フィルム・プロデューサー、エリオット・カストナーの世界


エリオット・カストナー(Elliott Kastner)という映画プロデューサーの名前をクレジットに発見して、「こいつは面白そうだ」と感じる人はかなりの冒険・アクション・ミステリー映画通だと思う。

 

映画と縁の深い冒険・アクション・ミステリー小説の第一人者というと、イギリスの作家アリステア・マクリーンの名前が思い浮かぶ。彼の小説は大半が映画化されており、自ら脚本を書いている作品もいくつかある。

マクリーン原作の映画といえば、J・リー・トンプソンが監督し、グレゴリー・ペックやデヴィッド・ニーヴンが出演した「ナバロンの要塞 The Guns of Navarone」が有名だが、個人的にはマクリーン自身の脚本による「荒鷲の要塞 Where Eagles Dare」がベストだと思う(小説版は脚本を後で自らノヴェライズしたもの)。山の頂上にあるドイツ軍の要塞「シュロス・アドラー」に捕われたアメリカの将軍をリチャード・バートン率いる英国情報部員とクリント・イーストウッド扮する米軍特殊部隊中尉が救出に向かうというストーリーだが、要塞に侵入して救出すべき将軍を見つけた時点で、突然バートン扮するジョン・スミス小佐がイーストウッドに銃を突きつけ、「私はヨハン・シュミットというドイツのスパイでこのアメリカの将軍は実は替え玉だ」と言い出すあたりから話が二転三転して誰が敵だか味方だかわからなくなっていく。戦争映画だからといってただドンパチやってればいいというものではなく、活劇のスペクタクルとひねりの効いたプロットが組み合わさって上質なエンターテインメントになる。クライマックスはロープウェイ上での格闘シーンでこれは凄い緊迫感(「駅馬車」等のスタントで有名なヤキマ・カナットが第二班監督を担当)。ロン・グッドウィンの勇壮な音楽も素晴らしい。監督のブライアン・G・ハットンは、この後同じイーストウッドが主演の「戦略大作戦」というコメディタッチの戦争映画を撮って、これもなかなか面白かった。で、この映画のプロデューサーがエリオット・カストナーだった訳だが、この時には彼の名前は特に印象に残らなかった。

その後、同じマクリーン原作・脚本の「八点鐘が鳴る時 When Eight Bells Toll」という戦争アクションがあったが、これまたカストナーがプロデュースしていて、監督はエチエンヌ・ペリエ、主人公の英国情報部員には「羊たちの沈黙」以降ハリウッドでメジャーになったイギリスの俳優アンソニー・ホプキンスが扮していた。ナタリー・ドロン、ジャック・ホーキンス、ロバート・モーレイ等が共演していたが、アクション映画としては平凡な出来。若い頃のホプキンスはヒーローというより陰気な精神異常者といった顔つきをしており、あまり感情移入できない(「羊たちの沈黙」でも異常者だったが)。音楽はイギリスのベテラン、アンジェラ・モーレイが担当(クレジット上は性転換する前のウォルター・ストット名義となっている)。

「恐怖の関門」はマクリーンの小説中でもベストの1つだと思うが、これをカストナーが映画化した「爆走! Fear Is the Key」はいかにも低予算のB級アクション映画でがっかりさせられた(脚本はロバート・キャリントン)。原作はメキシコ湾に沈んだ金塊を巡る復讐劇なのだが、主演が「バニシング・ポイント」というカーチェイス映画に出ていたバリー・ニューマンだったせいか、この映画でも本筋とはあまり関係ない車の追っかけシーンが延々と続く。ドン・シーゲル監督の映画によく顔を出す名バイプレイヤーのジョン・ヴァーノンや、「シンドラーのリスト」等で見事な演技を見せたベン・キングスレーが悪役で脇を固めていた。ロイ・バッドの音楽は今聴いてもかっこいい。

