ジャン・ミュジー映画音楽集 RÉTROSPECTIVE JEAN MUSY

作曲:ジャン・ミュジー
Composed by JEAN MUSY

(仏Music Box Records / MBR-144)

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<収録曲>

1. (未公開/TV)La Boule noire (2015)
   ・Générique début
2. (未公開/TV)Les Innocents (2006)
   ・Thème principal
3. (未公開)Nuit du 17 Octobre 2017 (2017)
   ・Thème 7
   ・Thème 8
4. (未公開/TV)Jusqu'à l'enfer (2009)
   ・Générique fin
5. (未公開/TV)Mon frère bien-aimé (2016)
   ・Générique fin
6. ランジュ・ノワール/甘い媚薬 L'Ange noir (1994)
   ・De feu et de sang (inédit)
   ・Il Cuore Addolorato
7. (未公開/TV)Le Temps du silence (2011)
   ・Thème 22
   ・Thème 36
8. ココ・シャネル Chanel solitaire (1981)
   ・L'Adieu au Père
   ・Finale
9. ホドロフスキーの虹泥棒 Le Voleur d'arc-en-ciel (1990)
   ・La valse arc-en-ciel
10. はじらい Les Anges exterminateurs (2006)
   ・Femmes simples
11. (未公開/TV)L'escalier de fer (2013)
   ・Générique
12. (未公開/TV)Malgré-elles (2012)
   ・Générique début
   ・Miserere
   ・Générique fin
13. (未公開)Clair de femme (1979)
   ・Thème principal
14. (未公開/TV)Pause-café (1981〜1989)
   ・On entre dans la vie (Générique début)
   ・Pause-café (M605)
   ・Tous les enfants ont besoin de rêver
15. (未公開/TV)La Mort d'Auguste (2015)
   ・Générique début
   ・Générique fin
16. 白い婚礼 Noce blanche (1989)
   ・Générique
   ・Thème de Mathilde
17. (未公開)Papy fait de la résistance (1983)
   ・Générique début
   ・Libertas (Générique fin)


フランスの作曲家ジャン・ミュジー(1947〜)が、1979年から2016年にかけてドゥニ・マルヴァル監督やジャン=クロード・ブリソー監督等と組んだ作品のスコアを集めたコンピレーション。過去にあまりサントラ盤が出ていない作曲家なので、主要な作品を網羅した貴重なリリースと言える。500枚限定プレス。

1. (未公開/TV)La Boule noire

2015年製作のフランスのテレビ映画。監督は「(TV)モーパッサン・ブラン:いなか娘の話」(2007)等のドゥニ・マルヴァル。出演はベルナール・カンパン、アントワーヌ・デュレリー、ヴィルジニー・ルモアーヌ、ルイーズ・エレロ、リンダ・ドゥ・スーザ、ジョエル・ルフランソワ、フランソワ=レジス・マルシャソン他。「メグレ警視」シリーズ等で知られ、「殺人鬼に罠をかけろ」(1958)「帰らざる夜明け」(1971)「離愁」(1973)「仕立て屋の恋」(1989)等の映画化作品があるベルギー出身の作家ジョルジュ・シムノン(1903〜1989)の原作を基にジャック・サンタマリアが脚本を執筆。撮影はウィリアム・ワテルロー。卑しい出生ながらも、仕事で成功し家庭にも恵まれたヴァンサン・フェレイラ(カンパン)は、町の名士たちが集まる上流階級のクラブに加わろうと何度も試みるが、決して選ばれることはなかった……。
ミュジーのスコアは「Générique début」が、ややメランコリックで繊細なタッチのメインタイトル。

2. (未公開/TV)Les Innocents

2006年製作のフランスのテレビ映画。監督はドゥニ・マルヴァル。出演はオリヴィエ・マルシャル、ステファーヌ・フレイス、ジュリー・ヴォワザン、ジャック・フランツ、ヴィルジニー・ペイニャン、カトリーヌ・マルシャル、アン・プリュメ、ジェレミー・ポップ、パスカル・モティエ他。ジョルジュ・シムノンの原作を基にジャック・サンタマリアが脚本を執筆。撮影はフィリップ・パヴァン・ドゥ・セカティ。宝石商の男が妻の事故死の裏に隠された謎を追う……。
ミュジー作曲の「Thème principal」は、クロエ・ボイヨーの演奏によるチェロ・ソロをフィーチャーしたワルツ調のメランコリックな主題。

