカー被害にあっていることに思い至り、半信半疑ながら圭史と行動を共にすることに決めた。やがて、美緒の知り合いの刑事・沢木(沢村一樹)の協力によってストーカーの正体が判明し、一件落着かに思えたが、実は、さらに意外な人物が美緒を狙っていた……。

心優しい予知能力者とヒロインが未来を変える戦いに挑む!
『13階段』で江戸川乱歩賞を受賞した高野和明による緊迫のカウントダウンサスペンス。

Varrick



*++ 「ローマの休日」の吹替 ++*

[1] woodstein  2009 3/19(木) 19:50:28

 何を今更、という話題ですので、サラッと読み飛ばして下さい。
 この映画の吹替は、城達也氏と池田昌子氏の名演に尽きるという見方も出来ますが、敢えてもう一人挙げるとすれば、ヘップバーンの髪をカットするイタリア人美容師マリオの声を演じた広川太一郎氏ということになるでしょうか。とりみき氏の本にもありましたが、広川氏が「あら素敵なおぐしだこと」などのオネエ言葉を使ったことで、マリオ=オカマというイメージが定着したという,確信犯的名演が印象的です。
 しかし、現在販売されている「ローマの休日」のDVDに収録されている吹替は、城達也氏と池田昌子氏はハズしていないものの、マリオ=広川氏ではありません。これはとても残念なことだと、私は思います。
 ということで、関東ローカルですが、今月20日の深夜(21日の早朝)に「ローマの休日」が放送される予定となっています。一昨年の秋に放送された際は、しっかりと広川氏の版でしたので、別に確認したわけではなく断定的なことはいえませんが、今回もそうなる可能性が高いと思われます。やはり「マリオ=広川氏でなければならぬ。」という私みたいな考えの方で、DVDの吹替にがっかりした方は、録画しておいてみては如何でしょうか。



*++ 『僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』 ++*

[1] woodstein  2008 8/ 8(金) 02:57:14

 映画の話題とは直接関係ありませんが、管理人のVarrickさんはおそらくシャーロッキアンだろうと思われますので、表題の本をこの場で紹介させてもらうことにします。御存知の方もあるかもしれませんが、別冊宝島のシリーズで数ヶ月前に発売されました。このシリーズでは4年前に発売された『刑事コロンボ・完全事件ファイル』もなかなかの名著だったのですが、今回のこの本も興味深い内容が満載でした。
 映画関連では、「映像の中にもホームズがいっぱい!!」の項があり、そこではこのサイトの「シャーロック・ホームズを演じた俳優たち」には挙げられなかった俳優についても言及されています。なかでも、映画『ヤング・シャーロック・ピラミッドの謎』でエリザベスの叔父ワックスフラッターを演じたナイジェル・ストックが、1960年代のBBC版シャーロック・ホームズでワトソンを演じた人物だったというのは、私自身、この映画のファンですが、寡聞にして知らなかった事実でしたので、ひとつ得をしたような気分でした。
 他の内容では、正典(コナン・ドイル原作)全60作のビジュアル解析もいいのですが、私自身は、正典以外の作品や研究本などを紹介している「贋作の章」が興味深かったです。
 本屋の店頭で見つけた際は、ぜひ手に取って御覧になることを、シャーロック・ホームズのファンの一人として勧めします。

[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2008 8/ 8(金) 11:28:24

>woodsteinさん

面白そうな本ですね。チェックしてみます。

シャーロック・ホームズ映画といえば、ワーナー・ブラザースがジョエル・シルヴァー製作/ガイ・リッチー監督/ロバート・ダウニーJr.主演による“アクション系”の新作映画を準備中(2010年公開予定)のほか、コロンビア・ピクチャーズがサシャ・バロン・コーエン(ホームズ)とウィル・フェレル(ワトソン)の共演によるコメディ版新作映画を製作予定です。

[3] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2008 10/16(木) 15:19:44

ガイ・リッチー監督による新作シャーロック・ホームズ映画のキャスティングが、ロバート・ダウニー・Jr(ホームズ)、ジュード・ロー(ワトソン)、レイチェル・マクアダムス(アイリーン・アドラー)、マーク・ストロング(悪役ブラックウッド)、ケリー・ライリー(ワトソンの恋人メアリー・モースタン)等と、決まりつつあります。
ワーナー・ブラザースが刊行予定のコミックが原作で、監督のリッチーは「これまで映像化されたどのホームズよりも冒険好きのキャラクターにする」と。ホームズの宿敵モリアーティ教授が登場するかは未定。
ガイ・リッチーは最近マドンナとの離婚が明らかになりましたが、これで呪縛(?)が解けて昔の勘を取り戻せるか??