マクリーン原作・脚本/カストナー製作では「軍用列車 Breakheart Pass」という西部劇もあり、監督はトム・グライスで主演はチャールズ・ブロンソン。伝染病で全滅しかかった山岳砦を救援に向かう軍用列車と待ち受けるインディアンの死闘、という設定だが、このストーリーにもマクリーンらしいひねりがある。クライマックスの格闘シーンは迫力あり(これも第二班監督がヤキマ・カナット)。撮影はペキンパーの諸作品で有名な名手ルシアン・バラード。ジェリー・ゴールドスミスのダイナミックな音楽も良い(BootlegのサントラLP/CDが出ていた)。

そんな訳でこのカストナーというプロデューサーはアリステア・マクリーンの小説ばかりを映画化している人かと思っていたが、他にも様々な原作者による面白い映画を幾つも作っていることがわかった。


ロス・マクドナルド原作の私立探偵リュー・アーチャーものといえばハードボイルド小説の傑作だが、カストナーはマクドナルドの「The Moving Target」をポール・ニューマン主演で映画化している。邦題は原作通り「動く標的」だったが、映画の原題名は「Harper」でこれはニューマンが主人公の名前をルー・ハーパーに変えさせたため。監督はジャック・スマイトだが、脚本を書いたのが「明日に向って撃て!」「大統領の陰謀」「マラソンマン」「ミザリー」等の名手ウィリアム・ゴールドマン。共演もローレン・バコール、ジャネット・リー、ロバート・ワグナー等と豪華だった。音楽は「M.A.S.H.」等のジョニー・マンデルで、撮影はコンラッド・L・ホールが担当。因みに、カストナーはこの作品以外に、「(未公開/TV)Mr.Horn」(監督ジャック・スターレット)と、「(未公開)ビッグ・ヒート Heat」(監督ディック・リチャーズ)でも脚本のゴールドマンと組んでいる。

ハードボイルド小説の私立探偵といえば、何といってもレイモンド・チャンドラー原作のフィリップ・マーロウが有名だが、ロバート・アルトマンが監督し、エリオット・グールドがマーロウを演じた「ロング・グッドバイ The Long Goodbye」もカストナーのプロデュース作品。リー・ブラケット女史が脚本を書いているが、彼女は過去にハンフリー・ボガートがマーロウを演じたハワード・ホークス監督の名作「三つ数えろ The Big Sleep」の脚本も担当している。音楽はジョン・ウィリアムス。撮影は「未知との遭遇」等の名手ヴィルモス・ジグモンド。シュワルツェネッガーがチョイ役で出ている。主演のグールドは原作の主人公のイメージとかなり異なる。

更にカストナーは、ロバート・ミッチャムがマーロウに扮した「さらば愛しき女よ Farewell, My Lovely」「(未公開)大いなる眠り The Big Sleep」もプロデュースしている。「さらば愛しき女よ」の方はディック・リチャーズが監督で、謎の美女に扮したシャーロット・ランプリング、刑事役のジョン・アイアランド、アル中の女シルヴィア・マイルズ等絶妙のキャスティング。主演のミッチャムもはまり役で、デヴィッド・シャイアの音楽も渋く、ハードボイルドな雰囲気に満ちあふれた傑作。脚本はデヴィッド・ゼラグ・グッドマンで、撮影はジョン・A・アロンゾ。これにはスタローンがチンピラ役でチラッと出ていた。
一方の「大いなる眠り」は、イギリス人のマイケル・ウイナーが監督・脚本を担当しているせいか舞台をわざわざロンドンに移している点が違和感があるが、共演がやたらと豪華で、ジェームズ・ステュワート、サラ・マイルズ、オリヴァー・リード、リチャード・ブーン、ジョーン・コリンズ、エドワード・フォックス、ジョン・ミルズ等英米の名優が多数出ていた。ジェリー・フィールディングのJazzyな音楽がこれまた素晴らしい(米Bay CitiesレーベルよりリリースされていたコンピレーションCDに組曲が含まれていた)。ミッチャムのマーロウはスーツ、シャツ、タイをブルー系で決めていて実にお洒落だった。

