ディミトリ・ティオムキン
  Dimitri Tiomkin

Date of Birth: 1894/5/10
Place of Birth: Kremenchuk, Poltava Governorate, Russian Empire (now Ukraine)
Date of Death: 1979/11/11
Mini Biography:
A student at the St. Petersburg Conservatory, Dimitri Zinovich Tiomkin excelled as a solo pianist under the tutelage of Felix Blumenfeld and Isabelle Vengerova, and also studied with composer Alexander Glazunov, the conservatory's director. In 1925 he emigrated to the U.S., and never looked back, becoming an American citizen in 1937. By then, he was already a flourishing screen composer, having created memorable music for "Mad Love"(1935) and Frank Capra's "Lost Horizon"(1937). The latter won him the first of a remarkable 23 Oscar nominations. The Capra-Tiomkin partnership continued with "You Can't Take It With You"(1938), "Mr. Smith Goes to Washington"(1939), "Meet John Doe"(1941), and "It's a Wonderful Life"(1947). During World War II Capra recruited Tiomkin to score the "Why We Fight" series of training and indoctrination films produced by the Army Signal Corps. Music for a dozen documentaries, including "The Negro Soldier"(1944) and "The Battle of San Pietro"(1945), was the result. For Alfred Hitchcock he scored "Shadow of a Doubt"(1942), "Strangers on a Train"(1951), "I Confess"(1953), and "Dial M for Murder"(1954). The fruits of his 20-year collaboration with Howard Hawks include "Only Angels Have Wings"(1939), "Red River"(1948), "The Thing"(1951), "The Big Sky"(1952), "Land of the Pharaohs"(1955), and "Rio Bravo"(1959). In the 1950s and early 1960s, He was at the height of his popularity, having received four Academy Awards in the six-year period from 1952 to 1958. He claimed two Oscar statuettes (for score and song) for "High Noon" and earned two more best score Oscars for "The High and the Mighty" and "The Old Man and the Sea". His large-scale scores continued with "The Guns of Navarone"(1961) and in his collaborations with producer Samuel Bronston for "55 Days at Peking"(1963), "The Fall of the Roman Empire"(1964), and "Circus World"(1964). He published his autobiography, "Please Don't Hate Me" in 1959.

Official website of Dimitri Tiomkin: http://www.dimitritiomkin.com/

 

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遊星よりの物体X THE THING FROM ANOTHER WORLD

作曲・指揮:ディミトリ・ティオムキン
Composed and Conducted by DIMITRI TIOMKIN

(米Film Score Monthly / FSM Vol.8 No.1)

cover
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1951年製作のアメリカ映画で、宇宙人侵略ものSFの古典。監督は「西部の愚連隊」(1964)「体当り決死隊」(1967)等のクリスチャン・ナイビー「三つ数えろ」(1946)「赤い河」(1948)「リオ・ブラボー」(1959)「ハタリ!」(1961)「エル・ドラド」(1966)等の監督として知られる名匠ハワード・ホークスが製作している(監督のナイビーは「赤い河」等のホークス作品で編集を担当)。出演はケネス・トビー、マーガレット・シェリダン、ロバート・コーンスウェイト、ダグラス・スペンサー、ジェームズ・アーネス、ジェームズ・R・ヤング、デウィー・マーティン、ロバート・ニコルス、ウィリアム・セルフ、エドゥアード・フランツ、サリー・クレイトン他。ジョン・W・キャンベル・Jrの短編小説『影が行く(Who Goes There?)』を基にチャールズ・レデラーとベン・ヘクトが脚本を執筆。撮影はラッセル・ハーラン。北極の観測基地を舞台に、氷に埋まった飛行物体から出現した異星人と人類との死闘を描く。1982年にジョン・カーペンター監督が「遊星からの物体X」としてリメイクしている。