[4] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2009 4/ 5(日) 01:36:19

遅ればせながら2004年にイギリスのBBCからリリースされたピーター・クッシング版ホームズのTVドラマ(1968年製作)のDVDを見ましたので、このサイトの「シャーロック・ホームズを演じた俳優たち」のクッシングの項に解説を追記しました。
やはり彼のホームズは素晴らしいですね!

[5] woodstein  2009 4/ 7(火) 23:27:14

>Varrickさん

 『僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』の中の「映像の中にもホームズがいっぱい!!」では、このサイトのコラムの「シャーロック・ホームズを演じた俳優たち」に挙げられなかった俳優として、
・ニコラス・ロウ(1985年『ヤング・シャーロック・ピラミッドの謎』)
・マイケル・ペニントン(1987年『帰って来たシャーロック・ホームズ』)
・マイケル・ケイン(1988年『迷探偵シャーロック・ホームズ最後の冒険』)
・チャールトン・ヘストン(1991年『血の十字架』)
・マット・フルーワー(2000年から4作品)
・リチャード・ロクスバラ(2002年『バスカビル家の犬』TV作品)
等が記載されていました。もし余裕があれば、いずれの機会にか、これらの俳優や作品についても触れて下さい。

[6] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2009 4/12(日) 11:13:04

>woodsteinさん

『ヤング・シャーロック・ピラミッドの謎』『帰って来たシャーロック・ホームズ』『迷探偵シャーロック・ホームズ最後の冒険』は見たことがありますので、いずれ追記したいと思います。
『迷探偵〜』は、ヘンリー・マンシーニのスコアのレビューを紹介していますので、そちらもご参照ください。

[7] woodstein  2010 2/ 7(日) 09:57:32

 大した話ではないのですが、ちょっと意外だったので書き込みます。
 私は気が進まなかったのですが、家人がどうしてもとせがむので、今月5日に日テレで放送された映画『崖の上のポニョ』を録画しました。そして、あとから観やすいようにとCMをカットする編集作業をしている際に、来月公開される映画『シャーロック・ホームズ』のスポットCMが番組内に提供されているのが見つかりました。何となく観ているうちに少し長いように感じられたので、このCMがどの位の時間なのかを確認すると1分間もありました。
 私は別にスポットCMに詳しいわけではないので実情がどうかは知りませんが、今時普通のCMでも1分間というのはほとんどないわけ(最近ではSMAPが出演したソフトバンクのCMくらいかな)で、この映画『シャーロック・ホームズ』の1分間のスポットCMというのは、かなり異例のことと思われます。過去のこのような例で私が知っているのは、映画『JFK』のCMスポットくらいであり、しかもこのときは新聞か何かで、そのような1分間のCMスポットがこの時間にこの局で放送されるとの報道もありました。それに対し、今回はそのような報道があったかどうかは、寡聞にして知りません。
 映画『シャーロック・ホームズ』はアメリカでは割とヒットしたので、続編の製作も検討され、その際はモリアーティ教授をブラッド・ピットが演ずるのではないか、との話もあるそうです。まあ、それはともかくとして、配給元のワーナー・ブラザーズによる力を入れた宣伝の表れがこの1分間のスポットCMのさらりとした提供なのならば、ある意味これは快挙である、とみるのは考え過ぎなのでしょうか。

[8] JNS  2010 2/ 8(月) 22:55:22

>woodsteinさん

私もポニョを観ていましたが、「シャーロック・ホームズ」の1分間CMでしたら、当日の新聞のテレビ欄に予告がでておりました。特に気にとめることもありませんでしたが、ポニョを観ていて流れたとき、ああ、これのことかと思いました。

テレビで1分間の映画予告CMを観たのは初めてだったので、なかなか興味深く拝見しました。

ちなみに、私の家では、読売新聞をとっています。

[9] woodstein  2010 2/ 9(火) 23:10:35

>JNSさん

 情報有り難うございました。私は読売新聞の購読者ではないので、この情報を知ることは出来ませんでしたが、多くの方は事前に知っておられたということですね。確認すべく、勤めの帰りに図書館へ寄った際に5日付読売新聞をみてみましたが、映画の広告欄の中に大きく記載されていましたね。「JFK」のときは記事だったので、今回は1分間CMスポットが放送されるという事象がニュースである、というわけではなかったようです。
 この日の映画『崖の上のポニョ』の放送の視聴率は29.8%だったそうで、相変わらず宮崎ブランドの威力は凄まじいものです。もっとも、この程度の視聴率を獲得できそうなことは事前に予想できたわけで、ワーナー・ブラザーズも勝負に出やすかったのでしょう。やはり、1分間だと観る側のインパクトも全然違いますしね。
 ということで、JNSさんを初めとしてこの1分間CMを御覧になった方は、これに触発されて、映画『シャーロック・ホームズ』を観に行こう、という気になったのかな。