ジェラルド・A・ブラウンのミステリ小説「ハロハウス11番地」を映画化した「新・おしゃれ泥棒 11 Harrohouse」は厳重な防犯体制をとる銀行の大金庫からダイヤを盗む話だが、キャンディス・バーゲン、チャールズ・グローディンの主演コンビはともかく、脇で出てくるジェームズ・メイソン、トレヴァー・ハワード、サー・ジョン・ギールガッド等イギリスの名優が実に楽しそうに演技していて面白かった。監督はアラム・アヴァキアン。カストナー作品としてはまあまあの出来。軽快なタッチの音楽はイギリスのベテラン、マイケル・J・ルイス(作曲家のプロモーション用CDがリリースされている)。

その他にも、ミステリ作家の原作小説の映画化では、「ホットロック」等のユーモアミステリで有名なドナルド・E・ウエストレイク原作による「警官ギャング Cops and Robbers」(監督アラム・アヴァキアン、主演クリフ・ゴーマン)や、ローレンス・サンダースのベストセラー小説「魔性の殺人」を映画化した「(未公開)第一の大罪 The First Deadly Sin」(監督ブライアン・G・ハットン、主演フランク・シナトラ)等がある。

また、有名なイギリスの劇作家兄弟であるピーター・シェーファーアンソニー・シェーファー(ミステリ映画の傑作「探偵・スルース」の作者)の脚本による作品もプロデュースしていて、ピーターとは「エクウス Equus」(監督シドニー・ルメット、主演リチャード・バートン)、アンソニーとは「(未公開)告白の罠 Absolution」(監督アンソニー・ペイジ、主演リチャード・バートン)という映画でそれぞれ組んでいる。


カストナー製作の「カリブの嵐 Swashbuckler」は、かつてハリウッドで多数作られていた海洋冒険活劇の再現で、名優ロバート・ショーが(あのいかつい顔で)陽気な海賊に扮していた。ジェームス・アール・ジョーンズ、ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド、ピーター・ボイルなんかが出てくるが派手な割には緊張感のないおっとりした映画だった。明るく爽快なジョン・アディスンの音楽は彼のベストスコアの1つだろう(サントラはLPのみ)。

リチャード・バートンが邪悪な超能力者を演じる「(未公開)恐怖の魔力/メドゥーサ・タッチ The Medusa Touch」は、超自然スリラーものの佳作。監督がジャック・ゴールドで、SFXはブライアン・ジョンソンが担当。バートンを追うフランス人の刑事がリノ・ヴァンチュラ。これにハリー・アンドリュース、ジェレミー・ブレット(TVのホームズ役で有名)、マイケル・ホーダーン、ゴードン・ジャクソン、デレク・ジャコビ等イギリス人俳優が多数共演。マイケル・J・ルイスの重厚でサスペンスフルなスコアも良い(これもプロモーション用CDがリリースされている)。

スーザン・アントンが人造人間のオリンピック選手に扮する「(未公開)ゴールデンガール Goldengirl」も、カストナー製作。アントンは確かにロボットみたいに見える。監督は「サブウェイ・パニック」等のジョゼフ・サージェント。共演がジェームズ・コバーン、クルト・ユルゲンス、ロバート・カルプ、レスリー・キャロン、ハリー・ガーディノ、ジェシカ・ウォルター他と渋いが、映画自体はまずまずの出来。もともとTVのミニシリーズにするはずだったが、米国がモスクワ・オリンピックをボイコットしたためにシリーズにはならなかった。音楽は「ロッキー」等のビル・コンティ

