愛の7日間  MAN, WOMAN AND CHILD

作曲・指揮:ジョルジュ・ドルリュー
Composed and Conducted by GEORGES DELERUE

(スペインQuartet Records / SCE067)

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1983年製作のアメリカ映画。監督は「男の出発」(1972)「ブルージーンズ・ジャーニー」(1974)「さらば愛しき女よ」(1975)「(未公開)ビッグ・ヒート」(1986)等のディック・リチャーズ。出演はマーティン・シーン、ブライス・ダナー、クレイグ・T・ネルソン、デヴィッド・ヘミングス、ナタリー・ネル、モーリーン・アンダーマン、セバスチャン・ダンガン、アーリーン・マッキンタイア、メリッサ・フランシス、ビリー・ジェイン、ルース・シルヴェイラ、ジャック・フランソワ、ランディ・ローウェル、リサ・フィゲロア、フランク・コッパラ他。「ある愛の詩」(1970)「続ある愛の詩」(1978)等のエリック・シーガルの原作「家族の問題」を基にエリック・シーガルとデヴィッド・ジラグ・グッドマンが脚本を執筆。撮影はリチャード・H・クライン。製作は「史上最大の作戦」(1962)「トラ・トラ・トラ!」(1970)等のエルモ・ウィリアムズ「荒鷲の要塞」(1968)「さらば愛しき女よ」(1975)「北海ハイジャック」(1980)等のエリオット・カストナー「ストレート・タイム」(1978)等のスタンリー・ベック。南カリフォルニア大学人文学部の教授ボブ・ベックウィズ(シーン)は、大学出版局の編集者である妻のシーラ(ダナー)、ジェシカ(マッキンタイア)とポーラ(フランシス)の娘2人と幸せな家庭を築いていた。ある日ボブは、フランス人の旧友ルイ(フランソワ)から、彼が10年前にフランスで講演した時に知り合った女医のニコル(ネル)が死んだとの知らせを受ける。ボブと一夜を共にしたニコルは、彼には知らせずにジャン=クロード(ダンガン)という息子を産んでいた。ボブから事情を聞いたシーラはショックを受けるが、その子を復活祭の休みに呼びよせたらと提案する。彼女はジャン=クロードに会うために夫がフランスに行ってしまうことを恐れていた。LAの空港に現れたジャン=クロードは、ニコルの面影を受け継いだもの静かな少年だった……。

音楽はフランス人のジョルジュ・ドルリューで、これは彼がロス・アンジェルスに移住してから手がけたアメリカ映画の1つ。「Man, Woman and Child Theme」は、サックスをフィーチャーしたメランコリックで美しいメインの主題で、ドルリューの個性が強く出た美しい曲。「Main Title」は、メインの主題のオーケストラによる演奏。「The Kiss」は、ストリングスによる繊細でクラシカルなタッチの曲。「Intelligencia」は、宮廷音楽風の明るく快活な曲。「Flashback / Monfleur」は、明るく快活な主題から不吉な主題へ展開。「愛の喜びは(Plaisir d'amour)」は、ジャン=ポール・マルティーニ作曲/ジャン=ピエール・フローリアン作詞の有名なシャンソン(編曲・指揮はドルリュー)。「Bonjour Papa」は、ピアノとストリングスによるメランコリックで美しい第二主題。この主題は「Driving Home」「Looks」「Conversation」「Clean the Table / Medical Center」「I'm Your Father」「Coffee」「To Airport」等で何度も繰り返される。「The Picture」は、メインの主題のバリエーション。「Trash to Chicken」は、明るく快活な曲。「Mellow Margot」は、ジェントルなジャズ。「Au Revoir」は、第二主題のドラマティックなバリエーション。「Never Gone」 は、メインの主題のエディー・レーマンによるヴォーカル版(作詞はバディ・ケイとデヴィッド・ポメランツ)。最後にメインタイトルの代替テイク等のボーナストラック7曲を収録。
このスコアの初リリース(コンプリートスコア)で、1000枚限定プレス。
(2013年9月)

Georges Delerue

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