[10] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 3/18(木) 00:54:03

ガイ・リッチー監督版「シャーロック・ホームズ」見ました。ワトソン(ジュード・ロウ)より背が低くてコミカルなホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)というのはかなり異色ですが、この2人はなかなか好演しています。“The Woman”アイリーン・アドラー(レイチェル・マクアダムス)に品がなくて安っぽいのと、悪役(マイケル・ストロング)が迫力不足なのがマイナス。メアリー・モースタン役のケリー・ライリーのクール・ビューティぶりは良かったです。ストーリーはお子ちゃま向け脱力。



*++ 「ドヌーヴ×ドゥミ×ルグラン コンプリート DVD-BOX」発売。でも・・・。 ++*

[1] woodstein  2009 6/22(月) 02:38:31

 『白い肌の異常な夜』の項で『愛のそよ風』の音楽がミシェル・ルグランということを書きましたが、7月はルグラン音楽の作品のDVDがいくつか発売されます。まずは『華麗なる賭け』で、日本語吹替も収録されています。スティーブ・マックイーン:宮部昭夫,フェイ・ダナウェイ:平井道子,ポール・バーク:羽佐間道夫、という配役。そして、何といっても目玉は、表題のDVD-BOXで、7月17日発売。『シェルブールの雨傘』「ロシュフォールの恋人たち」『ロバと女王』『モン・パリ』の4作品が収録されているとのこと。
 でも、私としてはそれよりも、今月の27日に発売される「ジャック・ドゥミ初期作品集 DVD-BOX」の方、その中でも、ドゥミ監督の長編デビュー作、『ローラ』に注目です。この作品、実は私は未見なのですが、それでもこの映画には思い入れがあります。
 1991年の東京国際映画祭でこの『ローラ』は上映されたのですが、その際にこの映画を観ることを強力に勧める人がいました。“泣きの小松沢”の異名で知られる映画祭プロデューサー小松沢陽一氏で、彼はファンタスティック映画祭の他の作品の上映前の解説の場であるにもかかわらず、公開当時に"ヌーヴェルヴァーグの真珠"と言われたこのシネマスコープの秀作を、今回は渋谷パンテオンという大きな劇場で上映されるので、ぜひそういう環境で観て欲しい、等のことを、このときも涙ながらに力説していました。それに触発されて、その映画祭の場で観てしまいたかったのですが、この時は仕事の都合が付かずに観られませんでした。その後、BS等で放送されたらしいのですが、結局観られなかったので、この機会は逃したくないと思っています。



*++ 「白い肌の異常な夜」 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2009 6/ 6(土) 01:48:54

ドン・シーゲル監督=クリント・イーストウッド主演のコンビによる異色作「白い肌の異常な夜」のコレクターズ・エディションDVDが7月8日にキングレコードよりリリースされます。

イーストウッドは「マンハッタン無宿」「真昼の死闘」「ダーティハリー」「アルカトラズからの脱出」でもシーゲル監督と組んでいますが(全てDVD発売済)、この「白い肌の異常な夜」はシーゲルの個人的なお気に入りとしても知られる傑作です。“魔性の女(たち)の餌食になる男”というモチーフでは、イーストウッドの監督デビュー作「恐怖のメロディ」(これにはシーゲルが出演しています)や、後の「危険な情事」等のスリラーの原型とも言える作品です。

しかもTV放映時の山田康雄氏によるイーストウッドの日本語吹替音声を2バージョン収録(1975年11月12日放送水曜ロードショー版と、1985年1月17日放送木曜洋画劇場版)!

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00214NTEM/

[2] woodstein  2009 6/20(土) 23:21:04

 『白い肌の異常な夜』と同時にキングレコードから発売されるのが、イーストウッド監督の劇場未公開作品『愛のそよ風』ですが、日本語吹替が収録されているということなので、TV放映はされたのでしょう。しかし、どのような作品かは寡聞にして知りません。ウィリアム・ホールデン主演,そして特筆すべきはミシュル・ルグランが音楽担当ということです。興味はあるのですが、レンタルはされないようなので、観るにはDVDを購入するしかありません。ですので、現段階では二の足を踏んでいるのですが、この作品を御覧になったことがある方、その出来はどうだったのでしょうか。さらに、この作品のルグランの音楽が収録されているCDが世に出ているのでしょうか。御存知の方、教えて下さい。

[3] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2009 6/22(月) 18:50:22

「(未公開)愛のそよ風」は、イーストウッドがはじめて監督業に専念した作品で、私は未見ですが、概して評価は良いと思います(中年男性と若い女性との地味なラヴストーリー)。ルグランのスコアは、単独ではCD化されていないと思いますが、このHPでも紹介している「ミシェル・ルグラン映画音楽集(LE CINEMA DE MICHEL LEGRAND)」(仏Universal / 982 908 1)に1曲のみ収録されています。題名の通り、そよ風のような爽やかな音楽です。



