トゥモローランド TOMORROWLAND
作曲:マイケル・ジアッキーノ
Composed by
MICHAEL GIACCHINO
指揮:ティム・シモネック
Conducted by
TIM SIMONEC
(米Walt
Disney Records / D002065402)
2015年製作のアメリカ=スペイン合作映画。監督は「(TV)世にも不思議なアメージング・ストーリー4」(1986〜1987)「アイアン・ジャイアント」(1999)「Mr.インクレディブル」(2004)「レミーのおいしいレストラン」(2007)「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011)等のブラッド・バード(1957〜)。出演はジョージ・クルーニー、ヒュー・ローリー、ブリット・ロバートソン、ラフィー・キャシディ、ティム・マッグロウ、キャスリン・ハーン、キーガン=マイケル・キー、クリス・バウアー、トーマス・ロビンソン、ピアース・ガニォン、マシュー・マッコール、ジュディ・グリア、マシュー・ケヴィン・アンダーソン、D・ハーラン・カットショール、マイケル・ジアッキーノ他。デイモン・リンデロフ、ブラッド・バードとジェフ・ジェンセンの原案を基にデイモン・リンデロフとブラッド・バードが脚本を執筆。撮影はクラウディオ・ミランダ。ディズニーランドの人気テーマエリア“トゥモローランド”をモチーフに描くSFミステリ・アドヴェンチャー。1964年。ニューヨーク万博を訪れたフランク少年(ロビンソン)は、発明コンテストに参加するもあえなく落選。そんな彼にアテナ(キャシディ)という不思議な少女が声をかけてくる。彼女から“Tマークのピンバッジ”を手渡されたフランクは、ウォルト・ディズニーが出展したパビリオン“イッツ・ア・スモール・ワールド”の中で未知なる世界“トゥモローランド”へと導かれていく……。現在のフロリダ、ケープ・カナベラル。宇宙への憧れを抱く17歳の女子高生ケイシー・ニュートン(ロバートソン)は、ロケット発射台の解体を阻止しようとNASAの宇宙センターに侵入して拘束される。翌日、解放されたケイシーは、返却された手荷物の中に見知らぬピンバッジを発見する。それに触れた途端、目の前に不思議な光景が広がる。少女アテナと巡り会った彼女は、1人の中年男性と引き合わされる。彼こそ、少年時代にアテナによってトゥモローランドへと導かれたフランク・ウォーカー(クルーニー)だった……。
音楽は「Mr.インクレディブル」(2004)「レミーのおいしいレストラン」(2007)「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011)でもブラッド・バード監督と組んでいるマイケル・ジアッキーノ(1967〜)で、彼は劇中で“イッツ・ア・スモール・ワールド”のオペレーター役を演じている。「A
Story About the Future」は、静かなイントロから明るくダイナミックな主題へと展開。「A
Prologue」は、メランコリックかつドラマティックなプロローグ。「You've Piqued My
Pin-trist」は、静かに幻想的なタッチから躍動的に盛り上がる。「Boat Wait, There's
More!」は、大らかなイントロからビジーなサスペンス音楽へ。「Edge of
Tomorrowland」は、ダイナミックなサスペンス音楽から後半明るくヒロイックな主題へ。「Casey V
Zeitgeist」は、ピアノをフィーチャーしたジェントルなイントロから躍動的でややコミカルなタッチへ。「Home Wheat
Home」は、コーラスをフィーチャーしたジェントルな曲。「Pin-Ultimate
Experience」は、豪快なファンファーレから躍動的な主題へ。「A Touching
Tale」は、ジェントルな曲。「World's Worst Shop
Keepers」は、サスペンス音楽から後半ビジーなアクション音楽へ。「Just Get in the Car」「Texting
While Driving」「Sphere and Loathing」「Pins of a
Feather」は、躍動的でスリリングなタッチの曲。「Frank Frank」「Welcome Back,
Walker!」「The Hail Athena Pass」は、抑制されたサスペンス音楽。「All House
Assault」「The Battle of Bridgeway」は、ビジーなサスペンスアクション音楽。「People
Mover and Shaker」「What an Eiffel!」は、ややコミカルなタッチのサスペンス音楽。「As the
World Burns」は、コーラスをフィーチャーしたドラマティックな曲。「Electric
Dreams」は、ジェントルな主題から後半コーラス入りで壮大に盛り上がる。「End
Credits」は、ヒロイックで躍動的なエンドクレジット。
(2015年9月)
Michael Giacchino
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