マーク・アイシャム
  Mark Isham

Date of Birth: 1951/9/7
Place of Birth: New York, New York, USA
Mini Biography:
Mark Isham's mother was a violinist and his father taught music and history, so he began studying classical piano, trumpet and violin from an early age. He began his music career as a trumpet player in the Oakland and San Francisco Symphonies and went on to play in various rock and jazz bands. In his early 20s, he branched out into electronic music, building a reputation as a synthesizer programmer, although trumpet remained his primary career, and he established a career as a classical trumpeter, jazz stylist, solo instrumentalist and rock guest artist with such high-profile bands as the Rolling Stones. He is in constant demand as a trumpeter and has appeared as a guest musician on the last two Joni Mitchell albums and several Van Morrison records. He garnished critical acclaim for his debut album as a solo artist on Vapour Drawings and went on to release two more albums, Castalia and Tibet, for which he received Grammy nominations. His latest album, Miles Remembered: The Silent Way Project was awarded Best Jazz Album in 1999 by the London Times and is a reinterpretation of the late 60s music by Miles Davis. His career as a film composer spans two decades and over 50 film and TV credits including his debut with Disney's "Never Cry Wolf"(1983), "The Hitcher"(1986), "Point Break"(1991), "Little Man Tate"(1991), "A River Runs Through It"(1992), "Of Mice and Men"(1992), as well as television scores on "Chicago Hope"(1994) and "EZ Streets"(1996) for which he received an Emmy. He is a member of the Church of Scientology.

Official website of Mark Isham: http://www.isham.com

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• ブラック・ダリア  THE BLACK DAHLIA
• 42 〜世界を変えた男〜  42: THE TRUE STORY OF AN AMERICAN LEGEND

ブラック・ダリア THE BLACK DAHLIA 作曲：マーク・アイシャム Composed by MARK ISHAM 指揮：ジェームズ・シャーマン Conducted by JAMES SHEARMAN （米Silva Screen / SILCD1221）

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2006年製作のアメリカ映画。監督は「キャリー」(1976)「殺しのドレス」(1980)「スカーフェイス」(1983)「アンタッチャブル」(1987)「ミッション：インポッシブル」(1996)「ファム・ファタール」(2002)等のブライアン・デ・パルマ。出演はジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク、ミア・カーシュナー、マイク・スター、フィオナ・ショー、パトリック・フィッシュラー、ジェームズ・オーティス、ジョン・キャヴァナー、トロイ・エヴァンス、アンソニー・ラッセル、ペープ・サーナ、アンガス・マッキネス、レイチェル・マイナー、ヴィクター・マクグァイア、グレッグ・ヘンリー、リチャード・ブレイク、ローズ・マッゴーワン他。「ザ・コップ」(1987)「L.A.コンフィデンシャル」(1997)「ブラウンズ・レクイエム」(1998)等のジェームズ・エルロイ（1948〜）の原作『ブラック・ダリア』を基にジョシュ・フリードマンが脚本を執筆。撮影はヴィルモス・ジグモンド。1940年代のロス・アンジェルスで実際に起きた迷宮入り事件をベースにした原作小説の映画化。女優志望の若い女性エリザベス・ショート（カーシュナー）は胴体を真っ二つに切断され、内臓を全て抜き取られた惨殺死体で発見される。事件を捜査する刑事ドワイト・ブライチャート（ハートネット）とリーランド・ブランチャード（エッカート）は、背後に隠された陰謀に迫るが……。

音楽はトランペット奏者としても有名なマーク・アイシャムが作曲。「The Zoot Suit Riots」は、アイシャム自身のトランペット・ソロからパーカッシヴでダイナミックなオーケストラによるメインタイトルへ展開。同じジェームズ・エルロイ原作の「L.A.コンフィデンシャル」にジェリー・ゴールドスミスが作曲したスコアの影響が感じられる。「At Norton and Coliseum」は、ミステリアスでサスペンスフルなタッチから、後半はダイナミックに盛り上がる。「The Two of Us」は、ピアノとストリングスにトランペットがかぶさるセンシュアルなタッチの曲。「Mr. Fire versus Mr. Ice」は、パーカッシヴでダイナミックな曲。「Madeline」は、センシュアルなタッチのマデリーン（スワンク）の主題。「Dwight and Kay」は、ピアノとトランペットをフィーチャーしたリリカルなタッチのドワイトとケイ（ヨハンソン）の主題。「Hollywoodland」はサスペンスフルなタッチ。「Red Arrow Inn」は、トランペットをフィーチャーしたミステリアスな曲。「Men Who Feed on Others」は、ダイナミックでスリリング。「Super Cops」は、ピアノとストリングスによるジェントルな曲。「Death at the Olympic」は激しいアクション音楽。「No Other Way」はジェントルなタッチ。「Betty Short」は、ややメランコリックなタッチ。「Nothing Stays Buried Forever」は、サスペンス調からジェントルなフィナーレへ。映画の題材にふさわしいハードボイルドなタッチのスコア。