*++ 「パニック・イン・スタジアム」 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2009 6/22(月) 18:52:55

ラリー・ピアース監督/チャールトン・ヘストン主演のサスペンス映画「パニック・イン・スタジアム」が国内初DVD化され、9月9日にキングレコードよりリリースされます。しかもヘストン=納谷悟朗氏によるTV放映時の日本語吹替音声を収録! この映画は、なんと言ってもスナイパーがスコープ越し標的を射撃するショットのリアルさがもの凄かったです。チャールズ・フォックスによる抑制されたサスペンス音楽も効果的でした。
因みに声の出演は以下です:

チャールトン・ヘストン(納谷悟朗)
ジョン・カサヴェテス(羽佐間道夫)
マーティン・バルサム(藤本 譲)
ボー・ブリッジス(藤井敏夫)
マリリン・ハセット(佐藤由美子)
デヴィッド・ジャンセン(小林勝彦)
ジャック・クラグマン(高木 均)
ウォルター・ピジョン(松村彦次郎)
ジーナ・ローランズ(平井道子)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002DJFSLC

同時に同じレーベルよりヘストン主演の「原子力潜水艦浮上せず」のDVDもリリースされ(こちらも国内初)、やはり納谷悟朗氏による日本語吹替音声が収録されています。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002DJFSLM

更に、これら2作品をパックにした「チャールトン・ヘストン ツイン・パック」もあり。縮刷版劇場パンフレットが特典として付いています。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002DJFSL2/



*++ ソニー・ピクチャーズから初DVD化8作品リリース ++*

[1] woodstein  2009 11/27(金) 17:43:20

 12月2日に『ブライド』『クイックシルバー』『シティ・スリッカーズ2 黄金伝説を追え』『恋人ゲーム』『宇宙からの脱出』『ナディーン 消えたセクシーショット』『大反撃』そして『逃亡地帯』の8作品がソニー・ピクチャーズから初DVD化としてリリースされます。観ていない映画もありますが、観た作品はいずれも佳作というべきものでこのこと自体は歓迎すべきことですが、この中で吹替が収録されているのは『シティ・スリッカーズ2 黄金伝説を追え』のみ、のようで、昨今、他社は吹替収録に意欲的になっているのに対し、今回のソニー・ピクチャーズの対応にはガッカリです。というのも、最後に挙げた『逃亡地帯』は今年の6月4日にテレビ放映されたばかりで、吹替音源が存在していないということではないわけです。他の作品がどうであるかについては個々に事情があるかもしれませんから断定的なことはいえませんが、既存の音源を探し出して収録してやろう、という意欲がなかったことは確かであり、このメーカーのDVD制作者の、カスタマーに対するサービスの姿勢が垣間見えるというものです



*++ 「タワーリング・インフェルノ」「北北西に進路を取れ」 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2009 10/25(日) 01:32:11

12月9日にワーナー・ホーム・ビデオより「タワーリング・インフェルノ スペシャル・エディション」と「北北西に進路を取れ 50周年記念 スペシャル・エディション」がリリースされます(各\3,980)。いずれも2枚組でメイキング等の映像特典が付いていますが、それより気になるのは、ワーナーのサイトによると日本語吹替音声が初収録されていることです(声優の記載はなし)。

「タワーリング・インフェルノ」の方は「吹替翻訳:木原たけし」とあるので、過去のTV放映時の吹替音声を使っているとすれば、NTV版(スティーヴ・マックィーン=宮部昭夫、ポール・ニューマン=井上孝雄)か、TBS版(マックィーン=内海賢二、ニューマン=堀勝之祐)のどちらかが収録されている可能性があります(吹替台本だけ同じで、別の声優により新録音されている可能性もありますが……)。

「北北西に進路を取れ」はフジテレビ版(ケーリー・グラント=井上孝雄、エヴァ・マリー・セイント=吉野佳子)か、テレビ東京版(グラント=中村正、セイント=北浜晴子)のどちらかが使われているかも……。尚、こちらの音声特典にはアーネスト・レーマン(脚本家)による音声解説と、ミュージック・トラック(バーナード・ハーマン)も収録されています。

「タワーリング・インフェルノ スペシャル・エディション」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002PHBIDY

「北北西に進路を取れ 50周年記念 スペシャル・エディション」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002PHBIDE

[2] JNS  2009 10/25(日) 13:23:45

「タワーリング・インフェルノ」は最初のTV放映時のフジテレビ版(マックィーン=宮部昭夫、ニューマン=川合伸旺、ホールデン=近藤洋介)だったらと思っていたので残念です。しかし、ようやく日本語吹替判がリリースされたことは歓迎しましょう。