3. (未公開)Nuit du 17 Octobre 2017

これはジャン・ミュジーがジャン=クロード・ブリソー監督の「白い婚礼」のために作曲したが、映画では使用されなかった音楽。
「Thème 7」は、静かに繊細でドラマティックなタッチの曲。「Thème 8」は、ややミステリアスなタッチ。

4. (未公開/TV)Jusqu'à l'enfer

2009年製作のフランスのテレビ映画。監督はドゥニ・マルヴァル。出演はブリューノ・ソロ、デルフィーヌ・ローラン、イヴォン・バック、セシール・ルボア、ジャン=ルイ・フールキエ、ジャック・スピーセール、ディディエ・コーシー、ジェレミー・コヴィヨー、クリスタル・シェファード=クロス、オードレイ・ボーリュー他。ジョルジュ・シムノンの原作を基にジャック・サンタマリアが脚本を執筆。撮影はフィリップ・パヴァン・ドゥ・セカティ。物静かな数学教師のシモン・アンドルー(ソロ)は、彼の自宅で女子学生が絞殺死体で発見されたことから、殺人の嫌疑をかけられるが……。
ミュジー作曲の「Générique fin」は、アラン・アトのサックスをフィーチャーしたミステリアスでドラマティックなエンドタイトル。

5. (未公開/TV)Mon frère bien-aimé

2016年製作のフランスのテレビ映画。監督はドゥニ・マルヴァル。出演はオリヴィエ・マルシャル、ミカエル・ユーン、エルサ・ルンギーニ、ナターシャ・リンディンガー、ジェフロイ・ティエボー、モルガーヌ・メソヌーヴ、セバスチャン・ラズネック、フィリップ・ナオン、リルー・レジェ他。脚本はアン・ヴァルトンとリュック・ショーマール。撮影はウィリアム・ワテルロー。
ミュジー作曲の「Générique fin」は、ピアノとストリングスによるメランコリックで美しいエンドタイトル。

6. ランジュ・ノワール/甘い媚薬 L'Ange noir

1994年製作のフランス映画(日本公開は1995年12月)。監督・脚本は「(未公開)野蛮な遊戯」(1983)「かごの中の子供たち」(1988)「ひめごと」(2002)「(未公開)裸のめざめ」(2009)「(未公開)愉楽への手ほどき」(2018)等のジャン=クロード・ブリソー。出演はシルヴィー・ヴァルタン、ミシェル・ピッコリ、チェッキー・カリョ、アレクサンドラ・ウィニスキー、リサ・エレディア、フィリップ・トレトン、ベルナール・ヴェルレー、クロード・ファラルド、クロード・ジロー、クロード・ウィンター他。撮影はロマン・ヴァンダン。1960年代にフレンチ・ポップスのアイドルだったシルヴィー・ヴァルタンが10年ぶりに映画復帰したエロティック・サスペンス。判事ジョルジュ・フーヴリエ(ピッコリ)の妻ステファーヌ(ヴァルタン)が自宅の豪邸で暗黒街の大物ワデック・アスラニアン(ファラルド)を撃ち殺した。ジョルジュは後輩の弁護士ポール・ドゥロルム(カリョ)に妻の弁護を依頼する……。
ミュジー作曲の「De feu et de sang (inédit)」は、ダークでサスペンスフルかつドラマティックな曲。「Il Cuore Addolorato」は、クレア・ダスタのヴォーカルによる荘厳で美しい曲。
このスコアは1994年に仏Playtime/Hortensiaレーベルから11曲入りのサントラCDがリリースされている。