ロジャー・ムーアが女嫌いで猫好きで酒飲みで刺繍が趣味の頑固者イギリス人に扮した「北海ハイジャック ffolkes」という映画は、カストナーの作品中でも個人的に非常に気に入っている傑作である。ムーア扮するルーファス・エクスカリバー・フォルクスはロイズ保険会社に雇われている私設潜水チームのリーダーだが、アンソニー・パーキンス率いるテロリスト一味が北海油田の石油掘削基地に爆弾を仕掛けて英国政府に身代金を要求したことから、テロリストたちと対決することになる(英国政府が北海油田に保険をかけているロイズに話を振ってしまってフォルクスにお呼びがかかるという設定が面白い)。ムーアがとぼけた味を出しながらもエキセントリックなパーキンスとCat and Mouseの頭脳戦を繰り広げる。秒単位で作戦を実行に移すクライマックスが実にスリリング。英国海軍の元帥に扮したジェームズ・メイソンがこれまたとぼけた雰囲気で良い。原作はジャック・デイヴィスの「Esther, Ruth and Jennifer」という小説だが、これは劇中に登場する石油基地と補給船の名称。任務を成し遂げたフォルクスはラストで英国首相(当時のサッチャーがモデル)から表彰されるが、彼は元軍人のくせに勲章等が大嫌い。そこで首相は彼の好きな子猫を3匹プレゼントするのだが、その名前がエスター、ルース、ジェニファーというのがなんとも洒落ている。監督は「ワイルド・ギース」や西部劇で有名なアンドリュー・V・マクラグレンだが職人的にうまくまとめていた。マイケル・J・ルイスの音楽も最高にかっこいい(プロモーション用CDあり)。

アラン・パーカーが監督した「エンゼル・ハート Angel Heart」は、ウィリアム・ヒョーツバーグの小説「Falling Angel」を映画化したホラーだが、猟奇的でしつこい残酷描写が不気味な作品。主演はミッキー・ロークだったが、共演のロバート・デ・ニーロがほぼ同時期に公開された「アンタッチャブル」のアル・カポネ役とあまりに人相が違っていたのが一番恐ろしかった。

SF映画のカルト的作品「絶対の危機」をリメイクした「ブロブ/宇宙からの不明物体 The Blob」もカストナーのプロデュース作品だが、映画自体の出来はともかく、ここでは監督のチャック・ラッセル(後に「マスク」「イレイザー」を監督)と、脚本のフランク・ダラボン(後に「ショーシャンクの空に」を監督)を発掘した功績に注目。

最近の作品では、フランクとジェシーのジェームズ兄弟を描いた西部劇「ワイルド・ガンズ Frank and Jesse」がある。監督はロバート・ボリスで、ロブ・ロウとビル・パクストンが主役の兄弟を演じる。マーク・マッケンジーのパワフルなスコアも良い(米IntradaレーベルよりサントラCDがリリースされている)。


カストナーのプロデュースする映画には音楽も素晴らしいものが多い。監督の意向もあるのだろうが、以下のように実に多様な映画音楽作曲家を起用している。


エリオット・カストナーは、1930年1月7日、ニューヨーク生まれのアメリカ人だが、活躍の本拠地はヨーロッパで、興行的にも米国よりヨーロッパで成功している作品が多いようである。「優れた原作小説を選び出し、上質なエンターテインメント作品に映画化する」というスタンスはどの作品にも共通しているが、監督・キャストは毎回違う人材を起用し全く異なるタッチの映画を製作してきていることを考えれば、非常に柔軟性のある職人的なプロデューサーだといえるだろう。

 

エリオット・カストナー フィルモグラフィ

 

日本題名 原題名 監督 出演 原作 脚本 音楽 その他

'65

帰郷 Bus Riley's Back in Town Harvey Hart Ann-Margret, Michael Parks   William Inge Richard Markowitz  

'66

カレードマン大胆不敵 Kaleidoscope Jack Smight Warren Beatty,S usanna York   Robert&Jane Howard- Carrington Stanley Myers  
動く標的 Harper Jack Smight Paul Newman, Lauren Bacall Ross Macdonald "The Moving Target" William Goldman Johnny Mandel Conrad L. Hall(撮影)

'67

(未公開) The Bobo Robert Parrish Peter Sellers, Britt Ekland   David R. Schwartz Francis Lai  

'68

 

 

 

今宵かぎりの恋 Sweet November Robert Ellis Miller Sandy Dennis, Theodore Bikel   Herman Raucher Michel Legrand  
追いつめて殺せ! Sol Madrid Brian G. Hutton David McCallum, Telly Savalas Robert Wilder "Fruit of the Poppy" David Karp Lalo Schifrin Fred Koenekamp(撮影)
(未公開) The Night of the Following Day Hubert Conrfield Marlon Brando, Richard Boone   Robert Philppeny, Lionel White, Hubert Cornfield Stanley Myers  
荒鷲の要塞 Where Eagles Dare Brian G. Hutton Richard Burton, Clint Eastwood Alistair MacLean Alistair MacLean Ron Goodwin Yakima Canutt(第二班監督)