[3] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2009 11/21(土) 12:21:38

今回収録される日本語吹替は以下のバージョンのようです。このバージョンは脇役のヴォーン=矢島氏、ワグナー=城氏というキャストが豪華ですね。

スティーヴ・マックィーン(宮部昭夫)
ポール・ニューマン(井上孝雄)
ウィリアム・ホールデン(近藤洋介)
フェイ・ダナウェイ(田島令子)
フレッド・アステア(中村 正)
スーザン・ブレイクリー(勝生真沙子)
リチャード・チェンバーレン(石丸博也)
ジェニファー・ジョーンズ(香椎くに子)
O・J・シンプソン(麦人)
ロバート・ヴォーン(矢島正明)
ロバート・ワグナー(城 達也)

[4] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2009 12/10(木) 00:20:58

「北北西に進路を取れ」の吹替は以下のバージョンが収録されています。

ケイリー・グラント井上孝雄)
エヴァ・マリー・セイント(吉野佳子)
ジェームズ・メイソン(川合伸旺)
マーティン・ランドー(西沢利明)
レオ・G・キャロル(大木民夫)



*++ 運命のボタン ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 3/30(火) 21:33:17

『激突!』『ヘルハウス』『ある日どこかで』『奇蹟の輝き』『アイ・アム・レジェンド』等の原作で知られるリチャード・マシスンが40年も前に書いた短編小説『Button, Button』をベースにした長編映画『運命のボタン(THE BOX)』が5月8日に公開されます。監督・脚本は『ドニー・ダーコ』のリチャード・ケリー、出演はキャメロン・ディアス、ジェームズ・マースデン、フランク・ランジェラ他。
ごく普通の主婦(ディアス)のもとに、ある日突然謎の男(ランジェラ)がやってくる。男はボタンのついた箱を差し出し、「このボタンを押せば、世界のどこかで、あなたの知らない人が死に、そのかわりに大金がもらえます。押しませんか?」と持ちかける……。
これはマシスンの短編の中でもよく引き合いに出される有名な作品で、1980年代に『新トワイライト・ゾーン』でメア・ウィニンガム、ブラッド・デイヴィス主演の1エピソードとしてドラマ化されています。このドラマ版は原作とオチが異なるため、マシスン本人はがっかりしたそうですが、私は悪くないオチだと思いました。
しかし、日本語にして16ページほどのワン・アイデア短編を長編映画に引き延ばすにはかなり中身を膨らます必要があるため、一体どんなストーリーになっているのか興味がありますが、こんな古い題材を探し出してくるということは、ハリウッドもよほどネタに困っているのでしょう。
まあ、私のようなマシスンのファンにとって嬉しいのは、映画化に便乗して日本でもマシスンの短編集が発売されたことです。

「運命のボタン」 (ハヤカワ文庫NV)
リチャード・マシスン・著/尾之上浩司・編集/伊藤典夫、尾之上浩司・翻訳

http://www.amazon.co.jp/dp/4150412138/

[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 5/12(水) 00:48:24

見てきました。やはり短編のアイデアを長編映画に膨らますところで失敗しており、付加した部分が全て余計な要素に思えます。ラストも救いようがない……。主演の二人は好演していますが。残念。



*++ 『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 1/ 8(金) 18:15:22

スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンのベストセラーミステリ小説をスウェーデン人監督/キャストで映画化した作品。日本版のメインヴィジュアルが、ややキワモノの猟奇サスペンス的なタッチなので、売り方で損している気がするが、中身はよく練られたストーリーの上質なミステリで、2時間半を飽きさせずに見せきる演出もなかなかのもの。アリステア・マクリーン原作のアクション映画『デンジャー・ポイント』の主役や、『鷲は舞いおりた』のドイツ軍人役だったスヴェン=ベルティル・タウベが重要な役で登場するのにびっくり。往年の二枚目俳優が実にいい味の老紳士になっていた。

1月16日より渋谷シネマライズ他で公開。

Varrick

[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 7/14(水) 23:18:40

第2作『ミレニアム2 火と戯れる女』(130分)第3作『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』(148分)を一気に見るが、やはり全く飽きない。1作目ほどのインパクトはないが、主要なキャラに既に親近感が生まれているので、ストーリーに引き込まれる。出演俳優が一様に素晴らしい。米リメイク版の監督はデヴィッド・フィンチャーらしい。



*++ 『怪奇!血のしたたる家』 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 8/31(火) 23:17:33