7. (未公開)Le Temps du silence

2011年製作のフランスのテレビ映画。監督はフランク・アプレデリ。出演はロイク・コルベリー、ベルナール・ル・コック、オードレイ・マルネイ、バーバラ・カブリータ、アルノー・アプレデリ、サラ・ビアシーニ、リオ、アン・ロワレ、マリー・ルーソー、フレデリック・ヴァン・デン・ドリエッシュ他。脚本は「Z」(1969)「告白」(1969)「薔薇のスタビスキー」(1973)等のホルヘ・センプランとフランク・アプレデリ。ドイツのブーヘンヴァルト強制収容所に18ヶ月間囚われの身となり、パリに戻ったマヌエル(ル・コック)は、誰も彼の話には耳を貸さないと考え、沈黙を通すのだった……。
ミュジー作曲の「Thème 22」は、ピアノ・ソロによるジェントルでリリカルな曲。「Thème 36」は、静かにメランコリックな曲。

8. ココ・シャネル Chanel solitaire

1981年製作のイギリス=フランス=アメリカ合作映画(日本公開は1983年10月)。監督は「ブルー・エクスタシー/官能の夜」(1978)「THEエージェンシー」(1980)「(TV)夢の中の私」(1994)「(TV)状況証拠」(1995)等のジョージ・カッツェンダー。出演はマリー=フランス・ピジエ、ティモシー・ダルトン、ルトガー・ハウアー、ブリジット・フォッセー、カレン・ブラック、レイラ・フレシェ、フィリップ・ニコー、アレクサンドラ・ステュワルト、ランベール・ウィルソン、レスリー・キャロン他。クロード・ドレーの原作『ココ・シャネル』を基にジュリアン・モアが脚本を執筆。撮影はリカルド・アロノヴィッチ。フランスの著名なファッションデザイナーで“シャネル”ブランドの創立者、ココ・シャネル(1883〜1971/本名:ガブリエル・ボヌール・シャネル)が、パリのファッションショーで成功するまでを描く伝記ドラマ。
ミュジー作曲の「L'Adieu au Père」は、荘厳なブラスによるイントロからジェントルな主題へ展開。「Finale」は、ピアノをフィーチャーしたリリカルでドラマティックなメインの主題。
このスコアは公開当時にフランスのAriolaレーベルとカナダのAbleレーベルから16曲入りのサントラLPが出ており、2015年にカナダのDisques Cinemusiqueレーベルから17曲入りのCDがリリースされている。

9. ホドロフスキーの虹泥棒 Le Voleur d'arc-en-ciel

1990年製作のイギリス映画(日本ではディレクターズ・カット版が2016年11月に初公開/英語題名は「THE RAINBOW THIEF」)。監督は「エル・トポ」(1969)「ホーリー・マウンテン」(1973)「サンタ・サングレ/聖なる血」(1989)「リアリティのダンス」(2013)「エンドレス・ポエトリー」(2016)等のアレハンドロ・ホドロフスキー。出演はピーター・オトゥール、オマー・シャリフ、クリストファー・リー、ジョアンナ・ディケンズ、イアン・デューリー、ピーター・デニス他。脚本はベルタ・ドミンゲス・D。撮影はロニー・テイラー。街の下水道を根城にコソ泥で食いつなぐ風来坊のディマ(シャリフ)。その街には変わり者の大富豪ルドルフ(リー)がいたが、ある晩心臓発作で昏睡状態に。遺産目当てに親族が続々集まってくるが、彼らの心配は甥のメレアーグラ(オトゥール)がすべてを相続してしまうこと。街を彷徨うメレアーグラと出会ったディマは、彼を地下水道に匿い面倒を見るが……。
ミュジー作曲の「La valse arc-en-ciel」は、ピアノとストリングスによるメランコリックで美しい主題。

10. はじらい Les Anges exterminateurs

2006年製作のフランス映画(日本公開は2007年12月)。製作・監督・脚本はジャン=クロード・ブリソー。出演はフレデリック・ヴァン・デン・ドリエッシュ、マルーシア・デュブルイユ、リーズ・ベリンク、マリー・アラン、ソフィー・ボネ、ラファエル・ゴダン、ジャンヌ・セラール他。撮影はウィルフリッド・サンペ。映画監督のフランソワ(ヴァン・デン・ドリエッシュ)は“タブーと歓び”をテーマとした新作映画のオーディションを受けに来た女優たちに、カメラの前でマスターベーションすることを要求する……。
ミュジー作曲の「Femmes simples」は、ダークでドラマティックなタッチの曲。

