Date of Birth: 1974/3/16
Place of Birth: Stuttgart, Germany
Mini Biography:
Marcus Trumpp learned to play the piano at the age of four and wrote his first musical composition when he was only eight years old. In 1993, he graduated from high school in his native Germany and wrote a theater musical, entitled "Metropol", which was performed in Stuttgart and received much critical acclaim. His career in composing music for film started in 1994 when he wrote the score for the award-winning German picture "My Grandfather and The Man in the Moon". In 1998, he attended the Scoring for Motion Pictures and Television Program at the University of Southern California where he received training by such film music luminaries as Elmer Bernstein, David Raksin, and Leonard Rosenman. Since graduation, he has written, orchestrated and recorded music for film, television, commercials and multimedia in the US, Germany, England and China. Furthermore, he has written various concert pieces, such as "The Manipulator Suite", a classical piece for large orchestra which premiered in Munich, Germany in 2001.
Official website of Marcus Trumpp: http://www.marcustrumpp.com/
ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 MESRINE: L'INSTINCT DE MORT / L'ENNEMI PUBLIC NO.1
作曲:マルコ・ベルトラミ、マーカス・トランプ 指揮:ジェローム・ピルマン (仏EMI / 50999 2655692 5) |
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2008年製作のフランス=カナダ=イタリア合作映画。1970年代に銀行強盗、誘拐殺人、脱獄を繰り返し「民衆の最大の敵」と呼ばれたフランス人凶悪犯罪者ジャック・メスリーヌ(1936〜1979)の生涯を描く犯罪ドラマ。監督は「アサルト13 要塞警察」(2005)等のジャン=フランソワ・リシェ。ヴァンサン・カッセルがメスリーヌを演じている。2部作となっており、第1部「Part 1 ノワール編(L'INSTINCT DE MORT)」の共演はセシル・ド・フランス、ジェラール・ドパルデュー、ジル・ルルーシュ、ロイ・デュピュイ、エレナ・アナヤ、ミシェル・デュショソイ、ミリアム・ボワイエ、フロランス・トマサン、アブデルハフィド・メタルシ、ジルベール・シコット、ディアノ・クラヴェ、ムスターファ・アブーラシド他。メスリーヌ自身による伝記『生きては捕まらない:犯罪王メスリーヌ自伝(L'instinct de mort)』を基に、アブデル・ラウーフ・ダフリとジャン=フランソワ・リシェが脚本を執筆。撮影はロベール・ガンツ。第2部「Part 2 ルージュ編(L'ENNEMI PUBLIC NO.1)」の共演はリュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アマルリック、ジェラール・ランヴァン、サミュエル・ル・ビアン、オリヴィエ・グルメ、アン・コンシニー、ジョルジュ・ウィルソン、アラン・フロマジェ、ロール・マルサック、アルセーヌ・モスカ、クリストフ・ヴァン・ド・ヴェルド他。数々の犯罪に手を染めたメスリーヌだが、フランス国民の間では現代の怪盗として人気が高かったという。1979年11月2日、メスリーヌはパリの路上でフランス警察に包囲され、車ごと蜂の巣にされて即死している。 尚、この作品は2008年10月18日〜26日の期間に開催された第21回東京国際映画祭において「パブリック・エナミー・ナンバー1(Part1&2)」の邦題でコンペティション上映されており(10/22、10/25)、主演のヴァンサン・カッセルが最優秀男優賞を受賞している。
音楽はマルコ・ベルトラミと、ドイツ出身の作曲家マーカス・トランプが作曲。「L'instinct de mort」は、ダークでサスペンスフルなタッチ。「Jacques Mesrine」は、メランコリックなメスリーヌの主題。以降、「Sale boulot」「Le depart」「Broussard」「En attendant la rancon」「En planque」等、サスペンス音楽が連続。「La mort du pere」「Kidnapping de Deslauriers」等は、ダークでメランコリックな曲。後半は「Jacques et Janou」「L'armee」「Le livre」「Evasion」「Le casino de Deauville」「Porte de Clignancourt」等のダイナミックなアクション音楽と、「Plans d'evasion」「Aveugle」「Un plan diabolique」「Dallier」「2 novembre 1979」等のサスペンス音楽が交互に展開。「Fusillade dans la prison」は、クライマックスのハイテンションなアクション音楽。「L'interview」は、ギターとストリングスによるメランコリックな曲。ラストの「Le prix a payer」も、ダークでメランコリックなタッチ。オーケストラと打ち込みによる緊張感のあるサスペンスアクション・スコア。映画2本分のためか1時間以上の音楽が収録されており、聴き応えがある。
マーカス・トランプは1994年にドイツで「(未公開)My Grandfather and the Man in the Moon」のスコアを手がけた後、1998年に南カリフォルニア大で映画音楽に関する講座を受講し、エルマー・バーンステイン、デヴィッド・ラクシン、レナード・ローゼンマン等に師事。マルコ・ベルトラミ等作曲のスコアのオーケストレーターや追加音楽を作曲しつつ、自らも「(未公開)ファイナル・デッド」(2006)「(V)インビジブル2」(2006)等のスコアを作曲している。
マーカス・トランプが作曲を担当した作品には
「(未公開)My
Grandfather and the Man in the Moon」(1994)
「(未公開)Runners」(2001)
「(未公開/TV)Small
Shots」(2001)
「(未公開)Legwork」(2002)
「(未公開)The Persistence of
Dreams」(2005)
「(未公開)ファイナル・デッド(The Breed)」(2006)
「(V)インビジブル2(Hollow Man
II)」(2006)
「(未公開)Forecast」(2007)
「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part
1 ノワール編(L'instinct de mort)」(2008)
「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男
Part 2 ルージュ編(L'ennemi public no.1)」(2008)
「(未公開)Stride」(2009)
「(未公開)Regionrat」(2009)
等がある。
また、追加音楽を作曲した作品には
「ウェス・クレイヴン's
カースド(Cursed)」(2005)
「(未公開)パニック・フライト(Red
Eye)」(2005)
「(VG)Gun」(2005)
「アンダーワールド:エボリューション(Underworld:
Evolution)」(2006)
「(V)ドクター・ドリトル3(Dr. Dolittle 3)」(2006)
「(未公開)臨死(The
Invisible)」(2007)
「ダイ・ハード4.0(Live Free or Die Hard)」(2007)
「アイズ(The
Eye)」(2008)
「紀元前1万年(10,000 BC)」(2008)
等がある。
(2009年1月)
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