マーク・アイシャムが手がけた作品には
「ネバー・クライ・ウルフ（Never Cry Wolf）」(1983)
「ハーヴェイ・ミルク（The Times of Harvey Milk）」(1984)
「燃えつきるまで（Mrs. Soffel）」(1984)
「トラブル・イン・マインド（Trouble in Mind）」(1985)
「ヒッチャー（The Hitcher）」(1986)
「（未公開）Portraits of Anorexia」(1986)
「メイド・イン・ヘブン（Made in Heaven）」(1987)
「モダーンズ（The Moderns）」(1988)
「（未公開）レッド・アフガン（The Beast of War）」(1988)
「もうひとつのラブストーリー（Everybody Wins）」(1990)
「（ビデオ）Tibet」(1990)
「（未公開）トム・ベレンジャーの探偵より愛をこめて（Love at Large）」(1990)
「運命の逆転（Reversal of Fortune）」(1990)
「愛を殺さないで（Mortal Thoughts）」(1991)
「（未公開）ねじれた家族（Crooked Hearts）」(1991)
「ハートブルー（Point Break）」(1991)
「リトルマン・テイト（Little Man Tate）」(1991)
「ビリー・バスゲイト（Billy Bathgate）」(1991)
「（TV）金(キム)の戦争」(1991)
「PNDCエル・パトレイロ（El Patrullero）」(1991)
「（未公開）真夜中の戦場／クリスマスを贈ります（A Midnight Clear）」(1992)
「（TV）スケッチ・アーティスト（Sketch Artist）」(1992)
「（未公開）クール・ワールド（Cool World）」(1992)
「リバー・ランズ・スルー・イット（A River Runs Through It）」(1992)
「パブリック・アイ（The Public Eye）」(1992)
「二十日鼠と人間（Of Mice and Men）」(1992)
「（未公開）Hidden Hawaii」(1993)
「ボディ・ターゲット（Nowhere to Run）」(1993)
「（未公開）ファイヤー・イン・ザ・スカイ／未知からの生還（Fire in the Sky）」(1993)
「メイド・イン・アメリカ（Made in America）」(1993)
「ショート・カッツ（Short Cuts）」(1993)
「蜘蛛女（Romeo Is Bleeding）」(1993)
「ゲッタウェイ（The Getaway）」(1994)
「サンベリーナ／おやゆび姫（Thumbelina）」(1994)
「（未公開）明日にむかって…（The Browning Version）」(1994)
「ミセス・パーカー／ジャズエイジの華（Mrs. Parker and the Vicious Circle）」(1994)
「クイズ・ショウ（Quiz Show）」(1994)
「タイムコップ（Timecop）」(1994)
「（TV）シカゴホープ（Chicago Hope）」(1994〜2000)
「ネル（Nell）」(1994)
「（未公開）運命の絆（Safe Passage）」(1994)
「マイアミ・ラプソディー（Miami Rhapsody）」(1995)
「（未公開）代理人（Losing Isaiah）」(1995)
「ザ・インターネット（The Net）」(1995)
「ホーム・フォー・ザ・ホリデイ（Home for the Holidays）」(1995)
「ラストダンス（Last Dance）」(1996)
「（TV）ゴッチ・ザ・マフィア／武闘派暴力組織（Gotti）」(1996)
「グース（Fly Away Home）」(1996)
「（未公開/TV）EZ Streets」(1996)
「NY検事局（Night Falls on Manhattan）」(1997)
「アフターグロウ（Afterglow）」(1997)
「コレクター（Kiss the Girls）」(1997)
「（未公開/TV）Michael Hayes」(1997)
「（未公開/TV）Nothing Sacred」(1997)
「（TV）ディフェンダーズ／新・弁護士プレストン（The Defenders: Payback）」(1997)
「（未公開）リトル・トリー（The Education of Little Tree）」(1997)
「（TV）ディフェンダーズ2／新・弁護士プレストン（The Defenders: Choice of Evils）」(1998)
「相続人（The Gingerbread Man）」(1998)
「（TV）フロム・ジ・アース［人類、月に立つ］（From the Earth to the Moon）」(1998)
「ブレイド（Blade）」(1998)
「（TV）ディフェンダーズ3／新・弁護士プレストン（The Defenders: Taking the First）」(1998)
「フリーマネー（Free Money）」(1998)
「（ビデオ）The Blood Tide」(1998)
「（未公開）アット・ファースト・サイト／あなたが見えなくても（At First Sight）」(1999)
「バーシティ・ブルース（Varsity Blues）」(1999)
「ブレックファースト・オブ・チャンピオンズ（Breakfast of Champions）」(1999)
「遠い空の向こうに（October Sky）」(1999)
「（未公開/TV）Family Law」(1999)
「ボディ・ショット（Body Shots）」(1999)
「（I-MAX）ガラパゴス（Galapagos: The Enchanted Voyage）」(1999)
