(未公開)THE BOOK OF HENRY

作曲:マイケル・ジアッキーノ
Composed by MICHAEL GIACCHINO

指揮:ルートヴィヒ・ヴィッキ
Conducted by LUDWIG WICKI

(スペインQuartet Records / QR360)

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2017年製作のアメリカ映画。監督は「(未公開)彼女はパートタイムトラベラー」(2012)「ジュラシック・ワールド」(2015)等のコリン・トレヴォロウ(1976〜)。出演はナオミ・ワッツ、ジェイデン・リーバーハー、ジェイコブ・トレンブレイ、サラ・シルヴァーマン、ディーン・ノリス、リー・ペイス、マディー・ジーグラー、トーニャ・ピンキンス、ボビー・モイニハン、ジェラルディン・ヒューズ、マックスウェル・シムキンズ、ジャクソン・ニコール、ドネッタ・ラヴィニア・グレイズ、ジョエル・マーシュ・ガーランド、ワス・スティーヴンス他。脚本はグレッグ・ハーウィッツ。撮影はジョン・シュワルツマン。母親のスーザン(ワッツ)、弟のピーター(トレンブレイ)とともに暮らす11歳の聡明な少年ヘンリー・カーペンター(リーバーハー)は、近所に住むクリスティーナ(ジーグラー)に恋心を抱いていたが、彼女は義父のグレン(ノリス)から暴行を受けていた。何とかしてクリスティーナを救いたいと考えたヘンリーは、そのための作戦を一冊のノートとヴォイスレコーダーにまとめた。ヘンリーが脳腫瘍により急死した後にそのノートを見つけたスーザンとピーターは、ヘンリーが立案した作戦を実際に実行しようとするが……。製作費は約1000万ドル、米国での興行収入は約422万ドル。

音楽は「ジュラシック・ワールド」(2015)「スター・トレック BEYOND」(2016)「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016)「猿の惑星:聖戦記」(2017)「リメンバー・ミー」(2017)「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(2018)「インクレディブル・ファミリー」(2018)等のマイケル・ジアッキーノ(1967〜)。「Overture」は、ピアノとストリングスによるリリカルで躍動的なメインの主題による序曲。「Treehouse Inventions」は、ギターをフィーチャーしたメインの主題のバリエーション。「Cheering Up the Montain」は、明るく躍動的な曲。「Predator in Their Midst」は、静かにジェントルな曲。「Research and Development」は、抑制されたサスペンス調からややメランコリックなタッチの主題へ。「Shaking, Not Stirred」「Book Discovery: System of Abuse」は、抑制されたサスペンス音楽。「On Mortality」は、静かなピアノとストリングスによる曲。「Henry's Final Wish」「A Tender House Call」は、静かにドラマティックな曲。「Do You Have Prince Albert in a Can?」は、静かにメランコリックな曲。「Target Practice」は、チェロをフィーチャーしたドラマティックなメインの主題のバリエーション。「Forging Ahead」は、ダークなサスペンス音楽。「Peter's Lament」は、静かにジェントルな主題からリズミックでメランコリックな主題へ。「The Parable of the Talents」は、リズミックでダイナミックなサスペンス音楽。「Cristina's Dance」は、 ピアノコンチェルト風のクラシカルなタッチの力作。「Susan for Justice」は、ダークでダイナミックなサスペンス音楽。「Peter the Great」「Into the Fire」は、ピアノとチェロをフィーチャーしたメインの主題。「Closing the Book of Henry」も、ピアノとチェロによるリリカルな主題。ラストの「Your Hand I Will Never Let It Go」は、スティヴィー・ニックスのヴォーカルによる主題歌(作曲・作詞はライアン・ミラーとトーマス・バートレット)。繊細で心優しいスコア。
このスコアの初CD化で、1500枚限定プレス。
(2019年6月)

Michael Giacchino

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