'71

 

 

(未公開) A Severed Head Dick Clement Lee Remick, Richard Attenborough Iris Murdoch J.B. Priestley Stanley Myers  
ロンドン大捜査線 Villain Michael Tuchner Richard Burton, Ian McShane James Barlow "The Burden of Proof" Ian La Frenais, DickClement Jonathan Hodge  
八点鐘の鳴るとき When Eight Bells Toll Etienne Perier Anthony Hopkins, Natalie Delon Alistair MacLean Alistair MacLean Angela Morley(as Walter Stott)  

'72

 

 

ある愛のすべて X, Y and Zee Brian G. Hutton Elizabeth Taylor, Michael Caine   Edna O'Brien Stanley Myers  
爆走! Fear Is the Key Michael Tuchner Barry Newman, John Vernon Alistair MacLean Robert Carrington Roy Budd  
風に向かって走れ Cry for Me, Billy William A. Graham Cliff Potts, Harry Dean Stanton   David Markson Michael Franks, Richard Markowitz  

'73

 

 

(未公開) Jeremy Arthur Barron Robby Benson, Glynnis O'Connor   Arthur Barron Lee Holdridge  
ロング・グッドバイ The Long Goodbye Robert Altman Elliott Gould, Sterling Hayden Raymond Chandler "The Long Goodye" Leigh Brackett John Williams Vilmos Zsigmond(撮影)
警官ギャング Cops and Robbers Aram Avakian Cliff Gorman, Joseph Bologna Donald E. Westlake Donald E. Westlake Michel Legrand  

'74

新・おしゃれ泥棒 11 Harrowhouse Aram Avakian Candice Bergen, Charles Grodin Gerald A. Browne Charles Grodin, Jeffrey Bloom Michael J. Lewis  

'75

 

 

 

(未公開) Rancho Deluxe Frank Perry Jeff Bridges, Sam Waterston   Thomas McGuane Jimmy Buffett William A. Fraker(撮影)
さらば愛しき女よ Farewell, My Lovely Dick Richards Robert Mitchum, Charlotte Rampling Raymond Chandler David Zelag Goodman David Shire Jerry Bruckheimer(共同プロデューサー), John A. Alonzo(撮影)
(未公開) 92 in the Shade Thomas McGuane Peter Fonda, Warren Oates Thomas McGunae Thomas McGuane Michael J. Lewis Michael C. Butler(撮影)
軍用列車 Breakheart Pass Tom Gries Charles Bronson, Ben Johnson Alistair MacLean Alistair MacLean Jerry Goldsmith Lucien Ballard(撮影), Yakima Canutt(第二班監督)

'76

 

カリブの嵐 Swashbuckler James Goldstone Robert Shaw, James EarlJones   Jeffrey Bloom John Addison Jennings Land(共同プロデューサー),Philip H. Lathrop(撮影)
ミズーリ・ブレイク The Missouri Breaks Arthur Penn Marlon Brando, Jack Nicholson   Thomas McGuane, Robert Towne John Williams Michael C. Butler(撮影)

'77

 

 

(未公開) A Little Night Music Harold Prince Elizabeth Taylor, Diana Rigg Ingmar Bergman "Smiles of a Summer Night" Hugh Wheeler Stephen Sondheim, Jonathan Tunick  
エクウス Equus Sidney Lumet Richard Burton, Peter Firth   Peter Shaffer Richard Rodney Bennett Oswald Morris(撮影),Tony Walton(プロダクションデザイン)
(未公開) Black Joy Arthony Simmons Norman Beaton, Trevor Thomas   Jamal Ali, Anthony Simmons Chris Rea, Lou Reizner Arnon Milchan(共同プロデューサー)

'78

 