「英雄の条件（Rules of Engagement）」(2000)
「ゲット・ア・チャンス！（Where the Money Is）」(2000)
「（未公開）Trixie」(2000)
「ザ・ダイバー（Men of Honor）」(2000)
「（ビデオ）From the Ground Up」(2001)
「（ビデオ）Character Building: Inside 'Life as a House'」(2001)
「セイブ・ザ・ラストダンス（Save the Last Dance）」(2001)
「海辺の家（Life as a House）」(2001)
「陽だまりのグラウンド（Hard Ball）」(2001)
「サウンド・オブ・サイレンス（Don't Say a Word）」(2001)
「マジェスティック（The Majestic）」(2001)
「クローン（Impostor）」(2002)
「ムーンライト・マイル（Moonlight Mile）」(2002)
「ハイウェイマン（Highwaymen）」(2003)
「（未公開）The Cooler」(2003)
「（未公開）特捜刑事 スパルタン（Spartan）」(2004)
「（未公開）ミラクル（Miracle）」(2004)
「ツイステッド（Twisted）」(2004)
「クラッシュ（Crash）」(2004)
「レーシング・ストライプス（Racing Stripes）」(2005)
「（未公開）ペナルティ・パパ（Kicking & Screaming）」(2005)
「イン・ハー・シューズ（In Her Shoes）」(2005)
「ワイルド・バレット（Running Scared）」(2006)
「南極物語（Eight Below）」(2006)
「ブラック・ダリア（The Black Dahlia）」(2006)
「（未公開）インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン（Invincible）」(2006)
「ボビー（Bobby）」(2006)
「フリーダム・ライターズ（Freedom Writers）」(2007)
「（未公開）Gracie」(2007)
「NEXT -ネクスト-（Next）」(2007)
「（未公開/TV）The Black Donnellys」(2007)
「告発のとき（In the Valley of Elah）」(2007)
「帰らない日々（Reservation Road）」(2007)
「大いなる陰謀（Lions for Lambs）」(2007)
「ミスト（The Mist）」(2007)
「（未公開）明日の私に着がえたら（The Women）」(2008)
「リリィ、はちみつ色の秘密（The Secret Life of Bees）」(2008)
「（未公開）プライド&グローリー（Pride and Glory）」(2008)
「（未公開）エクスプレス 負けざる男たち（The Express）」(2008)
「（未公開/TV）The Courier/2.0」(2008)
「（未公開/TV）Crash」(2008〜2009)
「（未公開）リピート 〜許されざる者〜（Not Forgotten）」(2009)
「（未公開）たった一人のあなたのために（My One and Only）」(2009)
「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官（Crossing Over）」(2009)
「バッド・ルーテナント（The Bad Lieutenant: Port of Call - New Orleans）」(2009)
「（未公開）Fame フェーム（Fame）」(2009)
「クレイジーズ（The Crazies）」(2010)
「声をかくす人（The Conspirator）」(2010)
「メカニック（The Mechanic）」(2011)
「（未公開）Warrior」(2011)
「（未公開）イルカと少年（Dolphin Tale）」(2011)
「（未公開）Morning」(2011)
「（未公開/TV）Once Upon a Time」(2011〜2014)
「一枚のめぐり逢い（The Lucky One）」(2012)
「ゲットバック（Stolen）」(2012)
「（未公開/TV）Once Upon a Time: Magic Is Coming」(2012)
「コレクター（The Factory）」(2012)
「（未公開/TV）Beauty and the Beast - Pilot」(2012)
「（未公開）The Inevitable Defeat of Mister & Pete」(2013)
「42 〜世界を変えた男〜（42）」(2013)
「（未公開/TV）Once Upon a Time: The Price of Magic」(2013)
「（未公開/TV）Once Upon a Time: Journey to Neverland」(2013)
「バトルフロント（Homefront）」(2013)
「（未公開/TV）Mob City」(2013)
「（未公開/TV）Once Upon a Time in Wonderland」(2013〜2014)
「（未公開/TV）Once Upon a Time: Wicked Is Coming」(2014)
等がある。
マーク・アイシャムは1992年の「リバー・ランズ・スルー・イット」でアカデミー賞の作曲賞に、1994年の「ネル」でゴールデン・グローブの音楽賞にノミネートされている。
（2006年9月）
（2014年8月）

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