音楽はハワード・ホークス監督の「赤い河」(1948)「リオ・ブラボー」(1959)等も手がけているハリウッド黄金期の名作曲家ディミトリ・ティオムキン。ホークス以外にも、フランク・キャプラ、アルフレッド・ヒッチコック、フレッド・ジンネマン、ジョージ・スティーヴンス等著名な監督と組んでおり、数多くの名作を残している。この「遊星よりの物体X」にティオムキンが作曲したスコアは、同じ1951年に公開された「地球の静止する日」バーナード・ハーマンのスコアと並び、50年代SF映画音楽を代表する傑作である。「Main Title」は、冒頭のRKOロゴにかぶるファンファーレに続いて、映画のタイトル文字が燃え上がっていくメインタイトルで流れる、ストレートに恐怖を表現したクラシックなホラー音楽。テレミンの悲鳴のような響きがこの時代を象徴している。「Flying Saucer Sequence, Part 1」「Flying Saucer Sequence, Part 2」は、空軍の兵士たちが北極に墜落した飛行物体を調査に行くシーンのサスペンス音楽で、不気味なピアノとソプラノ・ソロが効果的。「Melting Sequence」は、氷塊に閉じ込められた異星人(アーネス)が徐々に解け出してくるシーンの音楽で、やはりテレミンが印象的。「Greenhouse Sequence」「The Thing at Door」は、科学者たちが温室で異星人を発見し、戦闘になるシーンのショック音楽。「Plasma #1」「Plasma Plants #2」は、観測基地の科学者キャリントン博士(コーンスウェイト)が、異星人の身体の一部を人間の血漿を使って培養しようとするシーンの不気味なサスペンス音楽。「Fire Sequence」は兵士たちがケロシンで異星人を焼き殺そうとするシーンの恐怖音楽。「Electrocution Sequence」は、異星人が高圧電流で撃退されるクライマックスのアクション音楽。「End Title」は、短いフィナーレからエンドクレジットのマーチへと展開。このスコアは、1970年代にチャールズ・ゲルハルト指揮ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏により抜粋が録音されているが、ここで紹介しているCDは米Film Score Monthlyレーベルが2005年にリリースした初のサントラ音源のアルバム化。同じティオムキン作曲の「あの高地を取れ(TAKE THE HIGH GROUND!)」(1953/監督:リチャード・ブルックス、出演:リチャード・ウィドマーク、カール・マルデン他)とのカップリングになっている。
(2005年4月)

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ガンヒルの決斗 LAST TRAIN FROM GUN HILL

作曲・指揮:ディミトリ・ティオムキン
Composed and Conducted by DIMITRI TIOMKIN

(米Counterpoint / CPT-1003)

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1959年製作のアメリカ映画。監督は「OK牧場の決斗」(1957)「ゴーストタウンの決斗」(1958)「老人と海」(1958)「荒野の七人」(1960)「大脱走」(1963)「墓石と決闘」(1967)「鷲は舞いおりた」(1976)等のジョン・スタージェス。出演はカーク・ダグラス、アンソニー・クイン、キャロリン・ジョーンズ、アール・ホリマン、ブラッド・デクスター、ブライアン・G・ハットン、ジーヴァ・ロダン、ビング・ラッセル、ヴァル・アヴェリー、ウォルター・サンド、タイ・ハーディン、グレン・ストレンジ他。レス・クラッチフィールドの原作『Showdown』を基にジェームズ・ポーが脚本を執筆。撮影はチャールズ・ラング、製作はハル・B・ウォリス。チェロキーインディアンの妻キャサリン(ロダン)をレイプされて殺されたポーリー町の保安官マット・モーガン(ダグラス)は、犯人の馬につけられた鞍が彼の親友でガンヒル町のボスになっているクレイグ・ベルデン(クイン)の物だと気づく。真相を探るためガンヒルへ向かったマットは、クレイグの息子のリック(ホリマン)が犯人であることを突き止める。クレイグは息子を見逃してくれるように頼むが、マットは裁きを受けさせるためにリックを逮捕し、9時発のポーリー行きの汽車が到着するまでホテルに立てこもる……。リックの相棒のリー・スミザースを演じているブライアン・G・ハットンは、後に監督となり「追いつめて殺せ!」(1968)「荒鷲の要塞」(1968)「戦略大作戦」(1970)「ハイ・ロード」(1983)等のアクション大作を手がけている。

