(未公開)MAN TO MAN
作曲:パトリック・ドイル
Composed by PATRICK
DOYLE
指揮:
ジェームズ・シャーマン
Conducted by JAMES
SHEARMAN
演奏:
ロンドン交響楽団
Performed by the London Symphony
Orchestra
(スウェーデンMovieScore Media / MMS11022)
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2005年製作のフランス=南アフリカ=イギリス合作映画。監督は「悲しみのヴァイオリン」(1986)「罪深き天使たち」(1989)「インドシナ」(1992)「フランスの女」(1995)「イースト/ウェスト
遙かなる祖国」(2000)「(未公開)サイン・オブ・デス」(2007)等のレジス・ヴァルニエ。出演はジョセフ・ファインズ、クリスティン・スコット・トーマス、イアン・グレン、ヒュー・ボンヴィル、ロママ・ボセキ、セシル・バイハ、フローラ・モントゴメリー、パトリック・モフォケング、アリステア・ペトリ、ユベール・サン=マカリー、マシュー・ザジャック、ウィリアム・マクベイン、ロビン・スミス、テオ・ランデイ、ロン・ドナチー他。脚本はウィリアム・ボイド、ミシェル・フェスラー、フレッド・フォギアとレジス・ヴァルニエ。撮影はローラン・ダイヤン。1870年、人類学者のジャミー・ドッド博士(ファインズ)は男女1組のピグミーを捕獲することに成功する。ヨーロッパの動物園に野生の動物を供給しているエレナ・ヴァン・デン・エンデ(トーマス)の協力を得てピグミーたちをスコットランドに連れて来たドッドは、友人の人類学者アレクサンダー(グレン)、フレイザー(ボンヴィル)と調査しはじめるが、やがてピグミーたちが自分たちと変わらぬ知性と感性を持っていることに気づく……。
音楽は、「インドシナ」「フランスの女」「イースト/ウェスト 遙かなる祖国」「(未公開)サイン・オブ・デス」「(未公開)LA LIGNE
DROITE」でもレジス・ヴァルニエ監督と組んでいるイギリスの作曲家パトリック・ドイル。「Suite from "Man to
Man"」は、情感豊かで荘厳なメインの主題から壮大に盛り上がる組曲。「Main Title and The
Rapids」は、静かなイントロからダイナミックなアクション音楽へ展開。「Paying the
King」は、ジェントルかつ荘厳なメインの主題。「Capsized」「Pygmy Chase」「Hitting
Trees」「Likola Kills」「The Kidnapping of Likola」「Alexander
Cut」は、ダイナミックなアクション音楽。「Sea
Sickness」は、ややメランコリックなタッチ。「Abigail's Feeling」「Measuring the
Pygmies」は、ジェントルな主題。「The Net」「In the
Snow」は、ストイックなタッチ。「Apes and Mankind」「Catching
Elena」は、ドラマティックな曲。「The Return of
Likola」は、荘厳なメインの主題。「Monkey
Waltz」は、ジェントルなワルツ。ドイルが本領を発揮したドラマティックかつダイナミックなシンフォニック・スコア。このスコアの初CD化で、1000枚限定プレス。
(2012年1月)
Patrick Doyle