このHPの「Film Essay」のコーナーの「オムニバス・ホラーの愉しみ」という記事の中でも紹介している英アミカス・プロ製作の傑作オムニバス・ホラー映画『怪奇!血のしたたる家(The House That Dripped Blood)』のDVDがエスピーオーから日本初リリースされました。ホラー小説の名手ロバート・ブロックの短編小説をベースにピータ・デュッフェルが監督し、ピーター・クッシング、クリストファー・リー、イングリッド・ピット等が共演した作品。しかも、テレビ放映時の日本語吹替音声入りで、これはかなり貴重だと思います。

吹替キャストは以下の通り。

ジョン・ベネット・・・ホロウェイ警部(嶋俊介)
ジョン・マルコルム・・・マーチン巡査部長(水島鉄夫)
ジョン・ブライアンズ・・・ストーカー(藤本譲)
デンホルム・エリオット・・・チャールズ(勝田久)
ジョアンナ・ダナム・・・アリス(浅井淑子)
ピーター・クッシング・・・グレイソン(八奈見乗児)
ジョス・アックランド・・・ロジャー(飯塚昭三)
ウルフ・モリス・・・蝋人形館主(国坂伸)
クリストファー・リー・・・リード(寺島幹夫)
ナイリーン・ドーン・ポーター・・・アン(荘司美代子)
クロエ・フランクス・・・ジェーン(冨永美子)
ジョン・パートウィー・・・ポール(北村弘一)
イングリッド・ピット・・・カーラ(原えおり)



*++ 『事件記者コルチャック』DVD-BOX ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 9/ 1(水) 22:57:19

「激突!」「ヘルハウス」「ある日どこかで」等で知られるホラー/ファンタジー作家リチャード・マシスンが脚本を手がけたテレビシリーズ『事件記者コルチャック』全20話を収録したDVDボックスが、11/10にキングレコードよりリリースされます。怪奇現象を追う新聞記者コルチャックの活躍を描くSFサスペンスドラマで、放送時の日本語吹替音声を収録。コルチャック(ダーレン・マクギャヴィン)を吹き替えた大塚周夫がはまり役。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B003YK8VCW/



*++ 刑事コロンボ:「策謀の結末」 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 5/25(火) 00:45:43

「刑事コロンボ」のピーター・フォークの吹替というと故・小池朝雄氏が有名ですが、1979年にNHKで放映された旧シリーズ最終話(45話)の「策謀の結末」についてのみ、小池氏の吹替音源が紛失しており、石田太郎氏が新たに吹替えたバージョンがDVDにも収録されていることは、ファンの間ではよく知られています。

この紛失していた小池バージョンの吹替が、NHK BSハイビジョンで復活すると。

視聴者から1987年5月に日本テレビで再放送された「策謀の結末」をビデオ録画したテープが寄せられ、NHK技術局の音声担当者が確認したところ、保存状態が良く放送可能な状態だったため、さらに音質を高める作業を行った上でデジタルリマスター版の映像に移し替えることができたそうです。

放送日は、6月11日(金)10:00pm〜11:37pm。

因みに犯人役のクライヴ・レヴィルは小池版では納谷悟朗、石田版では家弓家正でした。
[2] woodstein  2010 9/12(日) 23:30:40

6月11日には観ることができなかったのですが、今月9日にBS2で放送されたものを観ることができました。この作品をDVDで観たときは、本当に石田氏の吹替は小池氏のそれに声だけでなく台詞回しまでそっくりで驚嘆したのですが、今回改めて小池氏の吹替バージョンを見聞きして、やはりコロンボの少なくとも旧シリーズは、小池氏のものであったと実感させられました。



*++ インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 10/13(水) 00:09:53

10/10「日曜洋画劇場」での吹替音声は、過去にWOWOWでやった「ハリソン・フォード=内田直哉」版でしたね。できれば「フォード=村井国夫」版の音源を使ってほしかった……。
「クリスタル・スカルの王国」の劇場/DVDの吹替も内田直哉氏ですが、こちらも村井氏の吹替版を新録音してほしいところ。



*++ 野沢那智氏死去 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 10/31(日) 00:02:56