音楽はウクライナ出身で、「白昼の決闘」(1946)「赤い河」(1948)「真昼の決闘」(1952)「リオ・ブラボー」(1959)「許されざる者」(1959)「アラモ」(1960)「戦う幌馬車」(1967)等数多くの西部劇のスコアを手がけ、ジョン・スタージェス監督と「人妻の危機」(1953)「OK牧場の決斗」(1957)「老人と海」(1958)でも組んでいるディミトリ・ティオムキン(1894〜1979)。「Prelude / The Stalkers / The Rape」は、勇壮なマーチによるイントロから躍動的でダイナミックな前奏曲へと展開し、後半は牧歌的なタッチからレイプ・シーンのビジーなサスペンス音楽へと続く。「The Ride for Help / Return to Tragedy」は、ダイナミックなサスペンスアクション音楽。「The Dead Squaw」「Matt Leaves Pawley」「Trouble Ahead / Visit to Sheriff」「Linda Again」「Memories With Craig / Linda Enters」「A Stolen Moment」「Linda and the Shotgun」等は、ジェントルな主題。「The Train to Gun Hill」は、疾走する列車を描写したダイナミックな曲。「The Belden Cattle Company / The Guilty One」「Back at the Ranch」等は、躍動的なタッチ。「Matt Traps Craig」「Craig in Action / Searching」「Rick Belden's Capture」「Watchful Waiting / Eight-Thirty-Part I」「Eight-Thirty-Part III」は、サスペンス音楽。「Belden Heads for Town」「The Shooting Starts」「Matt and Rick Fight」「Ride to THE Station」は、ビジーでダイナミックなサスペンスアクション音楽。「Real Trouble / Rick Belden's Death」は、クライマックスのドラマティックな曲。「Finale」は、ジェントルな主題によるフィナーレ。最後にボーナストラックとしてジャズシンガー、キティ・ホワイトのソフトなヴォーカルによるジェントルな主題歌「THE LAST TRAIN FROM GUN HILL」(作詞:ポール・フランシス・ウェブスター)やサルーンピアノによるソース曲等を収録。ティオムキンは映画の全篇にキティ・ホワイトによるヴォーカルを流すつもりで録音もしたが、監督のスタージェスが歌を使うことを拒否したため、映画では使用されていない。このスコアの初アルバム化で、35ミリの3トラックマスターから新たにリマスターされたもの。2000枚限定プレス。

ディミトリ・ティオムキンはロシアからアメリカに移住してハリウッドの黄金期に活躍した名作曲家で、フランク・キャプラ監督の「失はれた地平線」(1937)「我が家の楽園」(1938)「スミス都へ行く」(1939)「群衆」(1941)「素晴らしき哉、人生!」(1946)アルフレッド・ヒッチコック監督の「疑惑の影」(1943)「見知らぬ乗客」(1951)「私は告白する」(1953)「ダイヤルMを廻せ!」(1954)ハワード・ホークス監督の「コンドル」(1939)「赤い河」(1948)「遊星よりの物体X」(1951)「果てしなき蒼空」(1952)「ピラミッド」(1955)「リオ・ブラボー」(1959)等、数多くの名作を手がけ、アカデミー賞に23回ノミネートされて4回受賞している。

