スパイダーマン:ホームカミング SPIDER-MAN: HOMECOMING

作曲:マイケル・ジアッキーノ
Composed by MICHAEL GIACCHINO

指揮:マーシャル・ボーウェン三世
Conducted by MARSHALL BOWEN III

(米Sony Classical / 88985450502)

   ★AMAZON.CO.JPで購入 

 ★TOWER.JPで購入


2017年製作のアメリカ映画。監督は「クラウン」(2014)「COP CAR/コップ・カー」(2015)等のジョン・ワッツ(1981〜)。出演はトム・ホランド、 マイケル・キートン、ロバート・ダウニー・Jr、マリサ・トメイ、ジョン・ファヴロー、グウィネス・パルトロー、ゼンデイヤ、ドナルド・グローヴァー、ジェイコブ・バタロン、ローラ・ハリアー、トニー・レヴォロリ、タイン・デイリー、クリス・エヴァンス、ガーセル・ボヴェイ、ジェニファー・コネリー他。ジョナサン・ゴールドスタインとジョン・フランシス・デイリーの原案を基にジョナサン・ゴールドスタイン、ジョン・フランシス・デイリー、ジョン・ワッツ、クリストファー・フォード、クリス・マッケナとエリック・ソマーズが脚本を執筆。撮影はサルヴァトーレ・トチノ。マーベル・ヒーローが同一世界観の中で活躍する“マーベル・シネマティック・ユニバース”の一環として描かれるスパイダーマン新シリーズの第1弾。ニューヨークに暮らす15歳の高校生ピーター・パーカー(ホランド)は、憧れのトニー・スターク=アイアンマン(ダウニー・Jr)に見込まれ、彼が開発した特製スーツに身を包み、スパイダーマンとして街のパトロールに精を出しながら、早くアベンジャーズの一員になりたいと夢見ていた。一方、スタークに仕事を奪われ復讐に燃える男エイドリアン・トゥームス=ヴァルチャー(キートン)は、地球外の物質から強力な武器を作り出し、ニューヨークを危機に陥れようとしていた……。

音楽は「ジュラシック・ワールド」(2015)「スター・トレック BEYOND」(2016)「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016)「ドクター・ストレンジ」(2016)「猿の惑星:聖戦記」(2017)等のマイケル・ジアッキーノ(1967〜)。「Spider-Man Television Theme」は、リズミックでヒロイックなJ・ロバート・ハリス作曲/ポール・フランシス・ウェブスター作詞によるTVアニメ版「スパイダーマン」(1967〜1970)のテーマ音楽。「The World is Changing」は、ジェントルな主題から躍動的なタッチ、ダイナミックなサスペンス音楽へと展開。「Academic Decommitment」「No Vault of His Own」「The Baby Monitor Protocol」は、軽快でリズミックな曲。「High Tech Heist」「A Boatload of Trouble Part 2」「Ferry Dust Up」は、ダイナミックなサスペンスアクション音楽。「On a Ned-To-Know Basis」は、不気味なタッチからサスペンス音楽へ。「Drag Racing / An Old Van Rundown」は、軽快なタッチからビジーでダイナミックなサスペンスアクション音楽へ。「Webbed Surveillance」「A Boatload of Trouble Part 1」は、軽快なサスペンス音楽。「Monumental Meltdown」「Bussed a Move」「Lift Off」は、ヒロイックなメインの主題を織り込んだダイナミックなサスペンスアクション音楽。「Stark Raving Mad」は、ジェントルな曲。「Pop Vulture」は、ダークなタッチのサスペンス音楽。「Fly-By-Night Operation」「Vulture Clash」は、パワフルなアクション音楽。「A Stark Contrast」「No Frills Proto COOL!」は、ヒロイックなメインの主題。「Spider-Man: Homecoming Suite」は、メインの主題を含む様々なスコアがメドレーで登場する組曲で、ラストに挿入歌入り。ダイナミックなスピード感をもったオーケストラルスコア。
(2017年11月)

Michael Giacchino

Soundtrack Reviewに戻る


Copyright (C) 2017  Hitoshi Sakagami.  All Rights Reserved.