アラン・ドロンやアル・パチーノの吹替で知られる声優の野沢那智氏が30日に肺がんのため死去されました。享年72歳。

『16ブロック』のTV放映版でブルース・ウィリスの声を吹替えられていたのが、ついこの前のような気がします。

ご冥福をお祈りします。

[2] woodstein  2010 11/ 1(月) 11:38:12

 30年以上のTBSラジオのリスナーという立場で言うと、声優のパーソナリティといえば近石真介、若山弦蔵、そして野沢那智の3氏に尽きるということになりますが、そのなかで最も若い野沢氏が鬼籍に入られたことには言葉もありません。
 野沢氏の業績等は今更挙げなくとも周知のことですのでここでは申し上げませんが、洩れ伝わる話で目を引いたのは、特に声優としての立場での人脈の充実度ということでしょうか。例えば、前段で挙げた近石氏がラジオの午前中の番組を担当するきっかけとなったのは野沢氏の紹介ということですし、石田太郎氏との関係は以前紹介した「とりみきの映画吹替王」にありますし、とても有名なのは戸田恵子氏の「アンパンマン」担当のきっかけをつくった話でしょうか。
 生前には、昨今の外国映画の日本語吹替版の質の低下を憂うる発言もなさっていました。特に、ベテランの芸達者の声優を、尊敬を持って重用することのない、そして吹替ファンの心情を慮ることのない制作者に対しては、忸怩たる思いがあったのでしょう。これで、我々を魅惑した古き良き時代の洋画吹替はすでに過去のものになってしまったことを、2年前の広川太一郎氏の逝去と合わせて、強烈に実感させられた思いです。
 あと最後に一言、野沢氏の逝去に対するマスコミの取り上げ方の小ささには、本当に唖然とさせられました。



*++ レスリー・ニールセン、イングリッド・ピット…… ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 11/29(月) 22:01:02

『裸の銃を持つ男』等で知られるカナダ出身の俳優レスリー・ニールセン氏が11月29日、肺炎による合併症で亡くなりました。享年84歳。少し前に日本で『(TV)フライング・コップ』のDVDが出て喜んでいたというのに……。コメディ専門役者になる前の『禁断の惑星』や『ポセイドン・アドベンチャー』、『(TV)刑事コロンボ』でのゲスト出演も印象的でした。

英ハマー・フィルムのホラー映画『バンパイア・ラヴァーズ』や、アミカス・プロの『怪奇!血のしたたる家』、『ウィッカーマン』『荒鷹の要塞』等に出演したポーランド出身の女優イングリッド・ピットさんも11月23日に亡くなったと。享年73歳。10月5日には『バンパイア・ラヴァーズ』の監督であるロイ・ウォード・ベイカー氏が93歳で亡くなったばかり。

『ウィッカーマン』にはブリット・エクランド、ダイアン・シレント、イングリッド・ピットの3人の女優が出演していたが、3人が寒い海岸でのシーンを撮影していた際に、監督が「カット!」と叫んだ瞬間、エクランドはスタッフが用意した毛布を無言で引っつかんで羽織り、シレントはスタッフに「ありがとう」と丁寧に礼を言って毛布を受け取ったが、ピットは周りで寒そうにしているエキストラたちを見て「あの人たちに毛布がないのなら私もいりません」と断った、というエピソードがある。

ご冥福をお祈りします。



*++ 「キャノンボール」 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2010 12/17(金) 23:08:47

パラマウントから12月17日にリリースされた「キャノンボール デジタル・リマスター版」の廉価版DVDには、以下のようなテレビ放映時の豪華な日本語吹替音声が収録されています。なんといっても広川太一郎がロジャー・ムーアとマイケル・ホイの二役をやっているところが凄い。ファラ・フォーセットの志穂美悦子というのも時代を感じさせる……。

http://www.amazon.co.jp/dp/B0046W6UXO

【俳優名/声優名】
・バート・レイノルズ:小林勝彦
・ジャッキー・チェン:石丸博也
・ロジャー・ムーア:広川太一郎
・マイケル・ホイ:広川太一郎 ※2役
・ドム・デルイーズ:富田耕生
・サミー・デイヴィスJr.:内海賢二
・ディーン・マーティン:羽佐間道夫
・ファラ・フォーセット:志穂美悦子
・ジェイミー・ファー:田中康郎
・バート・コンヴィー:有本欽隆
・ウォレン・ベルリナー:亀井三郎
・ジョージ・ファース:大木民夫
・ジャック・イーラム:石田太郎
・タラ・バックマン:小原乃梨子
・エイドリエン・バーボー:武藤礼子
・リック・アヴィルス:野島昭生
・アルフィー・ワイズ:笹岡繁蔵
・ピーター・フォンダ:津嘉山正種
・メル・ティリス:石森達幸
・テリー・ブラッドショー:上田敏也



*++ 2010年の個人的ベスト10 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2011 1/ 3(月) 10:50:43

昨年劇場で見た(試写含む)映画のベスト10(順不同):
アバター(James Cameron)
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(Niels Arden Oplev)
オーケストラ!(Radu Mihaileanu)
第9地区(Neill Blomkamp)
告白(中島哲也)
パリより愛をこめて(Pierre Morel)
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(Johnny To)
十三人の刺客(三池崇史)
トイ・ストーリー3(Lee Unkrich)
エクスペンダブルズ(Silvester Stallone)



*++ 「エクスペンダブルズ」日本語吹替 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2011 4/ 3(日) 11:53:37