ディミトリ・ティオムキンが手がけた作品には、
「悪漢の唄(The Rogue Song)」(1930) (Ballet Music - Suite Choreographique)
「復活(Resurrection)」(1931)
「紐育・ハリウッド(Broadway to Hollywood)」(1933) ("Snow Ballet")
「不思議の国のアリス(Alice in Wonderland)」(1933)
「(未公開)The Casino Murder Case」(1935) (synchronized score)
「狂恋・魔人ゴーゴル博士(Mad Love)」(1935)
「私の行状記(I Live My Life)」(1935)
「失はれた地平線(Lost Horizon)」(1937)
「(未公開)The Road Back」(1937)
「グレート・ワルツ(The Great Waltz)」(1938) (music adaptor/music arranger: Johann Strauss II music)
「我が家の楽園(You Can't Take It with You)」(1938)
「北海の子(Spawn of the North)」(1938)
「コンドル(Only Angels Have Wings)」(1939)
「スミス都へ行く(Mr. Smith Goes to Washington)」(1939)
「ラッキー・パートナー(Lucky Partners)」(1940)
「西部の男(The Westerner)」(1940)
「群衆(Meet John Doe)」(1941)
「(未公開)Forced Landing」(1941)
「(未公開)Scattergood Meets Broadway」(1941)
「(未公開)Flying Blind」(1941)
「コルシカの兄弟(The Corsican Brothers)」(1941)
「(未公開)A Gentleman After Dark」(1942)
「(未公開)Twin Beds」(1942)
「(未公開)The Moon and Sixpence」(1942)
「(未公開)The Nazis Strike」(1943)
「疑惑の影(Shadow of a Doubt)」(1943)
「(未公開)Report from the Aleutians」(1943)
「(未公開)The Unknown Guest」(1943)
「(未公開)The Battle of Russia」(1943)
「(未公開)The Battle of China」(1944)
「(未公開)Ladies Courageous」(1944)
「逃亡者(The Impostor)」(1944)
「情怨の谷(The Bridge of San Luis Rey)」(1944)
「(未公開)The Negro Soldier」(1944)
「(未公開)Attack! Battle of New Britain」(1944)
「(未公開)When Strangers Marry」(1944)
「(未公開)Here Is Germany」(1945)
「(未公開)Know Your Enemy: Japan」(1945)
「(未公開)Forever Yours」(1945)
「犯罪王ディリンジャー(Dillinger)」(1945)
「(未公開)San Pietro」(1945)
「(未公開)Two Down and One to Go」(1945)
「(未公開)China's Little Devils」(1945)
「(未公開)War Comes to America」(1945)
「(未公開)Pardon My Past」(1945)
「(未公開)Let There Be Light」(1946)
「(未公開)Whistle Stop」(1946)
「(未公開)Black Beauty」(1946)
「(未公開)Angel on My Shoulder」(1946)
「暗い鏡(The Dark Mirror)」(1946)
「素晴らしき哉、人生!(It's a Wonderful Life)」(1946)
「白昼の決闘(Duel in the Sun)」(1946)
「(未公開)朝はまだ来ない(The Long Night)」(1947)
「(未公開)The Dude Goes West」(1948)
「(未公開)ムコ捜し大騒動(So This Is New York)」(1948)
「赤い河(Red River)」(1948)
「ジェニイの肖像(Portrait of Jennie)」(1948)
「チャンピオン(Champion)」(1949)
「勇者の家(Home of the Brave)」(1949)
「カナダ平原(Canadian Pacific)」(1949)
「赤い灯(Red Light)」(1949)
「(未公開)贋札造りのリル(Dakota Lil)」(1950)
「(未公開)Guilty Bystander」(1950)
「都会の牙(D.O.A.)」(1950)
「(未公開)Champagne for Caesar」(1950)
「(未公開)The Men」(1950)
「シラノ・ド・ベルジュラック(Cyrano de Bergerac)」(1950)
「(未公開)Mr. Universe」(1951)
「遊星よりの物体X(The Thing from Another World)」(1951)
「見知らぬ乗客(Strangers on a Train)」(1951)
「北京超特急(Peking Express)」(1951)
「井戸(The Well)」(1951)
「南部に轟く太鼓(Drums in the Deep South)」(1951)
「午後の喇叭(Bugles in the Afternoon)」(1952)
「(未公開)カリブの反乱(Mutiny)」(1952)
「白昼の脱獄(My Six Convicts)」(1952)
「(未公開)Lady in the Iron Mask」(1952)
「真昼の決闘(High Noon)」(1952)
「果てしなき蒼空(The Big Sky)」(1952)
「(未公開)The Four Poster」(1952)
「(未公開)The Happy Time」(1952)
「(未公開)11年目の疑惑(The Steel Trap)」(1952)
「(未公開)天使の顔(Angel Face)」(1952)
「私は告白する(I Confess)」(1953)
「人妻の危機(Jeopardy)」(1953)
「(未公開/TV)ABC Album - A Tale of Two Cities: Part 1, - A Tale of Two Cities: Part 2」(1953)
「楽園に帰る(Return to Paradise)」(1953)
「吹き荒ぶ風(Blowing Wild)」(1953)
「あの高地を取れ(Take the High Ground!)」(1953)
「(未公開)Cease Fire!」(1953)
「コマンド(The Command)」(1954)
「白人酋長(His Majesty O'Keefe)」(1954)
「紅の翼(The High and the Mighty)」(1954)
「ダイヤルMを廻せ!(Dial M for Murder)」(1954)
「(未公開)A Bullet Is Waiting」(1954)
「熱砂の女盗賊(The Adventures of Hajji Baba)」(1954)
「荒野の貴婦人(Strange Lady in Town)」(1955)
「ピラミッド(Land of the Pharaohs)」(1955)
「軍法会議(The Court-Martial of Billy Mitchell)」(1955)
「テーブル・ロックの決闘(Tension at Table Rock)」(1956)
「ジャイアンツ(Giant)」(1956)
「友情ある説得(Friendly Persuasion)」(1956)
「OK牧場の決斗(Gunfight at the O.K. Corral)」(1957)
「夜の道(Night Passage)」(1957)
「世界の楽園(Search for Paradise)」(1957)
「野性の息吹き(Wild Is the Wind)」(1957)
「老人と海(The Old Man and the Sea)」(1958)
「リオ・ブラボー(Rio Bravo)」(1959)
「(未公開)ヤング・オーナーズ(The Young Land)」(1959)
「ガンヒルの決斗(Last Train from Gun Hill)」(1959)
「許されざる者(The Unforgiven)」(1960)
「アラモ(The Alamo)」(1960)
「サンダウナーズ(The Sundowners)」(1960)
「非情の町(Town Without Pity)」(1961)
「ナバロンの要塞(The Guns of Navarone)」(1961)
「(未公開)Without Each Other」(1962)
「(TV)ローハイド(Rawhide - A Woman's Place)」(1962)
「北京の55日(55 Days at Peking)」(1963)
「ローマ帝国の滅亡(The Fall of the Roman Empire)」(1964)
「サーカスの世界(Circus World)」(1964)
「36時間(36 Hours)」(1965)
「戦う幌馬車(The War Wagon)」(1967)
「キャサリン大帝(Great Catherine)」(1968)
「チャイコフスキー(Chaykovskiy)」(1970) (musical director)