11. (未公開/TV)L'escalier de fer

2013年製作のフランスのテレビ映画。監督はドゥニ・マルヴァル。出演はローラン・ジェラ、アンヌリス・エスメ、ニコラ・マリエ、オードレイ・ボーリュー、アナイス・ベルーズ、ジェレミー・シャルボネル、アンリ・クルゼル他。ジョルジュ・シムノンの原作を基にジャック・サンタマリアが脚本を執筆。撮影はフィリップ・パヴァン・ドゥ・セカティ。自宅で食事をした後だけ鋭い胃痛に苦しむことから、美しい妻が自分を毒殺しようとしているのではと疑いはじめた男が、妻の前夫の死因を調査するが……。
ミュジー作曲の「Générique」は、メリーゴーランド調でメランコリックなタッチのメインタイトル。

12. (未公開/TV)Malgré-elles

2012年製作のフランスのテレビ映画。監督はドゥニ・マルヴァル。出演はフロール・ボナヴァンチュラ、ルイーズ・エレロ、マヌエラ・ビーデルマン、マリア・デリアン、マティアス・ディートリッヒ、モード・ガレ=ラランド、フィリップ・オレル他。脚本はニナ・バルビエ、バーバラ・グリンベルグとセヴリーヌ・ジャケ。撮影はウィリアム・ワテルロー。アルザス出身の17歳の少女アリス(ボナヴァンチュラ)とリセット(エレロ)は、家族から引き離されてドイツ軍の工場で働かされることになるが……。
ミュジー作曲の「Générique début」は、荘厳なタッチのオルガン曲。「Miserere」は、女声コーラスをフィーチャーした荘厳な曲。「Générique fin」は、ピアノによるメランコリックな曲。

13. (未公開)Clair de femme

1979年製作のフランス=イタリア=西ドイツ合作映画。監督は「Z」(1969)「戒厳令」(1973)「ミッシング」(1982)「背信の日々」(1988)「マッド・シティ」(1997)等のコンスタンタン・コスタ=ガヴラス。出演はイヴ・モンタン、ロミー・シュナイダー、ロモロ・ヴァリ、リラ・ケドロヴァ、ハインツ・ベネット、ロベルト・ベニーニ、ディーター・シドアー、カトリーヌ・アレグレ、フランソワ・ペロー、ジャン・レノ他。ロマン・ガリーの原作を基にコンスタンタン・コスタ=ガヴラスが脚本を執筆。撮影はリカルド・アロノヴィッチ。互いの配偶者に不幸な境遇を抱えた中年の男女、ミシェル・フォラン(モンタン)とリディア・トヴァルスキ(シュナイダー)がある日偶然出会い、互いに癒しを求める……。
ミュジー作曲の「Thème principal」は、パンフルートをフィーチャーした静かにドラマティックな主題。
このスコアは1979年に仏Rivieraレーベルから12曲入りのサントラLPがリリースされている。

14. (未公開/TV)Pause-café

1981〜1982年、1989年に製作されたフランスのテレビシリーズ。監督は「DIESEL/ディーゼル」(1985)「密室の渇き」(1988)「(TV)新・メグレ警視/メグレと首なし死体」(1994)等のセルジュ・ルロワジャン=クロード・シャルネイと、「接吻・接吻・接吻」(1963)等のシャルル・L・ビッチ。出演はヴェロニク・ジャノー、アンナ・ゲイラー、アニック・アラーヌ、ベルナール・ル・コック、エリザベート・ファルジョー、ジャック・フランソワ、イザベル・ドゥ・ボトン、ロマン・テオドリ、ベルナール・マルセラン、ミシェル・テュゴ=ドリ他。脚本はジョルジュ・クーロンジェ。撮影はエティエンヌ・サボ。1970年代のフランスの高校教師を描いたソープオペラ。
ミュジー作曲の「On entre dans la vie (Générique début)」は、ヴェロニク・ジャノーのヴォーカルによるドラマティックでリリカルな主題歌。「Pause-café (M605)」は、明るく軽快なロック。「Tous les enfants ont besoin de rêver」は、ヴェロニク・ジャノーのヴォーカルによるややメランコリックなタッチの挿入歌。作詞はいずれもジョルジュ・クーロンジェ。
このスコアは1980年に仏Les 3 Oranges Bleuesレーベルより2曲入りのシングル盤が出ている。

