(未公開)SWOON

作曲:ナタニエル・メシャリー
Composed by NATHANIEL MÉCHALY

指揮:ローラン・クーソン
Conducted by LAURENT COUSON

演奏:ブダペスト・アート管弦楽団
Performed by Budapest Art Orchestra

(仏Music Box Records / MBR-161)

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2019年製作のスウェーデン映画。監督は「(TV)ロード・オブ・ウォリアーズ」(2006)「シェルター」(2009)「アンダーワールド 覚醒」(2012)「(未公開)ソング・フォー・イェテボリ」(2013)等のスウェーデン人、モンス・モーリンド(1969〜)とビョルン・スタイン(1970〜)。出演はフリーダ・グスタフソン、アルビン・グレンホルム、ロバート・グスタフソン、レナート・ヤーケル、ヘレーナ・アフ・サンデバリ、ペルニラ・アウグスト、ヤコブ・エリクソン、ソフィー・アルトン、マティアス・バンカー、イストヴァン・バラスコ、ラズロ・バルトーク、ペル・ブロムストランド、ガボール・ボルディ、アニタ・バリンテギー=パップ、ゾルト・ボダイ他。脚本はモンス・モーリンド。撮影はアリル・レトブラッド。1940年のストックホルムを舞台に、競合する2つの遊園地の一方の娘ニンニ・ニルソン(グスタフソン)と他方の息子ジョン・リンドグレン(グレンホルム)のラブストーリーを描いた、“ロミオとジュリエット”風の実話に基づくドラマ。

音楽は「96時間」(2008)「コロンビアーナ」(2011)「グランド・マスター」(2013)「コードネーム:ストラットン」(2016)等のフランス人作曲家ナタニエル・メシャリー(1972〜)。「Swoon」は、躍動的なイントロから大らかでドラマティックな主題、明るく快活なマーチ調の主題へと展開する曲。「Welcome to Grona Lund」「Ninni's Roller Coaster」は、コーラスをフィーチャーしたややメランコリックなワルツ調の曲。「John and Ninni's Waltz」は、メランコリックなワルツ。「A Spy at Gustaf's Office」は、ドラマティックなタッチからサスペンス調へ。「At the Rooftop」は、ハーモニカによるジェントルな曲。「Awareness of Love」は、幻想的で美しい曲。「The Dream」「Gustaf's Story and Ghost Kiss」は、ドラマティックなタッチ。「In Love」は、明るくジェントルで躍動的な曲。「Speaking the Same Language」は、快活なマーチ調の曲。「The Flower Bouquet」「John Can't Wait to See Her」は、大らかでジェントルな曲。「Sad Love」「Lennart」は、静かにメランコリックなタッチから後半ドラマティックに盛り上がる。「Saving Them」は、ダイナミックで重厚なサスペンス音楽。「Ninni Leaves」は、躍動的でドラマティックな曲。「Don't Go」「Love Kiss」は、ドラマティックでエモーショナルな曲。「Grand Finale」は、壮大に盛り上がるフィナーレ。ラストにイギリスのシンガー・ソングライター、リリー・オークスのヴォーカルによるメランコリックな主題歌「The Keep」を収録。
ドラマティックなオーケストラル・スコアで、遊園地音楽はダニー・エルフマンの「シザーハンズ」風。チェロ・ソロとピアノの演奏はナタニエル・メシャリー。
(2019年9月)

Nathaniel Méchaly

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