Date of Birth: 1943/11/28
Place of Birth: Los Angeles, California, USA
Mini Biography:
Randy Newman (Randall Stuart Newman) is a nephew of composers Alfred Newman, Emil Newman and Lionel Newman, and a cousin of composers Thomas Newman and David Newman (Randy's father Irving Newman is a Hollywood physician and occasional songwriter). He was educated at University of California, and started his career writing pop songs. His early compositions were recorded by other people, as he was paid a month as a staff songwriter for Liberty Records. His debut album came as late as 1968, and during the 70s Newman released acclaimed albums such as Sail Away, Good Old Boys and Little Criminals, which gained commercial as well as critical acceptance. 'I Love L.A.', from 1983's Trouble In Paradise, was used to promote the Los Angeles Olympic Games in 1984. During the 80s, he concentrated on soundtrack works.
ナチュラル
THE NATURAL 作曲・指揮:ランディ・ニューマン (米Warner Bros. / 9 25116-2) 1984 |
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「ダイナー」(1982)「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」(1985)「グッドモーニング,ベトナム」(1987)「レインマン」(1988)「わが心のボルチモア」(1990)「トイズ」(1992)「ディスクロージャー」(1994)「スリーパーズ」(1996)等のバリー・レヴィンソンが1984年に監督したドラマ。出演はロバート・レッドフォード、グレン・クローズ、ロバート・デュヴァル、キム・ベイシンガー、ウィルフォード・ブリムリー、リチャード・ファーンズワース、バーバラ・ハーシー、ロバート・プロスキー、ダーレン・マクギャヴィン、ジョー・ドン・ベイカー、マイケル・マドセン、ダニー・アイエロ、アラン・ファッジ他。バーナード・マラマッドの原作を基にロジャー・タウンとフィル・ダッセンベリーが脚本を執筆。撮影はキャレブ・デシャネル。1920〜1930年代のアメリカを舞台に、若くして野球の天才と呼ばれるが、凶弾によって球界入りを遅らされ、35歳にして“奇跡のルーキー”として活躍したロイ・ホッブス(レッドフォード)の半生を描くドラマ。1984年度アカデミー賞の助演女優(クローズ)、撮影賞、作曲賞、美術監督・装置賞にノミネートされた。
音楽を担当したランディ・ニューマンは、映画音楽界では有名な“ニューマン・ファミリー”の一員であり、アルフレッド・ニューマン、エミール・ニューマン、ライオネル・ニューマンは彼の叔父、トーマス・ニューマン、デヴィッド・ニューマンは彼の従兄弟に当たる。当初はポップソングの作曲家として活躍していたが、1970年以降映画音楽の仕事を手がけている。この「ナチュラル」のスコアは、古き良き時代のアメリカを表現した大らかなスコアで、彼の叔父のアルフレッドの音楽よりは、エルマー・バーンステインの「アラバマ物語」等の音楽を意識した音作りになっている。「Prologue 1915-1923」はオーケストラとシンセサイザーの組合わせによる素朴で牧歌的なメインテーマで、どこか懐かしさを感じさせる主題がこの映画のテーマにふさわしい。同じ主題は「The Natural」でシンセサイザーのみでも演奏される(この曲のプロデュースはデヴィッド・フォスター、マイケル・ボディッカー、レニー・ワロンカーとニューマン)。「The Whammer Strikes Out」ではバーンステインの西部劇音楽のような躍動的なフレーズを聴かせる。「"Knock the Cover Off the Ball"」「Wrigley Field」「The Final Game」等でのオーケストラによる力強い盛り上がりも良い。全体としてあまり強いインパクトはないが、良心的なスコアである。
ランディ・ニューマンが手がけたその他の映画音楽には、「幸せをもとめて」(1970)「(未公開)タバコのなくなる日」(1971)「ラグタイム」(1981)「(未公開)ゴーイング・ダウン/彼女たちによろしく」(1982)「ナチュラル」(1984)「バックマン家の人々」(1989)「わが心のボルチモア」(1990)「レナードの朝」(1990)「マーヴェリック」(1994)「ザ・ペーパー」(1994)「トイ・ストーリー」(1995)「(未公開)キャッツ・ドント・ダンス」(1996)「ジャイアント・ピーチ」(1996)「カラー・オブ・ハート」(1998)「バグズ・ライフ」(1998)「トイ・ストーリー2」(1999)「ミート・ザ・ペアレンツ」(2000)等がある。彼は、「ラグタイム」(作曲賞、歌曲賞)「ナチュラル」(作曲賞)「バックマン家の人々」(主題歌賞)「わが心のボルチモア」(作曲賞)「ザ・ペーパー」(主題歌賞)「トイ・ストーリー」(音楽賞、歌曲賞)「ジャイアント・ピーチ」(音楽賞)「バグズ・ライフ」(音楽賞)「カラー・オブ・ハート」(音楽賞)「ベイブ都会へ行く」(主題歌賞)でアカデミー賞にノミネートされている。
(2001年6月)
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