松竹から発売されている「エクスペンダブルズ」DVDの日本語吹替が秀逸。映画版のオールスターキャストに合わせた豪華な吹替キャストになっている。

シルヴェスター・スタローン(ささきいさお)
ジェイソン・ステイサム(山路和弘)
ジェット・リー(池田秀一)
ミッキー・ローク(安原義人)
ドルフ・ラングレン(大塚明夫)
エリック・ロバーツ(大塚芳忠)
ランディ・クートゥア(木下浩之)
スティーヴ・オースティン(楠 大典)
デヴィッド・ザヤス(池田 勝)
ジゼル・イティエ(本田貴子)
カリスマ・カーペンター(田中敦子)
ゲイリー・ダニエルズ(斉藤次郎)
テリー・クルーズ(西 凛太郎)
ブルース・ウィリス(中村秀利)
アーノルド・シュワルツェネッガー(玄田哲章)

ウィリスが野沢那智さんだったら完璧だったが、惜しくも故人。

DVD:
http://www.amazon.co.jp/dp/B004GCIHFS/

BD:
http://www.amazon.co.jp/dp/B004GCIG8Q/

Premium Edition BD:
http://www.amazon.co.jp/dp/B004GB264C/



*++ 青山真治監督最新作『東京公園』の特別鑑賞券発売スタート ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2011 4/ 2(土) 15:24:32

私が共同プロデューサーを担当した青山真治監督の最新作『東京公園』の特別鑑賞券が4月1日より発売スタートしました。この映画は2011年6月18日(土)より新宿バルト9ほかで全国ロードショーの予定です。

★「東京公園」特別鑑賞券(¥1,300)4月1日(金)発売スタート!
☆劇場窓口でお買い求めの方に限り、オリジナルポストカードセット<2種類>をプレゼントいたします。(数量限定)
☆一部劇場を除く

【作品概要】

・監督・脚本:青山真治(「EUREKA」「サッドヴァケイション」)
・出演:
 三浦春馬(「恋空」「君に届け」「(TV)ブラッディ・マンデイ」シリーズ)
 榮倉奈々(「余命1ヶ月の花嫁」「のぼうの城」)
 小西真奈美(「UDON」「のんちゃんのり弁」「相棒II」)
 井川 遥(「ディア・ドクター」「今度は愛妻家」)
・原作:『東京公園』小路幸也・著/新潮文庫刊
・制作:ディーライツ/配給:ショウゲート/(c)「東京公園」製作委員会
・公式サイト:http://www.tokyo-park.jp/

「彼女を尾行して、写真を撮って欲しい」。
公園で家族写真を撮り続けていた大学生の光司(三浦春馬)に、突然の依頼が舞い込む。そしてこのことをきっかけに、光司とゆるやかな距離で繋がっていた女性たちとのあいまいな関係に、微妙な変化が訪れる。
光司の幼なじみで光司の同居人ヒロの元カノ・富永(榮倉奈々)。
親の再婚で義理の弟になった光司を見守り続ける姉・美咲(小西真奈美)。
光司のカメラに撮られ続ける女・百合香(井川 遥)。
東京の公園を舞台に、つかず離れずの距離感を漂う若者たちの新しい愛の物語。

光司役には、爽やかな笑顔で好感度No.1の三浦春馬。好青年のイメージを抜け出し、微妙な人間関係の間で揺れる複雑なキャラクターに挑戦している。また、富永役には榮倉奈々。心に影を抱えながらも明るく振舞う幼なじみを魅力的に演じている。さらに、義理の姉の美咲役には小西真奈美、そして光司のカメラに撮られ続ける謎の女には井川遥を迎え、豪華キャストで人間模様を綴る。

Varrick

[2] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2011 4/23(土) 12:47:53

『東京公園』公式サイトの内容が更新され、予告編やストーリー等の詳細が追加されました。

http://www.tokyo-park.jp/



*++ 小林修氏 ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2011 7/ 6(水) 00:23:22

ユル・ブリンナーの吹替で知られる声優の小林修さんが、6月28日に膵臓がんのため死去されました。享年76歳。軍人や社長、大統領など威厳のある役や、TV『スター・トレック』のスコッティ、『スパイ大作戦』のウィリー等、多数の役柄を担当。軽妙でコミカルな役もお得意でした。ご冥福をお祈りします。



*++ 『東京公園』が審査員特別賞を受賞! ++*

[1] Varrick hsakagam@d1.dion.ne.jp 2011 8/14(日) 23:56:13

スイスのロカルノ国際映画祭で、青山真治監督の『東京公園』が最優秀賞の「金豹賞」と並ぶ賞の「金豹賞審査員特別賞」を受賞! 青山監督は「この受賞が日本再生への一助になってほしいです」とのコメントを発表。製作に関わった1人として大変栄誉に思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110814-00000075-yom-ent


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