15. (未公開/TV)La Mort d'Auguste

2015年製作のフランスのテレビ映画。監督はドゥニ・マルヴァル。出演はジャン=ピエール・ダルーサン、アントワーヌ・デュレリー、ブリューノ・ソロ、オリヴィア・ブリュノー、アンヌ・ボードゥー、ジュリー・ジュド、ジェレミー・シャルボネル他。ジョルジュ・シムノンの原作を基にジャック・サンタマリアが脚本を執筆。撮影はウィリアム・ワテルロー。
ミュジー作曲の「Générique début」は、アコーディオンとピアノをフィーチャーした静かにドラマティックなメインタイトル。「Générique fin」は、ダークでメランコリックなエンドタイトル。

16. 白い婚礼 Noce blanche

1989年製作のフランス映画(日本公開は1991年6月)。監督・脚本はジャン=クロード・ブリソー。出演はヴァネッサ・パラディ、ブリューノ・クレメール、リュドミラ・ミカエル、フランソワ・ネグレ、ジャン・ダステ、ヴェロニク・シルヴェール、フィリップ・テュイン、ピエール・ガバストン他。撮影はロマン・ヴァンダン。リセで哲学を教える49才のフランソワ・エノー(クレメール)は、生徒のマチルド・テシエ(パラディ)が道に倒れているところを見つけ家まで送っていく。フランソワはマチルドが自殺癖のある母や不良の兄たちから離れて独りで暮らしていることを知り、放校処分になりかかっていた彼女を必死に救う。マチルドのフランソワへの父親に対するような敬慕は、いつしか初めての愛へと変わっていく……。当時17歳のヴァネッサ・パラディが1989年度セザール賞の有望若手女優賞を受賞。
ミュジー作曲の「Générique」は、メランコリックでドラマティックなメインタイトル。「Thème de Mathilde」は、ジェントルで美しいマチルドの主題。
このスコアは1989年に仏EMIレーベルよりシングル盤が出ていたほか、1995年に仏Editions des Alouettes/FrémeauxレーベルがリリースしたコンピレーションCD「Les Plus Belles Musiques de Films Volume 1」に上記2曲が収録されている。

17. (未公開)Papy fait de la résistance

1983年製作のフランス映画。監督は「おかしなおかしな訪問者」(1992)「俺たちは天使だ」(1995)「ビジター」(1998)「マイ・ラブリー・フィアンセ」(2001)等のジャン=マリー・ポワレ。出演はクリスチャン・クラヴィエ、ミシェル・ガラブル、ローラン・ジロー、ジェラール・ジュニョー、マルタン・ラモット、ドミニク・ラヴァナン、ジャクリーヌ・メラン、ジョジアーヌ・バラスコ、ミシェル・ブラン、ジャン=クロード・ブリアリー他。脚本はクリスチャン・クラヴィエ、マルタン・ラモットとジャン=マリー・ポワレ。撮影はロベール・アラズラキ。第二次大戦中、ミュージシャン一家のブールデルはドイツ軍のために演奏することを拒否し、フランスの解放のために奔走する……。
ミュジー作曲の「Générique début」は、ダイナミックなサスペンスアクション音楽によるメインタイトル。「Libertas (Générique fin)」は、女声ヴォーカルをフィーチャーしたストイックなタッチのエンドタイトル。作詞はローランス・マタロン。

(2018年11月)

Jean Musy

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