(未公開)クライムダウン A LONELY PLACE TO DIE

作曲・指揮:マイケル・リチャード・プロウマン
Composed and Conducted by MICHAEL RICHARD PLOWMAN

(スウェーデンMoviescore Media / MMS-11015) 2011

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2011年製作のイギリス映画(日本では劇場未公開で、DVD発売・テレビ放映済)。監督は「(未公開)レコニング・デイ」(2002)「(未公開)UKギャングスター イギリスで最も恐れられた男」(2007)「プラスティック」(2014)等のジュリアン・ギルビー(1979〜)。出演はアレック・ニューマン、エド・スペリーアス、メリッサ・ジョージ、ケイト・マゴーワン、ゲイリー・スウィーニー、ホリー・ボイド、ダグラス・ラッセル、アラン・スティール、ショーン・ハリス、スティーヴン・マッコール、カレル・ローデン、イーモン・ウォーカー、ポール・アンダーソン、エリック・バーロウ、ジェイミー・エドゲル他。脚本はジュリアン・ギルビーとウィリアム・ギルビー。撮影はアリ・アサッド。登山仲間のロブ(ニューマン)、エド(スペリーアス)、アリソン(ジョージ)、ジェニー(マゴーワン)とアレックス(スウィーニー)の5人は、スコットランド高地に入山するが、登山2日目にメンバーの1人が地面から突き出た換気パイプを見つける。そこから叫び声を聞いた5人は、地面を掘り返して地中に埋められた箱の中から誘拐されたセルビア人の少女アンナ(ボイド)を見つける。アンナを保護し、二手に分かれて下山しようとする5人を、スナイパーライフルで武装した誘拐犯たちが追う……。製作費は約400万ドル。邦題の“クライムダウン”は、ロープを使わずに岩場を降りることを指す登山用語。

音楽は「沈黙の制裁」(2014)「(未公開)沈黙の激戦」(2016)「(未公開)エンド・オブ・ア・ガン 沈黙の銃弾」(2016)「(未公開)ザ・ハード・ウェイ」(2019)等、サスペンスアクション映画/テレビドラマを多数手がけているイギリスの作曲家マイケル・リチャード・プロウマン(1965〜)。冒頭の「The Burning of Achindoun」と最後の「Little Sadie」は、ソフィー・ラムゼイによるエスニックなタッチの女声ヴォーカルとギターをフィーチャーした曲。「To the Cliff」「Hunt the Hunters」は、スリリングかつダイナミックな曲。「A Lonely Place to Die」は、メランコリックでドラマティックなメインの主題。「Hunter's Scherzo」「The Power of One」「Hide and Seek」は、パーカッシヴでダイナミックなサスペンス音楽。「Anna」「Lament」「Alone」は、静かにメランコリックな曲。「Dream in a Box」「Boar and the Bullet」「The Mountain」「The Eiger」は、不気味なタッチのサスペンス音楽。「Lonely Study」「Hope」は、メランコリックでドラマティックな曲。「Highlands」「River Chase Part 1」「River Chase Part 2」「River Chase Part 3」は、ダイナミックなサスペンスアクション音楽。
ケルト風の味付けを少し加えたソリッドでサスペンスフルなオーケストラル・スコア。
(2019年5月)

Michael Richard Plowman

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