(未公開)大いなる眠り The Big Sleep Michael Winner Robert Mitchum, Sarah Miles Raymond Chandler "The Big Sleep" Michael Winner Jerry Fielding Sir Lew Grade(製作総指揮)
(未公開)恐怖の魔力/メドゥーサ・タッチ The Medusa Touch Jack Gold Richard Burton, Lino Ventura Peter Van Greenaway John Briley Michael J. Lewis Arnon Milchan(共同プロデューサー),Brian Johnson(SFX)

'79

 

 

(未公開) Yesterday's Hero Neil Leifer Adam Faith, Ian McShane   Jackie Collins    
(未公開) Mr.Horn (TV) Jack Starrett David Carradine, Richard Widmark   William Goldman Jerry Fielding  
(未公開)ゴールデンガール Goldengirl Joseph Sargent Susan Anton, James Coburn   John Kohn Bill Conti  

'80

 

(未公開)第一の大罪 The First Deadly Sin Brian G. Hutton Frank Sinatra, Faye Dunaway Lawrence Sanders Mann Rubin Gordon Jenkins Bruce Willis(スタント)
北海ハイジャック ffolkes Andrew V. McLaglen Roger Moore, James Mason Jack Davies "Esther, Ruth and Jennifer" Jack Davies Michael J. Lewis John Richardson(SFX)

'81

(未公開)告白の罠 Absolution Anthony Page Richard Burton, Dominic Guard   Anthony Shaffer Stanley Myers  

'82

(未公開) Death Valley Dick Richards Paul Le Mat, Catherine Hicks   Richard Rothstein Dana Kaproff  

'83

愛の7日間 Man, Woman and Child Dick Richards Martin Sheen, Blythe Danner Erich Segal David Zelag Goodman,Erich Segal Georges Delerue  

'84

 

オックスフォード・ブルース Oxford Blues Robert Boris Rob Lowe, Ally Sheedy   Robert Boris John Du Prez  
ガルボトーク/夢のつづきは夢・・・ Garbo Talks Sidney Lumet Anne Bancroft, Carrie Fisher   Larry Grusin Cy Coleman  

'85

(未公開)ノーマッズ Nomads John McTiernan Pierce Brosnan, Lesley-Anne Down   John McTiernan Bill Conti  

'86

(未公開)ビッグ・ヒート Heat Dick Richards Burt Reynolds, Karen Young William Goldman William Goldman Michael Gibbs  

'87

 

 

(未公開) White of the Eye Donald Cammell David Keith, Cathy Moriarty   Donald Cammell, China Kong Rick Fenn,Nick Mason(Pink Floyd)  
エンゼル・ハート Angel Heart Alan Parker Mickey Rourke, Robert De Niro William Hjortsberg "Falling Angel" Alan Parker Trevor Jones Mario Kassar,Andrew G. Vajna(製作総指揮)
殺しのナイフ/ジャック・ザ・リッパー Jack's Back Rowdy Herrington James Spader, Cynthia Gibb   Rowdy Herrington Danny Di Paola  

'88

 

 

 

(未公開) Zits Arthur Sherman Daniell DuClos, Jason Kristofer   Robert Littell Jonathan Sheffer  
(未公開) A Chorus of Disapproval Michael Winner Anthony Hopkins, Jeremy Irons Alan Ayckbourn(play) Michael Winner John Du Prez  
ブロブ/宇宙からの不明物体 The Blob Chuck Russell Shawnee Smith, Donovan Leitch   Frank Darabont, Chuck Russell Michael Hoenig  
ホームボーイ Homeboy Michael Seresin Mickey Rourke, Christopher Walken Mickey Rourke Eddie Cook Eric Clapton, Michael Kamen  

'93

(未公開) The Last Party Mark Benjamin, Marc Levin Robert Downey Jr., Bill Clinton   Robert Downey Jr.    

'95

ワイルド・ガンズ Frank and Jesse Robert Boris Rob Lowe, Bill Paxton   Robert Boris Mark McKenzie  

'96      

(未公開) Love Is All There Is Joseph Bologna,Renee Taylor Lainie Kazan, Joseph Bologna William Shakespeare "Romeo and Juliet" Joseph Bologna, Renee Taylor Jeff Beal  

 

('99年11月)

Film Essayに戻る


Copyright (C) 1999  Hitoshi Sakagami.  All Rights Reserved.