等がある。
クインシー・ジョーンズが音楽を担当した「マッケンナの黄金」(1969)では共同プロデューサーとして製作に参加している。

ディミトリ・ティオムキン「失はれた地平線」「スミス都へ行く」「コルシカの兄弟」「(未公開)THE MOON AND SIXPENCE」「情怨の谷」「チャンピオン」「真昼の決闘」「紅の翼」(歌曲賞も)「友情ある説得」(歌曲賞)「ジャイアンツ」「野性の息吹き」(歌曲賞)「老人と海」「(未公開)THE YOUNG LAND」(歌曲賞)「アラモ」(歌曲賞も)「非情の町」(歌曲賞)「ナバロンの要塞」「北京の55日」(歌曲賞も)「ローマ帝国の滅亡」「チャイコフスキー」でアカデミー賞の作曲賞/劇・喜劇映画音楽賞にノミネートされており、1952年の「真昼の決闘」(劇・喜劇映画音楽賞、歌曲賞)、1954年の「紅の翼」(劇・喜劇映画音楽賞)、1958年の「老人と海」(劇・喜劇映画音楽賞)で同賞を受賞している。また、「真昼の決闘」「アラモ」「ナバロンの要塞」「ローマ帝国の滅亡」でゴールデン・グローブの音楽賞、「非情の町」「サーカスの世界」で同賞の歌曲賞を受賞しているほか、1955年と1957年に同賞の特別賞を受賞している。

(2011年9月)

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